こんにちは。
すっかり春、というより初夏!?
暖かさというより暑さがじわじわ来ている感じですよね。
桜が散って菜の花が咲いて・・・この時期ってもう少し快適じゃ無かったっけ汗
でも今日の天気とか見ていると雨期って感じも見られる・・・で、この雨が終わると一気に暑くなる・・・この調子でいくと数年経ったころにはGWに梅雨が来るんじゃ無いの??
みなさんお元気でしょうか?
さて、ここ数ヶ月のすったもんだに終止符を打つべく、ついに新しい家族が我が家にやってまいりました。
その子とは・・・
フォルクスワーゲンCCです。
みなさんそもそもこの車種ご存知でしたか?
案外このブログをご覧いただいているみなさんは知ってる!なんて方も多かったりして・・・いや、それさえ疑ってしまう車種ではある。
ちなみに事前調査で
ゴルフ7Rに乗っている現フォルクスワーゲンユーザーのshungoさんも
自他共に認めるクルマキチガイのじんぺいさんも
この車種は「知らなかった」とのことでしたwwww
あまりに不人気過ぎて
VWから公式に無かったことにされている黒歴史だと勝手に自分の中では思っています。歴代CMを見てもどこにも現れないですし・・・
ここでプロフィールを(グーネットから拝借しました)
フォルクスワーゲン最上級モデルの4ドアクーペスタイル「フォルクスワーゲンCC」。「パサート CC」のスタイリングを変更し、「フォルクスワーゲンCC」と改称したモデル。パサートシリーズから独立させ、1クラス上の車種に位置づけた。日本未導入のフラッグシップサルーン「フェートン」とパサートの間を埋めるモデルであり、日本ではフラッグシップモデルの役割を果たすことになる。「CC」は「コンフォート クーペ」の意。 エンジンは、1.8L直列4気筒DOHC直噴ターボエンジンにトランスミッションは7速デュアルクラッチAT「DSG」を組み合わせる。ラインアップは、「1.8TSI」とプリクラッシュブレーキシステム、レーンチェンジアシストシステム等の先進安全装備を搭載した「1.8TSI テクノロジーパッケージ」を設定。エクステリアは、クーペライクなルーフラインはそのままに、前後のデザインをほかのフォルクスワーゲン車同様に水平基調に改めた。ヘッドライトには15個のLEDを使用。インテリアにはナパレザーのシートを採用。ブラックの他に、トリュフ&チタンブラック、デザートベージュ&チタンブラックの2トーンカラーも用意。4座が独立したようなデザインだが、定員は5名で、後席シートベルトとヘッドレストが3名分用意される。フロントガラスは遮音フィルムを挟み込んだ5層構造とし、ダッシュボードやボディー各部に遮音材を追加、トランスミッションのマウントを最適化するなど、静粛性に配慮されている。また、標準でドライバー疲労検知システム「Fatigue Detection System」を搭載。運転の開始から15分間ほどステアリング操作を監視し、その後、ステアリング操作から疲労を検知すると、メーターパネル中央のフルカラーマルチファンクションインジケーターで休息を促す。さらに、「DCC」(アダプティブシャシコントロール)とモビリティタイヤ、新カーナビシステム「712SDCW」も標準で装備。「DCC」は走行状態に合わせてダンパーの減衰力や電動パワーステアリングの特性を変えるシステムで「ノーマル」「コンフォート」「スポーツ」に切り替えることができる。モビリティタイヤは、タイヤが直径5mm未満の釘などを踏んでも、トレッド内側の特殊高分子ポリマーが穴を塞ぎ、走行できる。ボディカラーは、キャンディホワイトを含む全6色。全車、右ハンドル設定。
要約?すると
2012年にパサートCCの後継(というかビッグマイナーチェンジ)としてデビュー。ドイツ本国ではフェートンという大型セダン(アウディA8の兄弟車)があるのですが、あまりに車体が大きいのでアジア圏では販売されていません。その結果、フォルクスワーゲンCCがワーゲンブランドにおけるフラッグシップモデルとなります。
ベンツのCLSとか、アウディのA7スポーツバックのような、クーペスタイルを意識したプレミアムセダンを意識して作られたモデルと言えます。
ただ、悲しい性で、そもそもフォルクスワーゲン、名前の通りVOLKS(国民の)WAGEN(車)なので、大衆車・・・日本においてもそのブランドイメージは根強く
「フォルクスワーゲンで高級セダンとか誰が買うん??」という大方の予想を反する・・・ことはもちろんなく、
予想通り全く売れませんでした。
ちなみに新車当時価格、テクノロジーパッケージで563万円也。
今や円安の影響や各国物価高の影響で、ゴルフ8GTIも500万円強という恐ろしい時代に突入しておりますが(ある意味、日本人がこれから外車を買うのは難しくなり、戦後直後のようにクルマが贅沢品になっていくのかもしれない涙)当時の自動車の価格としてはかなり攻めた価格です。
頑張ればベンツEクラス
BMW5シリーズも手に届く世界なので
まあ・・・
買いませんよね苦笑
自分も2014年~2015年までフォルクスワーゲンの営業として新車を売っていました。おかげさまでお客様に可愛がってもらい、ゴルフやポロ、特に自分の大好きなビートルを含め、色々売らせていただきましたが・・・フォルクスワーゲンCCのカタログに手を出すお客様は
誰一人いませんでしたね。
他の営業の販売実績も間近で見ていましたが、やはり主力はゴルフ、その次にポロ、ビートル、up!、トゥーラン、ティグアン、パサートヴァリアント、シロッコ、たまーに金持ちがトゥアレグを買ってたかなぁ、くらい。(トゥアレグも相当な亜種で、基本的にカイエンに持ってかれるのが関の山ではあった)
そもそもフォルクスワーゲンCCに至っては試乗車が法人全体で1台も無いって・・・売るつもりゼロ涙
今やフォルクスワーゲンCCは名実ともに消え、アルテオンというモデルに取って換えられました。
自分が当時見かけた唯一のCCと言えば、支店長を激励(という名の営業成績が良くない際に詰めに来る)社長と営業本部長を乗せた社用車でしたね。そんなこともあり、街中で見る頻度はGDインプ、GCインプの比ではなく少ないです。っていうか、ここ数年出くわした例しがない。ほとんど幻のポケモンレベルです。
そんな悲惨な末路を辿ったCCですが
自分はやっぱりそういう車が大好きなんですよねぇ・・・
だって、みんなが乗ってる車を買ってみんなと同じように乗って・・・確かに賢い選択かもしれないけど、趣味を楽しむって意味ではそれじゃないよなと
ましてスポーツカーから完全に卒業した今、楽しいクルマを見つけるにあたって何を大切にするか・・・自分にとっては馴染み深いVW、そして今までの愛車と同じく人とは違う楽しみ方を、そういう意味で、自分にはピッタリのクルマではないでしょうか?
ちなみに高級車ならではのぶっ壊れやすいハイテクはあまりありません。
ゴルフと同じような追従型クルコンやらレーンアシストは付いていますが、高級車あるあるのエアサスもありませんし、タイヤの空気圧センサー等もなし。また、高級車の代名詞、V8エンジン・・なんてのもなく、4気筒1.8リッター160馬力というありふれすぎて逆に心配になるレベルのパワーユニットです。(今まで乗ったクルマのなかで一番燃費がいいというww)この辺は、高級車=大排気量大パワーを良しとしている他のメーカーと完全に差別化していて、個人的には面白いなぁって思います。
正直言います。
運転の楽しさはスーちゃん(インプレッサ)には遠く及ばないと残念ながら思います。
でも、楽しみ方はきっとひとそれぞれ、前々回のブログでも書いたとおり、クルマの楽しさは走りだけじゃないということを、みんカラを通じてたくさん教えて貰ってきたので、それに習って、このクルマで新しいことに挑戦していきたいですね。
今までお付き合いしてきた大切な友達とも、、これからもきっとツーリング等で楽しめるんじゃないかなと思っています。自分の知っているフォルクスワーゲンというブランドはそんな世界のクルマなので
このプロポーション、ワーゲンらしからぬ格好良さだと自分は本当に思います。
正直弄るところがない、というのが残念?なところではありますが、これから大切に家族の一員として乗っていきたいと思います。
ちなみに愛車の名前は‘レモンちゃん’になりました。
「フォルクスワーゲンの’CC’というモデルということで、CCレモンだから」というのが妻の弁。ネーミングセンスがいいんだかなんなんだか苦笑
今日も最後までご連絡いただきありがとうございました。
Posted at 2024/04/22 10:00:31 | |
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