早朝からレンタカー
9月25日(金)
今日は、ニッポンレンタカーで、車を借りる事にしていました。
九州適用外
本当は、ニッポンレンタカーが新たに設定した「エコ・カークラス」がキャンペーン中だったので
「マツダ・デミオ・ディーゼル」を、猛烈に借りたかったのです。
しかし、自分が借りたい営業所の候補を検索すると、デミオ・ディーゼルは、ありませんでした。
そこで、細かく調べてみると、エコ・カークラスとして設定された車種が準備されているのは、
他の地区でした。九州は、その対象になっておらず、借りたくても、借りられないのでした。残念。
そこで、一番安いクラスの軽自動車を借りる事にしました。
予約は、シルバー・ウィークが始まる前に、早めに予約済。
尚、ETCは、装備済で、もし、カードを忘れた場合は、カードも有料で貸してくれるシステムでした。
当然、ナビ付きでした。
24時間営業
レンタカーは、駅前にある24時間営業の店舗で借りる事にしました。
電車の駅の真横ですし、24時間営業と言うのが、ありがたいです。
この日は、長崎県方面の港に向かい、フェリーに、時間指定で乗れなければならず、絶対に、
その時間に遅れる事が出来ませんでした。
だから、福岡出発を、通勤ラッシュが始まる前に抜け出しておきたいという事で、午前6時~
借りる事にしました。
お借りした車は、ホンダのN-WGNでした。
他にムーブ、ワゴンRも用意出来ると言われましたが、今回は、N-WGNを選びました。
雨の福岡
天気予報は、結構、厳しい予報でした。
シルバーウィーク中の予報では、24日まで晴れ。25日は雨になる・・・と言う予報が続きました。
その内、25日の予報が、曇りになったり、再度、雨になったり・・・ギリギリまで、予測出来ません
でした。しかし、実際の福岡の天気は、雨。残念。長崎方面も、ずっと雨なのかな・・・
という事で、雨の中、出発しました。
不便なアクセス
尚、今回、目指す場所は、長崎県の「池島」です。
炭鉱があった島で、今は、当然、炭鉱は閉鎖されています。
その閉鎖された炭鉱を見学するツアーがあります。
今、閉鎖された炭鉱を見学するツアーは、世界遺産に登録された「軍艦島ツアー」が大人気です。
もう、休日の軍艦島ツアーは、かなり早い時期に予約しないと、取れない状態になりました。
一方、まだ、あまり、知られていないのが、「池島」です。
自分は、軍艦島ツアーは、世界遺産登録前に、既に、行きました。
自分は、なぜ、この「池島」の炭鉱ツアーを知ったのか?は、軍艦島を紹介している写真集でした。
週刊誌の特集記事だったか?はっきり覚えていませんが、軍艦島以外にも、このような島が
あるのだ・・・と言う紹介記事を見て、「これは、面白そうだ。是非、行ってみたい。」と思って
いました。
軍艦島と違い、住民が住んでいる。そして、人間より、猫の数の方が多い。
炭鉱の中まで、トロッコ列車に乗って、見学出来る。
と言う事を知りました。
所が、この「池島」へのアクセスが、非常に厳しい事も、わかりました。
まず、「池島」に船で渡る方法は、3ヶ所から行けます。
しかし、池島観光ツアーの時間帯を見てみると、そのツアーの開始時間、終了時間の関係から、
どの時間のツアーを選ぶか?で、自動的に、乗る船の時間と場所(港)が、絞られます。
ツアーも、基本的な2時間コースが午前と午後にセットされていますが、更に、基本的な2時間
コースに加えて、島の中を特別に案内してくれる、Aコースと、Sコースがあります。
一番のフルコースは、Sコースです。
一番豪華なオプションコースがSコース。他のコースはAコースと呼ぶ理由は、わかりませんが
まるで、メルセデスベンツのようです。
S-CLASSが豪華で、A-CLASSは、少しシンプル系。まるで、そんな感じのコース名。
なぜ、そういうコース名になったのか?わかりませんが、一番豪華なSコースを予約していました。
このコースを選ぶと、朝は、大瀬戸港10時15分発のフェリーに乗る必要があります。
そして、帰りは、池島 午後5時発→大瀬戸港行きのフェリーに乗る必要があります。
逆を言うと、1日フルコースになるSコースを選ぶと、往復ともに、大瀬戸港を利用する事に
なります。この大瀬戸港が、長崎市内方面から、約42km。途中、ほぼ、一般道路しかなく、
通勤渋滞等を考慮すると90分前後は、見てほしいとの事。
公共交通機関を乗り継いで来るには長崎駅前を午前6時20分頃に出発するバスに乗る必要が
あります。帰りも、当然、乗り継ぎが悪く長崎市内に戻るには、ものすごく時間がかかります。
結局、車で行くしかないので、自分は、鉄道、高速バス乗り継ぎなど、いろいろ考えましたが、
レンタカーを借りる事にしました。費用的にも、公共交通機関を乗り継いで行くより安くなりました。
雨は佐賀県に入り、唐津市(からつし)を過ぎると、急にやみました。ホッ。
N-WGNの印象
さて、お借りしたN-WGNの印象です。
お借りしたグレードは、最初、実は、良くわかりませんでした。
最初は、ターボ付きなのか?と思いましたが、ターボではないようです。
ターボ付きなら、純正アルミホィールを履いているはずです。
レンタカーはホィールキャップだったので、ノン・ターボだと思われます。
写真から判断すると、おそらく、ノンターボのGと言うグレードだと思います。
ただ、Gにも、ちょっとしたオプションが付いた上位グレードも、ありますが、多分、そんなに豪華
な内装ではなかったので、Gだと思います。
グレード解明
N-WGNには、N-WGNカスタムではないシリーズの場合、ベーシックな「C」、次に、「G」。
そして、「G・Lパッケージ」、「G スタイリッシュパッケージ」、「G ターボパッケージ」と言う
グレード展開になっています。
詳細を調べて、グレードが判明しました。
やはり、お借りしたのは、ノン・ターボの「G」でした。
一瞬、「G・Lパッケージ」か?と思いましたが、違いました。
まず、ドアハンドルに、リモコンキーと連動している開閉ボタンが付いています。
つまり、スマートキー対応になっている。
そして、エンジンスタートボタンが、キー差し込み式ではなく、
プッシュエンジンスタート式になっている。
この2つの機能は、最低グレードの「C」には、付いていない。
だから、「G」以上である事が判明。
タイヤを見ると、純正アルミホィールではなく、ホィールキャップを履いている。、
これで、「G ターボパッケージ」、「G スタイリッシュパッケージ」ではない事も判明。
残るは、「G」か?「G・Lパッケージ」か?です。
その区別は、フロントガラスに答えがありました。
フロントガラスの上の部分が、日よけ防止のスモーク式になっているのが、「G・Lパッケージ」。
正式名称は「ハーフシェイド・フロント・ウィンドウ」と呼びます。
ここが、スモーク式(ハーフシェイド・フロント・ウィンドウ)ではないのが「C」と「G」です。
「C」と「G」には、「ハーフシェイド・フロント・ウィンドウ」をオプション装着出来ますが、
レンタカーには、わざわざ、オプションでは、付けないでしょう。
他にもエアコンでも区別が付きました。
プラズマクラスター付きエアコンは、「G・Lパッケージ」以上。
単純なオートエアコンは、「C」と「G」のみ。
お借りしたレンタカーは、プラズマクラスター付きエアコンでは、ありませんでした。
これで割り出すと、レンタカーのグレードは、単純な「G」である事が判明しました。
ブレーキの利き
お借りして、乗り始め、一番最初に感じて、返却するまで、ずーーーーーっと感じたのは、
「ブレーキの利きが甘い」と言う事です。
車のブレーキは車種によって、効き方に癖があります。
「ブレーキの利きが弱い(=甘い)な」と感じても、長い時間、乗り続けると、その「甘さ」に慣れて
来る事が多く、実際は、本当にブレーキの利きが甘いのではなく、ブレーキの利かせ方の
「味付けの違い」である事が多いです。
ブレーキの利かせ方を、最初は、踏んだ力より、弱めに利かせはじめ、更に、踏み続けると、
強めにグイッと効いてくる・・・と言う車種などは、よくあります。
所が、N-WGNのブレーキは、とにかく、どんな状況でも、ブレーキの踏み始めから、強めに
ブレーキペダルを踏んでも、効き方が弱い・甘いのです。
「この強さで、ブレーキペダルを踏むと、あと、どれ位で、どの位置で、停止出来る」と言うのが、
だいたいの車では、2~3回、フット・ブレーキを踏むと、その踏み方の加減が、わかって来ます。
しかし、N-WGNに関しては、何度、踏んでも、自分が予測する制動が得られず、制動距離が
延び気味になりました。
あわてて、ブレーキ・ペダルを踏み加える・・・と言う状況が、何度もありました。
メルセデスは、ブレーキが良く利くと言われます。
代わりに、ものすごく前輪から粉を噴きます。
これが、洗車時に面倒なので、「粉を噴かない対応パッド」に付け替える方法があります。
BMW用なども、対策品が社外品で出ていると言われます。
しかし、対策品に付け替えると、メルセデスの場合は、保障が利かなくなると言われます。
だから、自分は、ノーマルのまま、粉を我慢して乗ってます。
走るたびに、帰宅後、面倒ながら、ホィールを手洗いしてますが、ホィールが汚れても、
ブレーキは、きちんと利く方がいいな・・・と、あらためて思いました。
エンジン出力性能
やはり、アンダーパワー過ぎます。
平坦地を、ゆっくり走るのには、問題ありませんが、高速域では、途中でアクセルを抜くと、
進まない。昔のディーゼルエンジンのような印象です。
昔のディーゼルエンジン車は、加速途中に、一旦、アクセルをオフしてしまうと、
途中からの加速が、全くダメ。
続けてアクセルを踏んでも、加速せず、エンジン回転数だけ、唸るように上がって、
煙だけ、後方に、モクモクと吐き出す・・・と言う状態でした。
N-WGNは、さすがに、一度、アクセルオフした後の再度の加速時に、煙を吐く事は、
ありませんが、加速しないダルさは、昔のディーゼルエンジン車と、全く同じ感覚でした。
最初、ターボ付きだと思ってました。加速して、ある程度、速度が乗って来ると、上り坂でも、
グィッと、もう1歩、加速力が高まる感じです。
ノン・ターボなのに、ある程度、車速が上がって来ると、ググッと更なる加速を感じるのは、
単純に、CVTだからだと思われます。
CVTは、アクセル操作に対して、リニアではなく、ひと呼吸置いてからではないと、
動力として伝わりません。
そのクセが、軽自動車の場合は、モロに現れるのだと思います。
シフト制御
尚、レンタカーは、ノンターボである上に、カスタム系ではない、ノーマル系のグレードだったので
パドルシフトは、付いていませんでした。
エンジンブレーキを自分の意思で、パドル操作で、利かせる事が出来ません。
逆に、加速時に、パドルの「+レバー」を引いて、設定より、少し、早めにシフトアップして、
なるべく、エンジン回転数を上げないように、上の段にシフトしたくても、それも、出来ません。
とにかく、車両側のオートマチックの設定に、任せるだけです。
ただし、アクセルをオフした時の減速度は、かなり強めです。
強引に、エンジンブレーキだけで、強めの減速が始まります。これは、最近の車、どれも同じです。
強めのエンジンブレーキを効かせて、バッテリーを回生させる・・・とか、
早めに減速させて、早めにアイドリング・ストップする速度域まで、落としたいと言う事だと
思います。
とにかく、燃費を少しでも稼ぐ制御を入れている事は、明らかでした。
尚、CVTの制御としては、他車と比較すると、ギクシャク感が少ない。
アクセル操作に対して、リニアに反応しない点は、他車共通ですが、その後の制御に、
不自然さが少ない。
突然、エンジン回転数が上がったり、ガックンガックン、変な挙動を示したりと言う事は、
ありませんでした。
どちらかと言うと、ホンダ車の場合は、フィットやヴェゼルに採用しているDCTの方が、
ギクシャク感が強いと思いました。
ホンダのDCTは、何度もリコールがあって、かなり苦労してますが、CVTは、逆に、
良く制御されていると感じました。
騒音
そして、終始、気になったのは、車内騒音。とにかく、うるさいのです。
時速70km前後でも、AMラジオの音声が、聴き取れなくなります。
隣の人との会話は、もう少し上の速度でも、普通に会話出来ますが、とにかく、全体的な騒音が
大き過ぎです。これでは、疲れますね。
80~100kmになると、オーディオを楽しむ事は、全くできません。きこえない。
シート
あと、シートも小さいので、長く乗ってくると、どんどん、腰が痛くなってきました。
アクセルペダルとブレーキの位置、そして、適正位置に座席とステアリング位置を調整した後での
バランスは、2世代目FITシャトルより、大きく改善されていました。
アクセルペダル位置
自分は、フィットシャトルハイブリッドに6ヶ月乗ってましたが、シートポジションとステアリング位置
を適正位置に合わせると、メーターが見えにくくなる上に、アクセルペダルが、立ち過ぎていて
常時、右足を、手前に引いて、指先を立てた状態ではないと、まともに踏めませんでした。
右足は、常時、力を入れて、手前側にしておかなければならず、そうする事で、右足全体の
筋が痛み始め、それが長時間運転していると、腰の痛みになり、2時間以上走ると、腰に激痛が
走るようになっていました。
だから、フィットシャトルハイブリッドは、3ヶ月目にいやになり、6ヶ月後にトヨタ40系ハイブリッドに
買い替えると言う事態になりました。
N-WGNに関しては、着座位置が、ミニバン系のように、アップライトに座るので、右足の先端を、
立てるように力を入れ続けて維持する必要がなく、ペダル系の位置の悪さから来る疲労と言う
のは、ありませんでした。
ま、この点、オルガン式アクセルペダルを採用している車種は、この点の疲労感が出ないように
考えられていると言う点では、最近のマツダ車のこだわりは、すごいなと感じました。
サスペンション
サスペンションは、とにかく、ずっと、揺れている感じ。
特に、高速道路やバイパスでは、道路の継ぎ目を乗り越える時に、揺れが、全然収まりません。
ダッチロールしているように車両が、前後左右、バラバラに揺れる。
ステアリング操作していても、その揺れが収まらないので、カーブで車の姿勢の崩れ方がひどい。
サスペンションが踏ん張ると言う事を、まともにやっていない感じです。
仕方なく、スピードを落として走るしかありません。
やはり、サスペンションのストロークが短めです。
でも、「昔のホンダ車」よりは、ストロークは、「長め」になっているように感じました。
ショックの吸収時の底付き感は、ありませんでした。
昔のホンダ車は、ストロークが、もっと短く、ショックの吸収の限界が早く、「これ以上、
サスペンションでは、吸収出来ない」と言う状態になって、跳ねる印象が、他車より強い印象が
ありました。
N-WGNは、その点は、今の時代に合わせて進化しているように感じました。
しかし、単純に、衝撃を吸収した後の、「収まりが遅い」ので、ゆっさゆっさ揺れて、
その揺れが収まる前に、次の振動が来る・・・
だから、道路の継ぎ目が多い高速道路系・バイパス系を走ると、
モロに、サスペンションの性能の低さが、わかるのでしょう。
でも、「これ以上、サスペンションが伸び・縮み出来ないから、
単純に、バタンバタン跳ねる」と言う下品さが減ったのは、さすが、今の時代を見ているのだと
思います。
でも、基本的にサスペンションは、軽自動車クオリティ。
4輪独立サスペンションではありません。
特に、後輪は、左右のタイヤが受ける衝撃を、横1本でつながったサスペンションで振動を
吸収します。
左タイヤだけ、凸凹の衝撃を受けた場合でも、右タイヤにも、その影響が伝わるので、左右、
どちらも、振動する。
だから、車両全体が、フワフワ落ち着かない制御になってしまう。
ま、コンパクトカーは、どの後輪も、トーションビーム式と言って、左右1本の部品で、後輪の
左右タイヤの振動を吸収する構造なので、どのコンパクトカーも、このような走行シーンで、
似たような挙動を示します。これは、N-WGNに限った事ではないと思います。
でも、サスペンションのストロークの短さを感じなかっただけでも
大昔のホンダ車より、進歩しているのだな・・・と思いました。
昔は、アコードクラスでも、底付き感が強かったですから。
ま、その理由は、昔のホンダ車は、全体的に、車高が低く、着座位置が、他車に比べて、地を
這っているような低い位置にありました。
だから、サスペンションの長さも、充分、取れなかったのだと思います。
今は、ハイトワゴン系が全盛の時代です。
サスペンションの設計の自由度も上がったのだと思います。
ただ、ハンドリングは、どうしても、軽自動車クオリティ。
右に曲がる、左に曲がる・・・と言う時に、車両が雪道走行のように、
ツルッと滑っているのではないのに、走行ラインが、自分が予測するラインから
ズルズルとズレて走るように感じます。
この挙動、1日試乗で借りた、フォルクス・ワーゲンPoloも、似た感じでした。
あまり、速度を上げて、カーブは、曲がれないな・・・と思いました。
売り上げの40%は軽自動車
今、日本で売れている新車の40%は、軽自動車です。
多くの人が、乗っているでしょう。
メルセデスオーナーでも、セカンドカーや、家族の車の中に、軽自動車も所有していると言う
人も多いと思います。だから、軽自動車に乗る事を否定しません。
装備も優れていて、普段の買い物、駅などの送迎などには、大変重宝します。
ちょっとした旅行にだって、多くの人は、ファーストカーとしても、十分使っています。
ワンボックス系になると、キャンピングカー的な車種もありますし、車中泊を楽しんている人も、
たくさんいます。
それに、税金が安く、保険も安く、維持費も安い。
高速道路の通行料金も、普通乗用車より、多少、休めです。
実際、ここまでの往路でも、軽自動車だったので、普通乗用車より、割安な通行料金で、
通行出来ました。だから、軽自動車、魅力的です。
でも、少なくとも、自分は、自分の普段使いでのシーンを想定すると、やはり、セカンドカーとして
乗るにも、個人的には、耐えられない事が、わかりました。
今回のように、臨時的に、どうしても移動手段で必要な時に、お借りする程度なら、充分、
利用価値があって、素晴らしい車だと思います。
やはり、車と言うのは、販売店の周辺を、少し走る程度の「試乗」では、全くわからない部分が、
たくさん、かくれている事を、あらためて、実感しました。
往復 約250km。途中、高速道路、バイパス、一般道路、峠越えなど、多数ありました。
自分は、ここまでが限界です。
これ以上の長距離や、高速走行は、軽自動車では、厳しいなと思いました。
給油
尚、給油量は、オートストップした時点で、約9.3リットルでした。
そこで、あと少し、継ぎ足し給油してみました。
すると、10.96リットル入った所で再度、停まりました。
ここで給油停止
レンタカーの場合は、自分が乗り出した時点からの距離しか、わかりません。
給油時からの正確な距離は、わかりません。
しかも、給油後から、営業所間を何km移動させたのか?も見えてません。
もし、この営業所の近隣のスタンドで給油しているのなら、恐らく、給油後から、1km前後しか
走っていないと思いますが、そうではない場合は、5~10km前後は、走っているかもしれません。
しかも、オートストップから、継ぎ足し給油は、推奨していないので、前回給油した人が、本当は、
まだ、2リットル程度入る前で止めている可能性もあります。
だから、あくまで、参考程度になりますが・・・
トリップメーター 250.8km
ここで10.96リットル給油。
250.8÷10.96=22.883km/ℓです。
車載燃費計では、23.4km/ℓを示してます。
ま、少なくとも、自分が借りて、返却するまでの平均燃費は、リッター23km前後は走ったのだと
思います。
前回給油からの正確な使用状況が見えませんが、仮に、10km程度、走っていたとすると、
260.8÷10.96=23.7956km/ℓになります。
やはり、実質、リッター22~23km前後走ったのでしょう。
ガラスの傷
尚、レンタカーは、借りた時点で、フロントガラスに小石が当たったような傷がついてました。
でも、借りる時は、従業員と一緒に、ボディまわりの傷のチェックしか行わなかったので、
フロントガラスの傷までは、気付きませんでした。
お借りした日の朝は、雨だったので、走り始めてしばらくして、フロントワイパーで、雨を拭き取る
事で気付きました。
拭き取るのに、一部、綺麗に汚れが取れない。
室内側から見ると、これが、傷には、見えないのです。
目的地に到着して、外側から傷を見て、やっと、わかりました。
この傷、かなり大きいので、このまま、放置していると、傷口広がって、走行に危険な状態に
なると思いますけどね。
この日、自分は、往復ともに、有料道路系・バイパス系を走ったので、
問題ありませんでしたが、もし、もっと、全体的なスピードが高めの高速道路を走っていると、
何かの拍子に、傷口が広がって、危険な状態になったかもしれません。
疑い
ガラスの傷に関しては、この後、他の人が借りる時に、危険だと思ったので、返却時に、
係員に指摘しておきました。指摘する事で、自分が借りている時に、傷付けたのではないか?と
疑われるのがイヤだったので、黙っておいても良かったのですが、もし、疑いをかけられたら、
その時は、それなりに、主張するつもりでした。
仮に、自分に責任をなすり付けられたとしても、一応、免責ゼロ保険に加入していたので、
後々を考えて、次にこの車を利用する次のお客さんの事もあるし、そして、ニッポンレンタカーの
信頼問題にもなるので、気付いた事は、指摘しておきました。
「借りた時から、傷がついていた。借りた時間は、雨天だったので、ワイパーを動かして、
汚れが取れないから、よく確認すると、傷でした。」と説明すると、自分に責任を問われる事は、
ありませんでした。
塗装品質
尚、塗装品質を確認しましたが、やはり、ホンダ車は、塗装面のコストダウンが激しいです。
ボンネットを開けて、エンジンルームを見てみると、もう、内側は、塗装なし。
ただ、他車の軽自動車も、塗装面積に関しては、似たようなものです。
給油口を開けてみても、給油口のすぐ、横から、塗装なし。
ホンダ車の場合は、塗装をやらない部分は、ちょっとでも、視界から見えなくなると
その部分から、すぐ、塗装をやめます。
しかも、軽自動車だけではなく、FITなど、コンパクトカーも、同じです。
塗装に関しては、まだ、丁寧さが足りません。
限界
と言う事で、福岡市内中心部から、長崎県の池島に行く為に、往復250km走りましたが、
後半は、頭も痛くなり始め、腰も痛くなり始めました。
やはり、軽自動車だと、これが限界なのだろうなと思います。
自分は、セカンドカーとして、魅力的だと思いますが、自分の個人的な使い方では、
やはり、無理があるので、自分の選択肢の中では、軽自動車は、ないと言う事を感じました。
でも、面白い車でしたし、悪い車ではないと思います。
長崎往復して、10リッターで行けるのだkら、JR特急や、高速バスより安上がり。
たくさんの制約がある中で、良く作られた車だと思いました。
クリーンディーゼルの方が静か
ちなみに、今回、長い時間軽自動車を運転して思ったのは、クリーン・ディーゼル車の方が
振動・騒音面を含めて、静かで、なめらかであることを、実感しました。