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八女茶大好きのブログ一覧

2023年08月25日 イイね!

ビッグ・モーターについて-5

★ビッグ・モーターについて-5
ビッグ・モーターについては、4回で終わるつもりでした。
しかし、その後、色々な情報が、車に興味のない人にも目に付く、
一般的なニュース報道番組や、ネットニュースに、どんどん、新たな事実が
紹介されるようになりました。
世の中への影響が、大きかったという事でしょう。
そこで、パート5として、追加する事にしました。

★実店舗
★営業時間内
7月後半の記者会見以降、実店舗が、どう変化したのか?
自分の生活圏の行動範囲で目にする、いくつかの店舗前を見てみました。
通過したビッグ・モーターの店舗は、合計で、約7~8店舗。
同じ店舗前を、何度も通過している場所もあります。

どこも、営業時間内は、一応、点検整備する場所には、車が、数台、
停まっており、車両をリフトアップしていました。

店舗の事務所前に、お客さんと思われる車が、1~2台停まっている事も
ありますし、お客さんと思われる人の姿を見かける事もありました。

ただ、それは、1人、2人と言う感じ。

前払い制の「点検パック」で、点検している人なのか?
新規の顧客なのか?は、わかりません。

事務所内の商談テーブルに人が座っているのを見たのは、約1ヵ月の間で、
1組程度。

展示場の車を、見てまわっている人の姿は、この1ヵ月で、自分が通過した
ビッグモーターの店舗、約7~8店舗では、1人もいませんでした。


★営業時間終了後
営業時間終了後の状況についてです。
以前は、夜7時を過ぎ、夜8時、夜9時頃に店舗前を通過しても、
展示場の照明が、明るく点灯している事が多く、店舗内のガラス張りの
商談テーブルに、商談しているお客さんの姿を見かける事もありました。
「こんな遅くまで、商談しているんだ・・・」と思って、通過する事が、多々、
ありました。

しかし、騒動後は、まず、展示場の照明は、午後8時頃に通過すると、真っ暗。
ビッグ・モーターの看板照明も、消えています。

ただ、午後8時前後の時間帯では、まだ、ガラス張りの事務所の照明は、
点灯している事が多い。

日によっては、午後8時前後に、ガラス張りの事務所の照明も、真っ暗に
なっており、出入口には、盗難防止の為の「キャリアカー」が横付けされている
事も増えました。

夜9時過ぎると、ほぼ、どこの店舗も、ガラス張りの事務所照明も、真っ暗です。

従業員は、定時に帰る事が出来て、勤務環境は、改善されたのでしょう。
その分、売り上げが減り、この先、どうなるのか?と言う不安もあるのでは?
と思います。


★展示車両について
ネットでは「展示車両が、一気に減った。資金繰りのため、オークションに
大量に、流しているのだろう」と言う情報もあります。
関東圏の店舗では、大量の展示車が、一気に、ほぼ、ゼロになっているような
情報もあります。

しかし、自分の生活圏のビッグ・モーター、複数店舗を何度も通過していますが
そんなに大きく、展示車両が、減った印象は、ありません。

確かに、7月後半の報道以降、「展示車両が、間引きされている」と言う印象は
あります。
報道前は、道路に対して、展示車両が、真正面を向いて、ギチギチに並んでいる
店舗が、ほとんどでした。

しかし、報道以降、道路沿いの展示車両が、高速道路のサービスエリアの
駐車場に多く見られる「斜め停め」になって、見た目に
「減ったように見えない」よう、展示位置を、微妙にズラしている店舗は
あります。

「斜め停め」にしていない店舗では、車両と車両の間の空間が、少し、
広がったような印象もあります。

しかし、道路沿いの展示車両は、そのように「あまり減ったように見えない」の
ですが、道路沿いの奥の列は、どこの店舗も、確実に、減っている印象は、
ありました。

報道前は、多くの店舗が、道路沿いの展示車両は、ギッシリ。
さらに、敷地内には、3~4列、ギッシリ、展示車両が、ひしめき合っている
店舗ばかりと言う印象でした。

しかし、報道以降、どの店舗も、徐々に、道路沿い以外の店舗奥側の
列が、減っている印象です。

一気に、展示車両が、減った・・・ガラガラ・・・と言う印象は、
どこの店舗も、この時点では「ない」と感じました。

関東圏のネット情報のような、ほぼ、展示車両がなくなった・・・と言う
店舗は、九州北部圏では、まだ、見られません。


★ホームページ大変化
ビッグ・モーターのホームページを見てみました。
8月のお盆休暇前後まで、ホームページは、ほぼ、問題なく見る事が
出来ました。
車両検索して、1台づつの展示車両の写真と説明も、見る事が出来ました。

しかし、8月22日に、ホームページを見ると、ほぼ、どのページも
「メンテナンス中」に切り替わりました。

見られるのは、ビッグモーターについての会社概要と、
各店舗の「場所」の案内だけです。

「お店を探す」を経由して、各店舗の案内ページにアクセスすると、
各店舗のトップページ上には、「**店のピックアップ中古車」と言う欄に、
リストで、中古車の写真と価格が見えます。

しかし、リスト上の車両写真をクリックしても、車両の詳細は、表示されません。
「メンテナンス中です」になります。

そろそろ、ギブアップなのかもしれません。


★転職サイト
転職サイトを、いくつか、見てみました。
相変わらず「未経験歓迎」とか「平均年収1109万円」
「月給24万円~200万円」「業界最高水準の休日数」などと、華やかな
言葉で、募集が続けられていました。

こんな高給を取れるのは、自動車業界の収益構造を考えると、
「不自然」だと、気付かないのか・・

そして、ここ数年の店舗数の増え方を見ると、「不自然」と感じないのか?

業界未経験の人なら、そんな事も、不自然に思わず、騙されて応募して
しまうのでしょうか?

メディアで、たたかれまくりのブラック企業。
銀行からも見放され、保険会社も、次々に見切りをつけ、
クレジット会社の一部も、取り扱いをやめた。
中古車検索大手サイトのGooとカーセンサーでは、掲載を取りやめ。
自社のビッグ・モーターホームページでさえも、中古車検索を
「メンテナンス中」と言う事で、見られない状態になっている。

「退職金をもらえる内に、サッサとやめた方が良いのではないか」と言う
声も聞こえるような、不安定な会社に、今から、入社しようと考える人、
いるのでしょうか?

それに「高給」が取れるのは、不正報道前の「ブラック企業だと言う事を、
知らない人が、どんどん、店舗に訪問していた」から。
この時点では、客足も、大きく減っている状態。

店舗に、足を向けるお客さんさえ、激減しているのに、「高給」が、
取れるのか?どう考えても、厳しいと感じます。


★今後
色々な情報が、誰でも見られるレベルで、多数、出ているので、それについては
ここで、細かく説明しませんが、多くを語る必要は、ないと思います。
少なくとも、株主が変わらないままだと、結局、あの親子が潤うだけ。

倒産するのか?は、わかりませんが、倒産せず、継続する場合であっても
会社の名称は、イメージが悪すぎるので、看板の掛け替えは、行わないと
回復は厳しいと感じます。

もし、今後、ある程度、報道が落ち着いた段階で、新たな
中古車販売ネットワーク、買取り店の会社が出てきたら、
元・ビッグモーター創業者関係のファミリーが、かかわっていないのか?
元・ビッグモーター関連の会社ではないのか?などは、
確認するべきだと思いました。


★ジャーナリスト
モータージャーナリストの加藤久美子さんや、ニューモデル・マガジンX
などからの情報には、今後も、アンテナを張って、情報を入手したいと
思います。


つづく
Posted at 2023/08/25 22:22:43 | ルークス | クルマ
2023年08月10日 イイね!

「ビッグ・モーターについて」-4

★ビッグ・モーターについて-4

★謎の事故
各種報道の中で、謎なのは、ビッグ・モーター岐阜県各務原店の
元店長・井川翔馬さんの事故。
パワハラまがいの暴言連発のLINEのメッセージなどがきっかけで、
うつ病になり、最終的に、解雇されたとの事。
その後、ビッグ・モーター側を提訴。所が、提訴した1ヶ月後、事故で、
亡くなったとの事。29歳で亡くなられたそうです。

これについては、調べてみると、
2022年9月24日午前0時半過ぎ、大雨の日の夜間の単独事故。

・静岡県掛川市高瀬の佐束川の近くで、「ため池に乗用車が転落した」と、
 近くを通りかかった人から警察に通報があった。
・意識不明の状態で見つかり、搬送先の病院で、死亡が確認された。
・警察は、井川さんが、ハンドル操作を誤って、ため池に転落した可能性が
 あるとみて、大雨との関連を調べている・・・

との事でした。

これについても、本当に、単独事故なのか?謎。

大雨の日だから、事故の可能性は高いながら、逆に言うと、大雨の日だからこそ、
事故を装った何かがあるのではないか?と疑ってしまいます。
この事故が、まさか、「単独事故に見せかけた偽装」と言う事は、ないと
思いますが、提訴して1ヶ月後の事故死。
さらに、9月24日は、井川さんのご両親の結婚記念日だったそうです。
あまりにも悲劇的過ぎます。

「ドロドロの韓国ドラマ」のような、謎の事故と、悲劇的な出来事です。
韓国ドラマだったら、殺し屋を雇って、事故に見せかけて殺すと言う設定は、
ありがちです。

本人の単独事故は、取り消せない事実。
しかし、この方に、パワハラまがいの行為を行っていなければ、うつ病には
ならず、まだ、現役で働いていたと思われます。


★コロナ陽性でも出社強制
2023年9月号のニューモデル・マガジンXに、紹介されていた記事。
お店の誰かがコロナに感染しても、店長は「5日間で出てこい!」と出社を
強く促す。
高熱で苦しんで療養していても、1日に何十通とLINEで問い合わせが届いた
との事。すぐ返信しないと、矢のような催促が、店長から届く。

5日後、体調が悪いのに、店長の求めに応じ、出社しようと、出社日の朝、
抗原検査キットで体調を確認すると「陽性」。
それでも、出社しなければならなかったとの事。

陽性の社員が出社すると、どうなるか?当然、職場にコロナが広がる事に
なります。
職場の人だけに、感染すれば仕方ないかもしれませんが、知らずに訪問して
いた一般顧客にも、感染する可能性があります。

実際、コロナ陽性を隠して出社し、顧客に納車を行い、顧客が、コロナ感染した
事例を、ある地上波局のニュースで、報道していました。
当然、顧客には、スタッフが陽性のまま、納車を行った事は、隠していた
そうです。
顧客は、その後、コロナに感染。
当然、ビッグ・モーター社員が、コロナ感染のまま、納車を行った事は、
隠し通したそうです。

ビッグ・モーターに行く=コロナ感染のリスクが、高いと言う事です。

5類になった現在でも、コロナ感染者は増えています。
こんな考え方の中古車販売店に、ノコノコ出掛けて行って、もし、
「コロナ陽性のまま、無理して出社している従業員」が、いる店舗だったら・・・

そう思うと、やはり、一般常識が通用しない中古車屋には、気軽に、
出掛けるべきではないと思いました。


★結局、どうなるのか?は消費者が決める
ビッグ・モーター問題について、現場で、色々な事をやっている事は、
大手メディアが堂々と動けるようになり、様々な事が暴露され始めました。

現場で、店舗前の除草剤を撒いて、草木を枯らした人、許可なく伐採した人、
不正車検で、実際に、不正した社員、お客さんの車に傷を付けた社員、
不具合を見つけたのに、そのまま、お客さんに車を納めた人、
「部品を新品に交換した」と言って、実際は中古部品に交換した人、
「コーティングをした」と言って、実際は、コーティングを何もせず、
お客さんに車両を渡した人・・・
これらの「実際にやった人」が、逮捕されるのか?

恐らく、無理。

人を特定する事が難しかったり、「上からの指示」だったとしても、
その「上」が、いなくなっていたり、証拠が残っていなかったり・・・
あと、不正が多すぎて、追い切れない。

会社の上層部が、逮捕されるのか?
証拠も、責任の所在も、あやふやになっている事例が多い。

元・社長は、記者会見で、堂々と「2023年6月に報告受けるまで、
知らなかった。状況を知って、愕然とした。」とシラを切りました。
しかし、2023年1月に、社長名で、社員に、不正に関するメールを
送付した証拠が残っています。

既に「退職した」と言う社員がいる場合、どこまで追求できるのか?
わかりません。

退職した人の中には「自分も、不正に手を染めていた」と、堂々と
インタビューに答えている人がいます。
しかし、具体的に、何をどうやったのか?まで、語ったとしても、「特定」が
困難な位、何度も、日常的にやっていれば、追及は、難しい。

不正されても、「わからないまま」、車を受け取って、乗り続けている人、
たくさんいる。

また、買取りにおいて、事故歴があるから・・・と減額された人。

減額された根拠が、実は、嘘だった(事故車と言われたので減額されたが、
実際は事故車ではなかった)と言う場合の、減額分の取り戻しは、実車が、
既に、他のユーザーに売却されていたり、次のユーザーが、事故などの理由で
廃車されている場合は、証拠もない。

顧客に紙で契約関係の書類を渡してない場合、会社側に残っているデータを、
「隠ぺい」「強制消去」すれば、バレずに済みます。

結局、証拠も、あやふや。

現場で、実際に手を加えた人の実態もあやふや。特定も、難しい。
上層部からの指示があったとしても、直接的な命令ではなく、間接的に
数字を上げろと言う指示だったら、指示と実行した事実との関係性の証明が困難。

結局、誰も逮捕されず、時間が過ぎると、恐らく、大手メディアも、数字が
取れなくなり、取材も減って行くでしょうから、忘れられて、フェードアウトに
なってしまう可能性があります。

この時点(2023年8月上旬時点)でも、7月末程の「ビッグ・モーター
袋叩き状態」は減っており、ニュースで取り上げられる機会も、減りました。

上層部も、沈静化を狙って、「ダンマリを続けた者勝ち」と考えているのかも
しれません。

その内、また、CMが流れ始めれば、もう、問題は、「闇の中に葬られた」と
言う事で、終わり。
ビッグ・モーターも「上手く、乗り切れた」と、また、商売に活気が出るので
しょう。

しばらくすると、また、知らなかった人が、お店を訪問。
そして、騙された人達が、泣き寝入り・・・を繰り返すだけなのかもしれません。


★被害者の会
被害を受けたお客さんが、被害者の会でも結成すれば、何か、進展は、
あるかもしれませんが、不正事例、被害事例が、複雑で、多岐に渡っている。

社員の中にも、パワハラなどの被害者はいるのかもしれませんが、加害者に
なっている人もいると思われ、状況は複雑。

末端のお客さん・利用者は、泣き寝入りするしかない・・・

誰も店舗に行かなくなれば、会社としては、あれだけの規模の店舗の
「固定費」も維持出来なくなるはず。

誰も店舗に行かなくなれば、その内、倒産すると思いますが、良く、
知らない人は、大きな店舗を見ただけで、報道が減って行くと、足を向けるので
しょう。
このような企業が、生き残って行く事は、中古車業界、自動車業界にとっても、
望ましくありませんが、仕方ないのでしょう。

被害者の会などの発足は、無理なのかもしれません。


★倒産するのか?
倒産するか?継続するか?良くわかりません。
ただ、従業員がたくさんいて、それぞれの生活もありますから、安易に倒産は、
ないのでは?と思います。

あと、「安心BIG保証」と言う、前払いの「点検パック」を、強引に
セット販売しているとの事なので、倒産すると、それらの点検パック代を
払っている人が、「まだ、利用していない分」を取り戻せません。

「安心BIG保証」の代金を、返金してくれるのであれば、誰でも、
この店舗から、離れるでしょうが、これまでの暴露報道を見た限り、返金して
くれるとは、思えません。

さらに、ネットによると「安心BIG保証」で、きちんと、整備されているとは
限らないと言う声も多い。
 
どうなるのでしょう。


★社員
社員の皆さんは、それぞれ、生活があるので、ビッグ・モーターが倒産して
しまうと、路頭に迷う人も、社員の数だけ、いると言う事になります。

特に、「業績」を上げて、年収が、1000万円以上の人は、その年収の
生活レベルに慣れているので、何としても、ビッグ・モーターにしがみついて、
ご自身の生活を守ると思われます。

恐らく、同じ業界の他社に転職しても、同等の「高額な給料」を、もらえる
可能性のある人は、そんなに多くないのではないかと予想します。

「業績」を上げて、高給をもらっている人の中で、不正ゼロで、やっている人が
どれだけ、存在しているのか?わかりませんが、
ここまで、色々報道されていると、そこそこ、高額の給料をもらっている人は、
ビッグ・モーター信者。

社長と副社長が変わって、パワハラがなくなれば、居心地は良くなるでしょう。

でも、これまで、もらっていた高額の給料。
多くの顧客を騙して、不正して、顧客に迷惑をかけて得た収入。

「振り込め詐欺」で「人を騙して得た資金」で生計を立てている人と、
一般世間の目から見ると、ほとんど、変わらない。
騙された人の涙、恨みが給料の元。

自分が汗流して仕事し、それを、お客さんから、笑顔で喜んでもらって、
得られた給料と、質が違う。
それでも、麻痺して、罪悪感さえ、感じないのでしょう。

「自分の生活が出来なくなるから」と言う理由で、お客さんの車を傷付けたり、
整備内容をごまかして、不正した・・・と言う社員のインタビューを
聞いていると、不正にまみれて得た収入で生活する事は、もう、何とも
思わないのでしょう。

色々な元・社員とか、社員のインタビューを聞くと、「お客さんの事より、
会社に、いかに評価して、もらうか。いかに、降格しないようにするか?と、
会社の方を向いてしか、仕事が出来なくなっていた」と証言している事からも、
明らかです。

「もう、これ以上、お客さんを騙す事は、出来ないと言う罪悪感から、
ビッグ・モーターを辞めた」
「これ以上、ビッグ・モーターで、不正を続けていると、自分が持っている
資格を失うのではないかと、不安になり、辞めた」などと発言している人も
いました。
「良心」のかけらでもある人は、やはり、辞めるのでしょう。


★転職サイト
一方、転職サイトを見ると、相変わらず、ビッグ・モーターの求人は、
たくさん、出ています。
事務や、軽作業についての月給は、24~36万とか、24~58万円が
目安と書かれています。

一方、営業系については、年収1000~2400万円と書かれてます。

さらに、転職サイト利用者の声も、かなり、正直に書かれているように
感じました。
ある転職サイトでは「良かった点」「悪かった点」を、両方書くように
なっていました。

*転職サイトを利用して、ビッグ・モーターへ入社した人の声*
良かった点として、多かった意見をまとめると・・・

「年収の高さで、選んだ。確かに、高給を得るには、かなり厳しいが、成果を
出すと、必ず、高収入を得られるので、大変ではあるが、その点は、満足」と
言う声が多い。

悪かった点として、多かった意見をまとめると・・・
「成果が上がらないと厳しいし、3ヵ月で辞めて行く人が多いのも、理解
できると感じた。
休日でも、LINEで会社から多数指示が来るため、ゆっくり休めない。
業績を考えると、土・日・祝日は、休めないし、実質、休めない。
新人教育がなく、いきなり実践させられるのには、驚いた。
いつの間にか、利用していない有給休暇を、消化している事になっており、
有給休暇の残日数が、減っているのには驚いた」など。


★不動産事故物件と同じ
今後、ビッグ・モーター問題が、どのように進展して行くのか?わかりませんが、
もし、上手く乗り切れた場合は、社員の皆さんは、生活も守られるでしょう。

そして、不動産の「事故物件」と同じように、「過去に多数あった
不正・トラブル」についても、時間が経過すればする程、忘れ去られます。

不動産の事故物件は、事故があった直後の利用者については、「説明義務」が
あります。
しかし、ワンクッション置いて、「次の次の人」への説明義務がない。
そうなると、その「事故」を知らなかった人は、何の疑問もなく、事故が
あった物件を、普通の相場で、契約してしまいます。

以前、関東圏のJR大規模駅から、とても近い所にあった
「大きいサイズの靴」を売っているビルがありました。
そのお店の近くの「店舗と住居が共存した建物」の住居部分で、とても、
残酷な殺人事件がありました。
エレベーターの中も、血だらけでした。
しかし、時間が経過すればする程、そこが、そんな、残酷な殺人事件が
あった事さえ、忘れ去られ、普通に、人は住んでますし、その周辺も、普通に、
人が行き交っていました。時間が経過すると、こんなもんです。

ビッグ・モーターも、もし、今回の事を、乗り越えて、存続出来た場合、
新たに店舗を訪問する人には、「わからない」し、「忘れられる」のだろうと
思います。

現在、運転免許を取得できない若い世代=ビッグ・モーター問題など、
車を買える世代ではないので、関心がないはず。
だから、今回の騒動の事は、何となく認識していても、あまり、リアルに
自分ごととして、受け取っていない。
その世代の人達が、数年後、免許取得して、「はじめて車を買います」と
ビッグ・モーターを訪問すれば、今回の騒動を知らないまま、怖い物知らずで、
店舗を訪れる事になります。

本当に、異様なノルマ、ノルマ達成できなかった場合の上層部からの
パワハラが改善されれば、健全な中古車屋に生まれ変われるでしょう。

しかし、現在の店舗数と店舗規模で、異様なノルマの達成なしに、
会社の体力が、維持できるのか?は、疑問です。

規模縮小し、「身の丈に合った事業展開」すれば、生き残れるでしょうが、
現在の規模のまま、1年後、2年後も、経営を続けてれば、かなり、不正を
「疑う」必要がありそうです。


★世間の目
恐らく、世間の多くの人は「倒産すれば良い」と言う気持ちに傾いて
いると思われます。

そして、「元・副社長のコナン君」を、どこのメディアが、ひっぱり出すのか?
ひっぱり出す事が、不可能のまま、闇に葬られるのか?
これが、多くの一般的な世間の関心ごとだと予測します。

コナン君が、記者会見する事になったとすると、マスコミから、袋叩きに
遭うでしょう。

恐らく、本人と、関係者は、それをわかっているから、必死に、取り囲み、
雲隠れをつき通すでしょう。
もう、副社長ではないし。

ただ、ビッグ・モーターの株主のままであれば、「逃げ得」では、世間の目は、
許さないと思います。

どうなるのでしょう。


★裏・流行語大賞
流行語大賞では、ノミネートされないと思いますが、自分の個人的な
2023年の裏・流行語大賞としては、
「ゴルフを愛する人への冒涜(ぼうとく)」
「環境整備点検」
「コナン君」(=バカ殿元副社長)
は、個人的、「裏・流行語大賞」の候補です。

ひとまず、ここまで。

Posted at 2023/08/10 19:17:24 | ルークス | クルマ
2023年08月07日 イイね!

「ビッグ・モーターについて」-3

★ビッグ・モーターについて-3
2023年8月7日の時点で、地上波テレビでビッグ・モーター問題が
話題になる回数は、かなり減りました。

それでも、深堀りした特集をやる局は、存在しています。
ネットの記事も「ビッグ・モーターオンパレード」状態だったのが、
少しづつ、減っています。

それでも、新たな動きが報道されるなど、進展は、あるようです。

さて、3回目については、前回からの続きです。

買取査定は、自分の場合、「オートバックス」にやってもらって、相場の目安に
しているという所まで、メモしました。

★他社に行かせない方法
新車・中古車、購入・買取り問わず、どこの営業も、「競合他社には
行かせたくない」と考えます。

ある元ビッグモーター社員、中野優作さんが、ホリエモンさんとの
ユーチューブで語ってました。
「他社に、訪問したお客さんを、なるべく他社に行かせたくないので、いかに、
その気にさせて、即決させるのかが、勝負」と。

ただ、その点は、ビッグ・モーターに限らず、どこの販売店も同じだと思います。

他社に行かせてしまうと、当然、比較される。
そして、こちらの条件を言われて、その条件より「良い条件」を提示されて
しまえば、その客は、他社で決めてしまうだろう。
だったら、絶対に、他社に行かせたくない。帰らせない。
そうやって、必死に取り囲もうとする訳です。

でも「お客さん」の立場としては、「1店舗だけでは、決めたくない。
損得が、わからない。」と考え、なるべく、即決は、やりたくない。
そこを、どう引き留めて、その気にさせて、契約まで持ち込むのか?が
腕の見せ所と言うのは、ビッグ・モーターに限らず、どこでも、同じでは
あります。

自分が関東時代に良く利用していた「ケーユー」も、まさに、そんなやり方。
帰ろうとしても、必死に引き留める。

2023年1月に商談した、トヨタ系各ディーラーも、だいたいそんな感じ。

しかし、多くの場合は、何だかんだ言えば、最終的には、帰してくれます。
断り切れない人は、一人で行かず、家族や友人、子供を連れて行く事でしょう。
子供がいる人の場合、子供がグズれば、一番、逃げやすい。

ビッグ・モーターの場合「帰らせない」方法が、かなり強引だったそうです。
乗って行った車のカギや車検証を、返してくれない・・・と言うパターンが
多かったとの事。
車のカギをもらって、やっと次の店に行き、査定しようとしてもらったら、
次の店の店員さんから「車検証が、入っていませんけど」と言われた人も
いるそうです。
つまり、カギは返して、帰らせたが、車検証は、しっかり、握っていたという事。
こんなやり方されたら、余計、そんな店では、契約したい気持ちには、
なりませんが、ビッグ・モーター側も、必死なのでしょう。

あるサイトでは、多数の利用者の声を総合して、
「ビッグ・モーターには、気軽な気持ちでは、近寄らない方が良い」と、
書かれていました。
https://autosaver.jp/

やはり、行かなくて良かったと思いました。


★ガリバー
以前(2010年以前)のトラブル記事は、ガリバーの方が多かった印象が
あります。
買取りトラブルに加え、ガリバーで販売した車のトラブルも、良く、
ニュー・モデルマガジンXの記事に出ていました。

一番印象的だったのは、プジョー車のトラブル。
ガリバーで中古のプジョー車を購入したユーザーの話。
あまりにもモメ事が複雑だったので、細かい事は覚えていませんが、
プジョー車のエンジンの調子が悪い系のトラブル。
購入したユーザーと、ガリバー間で、かなりモメた末、ガリバーで、その個体を
預かっていたのに、その個体、いつの間にか、エンジンを載せ替え、再度、
ガリバーで、売りに出ていた信じられない話。
福岡県の店舗での話です。


★利用した事がある
ガリバーに関しては、2003年頃までは、3~4回、買取りで訪問した事は、
ありました。
結局、一度も、ガリバーに買い取ってもらう事は、ありませんでした。

査定すると、中々、車のキーを返してくれないという印象は、ありましたが、
強引な商売は、この時代は、やっていませんでした。
 
その後、ニュー・モデルマガジンXに、記事が載る機会が増え、
色々な記事を読むと、「ガリバーには、一切、かかわらない方が良い」と
考えるようになりました。

2023年9月号の「ニュー・モデルマガジンX」にも、密かに、小さく、
ガリバーの記事が、載っていました。

★はみだし欄
ガリバーの記事は、各ページの「下の余白」の「はみだし欄」に、2ページに
渡って、載っていました。
 
1ページ目(68ページ):ガリバーのネット査定ー1
ガリバー店のネットワークでしか利用できないサイトで、想定よりかなり低い
買取価格を提示されたAさん。
あきらめようとしたら、営業担当から「1店だけ、もう少し良い買取額を
提示してきた店がある」との連絡があった。

2ページ目(69ページ):ガリバーのネット査定-2
「10分以内に売るかどうか決めてもらえないと、買取出来ない」と言われた。
不審に思ったAさんは、他社に持ち込んで、ガリバーより30万円高い値段で、
買い取ってもらえたという。

と、小さく、掲載されていました。
やはり、ガリバーにも要注意と言うのは、変わりません。 


★100円オイル交換キャンペーン
どこでも、100円オイル交換キャンーペーンをやる事があります。
ネクステージでも、車検のコバックでも、やる事があります。
しかし、多くの場合は、「1回だけ」です。

ビッグ・モーターで「100円オイル交換キャンペーン」を使って、オイル
交換したと言う知り合いが、二人いました。
どちらも、「ビッグ・モーターで、100円オイル交換をした後、その車両の
調子が悪くなった」と、言っていました。

この二人は、生活圏も、全く違い、共通点のない二人。
一人は関東圏。もう一人は九州圏の人でした。

この共通点のない二人から、同じ話を聞くと言う事は、やはり、何か、問題が
あると思っていました。
整備の面でも、不安がある会社だと、思っていました。

自分は、車検のコバックの2店舗で、100円オイル交換を数回、お願い
した事がありますが、全く問題ありませんでした。


★新規開店
一連の「袋叩き状態」のビッグ・モーター。
こんな中でも、「新規開店」した店舗が、全国ネットのニュースで紹介されて
いました。「秋田店」だそうです。

まず、この「不正報道の嵐」の中、新規店舗を、堂々をオープンさせると言う
神経を疑います。

通常な神経の持ち主、企業経営者なら、これだけ、連日、不正報道されていると、
新規オープンは、延期するなどの措置を取ると思います。

まず、この状況で、新規店舗をオープンさせると言う経営方針が、まともでは
ない。
秋田店については、「最悪の記者会見」を行った後のオープン。
と言う事は、辞任した社長だけではなく、新社長の神経も疑います。


★利用者の声
秋田店を「利用」したユーザーが、驚く事に、顔出しで、紹介されていました。
インタビューを受け、査定してもらっている様子も、紹介されました。

良く、こんなブラックな会社を訪問するな・・・と思いました。
もしかすると、顔出しした人、サクラなのでしょうか?
ビッグ・モーター社員が、顧客を装って、訪問していた・・・とか。

逆に、報道の事を良く知らない人は、平気で、ビッグ・モーターに出向くのかも
しれません。
あと、報道が減って行くと、人間は「忘れる」ので、少しづつ、客足は、戻って
行くのかもしれません。

報道から2週間前後の時点では、昼間にいくつかの店舗前を通過すると、
やたら、キャリアカーが、店舗内に停まっていました。
資金繰りのため、展示車を、どんどん、オークションなどに流すのでしょうか?

車をリフトアップしているのも見えたので、整備は、やっているのでしょう。
お客さんの姿がある店舗もあったので、「点検パッケージ」を契約している人が、
訪問しているのかもしれません。

ある店舗を夜間に通過すると、夜8時過ぎには、看板のネオンは消えてました。
入り口には、盗難防止のためのキャリアカーが、横付けされており、人の姿は、
ありませんでした。
早めに店じまいしているようです。
不正前は、夜9時過ぎても、商談テーブルに人の姿がある事がありました。


★無事な人
ユーザーの中には「自分は、ビッグ・モーターを利用していますが、全く
問題ありません。担当も、問題ありません」と言う人も、いるかもしれません。
「常連で、何度も利用しています」と言う人がいるかもしれません。
そのような人は、運が良かったのでしょう。
点検パックなどに入っている人は、今後も、店舗を利用される事と思います。

しかし、新たな問題が、次々と、出ています。

少なくとも、騒動の「途中」の段階では、安易に、新規で出向くのは、
やめた方が良いと、個人的には、考えています。


★謎の事故
謎の事故について・・・長くなるので、ここで終わり。
「ビッグ・モーターについて-4」に続ける事にします。


つづく
Posted at 2023/08/07 22:18:31 | ルークス | クルマ
2023年08月05日 イイね!

「ビッグ・モーターについて」-2

★ビッグ・モーターについて-2
前半、後半の2部構成にしようと思いましたが、長くなったのと、
今後、追加がある可能性もあるので、数字加算式で、分ける事にしました。

★ビッグ・モーターについて-1
では、「ニュー・モデルマガジンX」などの記事に、「買取額を後になって
減額する」系のトラブル報告が多かった所まで、記載しました。
そこからのつづきです。

★同業他社も
「買取り額を、振り込み時に突然、減額」と言う、この手のトラブルは、まだ、
買取店が乱立しはじめた頃には、ビッグ・モーターだけに限りませんでした。
今でも、ビッグ・モーター以外での「減額トラブル」相談は、多数、あるそうです。

★保険(保証)の設定に驚き
今回の一連の報道で、初めて知りましたが「買取額を、事後、傷や修復歴が
見つかった時に、減額されるのを防ぐ、査定額保険と言う制度」を、
ビッグ・モーターが設けている事は、全く知りませんでした。
でも、その保険がある事自体、おかしい。

★「クレーム安心保証」「クレームガード保証」
ビッグ・モーターでは、「クレーム安心保証」と言うそうです。

プロの目で査定しているはず。
それなのに、査定した時点で、修復歴、事故歴、傷を見つけられないと言う
事です。それでは、何のための査定なのか?意味がありません。

そんな査定額保険のような商品「クレーム安心保証」を設定する事自体、
少しでも、顧客から、儲けるための口実を、作っているようなもの。

「やたら、諸費用が高い業者は、気を付けろ」と言うのが、車好きの間では、
合言葉です。
この点からも、あやしい商売をやっている事が、わかります。

ちなみに、怪しい買取業者として、ビッグ・モーター並に要注意な
「ガリバー」も、調べてみると、同様の保険が存在していました。
ガリバーの場合は「クレームガード保証」と言う保険だそうです。

「あやしい業者トップ2」が、揃いも揃って、このような保険を設定している。

中古で、購入したユーザーが、「修復歴なしの中古車」を、どこかのお店で
買ったとしても。「自分が中古で買った以前のオーナーの事故歴が、
わからない」と言う事は、あると思います。

つまり、
「修復歴なし」の表示の中古車を買った。
しかし、修復歴を見つけられずに売られていた。
又は、「修復歴はある」のに、故意に「修復歴なし」で表示して売られていた。
そのような中古車個体を購入してしまった場合は、買取後に、「修復歴が
見つかったので、減額します」と言われる可能性が、あります。

そのような「中古で買ったユーザー」が、買取り査定をお願いした時、
この保険に加入しなかったら、足元を見て、「査定額の減額」を
やりやすいと言う事です。

新車で購入したワンオーナーを買い取りした場合、そのオーナーが
「え?事故歴がある?おかしい。自分は、事故なんて、起こした事はない。
一体、どんな査定してるの?」と、逆に指摘されると、
「あとで、事故歴がわかったので、減額した」と言う言い訳は、
通用しなくなります。

中古で買った車を、買取りで訪問したユーザーには、いくらでも
「事故歴が見つかりましたので減額させて頂きます」のフレーズが使えます。

「お宅は、中古で購入した時に、修復歴なしで、買ったと思いますが、再度、
細かく、確認したら、修復歴が見つかった。だから、減額します」と
言われると、泣き寝入りするしかありません。

「確かに、自分は、中古で買ったけど、事故歴があるはずはない。
だったら、違う店で、本当に修復歴があるのか?数社に、再度、査定させるから、
車を返して欲しい」と言っても、もう、車を渡してしまった後では、
それさえ、不可能。

「クレーム安心保証」「クレームガード保証」と言うのは、金額にすると、
5000円~3万円前後との事ですが、そこまで、諸費用を
儲けたいのか・・・と思います。

査定士が、買取査定の段階で、見落とす事が悪い。その為の査定士の資格です。
査定士としての査定が、正しく出来なかった場合は、査定士資格の「取り消し」
を行うべきです。客に責任を問うのは、おかしい。
そもそも、このような「クレーム安心保証」「クレームガード保証」などを
考えつく事の方が、おかしいと思います。

しかも、色々調べてみると、ビッグ・モーターも、ガリバーも、
保証は100万円まで・・・とか、
保証期間は、ビッグ・モーターが、契約日から10ヶ月。ガリバーが、7ヵ月。

しかし、ビッグ・モーターが、請求できる権利は、ビッグ・モーターが、瑕疵を
知ってから、3ヵ月との事。
100万円以上の高額の車を買い取ってもらった場合は、100万円までしか
保証してくれない。

そもそも、買い取った車に対して、数か月後に、売った人に、クレームなんて
言う方が、おかしい。
ビッグ・モーターと、ガリバーだけが、この保険を設定。
と言う事は、「保険に入らないと、査定額、減額しますよ」と言っているような
物です。

さらに、この「クレーム安心保証」「クレームガード保証」は、
ホームぺージに、載っていない。そもそも、グレーな保険と言う事です。

金儲けの口実になるものは、こうやって、一生懸命、悪知恵を働かせて、
考えつくと言う事。
お客さんを第一優先に考えるなら、このような保険さえ、考えつかないでしょう。
儲ける事が優先だからこそ、このような保険を考え付くと言う事です。

※ビッグ・モーターの「クレーム安心保証」は2023年8月1日に、
廃止されたとの事です。


★JPUC会員
買取業者の不正(買い取った後の減額、その他のトラブル)や、
一括査定申し込みによる大量の電話攻撃、強引な「押し買い」などが
多発した事もあり、2014年、JPUCと言う協会が立ち上がりました。
JPUC=ジェイパックと読むそうです。
「Japan Purchase Used Car Association」の略だそうです。
日本語では、「一般社団法人 日本自動車購入協会」です。

減額問題の多い「ビッグ・モーター」も、買取トラブルの記事が良く出ていた
「ガリバー」も、驚く事に、このJPUC会員です。
買取り減額トラブルが多発している業者が、JPUC会員。

これでは、何のためのJPUCなのかと思います。
つまり、JPUCと言う協会を設立しても、何の効力もないと言う事です。
(この2社は、JPUC設立後も、トラブルの記事が、何度も、
ニュー・モデルマガジンXに、報告されています)


★JPUC
JPUC(一般社団法人 日本自動車購入協会)の公式WEBサイトには、
色々な説明があります。
その中には次のような説明があります。

「自動車売却時の三大被害相談」
・キャンセルに伴うトラブル
・契約締結後の減額交渉
・査定サイト利用後の、しつこい買取誘導

その他、色々な説明がありますが、一部、抜粋すると・・・
JPUCは、「一般消費者への安全・安心なサービスの提供」という理念の
もとに、顧客への不当な勧誘を防止し、一般消費者による自主的かつ合理的な
選択、および一般消費者が安心かつ安全に契約できる環境を提供することで、
自動車の取引の公正化を図ることが目的です。

と、書かれています。

少なくとも、加盟しているビッグ・モーターには、JPUCの機能が、全く、
働いていない事になります。


★ビッグ・モーター社員の訪問
ケーユーには、会員特典のオイル交換などもあり、数ヵ月に1度程度、店舗に
出掛けていました。

すると、ある日、ケーユーに「ビッグ・モーターの社員」が、やって来た話を
教えてくれました。
ビッグ・モーターの社員は、「一般顧客の立場」として、普通に、ケーユーに
やって来たそうです。

当然、同業者なので、突っ込んだ裏話も、色々教えてもらったそうです。
すると、その「ビッグ・モーター社員」から聞いた話では、給料は、ケーユー
より安かったそうです。

※歩合制なので、たまたま、訪問した人は、ケーユー社員より収入が
少ない人だったのだと思います。

そして、その「ビッグ・モーター社員」は、自社で、車を買わず、わざわざ、
ケーユーで、中古車を購入したのだそうです。
その話を聞いて、思いました。

「ビッグ・モーター社員が、自社で車を買えば、自分の実績になるはずなのに、
なぜ、買わないのか?」と。
誰でも、そう思います。

でも、「社員でさえ、自社(ビッグ・モーター)で売っている個体を
買わない」と言う事は、ビッグ・モーターで売っている中古車、訳アリな個体が
多いのではないか?・・・と思いました。
(本当の所は、わかりません。あくまで、想像ですので、そこは、
断言している訳ではありません。誤解のないように、お願いします)

最近の報道を見ていると、事故車なのに、事故車を隠して、納車したり、
交換が必要なレベルの部分が残っているのに、ろくに整備しないまま、納車
してしまったり・・・
水没車なのに、水没車である事を明かさず、売ってしまったり・・・
(水没車については、裁判になっている件もあるとの事)

これでは、事情を知る社員は、自社の中古車を買う訳、ありません。
全てが、そのような個体ではないと思いますが、予算によっては、そのような
個体が多いと言う事でしょう。


★一斉買取り
ネットで、「一斉買取り」をお願いすると、一気に大量の買取業者から、
次々、電話がかかってきて、対応が、とても大変である事は、最近、多くの
ユーザーに知れ渡りました。

自分も、20年程前には、ネットでの一斉買取りを申し込んだ事が、
2回程、ありますが、あまりの電話の多さに、使わなくなりました。

それなのに、4~5年前、突然、意味不明なフリーダイヤルから、
何度も電話がかかって来る事がありました。
しかも、そのフリーダイヤル番号は、1つではなく、複数でした。

ネットで、その複数のフリーダイヤルを調べると「ビッグ・モーター」でした。
しかも、複数だったので、支店違い。
「ビッグ・モーター横須賀店」とか「ビッグ・モーター**店」など複数。

結局、再度、電話がかかって来た時に、電話を取ってみると、
「この携帯番号が、連絡先になっている買取査定の申し込みがあった」と
言われました。
「買取査定希望車種は、トヨタのスペイドです」だって。

「そんな車、乗ってないし、買取査定など、申し込んでいない。
電話番号、間違ってますよ」と言うと、それ以降、一切、電話は、かかって
こなくなりました。

それにしても、同じビッグ・モーターの中でも、「ビッグ・モーターへの
買取査定」をネットで申し込むと、多数の店舗から、じゃんじゃん電話が
かかって来る事を、知りました。

誰が、こちらの携帯電話番号を間違い入力したのか?わかりませんが、
気持ち悪い思いをしました。

「間違い電話番号」だとわかると、どこの店舗からも、全く、
電話がかかってこなくなったので、「社内での情報共有」は、されている
のでしょう。
しかし、「店舗間での取り合いが激しい」と言う事も、知りました。


★高評価
ただ、買取りについては、今回の件が明るみに出るまで、トヨタの新車購入を
トヨタの新車ディーラーで商談している時、トヨタ系の営業から、何度も
言われました。
「高額買取りをしてくれるのは、ビッグ・モーターか、ネクステージが多い。
トヨタの販売店での査定額は、あまり高くないので、どうしても、高取り
して欲しいなら、ビッグ・モーターか、ネクステージに、見せた方が
良いですよ。」
と、あちこちのトヨタ系販売店の営業に、言われました。

それに、インターネット上の評価も、「高めに買い取ってくれる」と言う点の
評価が高いのは、「ビッグ・モーター」と「ネクステージ」でした。

しかし、自分は、ビッグ・モーターに関しては、「買取契約後のトラブル」が、
ニューモデル・マガジンXの記事に、何度も出ていたので、
「絶対に行かない」と言う方針を貫きました。

ネットの評価は、ある程度、サクラの評価もありますし、店舗で、従業員が
見ている目の前で、評価の入力を求められる事があります。
そのような状況で、低い評価を入力する訳には、行きません。
それに、その場では、良かったとしても、ビッグ・モーターのような業者は、
後になって、トラブルになる事が多い。

既に、高評価を入力した後に、トラブル発生と言うケースもあります。
従って、ネット上の店舗評価は、あまり、鵜呑みにしていません。
今となっては、その判断が、正しかったと言う事になります。


★情報
あとは、インターネット上での情報でも「ビッグ・モーター」と
「ネクステージ」は、「他系列の買取店より、買取価格が高めになる事が多い」
と言う情報は、良く目に耳にしました。

ただし、「今日、決めてくれるなら、この買取価格で、買取りますが、
今日中に決めて頂けない場合は、この条件は、出せません」と言われた人が、
他店をまわり、やはり、ビッグ・モーターの買取価格が一番高かったので、
翌日、戻ってきても「昨日の条件だったので、もう、その条件は、出せません」と
言われるトラブルが、あまりにも多かったと言う情報も、非常に多く、
気になっていました。

一般的には、1日違いで、大きく買取価格を下げる事は、よほどの事がないと、
やらない。

買取相場は、たった1日で、そこまで大きく下がらない。

1日違いで、月が変わる、間もなく、年越しする・・・と言うタイミングなら、
ある程度、ガクッと査定額が変わるのは、仕方ないでしょうが、一般的には、
たった1日で、大きく査定額が下がると言うのは、あり得ません。

日割りで下がった分の減額程度なら、そこそこ納得できますが、大きな減額。
と言う事は、ビッグ・モーターの査定額と言うのは、きちんと、相場に基いて
いないと言う事です。

色々なユーザーの報告によると、ビッグ・モーターについては、「最初」に
行くと、他店より、かなり低い買取額しか出さない。
ある程度、数店舗まわって、相場がわかった後の「最後」に行かないと、
損をする・・・と言うコメントが、多数見られました。

ビッグ・モーターは、その日、その場で、即決しないと、その条件は
消えてしまう・・・と言うやり方。
これにも疑問を感じてました。

オートバックスや、その他の買取店の場合、「この買取額は、いつまで、
有効ですか?」と質問すると、「1週間有効です」「今月末までです」などと、
きちんと、猶予期間があります。

オートバックスの場合は、査定額を表記した書類に、きちんと「有効期限」も、
明記してあります。
ただ、中には「この車、走行距離は、******kmを越えると、査定額に
響くので、走行距離*****kmを越えないように、気を付けて下さい」と、
言ってくれる買取店もあります。

オートバックスで、査定した事は、過去、5回程あります。関東圏で2回、
九州圏で3回。査定した店舗は、3ヵ所。

全ての店舗で、一度も、査定後のしつこい勧誘電話は、ありませんでしたし、
最初から、きちんと、紙に、査定額を記載したものを証拠で渡してくれました。

だいたい、買取査定をお願いする時は、まず、オートバックスに行って、
ある程度の相場を確認するのが安心なので、自分は、そのようにやっています。


つづく
Posted at 2023/08/05 13:46:52 | ルークス | クルマ
2023年08月03日 イイね!

「ビッグ・モーターについて」-1

★「ビッグ・モーターについて」ー1
色々思う事を整理しましたが、あまりにも長くなったので、前半、後半に
分ける予定でしたが、前半・後半でも入りきれなくなりました。
ひとまず、パート1にする事にしました。


★購入・買取り経験
自分は、これまで、新車・中古車問わず、多数の車を買い替えて来ました。
数えてみると、覚えているだけで、27台、乗り換えてます。

新車を正規ディーラーで買う事もあれば、中古車を中古車屋で買う事も
ありました。
中古車販売店メインながら「新車の低金利販売・長期支払い可能」の店で
新車を購入した事もあります。
国産車に限らず、輸入車を輸入車新車ディーラーで購入した事もあります。
買取店も多数利用しました。

当然、購入・買取りには、商談を行うので、契約に至らないまでも、購入や、
買取りの為に、交渉だけ行ったお店も、たくさん、あります。

さすがに、4桁万円中心の超・高級車ディーラーには、身分が違い過ぎるので
行った事は、ありません。

自分なりに、色々な経験は、あると思っています。
そして、良いお店、悪いお店、良い担当者、悪い担当者の見分けは、
ある程度、出来ると思っています。

当然、各、従業員さんとも、仲良くなる事が多く、色々な同業他社の噂を
教えてもらう事もありました。
それらの経験を含め、ビッグ・モーター問題について、整理しておく事に
しました。

★ビッグ・モーターだけではない
ただ、断っておきますが、不正などの問題は、ビッグ・モーターだけでは
ありません。
ガリバーも、以前は、悪い記事が頻繁に出てましたし、レクサス正規ディーラー
だって、不正車検問題が報道されています。

2023年9月号のニューモデル・マガジンXには、ビッグ・モーター問題に
加え、トヨタ系ディーラー複数の店舗の問題が掲載されています。
トヨタカローラ新茨城、トヨタカローラ八戸、トヨタモビリティ新大阪など。

さらに、熊本ダイハツ販売、新潟ダイハツモータース などの記事が出ています。
そして、ガリバーも、「はみ出し情報」のページ下の欄に、小さくですが、
2ページ(2コメント)出ています。

グレーゾーンなギリギリの商売を行っている業者も、そこそこいる事は、車に
詳しい人なら、認知していると思うので、そこは、あらかじめ、理解しておいて
頂きたいと思います。


★公式メディアではない
あと、ここは、あくまで、個人の見解。
お金をもらって原稿を書いているような、公式メディアではありません。
裏取りと言うのは、全てにおいて、完璧に出来ている訳ではありません。

過去の薄い記憶だったり、人から聞いた話、ネットで出ている大部分の情報
なども参照しています。
データの根拠、証拠と言うのも、明確ではない部分があります。
また、自分は、一度も、ビッグ・モーターに行った事がありません。

「ビッグ・モーターの店舗に行こう」と言う気にならない位、あまりにも、
怪しい情報が多かったので、避けていました。
自分レベルの、一般人であっても、各方面から得られる情報を集めると
「行かない方が良いだろう」と判断していました。

今となっては、その「一般人の素人レベルの情報収集力」であっても、自分の
所に集まって来た情報は、間違いではなかったと言う事になります。

とにかく、公式メディアの情報ではないので、個人の見解と言う事を前提に、
メモしておく事にしています。


★ビッグ・モーターの正体
2023年7月中盤以降、やっと、ビッグ・モーターの正体が、次々に
暴かれはじめました。

車好きな人、自動車雑誌をチョコチョコ読む人、みんカラを自分でやっている人、
みんカラ読者、自動車関連イベントに、チョコチョコ行く人のレベルであれば、
「ビッグ・モーターは、近寄らない方が良い」と言うのは、多くの人が、
認知している話だと思っています。
それでも、長い間、ほとんどの大手メディアでは、この件を扱う事は、
ありませんでした。


★ニューモデル・マガジンX
自分は、大昔から、自動車雑誌「ニューモデル・マガジンX」を、読んでいる
ため、「ビッグ・モーター」には、数々の問題がある事を、記事を通して知って
いました。ビッグ・モーターの記事は、1度や2度ではありません。
数え切れない程、何度も、記事になりました。
当然、トラブル系の記事です。

以前は「ガリバー」の方が、トラブル系の記事が多かったのに、いつの間にか、
ビッグ・モーターが、ガリバー越えしたと言う印象でした。

少なくとも、自分の中では、7~8年だったか、もっと前、10年程前からは、
ビッグ・モーターのあまり良くない記事を、頻繁に目にしており、
「ビッグ・モーターには、何があっても、行くべきではない」と思うように
なりました。

ニューモデル・マガジンXの読者としては、
「やっと、他のメディアが大々的に、ビッグ・モーターの不正を、取り扱う
ようになったのか・・・」と言う感覚です。

ニューモデル・マガジンXの他にも、この1年程は、ネット等で、一生懸命、
ビッグ・モーターの不正を報告するメディアは、ありました。

仮ナンバー付けずに公道を走った問題、熊本県の店舗の不正車検、熊本県の
点検入庫した車両(BMWミニ)を、整備担当の手順ミスで、車両火災を
起こしたのに、消防や警察には「突然、発火した」と嘘の申告を行い、
お客様には、一切、賠償せず、隠ぺい(責任逃れ)した報道辺りです。
フライデー・デジタル等に、一部、記事が残っています。
(ニューモデル・マガジンXでも、掲載されていた)

しかし、そこから、中々、テレビ・ラジオや、他の一般誌などに広がって
行きませんでした。

★お得意様
理由の一つは、どれだけ、悪い噂が出ていても、相変わらず、テレビCMは、
有名人を使って、バンバン、流している。
ラジオでも、バンバン、CMが流れている。
民放は、広告費で、成り立っているので、ビッグ・モーターは、広告費を
頂ける「お得意様」だった訳です。
スポンサーさんの悪い噂を取り扱う事は、中々、出来ないのだろう・・・と
言うのは、わかっていました。

もし、自動車雑誌にも、広告を出していれば、その自動車雑誌は、悪い記事を
掲載する事は、出来ないでしょう。

そして、ついに、広告収入に左右されない「NHK」が報道。
しかし、その時点でも、まだ、民放では、テレビCMと、ラジオCMが、
バンバン、流れていました。

そして、テレビCMに出ているタレントさんのイメージの問題が指摘され、
タレントさんの事務所側から、契約解除の情報が出て、それ以降、
テレビ・ラジオCMは、完全に停止。

CMが完全停止されると、「待ってました」と言わんばかりに、民放が、
ニュースをはじめ、ワイドショーで、連日、「ビッグ・モーター叩き」を
始めました。

被害に遭った人、泣き寝入りした人、星の数ほどいるはずです。

まじめに勤務している社員さん、知らずに購入した顧客の立場もあると思い、
触れませんでしたが、報道を見ていると、知らなかった事も多数。

「店舗前の草木が、店舗前だけ、全くない」と言う話は、全く、知りません
でした。

社長と副社長は、辞任したとの事ですが、株主のまま。
結局、仮に、会社の運用体制が変わったとしても、株主が変わらない状況では
ビッグ・モーターを利用すると、この「バカ殿ファミリー」の収入になって
しまう。
この先、ビッグ・モーターが、どうなるのか?わかりませんが、「悪い噂」は、
本当だった事を知り、利用しなくて良かったと思いました。


★CMと店舗規模
関東在住時代、「ビッグ・モーターには気を付けた方が良い」と、あちこちの
車業界関係者から耳に入って来ました。

そして、九州圏にやって来ると、土地代が、首都圏より安いからなのか、
わかりませんが、とにかく、店舗数が多く、それぞれの店舗の規模が、異様に
大きい事に驚きました。

都市の規模、自動車利用者の人口とは、不釣り合いと思える程、だだっ広い
敷地の大型店舗、そして、多数の店舗をあちこちで見かけました。

更に、九州圏でも、テレビ・ラジオでのCMが、大量に流れていました。
関東圏より、店舗数、CM数は多い印象でした。

九州圏に来た時に、思いました。
「車に詳しくない人などは、大量に流れていたテレビCM、
ラジオCMスポットとか、大規模の店舗を見て、”ひどい商売しているはずは、
ないだろう”と思って、騙される人が多いだろう・・・」と。

とにかく、ビッグ・モーターの前を通るたびに、「よく、こんな店を訪問して、
商談している人がいるな・・・大丈夫なのかな?」と思っていました。

強引な商売しないと、これらの多数の大規模店舗の維持と、高額な広告費用を
捻出するのが、厳しかったと言う事だったのだと思います。


★最初の頃
ニューモデル・マガジンXに、「ビッグ・モーターに問題がある記事」の
最初の頃は、「新入社員の定着率が異様に悪い」と言う感じの記事だったと
記憶してます。
細かい数字は、覚えていませんが、例えば、100名入社した新人が、
1年後には、80%程、辞めている・・・とか。
それに付随して、色々なノルマが厳しいとか、色々書かれてました。

最初の頃の記事の印象は「買取トラブル」が中心でした。
「買い取った車に難癖をつけて、一度、査定した買取価格を、
車を引き取って、書類も受け取ったあとになって、下げる」と言うトラブル。

その他、他社より高額査定額を出しておきながら、翌日に行くと、
「その条件は、出せない」と、シブイ条件しか出さない系のトラブル。

この系統のトラブルは、良く、ニュー・モデルマガジンXに、出てました。


★ケーユー社員から聞いた話
自分は、関東圏を中心に、展開している中古車屋さん、「ケーユー」を、
良く利用していました。
ケーユーで、「新車の低金利販売」を利用して、新車を購入していました。
少なくとも、「ケーユー」では、新車だけで、8台、買い替えています。

★ケーユー新車の低金利販売で購入した車
10系アルファード・ハイブリッド(厚木店=現在、厚木店は閉鎖)
フィットシャトル・ハイブリッド(本社)
プリウスα(本社)
S212型メルセデスベンツ・ディーゼル
(メルセデスベンツ東名横浜で購入=ケーユー)
GG2W型アウトランダーPHEV後期型(本社)=この担当営業のみ、いま一つ
JF3型N-BOX(支店)
ミラ・イース(支店)
30系アルファード・ハイブリッド(支店)

悪い店なら、ここまで、買いません。自分にとっては、良い店です。
(もし、今後、ケーユーが、何らかの不正で報道された場合は、少なくとも
自分が利用していた2006年頃~2021年頃までは、自分に対しての
対応は、とても良かったと言う事になります。)

ただ、ケーユーも、大昔は、あまり印象が良くありませんでした。
東名横浜インターの横の本社が、まだ、「平置き展示場」だけだった時代の話。
U11型ブルーバードなどの中古車を見に行った記憶があります。
1985年~1989年頃です。
当時の展示車両を見てみると、ほとんどが、フェンダーのパネルなどを
交換した跡がある車両ばかりでした。

更に、展示場から目に見えるバックヤードには、事故車がたくさん置かれて
いました。
「これ、修理して売るのかな・・・」と、不安に思いました。
(実際は、良くわかりません)

★昔の中古車業界
当時の中古車業界は、デジタルメーター前の時代だったので、走行距離
巻き戻しも平気で行われていましたし、修復歴の有無の表示も、ありません
でした。

中古車販売店の中には、事故車を修復して売る店もあると思いますが、
多くは、販売店のメインの店舗から、遠く離れた場所に、在庫置き場を確保。

そこに、事故車だけ、ズラリ並べてある・・・と言うケースがあります。

田舎に行くと、販売店の看板もない敷地に、ぶつかった車だけ、積んである
ヤードを見かける事があります。
これなら、どこの中古車屋のバックヤードなのか?わからないし、バレない。

ひどい業者の中には、ここで、ニコイチでも作っているのかもしれません。
「ニコイチ」とは、「前半分の事故車、後ろ半分の事故車の2台」の、
「壊れていない前後を継ぎ足して、1台にして、無事故車のように再生する事」
です。
みんカラなどをお読みになるレベルの方だったら、説明の必要は、ないと
思います。


★メーター戻し
あと、デジタルメーターになっても、平気で、メーター戻しをやっている業者は
存在します。
実際、デジタルメーターのクラウンで、被害を受けた知人がいるので、事実の話。

クラウンで、メーター戻しの被害を受けた友人の話。(2004年頃の話)

福岡県久留米市の中古車屋で、中古のクラウンを購入。
数年乗ったので、買取店に査定に行ったそうです。
すると、「このクラウン、査定額が出せません」と言われたそうです。
事故歴もないはずなのに、なぜ?と質問。
すると・・・「このクラウン、過去にオークションに数回、出店された
履歴が見つかりました。しかも、その数回のオークションで、
落札されなかった記録が残っています。
しかも、そのオークション出展時の走行距離は、20万キロを
越えていました。今、お持ちのクラウンの走行距離を見ると、8万キロです。
だから、走行距離に矛盾があり、査定額が出せないのです。」
と、言われたそうです。
デジタルメーターのクラウンです。

結局、この中古車を購入した久留米市の中古車屋に、友人は、
クレームを言いに行ったそうです。
すると、その中古車屋は、メーター戻しを認めたとの事。

そして、「この件は、絶対に、消費生活センターなどに、言わないで下さい。
ご迷惑かけた分は、きちんと対応させて頂きます」と言われたそうです。
そこで、友人は、それなりの対応をしてもらったそうです。
(どのような対応だったのか?は、詳細は、不明)
その車は、結局、そのメーター戻しをした中古車屋が引き取ったそうです。

しかし、驚いた事に、その「メーター戻しクラウン」、数日後に、
友人が店舗の前を通ったら、また、堂々と「中古車」として、
売りに出ていたそうです。
当然、これは、「違法」のはず。
こんな不正は、ビッグ・モーターに限らず、行われていたと言う事。

車検証に、車検を受けた時の走行距離を表示するようになって、
メーター戻しも、やりにくくなったとは思いますが、中古車業界と言うのは、
そんな感じです。
グレーゾーンも、多い。

当時のケーユーは、そこまで、やっていないと思いますが、フェンダーなどの
パネルのどこかが、交換された跡の残る個体の展示車が多かったと言うのは
事実です。
ただ、当時は修復歴有り・なしの表記は、不要の時代でした。

その後、ケーユーは、町田の本社が、現在のように大きな複数階の建物に
なりました。
2010年に重層型大型店舗に改装したそうです。

そして、メルセデスベンツ社の取り扱いの認定を受け、国道16号線の
向かい側に、メルセデスベンツ東名横浜をオープン。

その頃は、中古車業界も、ある程度、改善され、修復歴有無の表示が
明記されるようになりました。車検証に、車検を受けた時の走行距離を
表示するようにも、なりました。
ケーユーも、そこそこ、健全な業者になったのだと思いました。

ケーユーは、その後、メルセデスベンツのAMG専門店
「AMG東京世田谷」を2017年オープン。
メルセデスベンツの世界初EV専門店「メルセデスEQ横浜」と
トップブランド専門店「Stars@メルセデス銀座」を2022年
オープンしてます。


★どこでも当たり外れは、ある
ケーユーの社員の中には、数回の買い替えに伴い、数名の担当がいましたが、
「当たり外れ」は、ありました。

自分の担当だった人は、合計5名。ほぼ、「当たり」の良い人でしたが、
一人だけ、買い替え時に、買い替え前の車の「ローン残債の計算」の結果を
ごまかそうとした人がいました。
ローン途中の車を買い替える場合、「現在、何回払いの内、ここまで払っている。
買い替えにより、清算する場合の戻し金利は、いくら・・・金利を除いた分の残債は、いくら」と計算します。

しかし、一人の担当だけ、その「戻し金利」をごまかそうとして、ボヤかして、
こちらに説明しました。
戻し金利を、あやふやにして、値引き額を大きくしたように、見せかけようと
した訳です。

「おかしい」と思ったので「戻し金利分は、どうなってますか?」と、
指摘すると、シブシブ内訳を伝えてきました。

その人の印象は、あまり良くありませんでしたが、他社との相見積もりで、
最終的な条件が良かったので、結局、その担当の条件で、決めましたが、
最後まで、印象が悪く、結局、その人から、次の買い替えをする事は
ありませんでした。
それ以降は、違うケーユーの店舗でお世話になりました。

ま、健全経営の店舗であっても、支店や、担当によって、若干、当たり外れは
あります。
それでも、自分の中では、ケーユーは、そんなに悪い印象は、ありません。


★正規ディーラー営業も当たり外れはある
トヨタなどのディーラー系でも、当たり外れの従業員は、たくさんいます。

トヨタの販売店の営業の中にも、「競合して断った途端、冷たい態度を取られた」と言う人もいます。

自分の親戚などは、お断りする時「今回は、他社で契約する事に
しました。色々ありがとうございました。また、次の機会がありましたら、
よろしくお願いします」と、言うと「いや、もう、次は、ありません。
さようなら」と、言われ、営業の方から、先に電話を切られたそうです。
ネッツ系の営業です。
(福岡県は、まだ、トヨタ店、ネッツ店、カローラ店、トヨペット店の
4系列に分かれている)

ろくに紙の見積書も印刷してくれず、「競合」を嫌がる人もいます。
紙の見積書を印刷してくれないクセに、「自分より良い条件の見積もり
が出たら、見せて下さい」と、他社見積もりだけ、やたら、要求しようとする、
ルール違反をする営業も、いました。
トヨタでも、最近は、マナーの悪い営業に当たる事があります。

日産の営業の中には、こちらが、まだ、競合他社の車種と迷っていて、
そんなに、日産の車種は、本命でもなく、たいした条件も出ていなかったので、
「これなら、やはり、トヨタだな・・・」と思っていた段階で、
「ローンの仮審査をしたいので仮審査の用紙に記入して欲しい」と言ってきた
営業もいました。
ローンの仮審査なんて、安易に受けるべきではない事は、経験上知っています。

仮審査とか、現在借りているローンの残債確認を短期間に繰り返すと、
ローン審査上、あまり良い印象を持たれません。

しかも、「これに、ほぼ決める」と言う段階で、自分の気持ちも固まって
いるのであれば、仮審査で、本当に、ローンが使えるのか?を行うのは、
問題ありません。

しかし、まだ、「候補だけど、本命ではない。めいいっぱいの条件も出ておらず、
たいした値引き額も提示していない」と言う段階で、安易にローンの仮審査など、
受けるつもりはありませんでした。

そこを、かなり強引に、ローンの仮審査の用紙を出して来ました。
当然、こんな営業からは、購入する気持ちは、完全になくなり、すぐ、席を立ち、
その店は、二度と訪問する事は、ありませんでした。神奈川県座間市の日産です。

トヨタ、日産の正規販売店の営業でも、こんなレベルの低い営業は、います。

それに比べれば、自分の担当になったケーユーの営業は、親切で良い人でした。
そんな、ケーユーの印象の良かった数名の担当営業から、色々聞いた話も
ありました。


★スタッフミーティング
例えば、ケーユーに朝一番で、オイル交換に行った時の話。
オープン直前に到着。
スタッフは、まだ、朝のミーティング中でした。
そのミーティングでは、ニューモデル・マガジンXのビッグ・モーターに
関する悪い記事のコピーをスタッフに配り、その説明をしていました。

その記事は、細かく覚えていませんが、買取りについての契約トラブルの話
でした。
一度、決めた買取り価格を、実際の売却者の口座に振り込む時に、
何のことわりもなく、減額して、振り込まれていたと言う系統の話。

わかりやすく例えると、買取額100万円と付けたのに、実際に車と書類を
渡して、買取額の振り込み額を見ると、80万円しか、入金されていなかった
系のトラブル。

なぜ、減額されたのか?の理由は「車を引き取った後に、再度、車両を確認
したら、修復歴有りと言う不具合が見つかった。傷が見つかったので、
減額した」と、事後説明。
ただ、その「減額」した個体、後日、売った人が確認すると、
「修復歴なし」で、売りに出ていた・・・

これはひどいと思いました。

その他、商談の為に訪問したが、条件が合わない為、帰ろうとしても、
中々、店から返してくれない・・・など、ひどい対応である事が、報告されて
いました。
(例えば、査定した車のキーを預かったまま、返してくれないので、
帰れないなど)

そのような事例の報告を、スタッフ・ミーティングで、やっていました。

同業他社の業界内でも、ニューモデル・マガジンXのビッグ・モーターの記事は
共有されているのだと思いました。

この事からも、個人的には、「ビッグ・モーターには、行かない方が良い。
買取査定などで気軽に立ち寄る事も、やらない方が良い」と考えていました。

まだまだ、つづく。
Posted at 2023/08/03 20:11:24 | ルークス | クルマ

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