紅葉
今日は、あるエリアに用事がり出かけました。
目指した場所は、標高1000m前後のエリア。
いつも往復している場所の、約半分の距離の位置にあるエリア。
まだ、完全ではありませんが、少しづつ、紅葉が始まっていました。
場所や、木によっては、既に、完全に色づいている物もあります。
やはり、紅葉を見るのは、気分が良いです。
EV急速充電器
尚、立ち寄った場所には、EV急速充電器があります。
ここは、最近にしては、とても貴重になった「どの車種も、無料でEV車の急速充電が出来る
充電所」になります。
2015年3月から、EV急速充電の会員が、かつて、お得だった、「チャデモ」と言う方式が、
廃止されました。
「チャデモ」の会員として、月会費1000円を払うと、多くのサービスエリアでの急速充電は
無料。某プラグイン車の場合は、そのメーカーの販売店の急速充電も、基本的に、無料でした。
会員ではない場合には、1回500円取られていたので、チャデモに加入していれば、
販売店での急速充電を、月2回やると、元が取れる計算でした。
高速は、NEXCO発行の充電会員カードと、チャデモをリンクさせると、実質、無料でした。
所が、それらの充電会員のシステムが終了。
そして、別の充電会員制NCSなどがスタートしたのですが、これが、いくつか、契約パターン
があり、内容が複雑。しかも、割高です。
週末ドライバーには、どの会員システムがお得なのか?その判断が、微妙な料金設定。
それに伴い、多くのEV急速充電所が、無料→有料化されたり、有料だった所が、一律、1回、
500円前後・・・だったのが、1分単位課金になってしまったり、全体的に、値上げされました。
それでも、ここのように、無料で開放されているEV急速充電所も、まだまだ、あります。
当然、休日の昼間と言うのは、「無料」の急速充電所には、特に、EV車の充電にやって来る
車が、殺到する訳です。無料の威力は、大きい訳です。
急速充電可能な車種に乗った事がある人なら、良くわかると思いますが、この急速充電を出先
で行うと言うのが、とにかく、大きなストレスになります。
もし、目指した充電所が、先に充電している人がいて、待たなければならない場合、どうしよう・・・
しかも、2台待ちだったら、どうしよう・・・そう考えると、不安になるし、ストレスです。
実際、2~3台待ちの光景、数回見た事があります。2台待ちだと、1時間待ちですよ。
また、「急速充電器が故障中」と言う事も、かなり、あります。
今回立ち寄った場所に設置されている急速充電器も、一時期、故障しているのを見た事が
あります。
やっとの思いで、EV急速充電所にたどり着いたら、充電器が故障。
ピュアEV車(電気以外に動力を持たない純粋なEV車)で、もう、電気切れ寸前の車なら、
「電欠」と言う事になり、これ以上、進めなくなります。
実際、笑えない話で、このような経験をしているピュアEV車オーナーは、存在します。
この不安は、オーナーカーとして、所有してみなければ、わからないと思います。
でも、充電器が有料化されて、ガソリンエンジンでも走れる某プラグインの車は、急速充電を
有料で行うと、割に合わなくなった為、ほとんどの高速道路の急速充電所から、姿を消しました。
と言っても、やはり、EV車の急速充電は、曜日・時間によって、かぶる事があります。
1ヶ所に1基しかありませんからね。
最近、1ヶ所に、2基設置された充電スタンドも、存在しますが、まだ、ほんのわずかです。
逆に、どの充電会員であっても、会員の有無は問わず、1回30分急速充電する車は、無条件に
「500円+消費税」を支払って充電すると言うシステムを採用している、某道の駅の急速充電所
は、ガラガラで、いつ見ても、誰も使っていない と言う矛盾も生じています。
電欠スレスレでも、どうしても、これ以上走れないと言う緊急なEV車が「仕方なく」使う程度だと
思われます。
更に、EV急速充電器を設置したものの、あまりにも故障が多かったり、EV車のマナーの問題で
急速充電器を撤去してしまった場所も、実際には、あります。
尚、EV急速充電所の1基と言う状態は、ガソリンスタンドに例えると、もし、ガソリンスタンドに、
給油機が1台しかなかったら、どうなるか?と言うのと同じ事です。
連休、年末・年始、お盆休暇など、高速道路が大渋滞する期間の、高速道路のガソリンスタンド
を見れば、わかります。
高速道路のガソリンスタンドの給油所は、給油機が、少なくとも、6台~8台程度は、あります。
それでも、大型連休、年末・年始帰省渋滞中、お盆休みなどの時には給油待ちで、長蛇の列
になっています。
EV急速充電の「普段の休日の昼間」の充電待ちは、この状態になっています。
休日は、常時、お盆・年末年始・大型連休の高速道路のガソリンスタンド状態と言う事です。
ちなみに、お盆帰省渋滞での高速道路の給油渋滞を、数回、経験してますが、10台~20台、
並んでいても、給油口の左右の割合にもよりますが、6~8基程度の給油機があるスタンドの
場合、待ち時間は、15分~20分前後。
EV車の急速充電待ちは、1台が、途中まで充電していたとしても、恐らく15分~20分待ち。
2台並んでいたら、完全に、30分以上の待ち時間。
どれだけ、EV車の充電待ちが、無駄な時間になるのか?が、わかると思います。
みなさん、EV車、PHV車を購入する時は、「食事している時間を有効利用すれば良い」とか
「買い物する時間を有効利用すれば良い」などと、イメージするのですが、実際は、そのような
理想的な使い方をしたい曜日の時間帯は、先客がいて、使えない事が多い。
結局、誰も使っていない中途半端な時間に、ボーッと待つ事の方が多いと言うのが実態。
食事の時間にも中途半端な時間だったり・・・
車を売るメーカー側も、カタログには良いイメージをアピールしますが、このような実態を、
露骨に描写したりしませんからね。
そんな事、売る時点で、バラしたら、誰も、買いませんから、マイナス・プロモーションは、
当然、メーカーは、やらない訳です。
急速充電かぶり
今回、久しぶりに、EV急速充電の車の「充電かぶり」「充電待ち状態」に遭遇しました。
日産の葉っぱが、急速充電を始めて、まだ、わずかの状態の所に、テスラと言うEV車が、
急速充電にやって来ました。
テスラのオーナーは、あきらめて、次の充電所に行くのか?と思ったら、結局、葉っぱの充電が
終わるまで、待つ事にしたようです。
自分は、この場所で、時間調整もあったので、休憩室内で、ゆったり、資料を見たり、周辺の
紅葉の景色を写真撮影して、時間つぶししていましたが、中々、葉っぱの充電が終わらない。
テスラのオーナーは、かなり、イライラしていたように思いますが、これが、ピュアEV車の宿命。
やはり、EV車と言うのは、リスクがあります。
尚、急速充電の会員制度が、かなり、割高なシステムになったので、中途半端なEVライフは、
逆に、燃費の良いガソリンエンジンと、冷静に比較すると、割りに合わないケースもあります。
特に、週末に、少ししか乗らない人は、出先でEV急速充電を行うような遠出を、1ヶ月に
何度やるのか?冷静に考えないと、損します。
それに、EVだけしか、動力がない車の場合、出先のEV急速充電で、ここのように充電待ちで
待たされると、計画が大きく変わります。
それがイヤになり、次第に、出先で急速充電が必須になる遠方への旅行には、EV車を使わなく
なる事も考えられます。
EV急速充電がイヤなので、遠出用に別の車を買った・・・と言うのなら、何の為のEV車
なのか?意味がなくなるケースも考えられます。
戦士の急速
そうやって、EV車関係から、離れて行くユーザーも、意外に多いと聞きます。
それに、EV車も急速充電を繰り返すと、携帯電話や、スマートフォンなどのように、バッテリー
の持ちが、悪くなりますからね。
自分は、EV車系に関して、特に「ピュアEV車(ガソリンエンジンなどを併用していない純粋な
EVだけしか動力がない車)」は、自分の使い方を考慮すると、怖くて、乗れません。
急速充電所の充電器の取り合いは、解消されていないと感じました。
急速充電可能な、プラグイン車も、結局は、出先のEV急速充電所で、常時、「次にやって来る
ピュアEV車」に、気を遣わなければならない。
特に、無料の充電所などは、「次の車、充電に来るな!」と、祈る気持ちで、待つ事になります。
これでは、せっかく、プラグイン車を買っても、楽しくない。
実は、この時、敷地内駐車場には、密かに、もう1台、急速充電を期待して、駐車していた車が
いました。それは、GG2Wプラグイン。
さすがに、ピュアEVの充電器奪い合い状態を見て、ガソリンでも走れるPHVが、しゃしゃり出る
事は、出来なかったのでしょう。
そう考えると、急速充電対応のプラグインを購入しても、出先のEV急速充電所では、常に、
ピュアEVの様子を伺って、重なれば、遠慮してあげなければならないという事になります。
アプリ
最近は、各急速充電所が、使用中なのか?空いているのか?を確認出来るアプリなども
開発されています。
アプリが開発される前からも、単純に、ネット経由で案内しているサイトも存在していました。
しかし、例えば、チェックした時に、丁度、車両入れ替え中で、たまたま、瞬間的に、
充電ノズルを外しているだけと言う可能性もあります。
そう考えると、このアプリなども、ないよりは、まだ、マシですが、あまりアテにも出来ません。
とにかく、EV急速充電の呪縛と言うのは、予想以上に、大きなストレスになると思われます。
変電所
では、1ヶ所に、EV急速充電器を、ガソリンスタンドと同じように、6基~8基設置すれば良い
ではないか?と考えると思います。
しかし、もし、EV急速充電器を、1ヶ所の充電スタンドに、6~8基など、設置しようとすると、
通常の電力供給では、足りずに、変電所の併設が必要だと聞いた事があります。
電車の沿線に、各鉄道会社が、中間中間に、変電所を併設しています。
EV急速充電器を、1ヶ所に多数設置するには、そのように、変電所が必要なのだそうです。
(技術的な事は、専門家ではないので、わかりません。間違っていたら、それは、各自、調べた
情報を信用して頂ければ良いと思います)
と言う事は、EV急速充電所と言うのは、基本的に、1ヶ所1基。設備に恵まれていれば、2基。
そして、ガソリンスタンドのように、ズラリと急速充電器が並んでいるような充電所が、
街のあちこちに誕生する可能性は、恐らく、近未来を考えても、現実的ではないのではないかと
個人的には、思います。
自分が見た事のあるEV急速充電器が、ズラリと並んだ場所と言うのは、EV系の車種を、
製造している、某自動車メーカーの工場の敷地内駐車場。
ま、自社でEV車を作っているのですから、当たり前かもしれません。
街の中に、普通に、EVステーションがある姿は、自分の生活圏では、見た事ありません。
それより、国としては、水素ステーションを、どの規模・どのペースで増やしていくべきか?
水素自動車が、どれ位普及するのか?も、考えていると思われるので、EVだけに、力を入れる
可能性は、どうなのか?と思います。
EV車ウヨウヨ
この日、この周辺を走っていると、他にも違う葉っぱや、BMW i3、GG2Wプラグインなどと、
すれ違いました。
この無料急速充電所を目指して走っているのであれば、このEV急速充電所は、休日は、もう、
飽和状態と言う事になります。
やはり、EV系は、まだ、一般的ではないと思います。
あとは、坂道で、電気がアッと言う間に減ってしまう。これ、何とかならないのでしょうかね。
下って回生しても、登り坂で失った分の電気は、簡単に取り戻せません。
期待しているEV系
もし、自分が、次にEV系を買っても良いかな?と思うのは、1回の充電で、70km以上走れる
プラグインハイブリッド車。
平坦地を、実用燃費で60~70km程度、EVで走れて、もし、EVバッテリーを使い切っても、
ハイブリッドモードでの燃費が、リッター25km以上、実用燃費で走れる車なら、欲しいと
思います。
EVだけで、実走行で平坦地なら、40~55km前後走れる車は、これまでも存在していますが、
EVバッテリーを使い切った後の、ハイブリッド走行になった時の燃費が、ガクッと落ちる車が多く
だいたい、どの車種も、EVバッテリーが切れると、単純なハイブリッド車としての燃費は、
実用燃費で、リッター13~15km前後。これでは、物足りないのですよね。
そういう意味では、今後発売が噂される、「あの車種」と、「あの車種」は、期待しても良さそう。
あとは、価格設定が、どれ位になるか?でしょうね。
プラグイン
今後、ドイツ車を中心に、プラグインハイブリッド車が、多数導入されると思われます。
急速充電未対応の車種が多いようなので、基本的には、普通充電器=自宅の充電設備を
持てる戸建て住宅に住むユーザーがメインになると思われます。
その場合は、最初から、出先でのEV急速充電器の奪い合い戦争には、巻き込まれません。
でも、PHVのスペックを見ると、EV走行可能距離が、30~50km前後と言うスペックの
車種が多い模様。
これでは、近所の買い物・送迎などのチョイのり分だけしか、EV走行出来ません。
坂道の多い地域に住んでいる人などは、標高差50m前後の道路を、距離にして、
500m程度、登っただけで、せっかく充電したEV走行可能距離が、一瞬で、恐らく、
5~10km分程度、失う事になります。
わずか、500m走るだけで、平坦地でEVで走れる距離(車種によって違うと思いますが、
5~10km前後走れるはず)の電気を、急な登り坂で、失ってしまいます。
EVに乗った経験があるユーザーなら、その点、よーく、わかるはず。
一晩かけて、普通充電で、EVバッテリーを、満充電しても、そのような坂道を数回走るだけで
アッと言う間にEV走行可能距離を失う・・・
電気代と、充電時間、それらを含めて考えると、一瞬で、数十ℓ給油出来るガソリン、軽油の
車の方が、まだまだ、メリットがあるように思います。
冷暖房
あと、EV車は冷暖房のスィッチを付けた瞬間、EV走行可能距離が、ガクッと減る。
PHVの中には、暖房を付けた瞬間、EVだけで、車内暖房が出来ず、強制的に、ガソリンエンジン
を始動して、そのエンジンの排気熱によって、車内暖房させる車種もあります。
だったら、寒い冬場は、せっかく、EVバッテリーを充電しても、常時、ガソリンエンジンを併用した
走り方しかできません。そうなると、当然、電気モーターだけの走りは出来ず、燃費も悪化。
その制御が、どうなっているのか?も、PHVなどを検討している人は、きちんと、調べなければ
ならないです。
某車種は、高価な、オプションで、「電気温水式ヒーター」をつけて、真冬の暖房利用時でも、
エンジンが始動しない装置を付けられる工夫がありましたが、それでも、外気温が零下になると
電気温水式ヒーターでは、温め切れず、エンジンが始動してしまい、何の為のEV車なのか?
メリット半減です。
それがイヤなユーザーは、冬場は厚着して、毛布を持ち込んで、こごえながら運転する・・など、
そんな人も、多々いるようです。
最新技術の車に乗っているのに、昭和40年代前半の車のような状況で使うと言う、矛盾。
今後出てくるPHVを考えている人は、それらを、よーく事前確認して、本当にPHVなどの
メリットがあるのか?を考える事でしょうね。
EV車の充電かぶりを見て、久々に、色々考えました。
帰り道
そして、用事を終えて、帰る事になりました。
この時間から帰ると、夕方の休日の行楽渋滞と、ぶるかると思い、渋滞を覚悟しました。
しかし、ほぼ、渋滞なしのスムーズ運行。
途中、少しだけ、ノロノロになりましたが、その先は、スムーズでした。
その後、国道は、微妙な登り坂になりますが、そこでは、どうしても、信号が増えるのと、
交通量が増えるので、スムーズに進まず、ストップ&GO連発。
ここで、給油して行こうか?かなり迷いましたが、日曜日の夕方で、交通量が多く、自分が
いつも利用しているスタンドが、反対側車線にあります。
出入りを考えると面倒なので、スルー。
それに、そこのスタンド、午後10時~翌朝6時までは、軽油のみ、更に、2円引きになりますが、
通過した時間は、午後6時代。
まだ、この時間では、2円引きにならないので、次の夜遅い時間に通過する時に給油する事に
しました。
帰宅
そして、予想以上に早い時間に帰宅。
給油していませんので、今回、満タン法の燃費は、わかりません。
車載燃費計での燃費を見てみると・・・
この日の往復の燃費を見ようとすると、出先での用事の時間が長過ぎたようです。
リセットされていました。
この日だけの燃費は、「帰り道だけの燃費」になりましたが、下り道中心なので、
21.3km/ℓを示していました。
尚、最後の方にある、坂道と、信号多数によるストップ&GOの多いエリアと、自宅周辺の
登り坂が多い坂道を走った為、ガクッと燃費が落ちました。
途中までは、帰り道の下り坂中心の状態では、リッター33km前後を、ずーーーっと表示して
いたのに・・・ガッカリ。
尚、前回給油後からの総合平均燃費は、車載燃費計では、15.9km/ℓを示してます。
これ、途中までのずっと下り坂だけの所でも15.9km/ℓを示していました。
その後、登り坂や、ストップ&GOが加わったので、平均燃費も、落ちて行くと思ったのに、分母が 増えると、平均燃費のブレが少なくなるのか?多少の燃費悪化の原因になりそうな要素のある
道路を走っても、ブレませんでした。
予測
恐らく、この時点で、給油したとすると、燃料計の針の位置から予測して、多分、27~28ℓ
程度、給油出来そうです。
トリップ・メーターは、395kmを表示してます。
と、言う事は、多分、395÷27=14.629km/ℓ、395÷28=14.10km/ℓになります。
多分、この時点で満タンにしてみても、満タン法で、リッター15kmは越えていないと予測
出来ます。
やはり、この車、どう頑張っても、リッター15km越えは、自分の使い方では、ほぼ、無理と
言う事のようです。
17インチのエコタイヤ系にすると、多少変わるのでしょうか?
でも、タイヤ変えると、そのタイヤ購入代で、年間走行時の平均燃費の伸び分の元は、取れ
ないと思います。
あー、何とか、燃費が大きく伸びる方法、ないのかな・・・