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2015年10月24日

東モ60周年/C220d試乗/V-CLASS実車確認

  東京モーターショー60周年記念イベント
 今日は、朝9時から、日比谷公園の周辺~銀座周辺にて、東京モーターショーに関連した
 イベントが開催される日でした。当然、行く事にしました。


 日本の自動車メーカーの首脳陣が、勢揃いでした。
 更に、フィギュア・スケーターの荒川静香さんもゲストで登場。
 パレードのスターター役で、旗を振ってました。



 そして、荒川静香さん、知りませんでしたが、バイクにお乗りなんですね。
 車は、この時点では、日産リーフに乗っているそうです。




 色々な車がパレードして行きましたが、印象的だったのは、メルセデスベンツ600プルマン。
 1971年式だそうです。これは、迫力がありました。




   メルセデスベンツ・コネクションへ
 その後、メルセデスベンツ・コネクションに移動。
 目的は、C220dの試乗と、V-CLASSの実車確認です。

   C220d試乗車
 まず、試乗車は、セダンのW205型C220dアバンギャルドでした。
 給油口を確認すると、尿素と、軽油を給油する口が、同じ場所にありました。



 E220dワゴンは、尿素に関しては、リヤ・トランクを開けて、内張りを引き上げて、そこに
 見える尿素タンクの口に、尿素を入れるシステムです。セダンは、こうなっているのですね。

   価格
 試乗車は、C220dアバンギャルド。
 オプションは、レザー・エクスクルーシブ・パッケージ(65万3000円)が装着されています。
 そして、ボディ・カラーのシルバー(イリジウム・シルバー)も、オプション色(88000円)です。
 C220dアバンギャルド(セダン)の素の価格は、559万円。(税込み)
 
 ガソリンエンジンの主力グレード、C200アバンギャルドは、534万円。
 C180アバンギャルドは、476万円。

 メルセデスとしては、C200アバンギャルドを実質、C220dの比較のベースにしていると
 思われます。C200アバンギャルドの25万円高に設定。
 これ、ボルボも、BMWも、ガソリンエンジン車の同等グレードのディーゼルエンジン版として、
 位置付けられた時の価格設定と全く同じです。

 エコカー減税類の差額を計算すると、実質、10万円チョイの差額に縮まり、更に、燃料代と
 燃費の違いを計算すると、年間15000km前後走るユーザーだと、2~3年で、元が取れる
 と言うような想定にしていると思われます。

 「C220dを購入する人は、C200アバンギャルドを候補にしている購入層」と言う事だと
 思います。
 
 尚、オプションのレザー・エクスクルーシブ・パッケージ(65万3000円)と言うのは・・・

 ベーシック・パッケージ(12万2000円)
 前席シートヒーター、パークトロニック(車両周辺を監視するセンサー、障害物に近づくと、
 ピピピピーと、警報音を出し、車両のどのコーナー部分に障害物があるのかを、ランプ点灯で
 知らせる)、アクティブ・パーキング・アシスト(並列・縦列自動駐車システム)
 +
 プレミアムパッケージ(ベーシック+プレミアム合計32万6000円)
 ヘッドアップ・ディスプレイ、ハンズフリーアクセス(リヤ・バンパー下に足をかざすと、トランクが
 自動開閉する)
 +
 本革シート、メモリー式パワーシート(助手席)→(運転席パワーシートは、標準装備) 
   
 です。


   特徴
  C220dの特徴は、9速オートマチックを採用した事だと思います。




   試乗開始
 そして、試乗開始です。
 外でエンジン音を聞くと、当然、ディーゼルエンジン特有のカラカラ音は、聞こえます。
 ま、慣れてしまったし、自分は、気になるレベルではありません。
 しかし、誰が聞いても、ガソリンエンジン音とは違う音である事は、明らかです。

 車内に乗り込むと、ディーゼル音は、ほとんど、わかりません。
 低速で、ゆっくり走る時のエンジンノイズは、多少、カラカラ音は聞こえますが、ディーゼル
 エンジン車だと、「わかろう」と思って聞くから、わかるだけで、何も気にせず、例えば、
 オーディオでも楽しみながら、乗り始める人には、全く気にならないレベルです。
 当然、それに伴う車両側の振動なども、一切ありません。

 そして、待望の9速オートマチックが、どんなフィーリングなのか?確認するのが、
 楽しみでした。

 尚、通常のオートマチックのモードで、加減速する分には、何の違和感も、不自然さもありま
 せんし、アクセルを踏んだ瞬間に、一瞬、貯めがあって、加速が始まるディーゼルエンジン車
 特有のタイムラグも、車両が軽いからなのか?
 オートマチックの制御が、他の車種に採用されている、従来の7速オートマチックと、
 違うのか?とにかく、「貯め」を感じる事がなく、なめらかです。

 ガソリンエンジン仕様の同型(W205/S205)C-CLASSのC180、C200、どのエンジンも
 運転した事がありますが、それらの車種から、C220dに乗り換えても、「貯め」の違和感は、
 ないと思います。

 E250からE220に乗り換えると、明らかに「貯め」を感じます。と言っても、ほんの、
 コンマ数秒の世界ではあります。

 この「貯め」は、アイドリング・ストップ状態から、アクセルを踏み込んで、スタートする時に、
 微妙に、タイムラグが他車より長めに感じて、一瞬、出発の立ち上がりで、「イラッ」と感じる
 制御をしているフォルクス・ワーゲンの現行型(7代目)ゴルフの「アイドリング・ストップからの
 立ち上がり」の「貯め」に比べれば、まだ、短いです。
 (と、個人的には、感じています)

 メルセデスのガソリンエンジン車を経験せず、ディーゼルエンジン車で、いきなりメルセデス車
 デビューしたユーザーなら、E220ブルーテックなどのディーゼルのアクセルレスポンスの
 「一瞬の貯め」が生じる挙動は、あまり、気付かない・気にならないかもしれません。

 しかし、メルセデスの従来のガソリンエンジン車を経験して、メルセデスのディーゼルエンジン車
 デビューした人なら、どうしても、メルセデスのガソリンエンジン車のレスポンスの感覚が、
 自然に、記憶されているでしょうから、「ガソリンエンジン車より、微妙に、若干、貯めがある」と
 言う点は、気になる人には、気になるかもしれません。

 しかし、C220dセダンに関しては、その第一歩のコンマ数秒の違いかもしれませんが、その
 「貯め」を感じる部分が、ほとんどなく、ガソリンエンジン車同様のレスポンスで、運転出来ると
 思いました。

 これは、まず、ベース車両のW205型C-CLASSが、アルミボディ化されて、重量が軽く
 なった事が大きいと思います。
 そして、9速オートマチックの制御を、うまくやっているのではないか?と思います。


   マニュアルシフト
 一つだけ、いじわるしてみました。
 信号停止からスタートする時、自動制御ではなく、パドルの「+」で、加速開始後に、パドルの
 「+」を連打状態で、カチカチカチッと引いて、少しでも早く、シフトアップするように、操作して
 みると・・・

 「ガックン・ガックン」と、エンジン、及び、後輪タイヤが、不自然にノッキングするような、
 ギコちない挙動を示しました。
 これ、信号停止の度に、試してみましたが、「必ず」この挙動が出ます。

 恐らく、走り出しに関しては、あまり早くシフトアップさせると、エンジンの出力とのバランスが、
 うまく取れていなくて、ギクシャクするのでしょう。
 ただ、これに関しては、マニュアルシフトでも、なめらかに加速するよう、若干、プログラムは
 見直した方が良いのではないでしょうか?

 年式が変わると、恐らく、熟成で、改善して来ると思いました。
 それ以外は、7速オートマチックより、スムーズで、良いと思います。


   シフトチェンジパターン
 尚、短時間の試乗では、1速~9速まで、それぞれ、時速 何kmで走っているのか?を解析
 する事は、出来ませんでした。
 これに関しては、どうしても、この短時間試乗では、わかりません。

 ただ、7速オートマチック搭載のE220ブルーテック(ディーゼル)のように、時速30kmで3速、
 時速40kmで4速、時速55kmで5速、時速65kmで6速、時速85kmで7速と言う制御と違い
 もっと、細かいはずなので、時速28km前後~50km前後の市街地走行での、一番使う
 速度域で、「その速度では、本当は、あと1段、上にシフトしたいのに、シフト出来ず、エンジン
 回転数が高いまま、走り続けてしまう」と言う事が、明らかに少ない印象でした。

 ただ、7速、8速、9速が、時速何kmが守備範囲なのか?全くわかりません。
 仮に、9速目が、時速90km以上だとすると、9速目は、実質、高速道路走行でしか、
 使わない事になります。
 8速目も、同様です。

 例えば、7速目が時速60kmで切り替わるなら、一般道路でも、時速60kmは、良く使う速度
 なので、その速度で、7速目に入る事は、メリットが大きく、9速オートマチックの意味があります。

 ガソリンエンジンのE250(2000cc直噴リーンバーンターボエンジン)は、時速60kmを
 越えると、7速オートマチックながら、7速に入りました。
 しかし、ディーゼルエンジンのE220は、時速60kmでは、まだ、5速。
 時速65kmで、やっと、6速に入ります。7速に入るのは、時速85km以上。

 これでは、一般道路で、7速が使えないので、E220ブルーテックの7速オートマチックは、
 「一般道路での使用可能なシフトは、実質、5速まで」と言う印象です。

 これ、マツダのディーゼルエンジン(6速オートマチック)も、一般道路の速度領域では、
 実質、5速までしか入らないのと同じです。
 (6速に入るのは、確か時速80km前後だったと思います)

 ただし、E220ブルーテックの場合は、高速道路では、時速100kmで走っていても、7速に
 シフトしていると、エンジン回転数は、1500回転です。

 ガソリンエンジンのE250の場合は、7速に入る速度は、60km~と、早めのシフトアップを
 する代わりに、時速100kmの時のエンジン回転数は、同じ7速を使っているのに、
 1800回転でした。

 ま、シフトアップを早めに上の段にしても、各速度域のエンジン回転数が、高いか?低いか?も
 燃費には関係するので、その点は、総合的に考える必要が、あると思います。

 ただ、C220dは、9速と言う点では、どう考えても、同じ2200ccディーゼルエンジンを
 搭載する、他のメルセデス車より燃費面では、有利であると思います。

 ※尚、ある輸入車系の記事が多い自動車雑誌の試乗記に、「C220dの9速目」は、パドル
 シフトを使わない場合、時速100kmになっても、9速目に入らない」との事が書かれてました。

 時速100kmで、強制的に、パドルシフトの「+」を使った時に、9速に入るとの趣旨の記載が
 ありました。
 パドルを使わない自動制御の時には、一体、時速何kmで、9速目に入るのか?は、明記
 されていませんでした。

 その理由は、恐らく、法定速度が、現状、日本の高速道路で、100kmまでなので、
 試乗記に「時速1**kmで、9速に入った」とは、書けないのだと思います。
 サーキット走行等での媒体の情報を期待したい所です。

 尚、時速100kmの時に、強制的にパドルで9速に入れた時のエンジン回転数は、
 1200回転だそうです。これは、すごい。


   9速オートマチックのメリット
 逆を言うと、自動制御に任せて、時速100kmになっても、9速に入らないと言う事は、
 日本の現状では、9速オートマチックを導入しても、パドルで強制的に、9速に入れるユーザー
 以外には、実質、8速オートマチックであるという事です。

 では、8速には、時速 何kmから入るのか?は、この時点で、情報なし。
 8速で時速100kmで走っている時のエンジン回転数が、何回転なのか?も、情報なし。

 7速オートマチック搭載の他のメルセデスの4気筒ディーゼル搭載車は、そんなに、9速との差に、
 ガッカリしなくても良いのかもしれません。
 ただ、日本の高速道路も、最高時速が、一部区間で、120kmに引き上げられるかもしれない
 噂が出ています。

 もし、実現すると、この9速オートマチックのメリットも、更に、発揮出来るのでしょう。
 それとも、それを見越して、時速100kmになっても、9速に自動制御でシフトしない9速オート
 マチックを、C220dに、導入したのでしょうか?
 それは、わかりません。


   ドライビング
 尚、試乗したコースは、いつもの六本木周辺の平坦地ベースの一般道路。
 だから、激しく左右のカーブがあるような峠越えなどは、行っていません。
 従って、ガソリンエンジンに比べて、フロント・ヘビィではないか?とか、カーブを曲がる時の
 軌跡が、自分の意思で、「このコース取りで曲がってくれるだろう」と言う思惑と違って、少し、
 外側に膨らみながら、曲がるのか?などはチェック出来ませんでした。
 
 でも、W205型C-CLASSのガソリンエンジンがデューした時に、数回、試乗して感じていた、
 「時速40km~60km前後の範囲で、突然、パワーステアリングの重さが、急に軽くなったり、
 重くなったりする不自然な挙動」と言うのは、全くありませんでした。

 車両が軽く、窓を少し開けて走っても、ディーゼルエンジン音らしさは、ほとんど気にならず、
 快適です。
 実用燃費は、試乗では、計測出来ませんが、恐らく、カタログ燃費のJC08モードで、
 リッター20kmをセダンは越えたので、実用燃費は、軽く、満タン法でも、リッター15km
 オーバーで走ってくれそうです。

 自分は、W205型C-CLASSは、ボディが大きくなった割に、前席も後席も、狭いまま。
 そして、360度カメラが、いまだに、装着出来ないままなので、購入対象には、なりませんが、
 もう少し、室内を広くして、360度カメラが装着出来るようになれば、強力な第一候補だろうな
 と思います。

 試乗した印象は、好印象でした。
 このサイズでも良くて、360度カメラにこだわらない人には、これで、充分ではないかと思います。
   
 自分は、C-CLASSをベースにしたSUV車、GLCに期待したいですけどね。
 ただ、GLCは、4MATICディーゼルになるだろうから、燃費面では、結局、不利で、
 E220ブルーテックワゴンの実用燃費と、結局、どっこいになる可能性は、あります。
 
 本当は、メルセデスのディーゼルハイブリッド+PHV+4MATICなどが、組み合わせられると、
 最強でしょうが、重くなるだろうし、価格も高額になってしまって、意味がなくなるだろうし、
 買えなくなるでしょう。

 まだ、自分の要望を完璧に満たしてくれる車は、世の中に、中々、登場してくれそうにも
 ありません。

   V-CLASS
 そして、メルセデスベンツ・コネクションに行った、もう一つの理由。
 それは、やっと、発表された、新型V-CLASSの実車を見たかった為です。
 まだ、販売店には、配車されていません。
 この時点では、東京と大阪のメルセデスベンツ・コネクションで、見るしかありませんでした。



   展示車確認
 尚、展示されていたのは、V220dアバンギャルド・ロングです。
 これでも、ベースモデルのV220dより、大きいサイズ。




   ボディ・サイズ
 尚、V-CLASSのボディサイズは、
 標準ボディのV220dトレンドと、V220dは 全長 4905mm
 V220dアバンギャルド・ロングは、      全長 5150mm
 V220dアバンギャルド・Extra-Longは、 全長 5380mm  です。
 これは、確かに大きいです

 尚、全幅は、全て同じで、1930mm/全高も、全て同じで、1880mmです。

 全長が、5mオーバーになると、フェリーに乗る時の料金区分が、1クラス上になる事が多く、
 フェリーに乗る時の料金が、かなり高額になります。
 
 と言っても、ハイエースを趣味車として使っている人は、多くが、ロングなどに乗っています。
 ハイエース・ロングも、5mオーバーの車型もあるので、これらのミニ・バン系を趣味車として
 使っている人には、そんなに驚かないのかもしれません。


こちらは、V220d アバンギャルド・エクストラロング。





  価格とグレード体系
 V220dは、次の4グレード体制

 V220dトレンド(受注生産)           535万円
 V220d                       620万円
 V220dアバンギャルド・ロング         695万円
 V220dアバンギャルド・エクストラ・ロング   730万円 



 尚、レーダーセーフティパッケージ(自動追従機能や、その他、完全停止まで制御する機能)は、
 V220dアバンギャルド・アクストラ・ロングのみ、標準装備。
 その他のグレードは、全て199000円のオプションになります。


   損得
 良く見てみると、「695万円」のV220dアバンギャルド・ロングと
 「730万円」のV220dアバンギャルド・エクストラ・ロングの価格差は、35万円。
 しかし、V220dアバンギャルド・エクストラ・ロングには、最初から
 「レーダーセーフティ・パッケージ」(19.9万円)が標準装着されています。

 と言う事は、実際の価格差は、約15万円に縮まります。

 この15万円の差が、ボディの全長の違いだったり、タイヤサイズや、ホィールの種類の違い
 だったりします。

 大きい・長いボディの取り回しに困らない人であれば、V220dアバンギャルド・ロングを選ぶより
 V220dアバンギャルド・エクストラ・ロングを選んだ方が、満足度は、高いかもしれません。

 しかし、360度カメラ、自動駐車システム(並列・縦列)は、全て、標準装備。
 これだけ大きい車なので、これらの装備は、逆に、最初から、全てのグレードに装着している
 のでしょう。

 尚、受注生産のグレードは、見込み発注をやらないので、輸入に時間がかかりますし、値引き
 も、ほとんど出来ません。
 結局、主力としているグレードを、ある程度、時間が経過した時に、大幅値引きで買う方が、
 お買い得になります。その方が、数年後のリセール・バリューも、安心です。
 恐らく、主力は、V220dだと思います。

 これに、レーダーセーフティ・パッケージを装着すれば、充分と言う事です。
 つまり、実質、V-CLASSを購入対象にする人は、620万円+199000円、その他、必要に
 応じて、フロアーマットを装着する程度で、良いと思います。

 V220dトレンドに、レーダーセーフティパッケージを装着する方法もありますが、かなり優れた
 機能である、LEDパフォーマンスヘッドライトが付いていません。
 パワーシートでもありません。
 そこを、どう考えるか?です。

 V220dとの価格差は、約85万円ですが、V220dがバーゲンで買える時を狙って、
 値引かせて買う方がお得になると思われます。

 冷静に考えると、アルファード/ヴェルファイアーハイブリッドを購入対象にする人と、価格的
 にも、かぶる人が多いのではないかと思います。

 尚、ナビ類は、最初から標準装備なので、ナビに付随した、こまごましたオプションが必要な
 日本車ミニバンを検討する人は、最終的に、V-CLASSと、かなり、価格的にも競合すると
 思います。


   V-CLASSチェック
 そして、展示車のV220dアバンギャルド・ロングをチェックしました。

   アクセルペダルまわり
 アクセルペダルを見て、少し、失望。アクセルペダルが吊り下げ式です。
 しかも、同じ吊り下げ式を採用しているM-CLASS(GLEに改名)や、A、B、CLA、GLA類
 より、ペダルが小さく、ペダル位置も、ブレーキペダルに寄り過ぎている感じ。
 
 更に、内装の内張りのカーペットの切れている部分が、低すぎる。
 マツダ車レベルの位置に近い。





   ボンネット・オープナーの位置
 ボンネットオープナーを運転席の下を探しても、見つかりませんでした。
 結局、スタッフに教えてもらいましたが、何と、助手席側の下にありました。
 最近のメルセデス車は、右ハンドルの場合、きちんと、右側(運転席)下に、ボンネット・
 オープナーを移動させていたのですが、V-CLASSに関しては、左ハンドル仕様の残骸が
 残ったままです。多少、コストダウンと言うのか、右ハンドル化に対して、微妙ながら、手抜き
 している印象が残りました。


   ボンネット
 尚、ボンネットを開けると、ボンネットを支える棒は、何とか、ダンパーで支える方式を採用
 しており、その点は、コストをかけています。
 ライバル他車の国産ミニバンは、同じ価格帯のグレードも存在するのに、いまだに、
 つっかえ棒で支えるローテクな方式を採用しています。
 それに比べると、きちんと、ダンパーで支える方式を採用しているのは、合格です。

 尚、ボンネットは、中央1ヶ所で留める方式でした。
 C-CLASS以上で採用されている、中央+左右2ヶ所の合計3ヶ所留めではありませんでした。
 この点は、A、B、CLA、GLAクラスと同等と言うレベルにとどめているようです。




 ただ、良く見ると、ボディ側のボンネットが閉まった時の受け止め側には、左右に、スプリングが
 出ており、閉めた時のショックを吸収するように、工夫されています。


   給油口
 尚、給油口がわかりませんでした。
 どこにあるのか?結局、スタッフに教えてもらいました。
 助手席側のフロント・ドアと、後方スライドドアの中間にある柱の部分にありました。
 これは、わからない・・・





   全体的な品質
 今回は、展示車を見ただけで、試乗もしていませんし、ナビの電源さえ、入っていない状態の
 展示車でした。
 しかも、薄暗い隅っこに展示されていたので、あまり、じっくり、確認できない部分もあります。
 しかし、まず、室内は大きく、シートもゆったりしており、本革仕様なら、良い品質感だと思い
 ました。

 しかし、グレードや、オプション品の選び方によっては、アルファード/ヴェルファイア、
 エルグランドなどと、価格帯も完全に、かぶります。

 アルファード/ヴェルファイアに関しては、構造的に不利だった、リヤ・サスペンションを、
 やっと、本格的な、ダブル・ウィッシュボーン式に改善しました。
 オート・クルーズも、完全停止まで制御可能なシステムを搭載しました。
 自動パーキング類も、搭載可能になりました。

 それらの機能を揃えたグレードを選ぶなら、ほぼ、全部付きのV-CLASSと、価格が、
 完全に競合します。
 でも、見た目の豪華さは、アルファード/ヴェルファイアの方が上に感じます。

 外観も内装も、アルファード/ヴェルファイアが豪華に見えます。
 V-CLASSは、見た目がシンプル。
 ただ、シートアレンジは、V-CLASSの方が、色々アレンジできます。対面式にも出来ます。

 まだ、試乗していないので、走りが、どう違うのか?などは、一切わかりません。
 アジリティコントロールも装備されているようなので、走りがしっかりしていれば、魅力的で
 しょう。


   スペック
 尚、ディーゼルエンジンは、E-CLASS、CLS、C-CLASS、S-CLASS S300
 ディーゼルハイブリッドなどに搭載されているエンジンと同じ。
 しかし、スペックは、違います。

 最高出力  163馬力/3800回転
 最大トルク 38.7kg・mを、1400回転~2400回転で発揮します。

 車両重量は、V220dが2370kg、V220dアバンギャルド・ロングが、2420kg、
 V220dアバンギャルド・エクストラ・ロングが、2490kg。 かなりの重量級です。

 最小回転半径は、5.6m(V220dアバンギャルド・エクストラ・ロングのみ、6.0m)

 これだけ大きい車で、5.6mと言うのは、良く頑張っていると思います。


   地上最低高
 気になったのは、地上最低高。105mmです。A-CLASSなどと、ほぼ、同じです。
 ちょっと、低すぎる気がします。


   燃費
 燃費は、JC08モードで、15.3km/ℓ。
 恐らく、実用燃費は、リッター10km前後でしょう。
 うまく行って、12km前後ではないでしょうか?

 ライバル他車が、ディーゼルではない事を考えると、実用燃費では、どっこい。
 ライバル他車のハイブリッドと、もしかすると、同じ位の燃費が出るかもしれませんが、
 V-CLASSの優位な点は、軽油である事でしょう。

 レギュラーガソリンとの価格差が、リッター20~30円前後あれば、実用燃費が、同じと
 仮定すると、燃料代は、V-CLASSの方が、安くなります。

 16インチタイヤも履けるようなので、スタッドレスタイヤに関しては、かなり安く揃える事が
 出来ます。
 
 自分は、V-CLASSに関しては、まだ、試乗していないので、何とも評価出来ません。
 以前は、アルファード・ハイブリッドに3年11ヶ月乗っていたので、ミニ・バンには魅力を
 感じますが、地上最低高が、低すぎると言う点が、引っかかります。
 それに、重量が、重すぎます。
 
 一度、試乗してみたいです。

 個人的には、時代の流れもありますし、地上最低高の関係もあるので、今後のSUV系に
 期待したいです。

 と言う事で、この日の夜、E220ブルーテックで出掛けました。
 久々に給油しましたが、給油時間が日付けを越えたので、翌日の日記に記載します。
 (この日の日記、長編になってしまったので、ここで終わり)
  

 
 
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Posted at 2015/10/28 15:58:31

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