移動
今日は色々用事があり、出掛けました。
移動は、平日の移動でしたが、それなりに、あちこち、渋滞や、信号停止が多く、燃費は、
思ったように伸びませんでした。
ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)
さて、もう、たくさんの車に搭載され始めている「自動追従」の機能。
「完全停止まで追従」「渋滞追従」などが出来る車種も、少しづつ、増えています。
しかし、その精度は車種・システムによって、バラバラ。
そんな中、輸入車では、メルセデス、ボルボのシステムが、最強と言われています。
国産車では、当然、スバルのアイサイトが、最強のシステムと絶賛されています。
しかも、2眼カメラの画像を白黒認識から、カラー認識に進化させた「バージョン3」のアイサイト
では、更なる、色々な安全走行機能が盛られて、現状、実質の最強のシステムを持った車として
輸入車の最強システムと、ほぼ、肩を並べるレベルに、性能が上がりました。
2眼カメラだけで認識するアイサイトの弱点は、逆光と、霧、ドシャ降りの大雨など、人間の目で
認識が難しい状況で、機能しなくなる事・・・と言われています。
他社が、ほぼ、採用しているレーダーは、全く使っていない。
しかし、それでも、カラー認識になった事で、かなり、苦手な状況でも、ギリギリまで、機能する
ようになったとの事。
先日、試乗しましたが、やはり、システムの能力は、非常に高いと実感出来ました。
ディストロニック・プラス
一方、メルセデスのシステム。
メルセデスでは、ACCの事を、「ディストロニック・プラス」と呼びます。
アイサイトバージョン3は、カラー認識2眼カメラ。
メルセデスのC-CLASS以上は、白黒認識2眼カメラ+2種類のレーダー。その他です。
最強と、絶賛されていますが、実際は、まだ、制御が突然、変貌すると言うクセは、改善されて
いない事を実感します。
車間距離設定を、一番、離れた距離で設定していても、前車を、かなり、あおるように、近距離に
付ける形で追従する事が、良くあります。
でも、ある時は、おだやかに、前車との距離を、充分に確保して、自動追従を続ける・・・
車間距離設定を、いじっていないのに、突然、前車に詰めたり、詰めなかったり・・・
そして、前車追従時のブレーキ制御も、時と場合によって、バラバラです。
大人しく、前車の減速に合わせて、人間と同じような感覚で、減速して、完全停止してくれる時も
あると思えば、なぜか、ギリギリまで、ブレーキングせず、助手席の上に置いたバッグが、足元に
落下してしまう位、急に減速して、ギリギリで停止する時もあります。
この違いが、なぜ、起こるのか?は、これまで、何度も、色々試してみましたが、
全くわかりません。
また、ステアリング操作のアシストも、自動運転には、ほど遠い状態。
カーブなどの時、少し、ステアリングが、自分の意思と違って、動く事も多く、基本的に、人間の
意志より「右寄り」に、ステアリングを自動操作してしまい、対向車線の車に、ぶつかるのでは
ないか?と言う状態で「右寄り」で走らせようとする癖も、強く残っていると思いました。
しかも、頻繁にステアリングアシストが「機能」したり「解除」されたりを、繰り返します。
カーブの途中で自動操作していると思ったら、カーブの途中から、突然、解除されていたり・・・
不安定です。
付いていないより、付いている方が、良いですが、メルセデスと言えども、まだ、突然、制御が
変貌したり、解明出来ない部分が多々あり、未完成な部分が多いと感じるACCです。
自動パーキングも、歯抜けの所しか停まれません。
自動パーキングに関しては、使いやすさや、精度は、新型プリウス(50系)の方が、
明らかに使いやすくなっていました。
ある雑誌でも、比較していましたが、並列駐車機能に関しては、新型プリウス(50系)と、
アルファード/フェルファイアに装備されている自動駐車機能の方が、使いやすいとの事でした。
メルセデスのACC類に憧れる人も多いかもしれませんが、モータージャーナリストが、
各メディアで絶賛している程、実際に使っているユーザーからすると、そこまで完璧ではないと
思います。
ただ、最初から、全て付いている設定になっているグレードが多いので、使う価値がある装備だと
思います。
これらが、すべてオプションだったら、オプション価格設定次第ですが、20万円出すまでの
価値はないかも・・・せいぜい、10万円までかなと思います。
自動パーキングが、きっちり機能して自動駐車出来た時は、「これは素晴らしい」と感動するの
ですけどね。
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Posted at
2016/02/24 08:28:16