★ルークス(ML21S)お別れ
2023年1月8日に契約した「ヤリス・クロス」。
当初は、2023年12月頃の納車予定と言われていました。
しかし、8月に、「エアコン無料点検」があり、エアコンの効きが悪い
ルークスを持って行きました。
すると、その時、「ヤリス・クロスの納期が早まりそう」と言われました。
そして、9月になり「ヤリス・クロスは、早ければ、9月末には、納車可能に
なります。書類を準備して下さい」と、連絡がありました。
結局、9月末の登録だと、1ヵ月分、自動車税が、もったいないので、
10月登録にしてもらうように、お願いしました。
そして、10月初旬に登録。書類とナンバープレートが、販売店に届くのを
待つ関係で、10月12日の納車と言う事になりました。
これまで乗っていた、下取車の「ルークス」は、ヤリス・クロスの納車と
引き換えに、販売店に、引き渡す事になりました。
そこで、最後に、このルークス(スズキ・パレットSWのOEM車)について
まとめたいと思います。
このルークス、先日の2023年10月1日、オド・メーターが20万キロを
突破したばかりですが、その直後のお別れと言う事になりました。
★乗った期間
自分が、このルークス(ML21S)に乗っていた期間は、1年9ヶ月3週間。
その間に、車検を1回通しました。
車検は「車検のコバック」で、とにかく、安く仕上げました。
税金・強制保険込みで、5万円かかっていません。
オイル交換は、自分の行き付けの車検のコバックが、当初、
何度でも100円オイル交換が出来ていたので、頻繁に、
100円オイル交換を実施。
オイル・エレメントは、1万キロ走行ごとに、交換してました。
(2023年1月からは、100円オイル交換制度がなくなってしまい、
2023年は、5月頃に、1度、普通にオイル交換しただけ。それでも、
自分の行き付けの車検のコバックでは、リッター当たり、300円。
工賃なしで、オイル交換出来ました)
運転席ドアの内側には「ペイントシーラント」のシールが貼ってあり、
5年目までの点検シールが貼ってあったので、恐らく、新車で購入した
最初のオーナーは、お金かけて、コーティングしていたでしょう。
塗装色は、紫色系のハイウェイスターのイメージカラーの良い色でした。
★最終的な走行距離
ヤリス・クロスの納車日は、2023年10月12日(木)大安。
ルークスも10月12日まで乗りました。
(日記の他の記事の関係で、ルークスの最後のまとめは、10月11日の
所に残す事にしました)
走行距離 オド・メーター 200952kmで、販売店に下取りと言う事で、
渡す事になりました。
このルークス(スズキ・パレットSWのOEM車)は、2021年12月24日
中古車屋で購入。
購入した時点で、オド・メーターは、約143131キロでした。
自分が、この日まで乗った走行距離は、57820.2kmでした。
と言う事は、約1年9ヶ月3週間で、57820.2km走った事になります。
相当、走りました。
最後は、当然、ガソリンを、なるべく使い切った状態で、販売店に持って
行きたかったので、最後の給油から、ここまで走った分の満タン法実燃費は、
不明。
しかし、車載燃費計を見ると、21.3km/Lと表示されていました。
ガソリンメーターを見ると、約4分の1は、燃料が残っています。
前回給油時から、449.8km走行。
恐らく、確実に、リッター20kmは、走っているはずです。
このルークス、平均燃費、ほぼ、いつも、リッター20km以上、走って
くれました。
ノン・ターボだったのと、CVTだったせいで、急勾配の登り坂では、かなり、
エンジン音が、うなるような走り方をしてましたが、燃費については、
頑張ってくれたと思います。
このような、スライド・ドア系のワゴンタイプの軽自動車に乗るなら、
ターボは、必要だと思いました。
★まとめ
約1年9ヶ月3週間、ルークスに乗って感じた事とか、色々、まとめておきます。
★タイヤ
タイヤ 中古で購入時に新品タイヤに交換しました。
しかし、この時点で、タイヤの山は、かなり減っていました。
冬場は、スタッドレスタイヤに履き替えていましたので、冬場は、
この「夏タイヤの減り」は、なかったはずです。
それでも、このタイヤの減り方は、早い。
さらに、タイヤ、良く見ると、微妙に、ヒビのような物も、チラホラ
見え始めていました。
ヨコハマタイヤなので、外国ブランド製の安いタイヤではありませんでしたが、
それでも、タイヤが、かなり減ったというのは、かなりの距離、走った証拠です。
★パンク
そして、パンクも経験しました。
2023年春頃、旅行から戻り、2~3日後、車を見ると、運転席側後輪
(右側後輪)のタイヤだけ、かなり、空気が減っている事に気付きました。
あわてて、空気を入れて、近くの給油所に行き、診てもらうと、金属片が、
2ヶ所に挟まっておりパンクとの事。
パンク修理では、対応不可能との事で、結局、仕方なく、タイヤを新品交換。
本来は、4輪交換が理想ですが、既に、ヤリスクロスの納車待ち。
あと数ヵ月で、販売店に下取りに出す車の為に、タイヤ4本を新品交換する
費用をかけるのは、もったいない。
結局、1輪だけ、新品にしてもらいました。しかも、銘柄は、
ヨコハマタイヤではなく、ダンロップ。仕方ありません。
それで、妥協して、だましだまし、乗っていました。
★ブレーキランプ球切れ
そして、「スズキ車に多い」と言われている「ブレーキランプの球切れ」も、
わずか、1年9ヶ月3週間の間に、2度経験しました。
1度目は、2022年10月頃。2022年8月に11年目の車検を受けた
ばかりなのに、左側(助手席側)のブレーキランプの球切れ。
2度目は、2023年6月。
次は、驚いた事に、ブレーキランプ、左右両方の球切れです。
両方とも、球切れしているなんて経験、人生初です。
ハイマウント・ストップランプだけは、LEDだった為なのか、切れて
いませんでした。
★スズキの車は、もう買わない
スズキの車は、ブレーキランプの球切れが他社より激しいという話を色々な
人から聞いた事があります。
ニューモデルマガジンXでも、指摘されていました。
ブレーキランプの取り付け部のコストダウンが原因の一つと言う記事も、
かなり以前に、出ていました。
街を走っている他社の車を見ていると、ブレーキランプの球切れ車両は、
チョコチョコ目にします。
スズキ車が多い印象ながら、当然、ダイハツだって、トヨタだって、
日産だって、いすゞのトラックだって、球切れしている車両を見かけます。
メーカーのせいではない。
でも、自分は、左右両方のブレーキランプの球切れを経験したのが、大きな
きっかけになり、もう、スズキの車(スズキのOEM車を含めて)乗らない
と言う事にしました。
スイフトや、ワゴンRのマニュアル車に乗ってみようか?と迷っていた時期も
ありましたが、もう、完全にやめました。
(スイフトも、ワゴンRもマニュアル車の設定が、なくなったようなので、
結局、スズキの車との縁は、これで、完全に、切れました)
★球切れ多数
ブレーキランプが、左右・両方、同時に球切れしている事を知り、この車両の
ランプ類を、あらためて、再確認しました。
すると、フロント運転席側(右側)のスモールランプが、球切れしている事が
わかりました。
そこで、電球をカーショップで購入し、交換しようとすると、点灯していました。
右側スモールランプは、軽く、叩くと、点灯する事が判明。
その後、夜間運転するたびに、ランプを付けて、消えていたら、軽くランプを
叩いて、点灯させてました。
★ドアミラー方向指示器接触不良
ドア・ミラーの方向指示器も、点滅する時と、点滅しない時がある事に気付き
ました。
これ、点滅していない時は、手で、ドアミラーをたたくと、点滅を始める事が
わかりました。
ドアミラー方向指示器は、LEDになっている事が判明。
その為に、逆を言うと、電球交換が簡単に出来ない事もわかりました。
この型のルークス(スズキ・パレットSWのOEM)は、方向指示器の
LEDランプを交換したい場合、LED電球だけの交換が不可能との事。
ユニットごとの交換になる為、販売店に、部品を注文しなければならない。
更に、交換作業は、簡単に、ユーザーが出来る状態ではない事も判明。
方向指示器のLED電球の交換だけで、部品代と、工賃を含めると、
数万円レベルになる事が判明。
30万で買った、11年以上経過した車に、これ以上、数万円の修理費用を
かける事は出来ず、だましだまし使っていました。
★バックカメラ不作動
2023年7月頃、ナビのバックカメラが、突然、使えなくなりました。
故障した・・・と思って、バックカメラに頼らず、後退する事にしました。
しかし、9月になり、ナビの設定を確認していると・・・
「バックカメラ OFF」に、なぜか、切り替わっていました。
この部分の設定は、いじっていないのに、なぜ、突然、バックカメラの設定が、
ONからOFFに切り替わっていたのか?全くわかりません。
「バックカメラ ON」に設定を切り替えると、無事、バックカメラの映像が、
ナビ画面に写しだされるようになりました。
★エアコン不調
そして、夏場に一番困ったのが、「エアコン(冷やす方の冷房)が効かなく
なった」と言う事。
2022年の夏場は、問題なく、エアコン効いていました。
しかし、2023年の夏場に、エアコン使おうとすると、エアコン自体は、
作動しますが、冷えなくなりました。
ガスが抜けていたのかもしれませんが、ガス注入に、数千円かかると言われ、
結局、夏場は、窓開けで、何とか、しのぎました。
★クーラント
このルークス、とにかく、ノンターボなので、急勾配の登り坂では、
エンジン回転数が、4000~4500回転まで、上がってしまいます。
中国自動車道路の高速道路内の登り坂では、エンジンがこげくさく感じる程。
そこで、洗車のたびに、エンジンルームを開けて、オイルの汚れと量を確認。
クーラント(冷却水)の減りもチェックしていました。
クーラント(冷却水)は、「少し減っているな」と思ったら、補充してました。
★窓ガラス(フロント・ガラス)交換
2022年5月、高速道路の走行車線を走行中、追い越し車線を走っていた
トラックのタイヤハウス辺りから、何か飛んで来て、フロント・ガラスが割れる
ハプニングを経験。
何とか、走行出来たものの、窓ガラスは交換が必要と言う事態になりました。
結局、執念で、一人、色々、調べまくり、物が飛んで来たトラックを突き止める
事が出来ました。
車両が、トヨタのトラックだったので、トヨタのお客様相談室に、
問い合わせたり、ドリンク運搬カーだったので、清涼飲料汚水のメーカーの
お客様相談センターに相談したり、NEXCO西日本に
「いついつ、何時頃、走行中のトラックから、物が飛んで来て、
窓ガラスが割れた。どの区間の何キロポスト付近に、落下物の拾得物などは、
なかったか?」などの問い合わせをしたり・・・
とにかく、必死に、聞ける所には、聞きまわりました。
ジャパンビバレッジのドリンクを運ぶトラックだった事が、良かったのだと
思います。
ドライブ・レコーダーは、そんな時に限って、フロント側の電源が入っておらず
録画されていませんでした。
しかし、リヤに装着していたドライブ・レコーダーが、自分の車を追い越す前の
トラックの姿を記録。
そして、タイヤハウス辺りから飛んで来た物が、フロントガラスにぶつかる
「衝撃音」が残されていた事が、証拠になり、突き止める事が出来ました。
追い越した車、その日、トラック側に「警告ランプ」(部品欠落の警告ランプ)
が点灯したとの事で、、翌日、整備に出した記録が残っていたそうです。
結局、窓ガラス交換費用は、55000円。
その費用、ジャパンビバレッジのトラックの保険から払われました。
これ、自動ブレーキ類が、全くついていない時代の車種だったので、
窓ガラス交換費用も安く済みましたが、もし、自動ブレーキ類の装置が装着
されていたら、それらの調整費用もかかり、もっと、高額だったとの事。
窓ガラスは、輸入品の安い物で済ませましたが、窓ガラス代が安かったのも、
普及型の車種だったから。良い経験になりました。
窓ガラス交換業者も、どんな業者があって、どこが安くて、親切なのか?も、
知る事が出来ました。
★オーディオ
オーディオの「音質」については、文句なし。
ハイウェイ・スター系なので、恐らく、オーディオについては、そこそこ、
良いスピーカーが装着されていたのだと思います。
ただ、AMラジオの受信感度は、全くダメ。
同じ県内のAM局の受信であっても、ひとつ、ちょっとした山を越えた段階から
ザーザーと、ノイズの嵐でした。
FM放送は、そこそこ、聴けるものの、県内、色々な地区別の周波数に合わせ
直さなければ聴けませんでした。
あと、ワイドFM未対応だったので、AM局のワイドFM放送を受信する事も、
不可能でした。
ラジオの受信感度については、ナビ側が悪かったのか?
車両側のアンテナが悪かったのか?わからないままです。
でも、CDや、SDカードに入れている音源の再生の音質は、文句なく、
良い音を鳴らしてくれました。
JF3型N-BOXノーマルグレードより、はるかに良い音。
JF3型N-BOXカスタム系は、そこそこ良い音を出すように、一瞬、
聞こえますが、イコライザー調整して、低音を強く出すような設定にすると、
すぐ、ボロが出て、低音が、歪(ひずみ)まくりでした。
それに比べると、2011年式のML21S型ルークス・ハイウェイスター系の
オーディオの音は、とても良い音を鳴らしてくれていました。
この点は、大変、良かったと感じています。
★シート
あと、14万キロ走っていた段階で、運転席の乗り降りによる、シートのスレは
気になってました。
でも、同じような「10~30万円前後の10年落ち前後の激安中古車」の
中では、この個体のシートのスレは、少ない方でした。
他の個体は、オド・メーター的には、10万キロ行っていない個体なのに、
シートが、もっと、ボロボロにスレている個体が、ありました。
あと、多かったのは、シートより「ステアリングの素材が、ボロボロに、
ほつれている」と言う個体が多かったという事。
あと、タバコ吸うユーザーの中古の個体は、内装が、黄ばんでいたり、
タバコ臭が、強烈に残っていたり・・・と、やはり、タバコ吸うユーザーが
乗った古い年式の個体は、内装全体の痛みが激しいという印象でした。
そんな中、この個体は、ステアリングの材質のホツレもなく、シートの運転席側
乗り降り側のスレも少なめで、良い個体でした。
ただ、これを、再度、車検受けて乗り続けるか?と言うと、絶対、乗らない。
もう、ブレーキランプが、いつ、球切れするのか?わかりませんし、
LEDランプ系の交換には、ユニットごとの交換になり、費用が掛かり過ぎる
リスクが、高まるからです。
このルークスには、強い思い入れがある訳でもないので、ここで、素直に
お別れと言う事になりました。
車検は、2024年8月まで残っているので、そこまで、どこかで売られて、
次のユーザーが使う可能性は、ありますが、やはり、古い車は、それなりの
リスクがある事も、この個体で、勉強させてもらいました。
自分は、新しい車を、そこそこの査定が付く内に、早めに買い替えて行くのが、
楽だと思いました。
★下取り価格
ルークスの下取り価格。
2023年1月の商談時点で、オド・メーター17.5万キロ。
買取店では、どこをまわっても、リサイクル料金込みで、2~3万が限界でした。
やはり、オド・メーターが、17万キロを越えていると、どこも、
高取りは不可能。
当時は、ネクステージとビッグモーターが下取り査定が、他店より高いと
言われてました。
ビッグ・モーターは、問題が報道される前でしたが、元々、ビッグ・モーターの
悪い噂は、知っていたので、近寄る事は、しませんでした。
ネクステージは、30系アルファードを高取りしてもらった事があるので、
行きましたが、やはり、年式10年以上落ち、10万キロ以上走行した軽自動車
などは、高取り不可能でした。
ヤリス・クロスを契約したトヨタは、値引き分なども含めやすかったようで、
契約書上は、約12万円の下取り査定額。
さらに、アームレスト(運転席側の腕置き=19800円)分を無料サービス。
これが、下取りを出す事で、上乗せされた値引きでした。
これ以外に、通常の値引きがあり、さらに、5年分の点検パックも、無料で
付いたので、走行17.5万キロの軽自動車を、下取りに出す事は、
担当営業も、色々、調整しやすかったのだと思います。
さらに、ガソリン満タン納車と、コーティングもサービスになりました。
「もし、買取店の方が、ここより高取りしてくれるのであれば、
買取店に持って行って頂いても良いですよ。ただ、その場合、アームレストの
無料サービスは、契約書から、外す必要があります」と言われました。
結局、どこに行っても、トヨタの販売店のような下取り査定額は、出して
くれませんでした。
自分がヤリス・クロスを契約したトヨタの販売店の場合
「納車待ちの間、下取り車の走行距離が、どれだけ増えても、問題ない」と
言われてました。
査定時、17.5万キロ。
納車時、20万キロを越えていても、何も言われませんでした。
その点も、自分が購入したトヨタの販売店の担当営業は、すごいと思いました。
他のトヨタの販売店の場合は「納車待ちの間の下取り車のオド・メーターは、
何キロ以上増えないように乗って下さい」と、条件を付ける販売店の方が
多かったので、自分がヤリス・クロスを購入した販売店は、その点も、
他店より、サービスが良いと言う印象でした。