6月24~25日(土・日)
★ブレーキランプ球切れ
自分が所有しているサブ・カー。2011年式日産ルークス(ML21S)。
車台プレートには、スズキ自動車と書かれており、完全な
「スズキ・パレットSW(MK21S型)のOEM車」です。
つまり、中身は、スズキ自動車です。
先日、ブレーキランプが、左右両方、同時に球切れしている事が、発覚。
すぐ、電球を交換しました。
★つっかえ棒
このルークス(パレットSWのOEM車)のブレーキランプは、
左側(助手席側)が、直近で、2回、球切れしました。
前回(2022年10月頃)、新品電球に交換して、約8ヶ月後に、
また、球切れです。
そこで、この車のブレーキランプは、信用できないと判断し、100円
ショップで「つっかえ棒」を探し、購入しました。
運転席のシートの下と、ブレーキペダルの間に、つっかえ棒をはさみ込むと、
フット・ブレーキを踏んだのと同じ状態になります。
その状態にして、後方ブレーキランプの点灯の確認を、自分一人しかいない
状態でも、確認できるようになりました。
ちなみに、つっかえ棒は、100円ショップに行くと、様々な長さの
つっかえ棒があります。
どれが、一番良かったのかと言うと、「40cm~70cm」まで伸縮出来る
つっかえ棒でした。
これ以上長いつっかえ棒だと、シートとブレーキペダルの空間に、入れる事が
出来なくなります。
車種によって、シートとブレーキペダルの空間は、違うと思うので、そこは、
自分で確認した上で、選ぶと良いと思います。
ちなみに、この40cm~70cmのつっかえ棒、自分は、
SERIAの100円ショップで購入。
100円ショップの系列によっては、35cm~65cmとか、サイズが、
様々です。
そこは、車両によって、どのサイズが最適かを確認する事だと思います。
この40cm~70cmサイズで、RAV4 PHV(AXAP54型)でも、
同じようにやってみましたが、RAV4 PHVの方が、シートの厚みがあり、
ブレーキペダルまでの距離が短く、40cmで、ギリギリ挟む事が出来たと
言う状態でした。
★新たな球切れ
2011年8月登録のルークス(スズキ・パレットSWのOEM車)。
もう、いつ、どこが、どう故障するのか?わからないと言う状態に
なりつつあるように思います。
ブレーキ・ランプも、また、いつ、突然、球切れになるのか?わかりません。
毎回、「ランプ類の点検」を、確実に行う事にしました。
すると・・・まさかの、違う場所の球切れを発見しました。
運転席側のスモールランプ(前方車幅灯)の球切れです。
方向指示器については、前後、左右どちらも異常なし。
しかし、ドア・ミラーの助手席側の方向指示器が、点滅していない事に
気付きました。
★オートバックスへ
違う用事があったのに、予定変更し、あわてて、オート・バックスに
向かいました。
オート・バックス駐車場に車を停め、再度、各電球の点灯状態を確認すると・・・
助手席側ドア・ミラーの方向指示器、点灯しました。あれ?
その後、運転席側のドア・ミラーの方向指示器が点灯しない。あれ?
★たたくと、時々復帰
どちらのドア・ミラーも、たたくと、点灯・(点滅)を始めたり・・・と、
動作不安定。
調べてみると、このML21Sルークス(スズキ・パレットSWのOEM車)は、
「ドア・ミラーと、ハイマウント・ストップランプは、LED」である事が、
わかりました。
LED電球は、球切れを、ほとんど、しない・・・と言う伝説、あっさり
崩壊しました。
ただ、厳密に言うと、たたけば、時々、点灯するので、球切れでは
ないのだと思います。
どこかの接触が悪くなっていると言う事なのかもしれません。
それにしても、左右両方のドア・ミラーの方向指示器、どちらも、
接触不安定(動作不安定)とは・・・
動作不安定と言うのは、突然、点滅しなくなったり、点滅したり・・・と言う
状態。
LEDなので、球切れしていないのでしょうが、点滅して欲しい時に、
点滅しない状態が、頻繁に発生する=「実質、球切れしているのと、同じ」です。
それに、時々、点滅しても、肝心な場面で、点滅しなければ、「整備不良」と
判断されてしまいます。
やはり、スズキ車は、個人的には、「信用できない」と言う認識が、さらに
強くなりました。
(ただ、新車や、新車から登録3年、5年程度のスズキ車であれば、そこそこ、
安心かもしれません。
でも、いつ、どのタイミングで、頻繁に球切れが起こり始めるのか?
長期で乗り続け場合は、不安を抱えたまま、維持する事になります)
★ランプ本体交換
ちなみに、取扱説明書を見てみると、ドア・ミラー用の
「LED電球だけの交換」は不可能との事。
「ランプ本体の交換」になるとの事。
これ、どう言う意味なのか?と言うと、「電球だけ」の交換が不可能。
ランプ本体、まるごと、交換が必要と言う事です。
もっと、わかりやすく、家の部屋の照明で例えてみます。
部屋の「LEDシーリングライト」の照明。
LEDシーリングライトの中に、例えば、30個のLEDが装着されていた
とします。その中の1個が、球切れした。
その場合、本当なら、切れた1個のLEDだけ、交換したいのに、
そのような交換が出来ない。
30個のLEDが付けられた状態の、「LEDシーリングライト全体」を
買い替えて下さいと言う事です。
これで、わかるでしょうか?
オート・バックスの従業員にも、その点、確認しましたが、当然、
その部品(ドアミラー用LED電球単体)は、ありませんでした。
KOITOの適合表も、見てみましたが、ドアミラーのLED電球は、
商品として、存在していませんでした。
スズキの販売店に行って、「ランプ本体」で、部品を注文し、交換して
もらうしかない。
(OEM車の場合は、OEMメーカーの販売店で対応)
と言う事は、部品代も、高いし、恐らく、自分で、交換する事も困難。
と言う事は、工賃も必要になります。
しかも、ドア・ミラー左右両方。
左右で、工賃含めると、軽く1~3万円コースになる可能性があります。
(実際に、どれくらいの費用が、必要なのかは、未確認。もっと安く済むかも
しれませんし、もっと、高い費用が必要なのかもしれませんが、その点は
一切、不明)
部品代も、ここの所の物価上昇で、値上がりしているはず。工賃も上がって
いるはず。
しかし、2011年式の型式の車両の「部品」のストックがあるのか?が、
逆に心配ではあります。
この車種のドアミラーのランプ本体と言う部品が、この時点で、取り寄せ
出来るのか?不明です。
欠品であれば、もう、交換不可能。あきらめるしかありません。
事故車や廃車になった個体から、「部品取り」されたパーツを探せば、
出てくるかもしれません。
意外に、中古パーツは、流通しているかもしれません。
中古パーツ屋で有名な「アップガレージ」に、転がっている可能性もあります。
ちなみに、パレットSWではない、「パレット」の場合は、ヘッドライトの形状
が違います。
側面方向指示器が、ドア・ミラーには、なく、側面フェンダーに付いてます。
その側面フェンダーの方向指示器は、LEDではないそうです。
それなのに、電球交換不可。「ランプ本体」まるごと交換だそうです。
パレットSW(ルークス)には、側面フェンダー方向指示器がなく、
ドア・ミラーにLEDで装着されています。
取扱説明書は、どちらのタイプにも、共有しているので、両方のタイプの
側面方向指示器の案内が、記載されています。
古い車は、維持が厳しくなり、交換部品が増えて行くと、その部品探しも大変に
なると言われますが、まさに、その状況に、突入したと言う事です。
旧車を維持している人は、こんな大変なリスクを背負いながら、維持し続けて
いるのかと思うと、やはり、旧車オーナーは、すごいと思います。
このルークスを、旧車になって、逆に稀少性が出るまで、維持してみようか?
とも思った事がありますが、元々、この車に惚れ込んで選んだ訳ではなく、
激安中古車で、ナビとバックカメラとETCが付いていて、後席スライドドアの
軽自動車で、そこそこ見栄えが良く、そこそこ走ってくれれば良いと言う
事で選んだので、旧車になるまで、維持する気力は、ありません。
★電球購入
そして、車幅灯の電球のみ、購入。
KOITOの電球が、5W用、2個入り300円以下で、入手出来ました。
★交換困難
最初は、オートバックスの駐車場で、すぐ、電球交換しようと思いました。
取扱説明書には「車幅灯は、ボンネットを開けて、交換して下さい」とだけ、
書いてありました。
さらに、別ページには「キセノンヘッドランプ車の場合、車幅灯のソケットに
手が届きにくい構造となっています。交換が出来ない場合は、
日産販売会社(ルークスなので)にご相談ください。」
と、書いてありました。
説明は、これだけ。
★交換方法
そこで、ML21S型ルークスと、本家、
スズキ・パレットSW(MK21S)で、
運転席側車幅灯の交換を「自分でおこなった人」の情報を検索しました。
すると、見つかりました。
2オーナーほど、見つかりました。
どちらも「運転席側の車幅灯を交換しようとすると、ウォッシャータンクの
部品が邪魔しており、手が入らない」と書かれていました。
この2オーナーは、「ウォッシャータンクの注入口の部品の一部を、
取り外して、その下にあるライトの部品に、手を入れて作業した」と書かれて
ました。
取扱説明書に、そこまで、細かく書かれていない理由は、
「ウォッシャータンクの一部を、取り外して」と説明すると、素人の中には、
周辺部品を壊してしまったり、ウォッシャー液が、こぼれる事があるので、
省略しているのかもしれません。
どちらにしても、すぐ、作業出来る状態ではありませんでした。
日没時間を気にしない時間帯から、ゆっくり、作業したかったので、一旦、
自宅に戻る事にしました。
★点灯していた
結局、スモールランプの球切れによる、電球交換作業は、翌日の明るい時間に、
行う事にしました。
作業前、念の為、再度、ブレーキランプ類、スモールランプ類(車幅灯)、
ヘッドライト類、ドア・ミラーの方向指示器の点灯状態を確認。
すると、ドア・ミラーの方向指示器は、相変わらず、点滅した・・・と思って
いたら、突然、消えてしまったり・・・
手でたたくと、点滅を始めたり・・・の繰り返し。
運転席側の車幅灯は・・・何と、点灯していました。
あれ?
結局、運転席側の前方車幅灯も、「接触が悪い」と言う状態のようです。
しばらく、様子を見る事にして、作業は、一旦、保留する事にしました。
どちらにしても、このルークス、次の車が納車されるまでの、納車待ち状態。
あれこれと、これ以上、細かい部品交換代をかけたくない。
今後は、もう1台の車をメインで利用する事にしました。
特に、夜間走行する時には、ルークスは、使わない方が良いと思いました。
★耐久性
LEDなら、球切れしないだろうから、LED中心になった、最新のスズキ車で
あれば、安心かもしれない・・・と、思っていました。
しかし、この2011年式ルークスは、既に、ドラ・ミラーが、LED化
されていたと言う事です。
それなのに、点灯しない事があります。
こんな、不安定な状態なら、安心して乗り続ける事が出来ません。
「さすがに、新車で乗れば、初回車検や、2回目の車検までは、そんな事、
ほとんど、発生しないだろう」と言う気持ちもありますが、実際は、
どうなるのか?わかりません。
スズキ車の耐久性が、どんなものなのか?未知数。
3~5年の所有であっても、1年間に1.5万~2万キロ以上走る場合だと、
どうなのか?走行距離に関係なく、経年劣化で、どのスズキ車も、球切れ
しやすいリスクが増えて行くのか?
それとも、今回は、たまたま、ハズレの個体だったのか?
良くわかりません。
「年式が古くなって(10年以上経過して)、走行距離が、10万キロを
超えた個体は、スズキ自動車だけではなく、どのメーカーも、同じ」かも
しれません。
★電装系の不安
とにかく、こんなに、電球系の電装系が弱いのであれば、安心して乗れないです。
★AMラジオ受信感度悪い
あと、AMラジオの感度が、とても悪い。ナビの方の性能が悪いのか?
車体側のアンテナの性能が、悪いのか?切り分けできず、これまで、
触れませんでしたが、これだけ、電装系に、色々あると、車体側の問題なのか?
疑ってしまいます。
AM受信時、同じ県域で、地元局の放送が、中心地を離れると、ノイズだらけに
なります。
中継局を持っている放送局でも、中継局の受信感度も、悪い。
FMは、そこそこ受信出来ますが、AM局の受信感度は、最悪です。
ボロ車、激安中古車、中古車を越えた大古車を買う人は、その点、充分、考えた
上で、選ぶべきだと思いました。
今回の経験は、「もう、19万キロ走行している12年落ち状態の個体」の話
なので、そこまでの品質を、スズキ自動車のメーカーに求めると言うのも、
無理な話かもしれません。
使うユーザーそれぞれが、どんな車の使い方をするのか?によって、
感じ方は、色々だろうと思いました。
★短期利用なら?
新車で買って、2~3年で、すぐ、乗り換えを繰り返すユーザーなら、
こんな体験は、少ないのかもしれません。
ただ、LED化が進めば進むほど、電球だけの交換が出来ないパーツが増えて
「LEDなのに、接触が悪くて、動作不安定による、部品丸ごと交換」ばかりの
場所が増えると、維持費も「予想外の高額修理代金」がかかるかもしれません。
ただ、それは、他社メーカーも、同じかもしれませんけどね。