東京モーターショー2015
2度目
さて、10月31日(土)は、東京モーターショーに行く事になりました。
10月29日(木)のプレビュー・デーに行ったのに、なぜ、この日、もう一度、東京モーターショー
に行く事にしたのか?
それは、#ベストカー・アンバサダー として、ベストカーが企画した、
「ベストカー・アンバサダー・シークレットイベント:東京モーターショー見学ツアー」に、選抜された
からです。これは、とても、ありがたいです。
尚、チケットに関しては、ベストカーさんから、郵送されて来ました。感謝感謝。
ベストカー・アンバサダー・ツアー時間
尚、ベストカー・アンバサダーのツアーは、昼12時~午後2時迄との事でした。
そこで、自分は、このツアーが始まる前に、10月29日(木)に、見られなかったエリアなどを、
先に、見ておく事にしました。
ツアーで、もう一度、同じ所を、ひと通り見るかもしれないと思ったのですが、昼12時~と言うのを
考慮すると、恐らく、どのエリアも、たくさんの人が来て、ろくに写真は撮れないだろうと思いました。
それに集団で動くとじっくり、1ヶ所に立ち止まって、写真が撮れない可能性もあります。
だから、状況が読めない事もあり、とにかく、昼12時の集合時間まで、フリーで、見られる所を
見ておく事にしました。
入場方法
尚、いくら、ベストカーアンバサダーの東京モーターショー見学ツアーと言っても、入場に関しては、
一般の人と同じ方法で入るしかありません。
しかも、ベストカーからは、紙の前売り券が郵送されて来たので、T-Ticketでの入場は出来ま
せん。そこで、普通に並んで入場するしかない事は、最初から、覚悟しました。
その為、仕方ありませんが、ゲートオープンの1時間前に到着するように、出掛けました。
東ゲート狙い
普通、東京ビッグサイトに電車で行く場合は、JRの駅から、そのまま正面に向かって歩きます。
そうすると、自然に、東京ビッグサイトの中央ゲートに到着します。
しかし、今回は、あえて、中央ゲートに向かわず、東ゲートを目指しました。
東ゲートと言うのは、自動車で来場した人達が、駐車場から会場に入るのに便利なように設定
された入口です。
JRりんかい線の駅を降りると、係員が多数いて「ただいまのお時間は、中央ゲートを案内して
おります」と言って、人の流れを中央ゲートに向かわせるように、仕向けています。
このワナにはまらない事です。
別に、東ゲートから入っては、いけない・・・と言う決まりは、全くありません。
尚、東ゲートから入場するメリットと言うのは、東館の展示エリアに、直結していると言う事です。
既に、10月29日(木)のプレビュー・デーで「予習」していた自分は、東ゲートから入ると、
BMW MINIの横のエリアに、すぐ、入場出来る事を、知ってました。
一方、中央ゲートから入場すると、ゲートを入って、西館、東館への分岐点があり、西館へは、
細い通路を通って、混みやすいエスカレーターを通過して、西館のエリアに移動しますが、
時間は、2~3分。
東館までは、中央ゲートから、かなり遠く、構造を熟知している人が、迷わず、サッサと歩いて
途中、動く歩道も使って、5分程。
子供連れとか、足の悪い人などは、中央ゲートから、5分では、到着出来ません。
この、最短で急ぎ足で、「5分」の時間でさえ、無駄にしたくないのと、恐らく、中央ゲートからの
入場者数より、東ゲートからの入場者数の方が少ないと判断し、東ゲートに向かいました。
JRの駅から、東ゲートまでは、中央ゲートに向かうより、恐らく、2倍程度の時間がかかります。
しかし、中央ゲート→東館まで、「入場開始後」に5分歩くのか?
入場開始前に、東館の目の前の東ゲートまで、「先に」5分程、長めに歩いておくのか?
どちらが良いのか?考えると、当然、「先に5分多く歩いておく」方が、有利です。
と言う事で、東ゲートに向かいました。
1時間前に到着しましたが、既に、長い列が出来ていました。
でも、恐らく、中央ゲートに並んでいる人の規模の、半分以下だと予測しました。
自分は、一般待ちの列の2列目でした。(1列が、何人並んでいるのか?は、不明)
T-Ticket
尚、東ゲートにも、T-Ticketの専用レーンが設置してありました。
やはり、早めに門のギリギリまで誘導されました。
更に、午前10時のオープン直後、T-Ticketの人は、専用レーンで、一度に、誘導されて、入場。
自分は、一般レーンの2列目でした。
一般レーンも、T-Ticket専用レーンの横に、別レーンがあり、同時に入場しました。
しかし、一般レーンはT-Ticketの人が、「10時迄に並んだ人数」が、全て、入場し終えたのに、
自分の列は、まだ、動きませんでした。
T-Ticketの列が切れたので、一般レーンの2列目を、そこから入れてくれれば良いのに、
一般レーンは、あくまで、一般レーンの最初の集団の列が切れないと、誘導されませんでした。
つまり、T-Ticketで入場した人で、午前10時前ギリギリに来た人は、結局、一般レーンで
1時間前に並んだ人より早く入場出来たと言う事です。
と言う事は、T-Ticketの人は、午前10時ジャストに来ても、ほぼ、待ち時間なく、一般レーンで
1時間待った人より早く入場出来たと言う事です。
うわー、やはり、T-Ticketの専用レーンって、意味があるな・・・
尚、東ゲートのT-Ticket読み取り機器は、4台でした。
これは、10月29日(木)のプレビューデーで、中央ゲートで見た台数と同じでした。
入場
そして、やっと、入場。
東館は、まだ、中央ゲートから一番入場した人が、到達していないようで、とにかく、前回、撮り
そびれた車の写真をサッサと撮影してまわる事にしました。
東4、5、6
レクサス/スバル/ダイハツ
東館から入場した人はBMW MINIが、すぐ目に入るので、MINIは、すぐ、人に取り囲まれて
いました。自分はMINIは興味ないので、スルー。
人に囲まれていないレクサス、スバルのコンセプトカーのステージ上の車の後方写真を撮れて
いなかったので、撮影。
次に、前回は大量の芸能人のステージがあったため、まともに見られなかったダイハツへ移動。
次にトヨタで、黄色いコンセプトカーを撮影・・・と、人が増えて膨らむ前に、どんどん、撮影して
行きました。
ダイハツ、トヨタと撮影。
東1、2、3
東1、2、3に移動し、日産車体、トヨタ車体、商用車を見て、メルセデスベンツへ。
次にスズキ、ヤマハを見て、部品メーカーエリアを見て・・・西館に移動。
西3、4
スマートモビリティシティ2015
西館は、マツダ、日産などの自動車メーカーのブースがありますが、既に、プレビュー・デーで
見ていたので、前回寄れなかった、西3、4のスマートモビリティシティ2015のフロアーに
行きました。
EVから水素へ
今回は、前回の東京モーターショーに比べると、「水素自動車」「水素ステーション」に関する
アピールが、増えていました。
そして、逆に、「EV急速充電器」「EV普通充電器」のアピールが、ほぼ、なくなっていた事。
前回の東京モーターショーは、EV急速充電器のメーカーなどのブースが、いくつもあったのに、
見事に方向転換。
2年で、EVと言う状況が、どうなっているのか?何となく、肌で感じました。
あと、意外に、このエリアに、最新車両が展示してあったりして、自動車メーカーブースでは、
近寄りも出来ない車両が、ガラガラな状態で、近くで見られたりする事もあります。
今回、新型プリウスが、ポツンと、置いてありました。
これが、東館のトヨタのメインブースなら、人垣に埋もれてます。
でも、ここでは、余裕で見る事が出来ました。ただ、中に乗り込む事は出来ませんでした。
他には、このフロアーには、FM放送用のスタジオがあるようで、丁度、生放送中でした。
有名なモータージャーナリストの皆さんが、座っていました。
丁度、河口まなぶさんが、トーク中でした。
ホンダのエリアにも、水素自動車、クラリティが堂々と展示されていました。
設置位置の関係で、後方の姿は、見えませんでしたが、フロントと横は、余裕で見られました。
ひと通り見たので、これでひと安心。
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ベストカー・アンバサダー・シークレット・イベント
「東京モーターショー見学ツアー」
と言う事で、ここからが、本日の本番です。
ベストカー・アンバサダー・シークレット・イベント「東京モーターショー見学ツアー」の始まりです。
参加者
尚、ベストカー・アンバサダーで選ばれた人数。この日は、10名との事でした。
選んで頂いて、感謝しています。尚、翌日も実施されたとの事です。
編集部スタッフ
そして、案内はベストカースタッフの背の高い、ベストカーでの「編集後記」での登場名「シオ」さん。
背の高い人を選んだ理由は、会場内が、ものすごい人で、ごった返しているので、見失わない
ようにだと思います。その人選は、大正解だと思います。
豪華ゲスト
そして、ゲストに、モーター・ジャーナリストの「スーザン史子(ふみこ)さん」が同行する事に
なりました。
通行量
この日は土曜日。ものすごい人です。29日のプレビューデーでも、人が多いと思ったのに、
土曜日は、比べ物にならない位、多数の人が集まってました。
尚、ツアースタート前、ベストカーを販売している店舗の横の空間に集まり、全員揃うまで、
待機しました。
待っている時間、前の通路を歩く人達が、何人位いるのか?試しに数えてみる事にしました。
ここは、丁度、西館⇔東館を移動する人が、通過する場所です。
ほとんどの人が、この通路を、歩くはずです。
昼12時前後の時点で、60秒間で、何人が通過するのか?数えてみました。
①東館→西館方面へ歩く人=約200名。
②西館→東館方面へ歩く人=約200名。
どちらも、ほぼ同じ、1分間に、約200名ペースで、人が移動していました。
と言う事は、片方だけの人の動きを数えると、10分間で、2000名。
60分間で、12000名と言う事です。
これが、東館→西館、西館→東館で、両方、動いていると言う事です。
と言う事は、10分で4000名が、目の前を通過していると言う事です。
朝一番から入場している自分の目から見ても、どんどん人が膨らんでいる感覚がありました。
人の多さに全部まわれず
最初は、西館に向かい、マツダから見ましたが、目玉のRX-VISIONは、ものすごい人に
囲まれてました。
西館へ
最初は、西館に移動する事になりました。
出発したのは、昼12時10分です。
一番最初は、人気の高い、マツダを見に行くと言われました。
移動開始
最初は、2列になって、進むように指示されましたが、あまりにも人が多く、結局、列を作って
移動出来る状態ではなくなりました。
とにかく、先頭のベストカースタッフ、案内係の「スーザン史子さん」の姿を見失わないように、
移動しました。
尚、参加者の最後尾には、参加者が、はぐれないように、別のスタッフが、歩きました。
このやり方は、「モータージャーナリストと巡る東京モーターショー見学ツアー」を、公式に
やっているやり方と同じでした。
西1、2
マツダ
そして、マツダの展示エリアに到着。
目玉は、RX-VISIONです。次期ロータリー復活の車のプロトタイプとか、ヒントの車と言われ
ています。RX-9になるのか?RX-8なのか?RX-7の名前を使うのか?なども不明。
そもそも、ロータリーエンジンが復活するのか?さえ、まだ、不明。
幕張で東京モーターショーをやっていた頃、RX-8の水素ロータリーのコンセプト・カーを展示
していましたが、仮に、ロータリー・エンジンが復帰すると仮定して、それが、そのような
ロータリー・エンジンになるのか?EVバッテリー充電用に、ロータリーを使うのか?EVや、
ハイブリッド関係なく、ガソリンエンジンになるのか?
ある関係者は、単純なガソリンエンジンの「スカイアクティブ-R」になる事が濃厚と言う話を
している模様ですが、まだ、ハッキリした情報は、ありません。
まだ、何も公式には、公表されていませんが、既に、「次期型ロータリー・エンジンが搭載
されるなら、絶対に欲しい」と言っている、ベストカー・アンバサダーの方も、いらっしゃいました。
尚、前回の東京モーターショーに出展されていた、アクセラの水素自動車は、展示なし。
2年前から進展がないのでしょうか?
あと、RX-VISIONが、突然、発表された為、本来のメインになると予測されていた、
KOERUが、隅に追いやられていた感じです。
ベストカーとして、早く、色々なスクープ記事を期待したい所です。
その後、アンバサダーの皆さんが、ある程度、写真を撮り終えたのを確認して、次に移動。
尚、KOERUと、コスモ・スポーツ、ロードスター等の展示に関しては、一切触れず、そのまま、
次に移動。移動開始時間は、12時20分頃です。
日産
大混雑のマツダを見た後、真横には、ルノーのブースがありましたが、ベストカーのツアー
としては、通り過ぎてしまいました。
そして、日産ブースに移動。午後12時21分頃、ステージ前に到着。
丁度、ステージ上で、モデルさんが、色々と、自動運転のデモンストレーション中の為、人の
集まり方が、ものすごい状態になっていました。
でも、意外に、真横のコンセプトカーは、あまり注目されておらず、比較的、簡単に撮影
出来ました。メインステージのコンセプト・カーは、全く撮れない状態です。
その後、同じ日産の展示車の中で、次期GT-Rを思わせるコンセプト・カーを見学。
これが、人の流れが悪い場所に設置されており、人が通り抜けにくい。
自分は、別の日に撮影した写真があるので、ここでも、人混みに入るのは、やめました。
撮影する人達は、必死に、人混みの中に入って、撮影していました。
そして、横に置いてあるGT-R NISMOの前に移動。時間は、午後12時35分~38分前後。
GT-R NISMO
そして、GT-R NISMOバージョンに関して、ベストカーから裏話の説明がありました。
0-100km/hが、驚きの2.8秒だそうです。
と言う事は、ポルシェ、フェラーリ、マクラーレンより早いそうです。
その他、リップスポイラー(フロント・スポイラー)に関して、裏話を教えて頂きました。
具体的な数値等は、省略させて頂きます。
GT-R NISMOと、日産コンセプト2020 VISION グラン・ツーリスモの展示してある
ゾーンは、1段高いエリアにあるのですが、まだ、入場制限されていないものの、これ以上、
人が膨れ上がると、そのエリアへの入場は、制限されそうな雰囲気でした。
例えば、「10分待ち」とか。自分達が行った時点では、まだ、待たずに、ここに上がれた
だけでも、ありがたいかもしれません。そして、日産ブースを出発。時間は午後12時40分過ぎ。
そして、なぜか、シトロエンに立ち寄りました。
シトロエン
そして、午後12時45分頃、シトロエン・ブースに案内されました。
日産からシトロエンまで、途中に、ポルシェ、フォルクス・ワーゲン、アウディがありますが、
全て、通過です。
C4 CACTUS
シトロエンの展示車の中で、ベスト・カー編集部のスタッフが説明を始めたのが、黄色い色の
展示車でした。C4 CACTUS(カクタス)と言う展示車です。
ベストカーの予想では、この車、ほぼ、この形のまま、日本にも導入されるのではないか?
との事でした。早ければ、2016年。もしかすると、2017年にズレ込むかもしれないとの事。
ブヨブヨ
目玉は、ドアの部分に付いている黒いモール類。触ってみると、ブヨブヨで、柔らかいのです。
これ、ぶつけた時に、クッション代わりになり、ボディが傷付きにくいと言う事。
傷付いても黒いモールだけ、交換すれば良いので、修理代も、抑えられると言う考え方。
本当に、ほぼ、このままの形で発売されるのでしょうか?
1年後、2年後を待ちたいと思います。
あとは、後方に、プジョーの展示車も並んでました。
ついに、ディーゼルも導入されると言う事で、ディーゼル車の展示もあったのだそうですが、
自分は、会場にいる時には、全く気付かず、帰宅後、資料を見て気付きました。
プジョー508GT が、日本導入予定のディーゼルエンジン車だそうです。
さて、午後12時52分過ぎ、出発です。
この時点で、参加者の多くは、自由に動けない事から、人酔い状態。
東館に移動する事になりましたが、この時点で、丁度、午後1時。
ブースは、3個しかまわっていないのに、既に、1時間。
東4、5、6
トヨタ
そして、午後1時8分頃、東館に到着。最初は、トヨタに立ち寄りました。
トヨタのブースは、人が多いのですが、ステージの幅が広く、横の隅っこは、比較的、場所取り
しやすかったので、そこに移動。
すると、黄色いコンセプトカー、S-FRについて、スーザン史子さんから、色々と説明があり
ました。
S-FR
エンジンを、フロントミッドシップに搭載。FR(後輪駆動)との情報が公表されています。
その他は、不明だそうです。FRプラットフォームで、この小さい車と言うのは、何がベース
なのか?スーザン史子さんもベストカー編集部も、まだ、情報を得られていないようでした。
ただ、プレスの関係者の一人が、中に乗ってみて、ペダルを踏んでみたとの情報を教えて
くれました。さすがです。
どうやら、市販車として本気で考えた作り込みをやっているのではないか?との事。
尚、外観を見てみると、ツーシーターに見えたのですが、スーザン史子さんとベストカー
スタッフ情報によると、4座シートだそうです。
そうやって、コンセプトカーを、グルリと見てみると、ドアミラーは、法規に沿った形状の物が
付いています。ドアノブも、きちんと、最近の安全基準に沿った形状の物が付いています。
ガソリン給油口も、トヨタ車らしく、左側に付いています。
ブレーキを見ると、きちんと、後輪もディスク・ブレーキになっているのが見えます。
この手のコンパクトスポーツは、べース車両の関係で、スポーツモデルを装っていても、
リヤ・ドラム・ブレーキと言う事が多いのに、このコンセプト・カーは、きちんと、後輪も
ディスク・ブレーキを装着しているのが見えました。
唯一、市販車レベルまで、まだ遠いだろうな・・・と感じさせられた部分は、排気口です。
リヤ・バンパーと言うのか、リヤ・バンパーと排気口が、同一部品の一体になっていて、
その中に、排気口が設けてあります。
市販車にするに当たり、ここは、このままで、出るのか?は、ちょっと、疑問です。
尚、給油口が、左側にあり、排気口が、右側にあると言うのは、矛盾していないので、ある
程度、その辺は、きちんと、市販をベースに、本当に、レイアウトを作り込んでいるように
感じました。
排気口の形状~リヤ・バンパー部分の形状に関しては、ショーモデルとして、わざと、この
形状に「偽装」しているのかもしれませんが、実際は、どの状態で、市販化されるので
しょうか?気になる1台ではありました。
横から、S-FRに接近出来て、そこそこ写真は撮れました。
その他、スーザン史子さんからは、ロボット系の話の説明もありました。
トヨタ・ブースは横幅が広いので、集まる場所も余裕があり、写真撮影時間も、比較的、
多めに取りました。午後1時15分頃、レクサスへ移動。
レクサス
そして、真横のダイハツ、スバルは通り過ぎて、次にベストカー・アンバサダーの皆さんが、
案内されたのは、レクサス。LF-FCです。
次期、LSは、こうなるのではないか?と言う提案モデルと言う噂です。
しかも、水素自動車を出すだろうと言われています。
このコンセプト・カーを見ると、ドアノブ、ドアミラーなし。給油口なし。排気口なし。
ワイパーも付いていません。
ボンネットの付け根にワイパーを隠してあるタイプか?と思いましたが、ボンネットと
フロント・ウィンドウの間に溝・空間がないように感じられます。(見間違いかもしれません。
あくまで、撮影した写真では、そのように見えたので、そう感じました)
つまり、これ、ボンネットと言うのは、このコンセプトカーは、開かない。
そして、ワイパーも付いていないのではないか?と言うようにも、見えてしまいます。
実際は、どうなのか?わかりません。
どちらにしても、市販車としての形には、かなり遠いコンセプト・カーだと思われます。
現行LSが発売になって、かなり長い時間が経過しました。
次期LSは、どうなるのでしょうか?
ベスト・カーには、今後も、スクープして欲しいと思いました。
そして、次に移動開始。時間は、午後1時25分頃だったと思います。
東1、2、3
スズキ
レクサスを見た後は、BMW、BMW MINI、ALPINA、三菱自動車などは、通過。
隣の建物の東1、2、3番館のスズキに案内されました。午後1時28分頃、到着。
ステージ上のコンセプト・カーを撮影する時間は、充分ありました。
そして、アルト・ワークスに関して、説明がありました。
これまで、燃費を稼ぐモデルのイメージが強かった、アルト・エコ。
フルモデルチェンジしてからは、アルトにスポーツモデルの「RS」を追加。
そして、今後、久々に復活するのが、「アルト・ワークス」との事でした。
アルト・ワークスは、マニュアル車の用意があると言う事も、注目だそうです。
実際、展示車両は、ものすごい人に取り囲まれていました。
でも、リヤ・ドラム・ブレーキと言うのが、個人的には、気に入りません。
ホンダ
そして、午後1時33分頃、スズキの隣のホンダに移動。
クラリティ
まずは、水素自動車のクラリティを見学。
トヨタのMIRAIが、4人乗りだったので、ホンダは、どうしても、5人乗りにこだわったそうです。
ここで、ベストカースタッフからの情報。
ホンダのクラリティは、市販価格が、MIRAIより、約50万円高くなるだろうとの事。
(766万円と公表されました) そして、当分は、リース販売のみ。
つまり、トヨタMIRAIのように、一般ユーザーが、買う事が出来ないのだそうです。
うーん・・・これでは、まだ、水素自動車の普及は、先の先ですね。
EV車が、これだけ発売されて時間が経過しているのに、利便性は、改善されないまま。
EVバッテリーの持ちも、改善されていない。
水素自動車の普及も、まだまだ、先だと思います。
NSX
そして、NSXを見学。
当然、たくさんの人に取り囲まれているので、ターンテーブルの周辺に、長い時間粘らないと
自分が、コンセプト・カーの目の前まで進む事は、出来ません。
尚、スーザン史子さん、ベストカー・スタッフからの情報だと、市販は、されるだろうけれど、
価格が、1700万円前後になるだろうとの事。
一般的なユーザーが、買える車ではありません。
初代NSXなら、何とか、頑張れば、買える価格でしたが、新型は、雲の上の車になるようです。
車両火災の件
尚、ニュルブリンクでのテスト走行中に、車両火災で、燃えてしまったNSXについて質問。
すると、メーカーは、開発中のNSXが、車両火災で、燃えた事を、公式発表していないので、
その事実は公認の事実ではないと言う扱い。
従って、当然、その車両火災になった原因と言うのも、公表する機会・必要性がない訳で、
メーカーからのコメントは、燃えたNSXに付いて、何も発表がないそうです。
ただ、車両火災の様子は、既に、全世界に、ネットで動画が投稿されており、隠せない事実。
噂では、ハイブリッドの電気システムに、何か原因があるのではないか?との事でした。
CIVIC TYPE R
そして、NSXを見た後は、CIVIC TYPE Rを見たいと言う参加者もいたのですが、
CIVIC TYPE Rの周辺は、ものすごい人でした。
近寄ったとしても、時間がかかりそうです。
結局、願いは叶わず、CIVIC TYPE Rの前には、行きませんでした。
同じホンダブースなのに、あまりにも人が増えてしまい、そこに移動するだけでも、時間が
かかりそうだからです。
S660
尚、S660の展示車両が気になる人もいました。
その展示車両のボディ・カラーとラインを気に入った参加者もいました。
「この色、良いですね」と言う人、数名。
キリンとオープンカー
ちなみに、プチ情報ですが、今回、案内頂いたベストカー・スタッフの「シオ」さん。
背の高い人なのですが、S660に乗り込むと、思いっきり頭が、フロントガラスを飛び越えて、
「キリン」が乗っているように見えるそうです。
当然、幌を閉める事が出来なくなるのだそうです。
ホンダのメーカーの方からは、「身長の高い人が、S660には、収まらないと言う
[マイナス・プロモーション]になるので、S660には、乗らないで欲しい」と、冗談半分で、
言われたのだそうです。
既に、時間が押しぎみなので、移動する事になりました。時間は、午後1時45分頃です。
YAMAHA
次に移動したのは、意外や意外、ヤマハでした。
理由は、今回のモーターショーで、2輪ではなく、4輪車のコンセプト・カーを出展したから
だそうです。ホンダから、向かい側にあり、近い事もあり、ヤマハに移動しました。
ヤマハが、本当に、4輪を発売するのか?は、わかりません。
しかし、過去にコンセプトカーで4輪を出展した事がないので、どうやら、メディアも注目して
いるようです。
ただ、車両を良~く見て思ったのは、外側からドアを開けるドアノブが、どこにあるのか?
良くわかりません。給油口も、どこにあるのか?わからない。
ヒモでドア開け
そして、運転席側のドアが開けられていたので、見てみると、ドアの内側のドアノブは、
ヒモになっています。
アクセルペダルと、ブレーキペダルが、90度に立っています。
これでは、運転出来ません。
市販車になる可能性って、この状態で、どうなのでしょうか?
時間切れ
と言う事で、ヤマハの4輪を見終えた頃、時計を見ると、午後1時49分。
ベストカー・アンバサダー・シークレット・イベント:東京モーターショー見学ツアーは、終了と
言う事になりました。
東館では、他にメルセデスベンツ、トラック・バス、トヨタ車体、日産車体などもありましたが、
通過です。
西館の「スマートモビリティシティ2015」に関しても、通過どころか、全く近寄る事もありま
せんでした。
通過した所で、ゆっくり見たい人は、ツアーが終わった後に、各自、じっくり見て欲しいと言う
事で、今回のツアーは終了と言う事になりました。
一旦、ベストカーを販売しているブース前に移動。時間は、午後1時59分です。
中間にある他のメーカーは、全て、通過して終わり。
部品メーカーも全くまわれませんでした。
それでも、色々な細かい裏話の説明を聞きながら、まわりました。
詳細は、写真と一緒に説明文を付けないと、良くわからないでしょうから、一部省略。
(まったく別のWEBページには、大量の写真付きで、詳細案内済ですが、あえて、
みんカラとは、リンクしていません)
「モータージャーナリストと巡るツアー」
東京モーターショーでは、平日限定で、モーターショーの公認の「モータージャーナリストと
巡るツアー」と言うのがあります。「ガイドツアー」とも表現されています。
一般入場チケットより、少し、価格が高いのですが、これは、ものすごく優遇されていて、
お勧めです。自分は、前回の東京モーターショーで、このツアーに参加しましたが、
とても良かったです。
今回は、この公認イベントではなく、「ベストカー」が独自で、オリジナルで企画した
見学ツアーです。
本当は、プレス・デーに、やりたかったそうですが、許可が出なかったそうです。
やはり、敷居が高いのでしょうね。
尚、モーターショー公認の「ジャーナリストと巡るツアー」に関しては、かなり、場内で優遇されて
いました。
各ブースの構造によって、色々なので、全て、優遇されるとは限りませんが、多くのブースでは、
一般の人が上がれないステージ上のコンセプト・カーを、ステージに上げてくれて、近場で見ら
れたり、中には、一般の人は、触る事も乗る事も出来ない先行展示車の中に乗せてくれたり・・・
前回(第43回)は、まだ、市販前の電気自動車として話題だった、BMW i3の中に乗り放題
でした。
i8は、さすがに中には乗れませんでしたが、一般の人は、見られない近い場所から、全方位の
姿を見る事が出来ました。
他のブースも、人気のあるコンセプト・カーを、どれだけステージ前に人が殺到していても、ツアー
参加者が、スーッと来て、スーッと写真撮影出来るエリアを、柵で枠を確保してあったりしました。
そして、驚いた事に、同じ2時間のツアーなのに、前回、自分が参加したツアーは、乗用車
メーカーは、輸入車含め、全部、案内してもらい、全部のブースで、色々な裏話を聞く事が出来
ました。
各ブース、メーカーの代表者が出て来て、詳細を案内してくれるブースもありました。
※今回のベストカー主催の見学ツアーは、独自ツアーなので、優遇は、一切なし。
部品メーカー
更に、全乗用車メーカーを見た上に、部品メーカーの一部も、数ヵ所、案内されました。
そして、ブースによっては、ツアーの皆さんだけに、ちょっとした、お土産を準備してくれている
部品メーカーもありました。
朝一番
尚、自分が前回の第43回東京モーターショーで参加した「ジャーナリストと巡るツアー」は、
朝一番コース。9時30分出発でした。
公式オープンが10時~なので、まだ、一般の人が入場する前から、見てまわれます。
だからこそ、全メーカー+部品メーカーまで、まわれたのかもしれません。
同じツアーでも、違う時間のスタートの組は、どうだったのか?は、自分は、わかりません。
「ジャーナリストと巡るツアー」は、平日しか設定されていないので、朝一番スタートではなくても、
休日より、まわりやすいのかもしれません。
自分は、この制度は、大賛成です。
多少高くても、自分は、この方が良いです。
一般入場券は、1600円。ジャーナリストと巡るツアー(ガイドツアー)のチケット代は、
2100円。
自分は、「ジャーナリストと巡るツアー」の価格は、内容以上の価値があると思います。
プレビュー・デーの3500円は、高過ぎです。
優遇
「ジャーナリストと巡るツアー」は、他にも優遇されている点がありました。
それは、入場方法です。
一般の人は、東京ビックサイトが会場の場合、中央ゲート、東ゲートから入ります。
朝一番に入場するには、長蛇の列で待つ必要があります。
しかし、「ジャーナリストと巡るツアー」は、関係者入口を案内されます。
当然、並ばなくてもスーッと入る事が出来ます。
レイアウト
でも、今回の東京モーターショーを見て感じたのは、各ブース「優遇ゾーン」が、作りにくい構造に
見えた事。
自分は、今回の東京モーターショーに関しては、「ジャーナリストと巡るツアー」には、申し込み
ませんでした。代わりに、プレビュー・デーを選びました。
※今回の東京モーターショーの「ジャーナリストと巡るツアー」は、全日程、売り切れています。
それに、ベストカー・アンバサダー・イベントとしての独自ツアーが当選したので、今回は、
そちらで、お世話になる事にしました。
ベストカーの見学ツアーは、公認のツアーとは、違うのですが、休日に開催する事にしたと言う
点と、参加者10名にして、コンパクトにして、ゲスト・ジャーナリストさんと、近い距離で、一緒に
回る事が出来た事。そう言う点では、こちらのやり方も、良いと思います。
手作りツアー
各ブースに、優先レーンを設けてもらうのが、公認イベントにならないと、無理だと言う事も、
知る事が出来ました。
色々な制限がある中、試行錯誤の第1回目の初日の参加メンバーに選んで頂き、とても光栄
でしたし、とても良い思い出になりました。
もし、休日に、ツアーを設定すると、2時間かけても、全ブースは、回れないと言う事もわかり
ました。
これは、公認ツアーを、もし、休日に設定したら・・・と言うイメージにもなったので、
主催者側にとっても、ベストカーが実施した第1回目ツアーは、参考になるデータだと思います。
比較データ取り
ベストカーも、今後、東京モーターショーの記事を扱う時、自身が主催した手作りツアーと、
公認ツアーの事を比較する重要な時間配分データになると、思いました。
この日の入場者数が、主催者側から、公式発表されました。
10月31日(土)の入場者数=85,100人。
と言う事は、入場者数が、どれ位の日にツアーを行うと、どれだけの時間がかかる・・・と言う事も
見えたと言う事です。
そう言う意味では、ベストカーアンバサダー・イベントは、色々なデータ取りが出来たと言う事でも、
重要な意味があったイベントだと思います。
2年後の東京モーターショー、ベストカーさんが、どんな企画を立てるのか?楽しみです。
入場者数
今回の東京モーターショーの入場者数を確認しました。
10月29日(木) 18,200人→プレビュー・デー
10月30日(金) 41,300人
10月31日(土) 85,100人→ベストカー・アンバサダー・シークレット・イベント開催日(土曜日)
11月 1日(日) 93,300人→ベストカー・アンバサダー・シークレット・イベント開催日(日曜日)
11月 2日(月) 81,700人
11月 3日(火)100,100人→祝日
11月 4日(水) 79,100人
11月 5日(木) 68,300人→C-CLASSROOMスタンドツアー開催日
11月 6日(金) 75,100人
11月 7日(土) 95,600人
11月 8日(日) 74,700人
合計 812,500人→前回 第43回 902,800人の90%との事。
やはり、土・日・祝日に、見学ツアーをやると言うのは、かなり、人混みをかきわけて行かなけ
ればならず、せめて、各ブースで、専用優先ゾーンを作ってもらわないと、2時間で、全て見て
回るのは、無理と言う事だと思います。
だから、公認ツアーは、土・日・祝日に設定していないのかもしれません。
あと、何だかんだ言って、プレビュー・デーは、それなりに、価値があった事もわかりました。
※翌日の11月1日(日)も、ベストカー・アンバサダーの皆さんの見学ツアーが開催されたと
思いますが、93,300人の中での開催、土曜日より、もっと、人が多かった中で、どう言う
タイム・テーブルで、いくつのブースを見て、まわったのでしょうか?
ヤマハの4輪コンセプトカー。ドア開閉は、ヒモを引っ張って開閉するようになっています。
メルセデスベンツの写真は、別日記に、まとめました。
尚、自分は知りませんでしたが、河口まなぶさんが開設しているC-CLASSROOMと言う
フェイスブックで募集したメルセデスベンツを中心にしたツアーも開催されたようです。
自分は、事前告知を知りませんでした。
11月5日に開催され、1組60分コースだったようです。
河口まなぶさんのツアーは「スタンドツアー」と表現されていました。
60分で、どこを、どう案内されたのか?わかりませんが、参加者はヘッドセットを付けて
います。
次回、もし、ベストカーアンバサダーツアーが開催される場合、ヘッドセットは、あった方が
良いかもしれませんね。
各地モーターショー
あと、東京モーターショーは、関東圏の人が中心だと思いますが、遠方の人は、
名古屋、大阪、福岡、札幌、宮城でも、モーターショーが開催されるので、そちらに行くと、
東京モーターショーで公開されたコンセプトカーを見られる可能性が高いと思います。
入場料も、東京モーターショーと、そんなに変わらない立派な価格です。
しかし、福岡モーターショーだけは、なぜか、三菱の出展がありません。なぜ?
感謝
とにかく、ベストカー・スタッフの皆さん、スーザン史子さん、本当に、ありがとうございました。
感謝しています。
良い思い出になりました。