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2015年10月31日 イイね!

東京モーターショー2015 #ベストトカーアンバサダーシークレットイベントに参加

  東京モーターショー2015
  
   2度目
 さて、10月31日(土)は、東京モーターショーに行く事になりました。
 10月29日(木)のプレビュー・デーに行ったのに、なぜ、この日、もう一度、東京モーターショー
 に行く事にしたのか?
 それは、#ベストカー・アンバサダー として、ベストカーが企画した、
 「ベストカー・アンバサダー・シークレットイベント:東京モーターショー見学ツアー」に、選抜された
 からです。これは、とても、ありがたいです。
 尚、チケットに関しては、ベストカーさんから、郵送されて来ました。感謝感謝。




   ベストカー・アンバサダー・ツアー時間
 尚、ベストカー・アンバサダーのツアーは、昼12時~午後2時迄との事でした。
 そこで、自分は、このツアーが始まる前に、10月29日(木)に、見られなかったエリアなどを、
 先に、見ておく事にしました。
 ツアーで、もう一度、同じ所を、ひと通り見るかもしれないと思ったのですが、昼12時~と言うのを
 考慮すると、恐らく、どのエリアも、たくさんの人が来て、ろくに写真は撮れないだろうと思いました。
 それに集団で動くとじっくり、1ヶ所に立ち止まって、写真が撮れない可能性もあります。

 だから、状況が読めない事もあり、とにかく、昼12時の集合時間まで、フリーで、見られる所を
 見ておく事にしました。


   入場方法
 尚、いくら、ベストカーアンバサダーの東京モーターショー見学ツアーと言っても、入場に関しては、
 一般の人と同じ方法で入るしかありません。
 しかも、ベストカーからは、紙の前売り券が郵送されて来たので、T-Ticketでの入場は出来ま
 せん。そこで、普通に並んで入場するしかない事は、最初から、覚悟しました。
 その為、仕方ありませんが、ゲートオープンの1時間前に到着するように、出掛けました。





   東ゲート狙い
 普通、東京ビッグサイトに電車で行く場合は、JRの駅から、そのまま正面に向かって歩きます。
 そうすると、自然に、東京ビッグサイトの中央ゲートに到着します。
 しかし、今回は、あえて、中央ゲートに向かわず、東ゲートを目指しました。
 東ゲートと言うのは、自動車で来場した人達が、駐車場から会場に入るのに便利なように設定
 された入口です。
 JRりんかい線の駅を降りると、係員が多数いて「ただいまのお時間は、中央ゲートを案内して
 おります」と言って、人の流れを中央ゲートに向かわせるように、仕向けています。
 このワナにはまらない事です。

 別に、東ゲートから入っては、いけない・・・と言う決まりは、全くありません。
 尚、東ゲートから入場するメリットと言うのは、東館の展示エリアに、直結していると言う事です。

 既に、10月29日(木)のプレビュー・デーで「予習」していた自分は、東ゲートから入ると、
 BMW MINIの横のエリアに、すぐ、入場出来る事を、知ってました。

 一方、中央ゲートから入場すると、ゲートを入って、西館、東館への分岐点があり、西館へは、
 細い通路を通って、混みやすいエスカレーターを通過して、西館のエリアに移動しますが、
 時間は、2~3分。

 東館までは、中央ゲートから、かなり遠く、構造を熟知している人が、迷わず、サッサと歩いて
 途中、動く歩道も使って、5分程。
 子供連れとか、足の悪い人などは、中央ゲートから、5分では、到着出来ません。

 この、最短で急ぎ足で、「5分」の時間でさえ、無駄にしたくないのと、恐らく、中央ゲートからの
 入場者数より、東ゲートからの入場者数の方が少ないと判断し、東ゲートに向かいました。

 JRの駅から、東ゲートまでは、中央ゲートに向かうより、恐らく、2倍程度の時間がかかります。
 しかし、中央ゲート→東館まで、「入場開始後」に5分歩くのか?
 入場開始前に、東館の目の前の東ゲートまで、「先に」5分程、長めに歩いておくのか?

 どちらが良いのか?考えると、当然、「先に5分多く歩いておく」方が、有利です。
 と言う事で、東ゲートに向かいました。

 1時間前に到着しましたが、既に、長い列が出来ていました。
 でも、恐らく、中央ゲートに並んでいる人の規模の、半分以下だと予測しました。
 自分は、一般待ちの列の2列目でした。(1列が、何人並んでいるのか?は、不明)







   T-Ticket
 尚、東ゲートにも、T-Ticketの専用レーンが設置してありました。
 やはり、早めに門のギリギリまで誘導されました。
 

 更に、午前10時のオープン直後、T-Ticketの人は、専用レーンで、一度に、誘導されて、入場。
 自分は、一般レーンの2列目でした。
 一般レーンも、T-Ticket専用レーンの横に、別レーンがあり、同時に入場しました。
 しかし、一般レーンはT-Ticketの人が、「10時迄に並んだ人数」が、全て、入場し終えたのに、
 自分の列は、まだ、動きませんでした。
 T-Ticketの列が切れたので、一般レーンの2列目を、そこから入れてくれれば良いのに、
 一般レーンは、あくまで、一般レーンの最初の集団の列が切れないと、誘導されませんでした。

 つまり、T-Ticketで入場した人で、午前10時前ギリギリに来た人は、結局、一般レーンで
 1時間前に並んだ人より早く入場出来たと言う事です。

 と言う事は、T-Ticketの人は、午前10時ジャストに来ても、ほぼ、待ち時間なく、一般レーンで
 1時間待った人より早く入場出来たと言う事です。
 うわー、やはり、T-Ticketの専用レーンって、意味があるな・・・
 尚、東ゲートのT-Ticket読み取り機器は、4台でした。
 これは、10月29日(木)のプレビューデーで、中央ゲートで見た台数と同じでした。




   入場
 そして、やっと、入場。
 東館は、まだ、中央ゲートから一番入場した人が、到達していないようで、とにかく、前回、撮り
 そびれた車の写真をサッサと撮影してまわる事にしました。





  東4、5、6

   レクサス/スバル/ダイハツ
 東館から入場した人はBMW MINIが、すぐ目に入るので、MINIは、すぐ、人に取り囲まれて
 いました。自分はMINIは興味ないので、スルー。

 人に囲まれていないレクサス、スバルのコンセプトカーのステージ上の車の後方写真を撮れて
 いなかったので、撮影。
 次に、前回は大量の芸能人のステージがあったため、まともに見られなかったダイハツへ移動。
 次にトヨタで、黄色いコンセプトカーを撮影・・・と、人が増えて膨らむ前に、どんどん、撮影して
 行きました。
 ダイハツ、トヨタと撮影。
 
  東1、2、3
 東1、2、3に移動し、日産車体、トヨタ車体、商用車を見て、メルセデスベンツへ。
 次にスズキ、ヤマハを見て、部品メーカーエリアを見て・・・西館に移動。


  西3、4

  スマートモビリティシティ2015
 西館は、マツダ、日産などの自動車メーカーのブースがありますが、既に、プレビュー・デーで
 見ていたので、前回寄れなかった、西3、4のスマートモビリティシティ2015のフロアーに
 行きました。

  EVから水素へ
 今回は、前回の東京モーターショーに比べると、「水素自動車」「水素ステーション」に関する
 アピールが、増えていました。
 そして、逆に、「EV急速充電器」「EV普通充電器」のアピールが、ほぼ、なくなっていた事。
 前回の東京モーターショーは、EV急速充電器のメーカーなどのブースが、いくつもあったのに、
 見事に方向転換。
 2年で、EVと言う状況が、どうなっているのか?何となく、肌で感じました。

 あと、意外に、このエリアに、最新車両が展示してあったりして、自動車メーカーブースでは、
 近寄りも出来ない車両が、ガラガラな状態で、近くで見られたりする事もあります。

 今回、新型プリウスが、ポツンと、置いてありました。
 これが、東館のトヨタのメインブースなら、人垣に埋もれてます。
 でも、ここでは、余裕で見る事が出来ました。ただ、中に乗り込む事は出来ませんでした。

 他には、このフロアーには、FM放送用のスタジオがあるようで、丁度、生放送中でした。
 有名なモータージャーナリストの皆さんが、座っていました。
 丁度、河口まなぶさんが、トーク中でした。
 




 ホンダのエリアにも、水素自動車、クラリティが堂々と展示されていました。
 設置位置の関係で、後方の姿は、見えませんでしたが、フロントと横は、余裕で見られました。
 ひと通り見たので、これでひと安心。

****************************************  
 ベストカー・アンバサダー・シークレット・イベント
  「東京モーターショー見学ツアー」

 と言う事で、ここからが、本日の本番です。
 ベストカー・アンバサダー・シークレット・イベント「東京モーターショー見学ツアー」の始まりです。
 

   参加者
 尚、ベストカー・アンバサダーで選ばれた人数。この日は、10名との事でした。
 選んで頂いて、感謝しています。尚、翌日も実施されたとの事です。


   編集部スタッフ
 そして、案内はベストカースタッフの背の高い、ベストカーでの「編集後記」での登場名「シオ」さん。
 背の高い人を選んだ理由は、会場内が、ものすごい人で、ごった返しているので、見失わない
 ようにだと思います。その人選は、大正解だと思います。

   豪華ゲスト
 そして、ゲストに、モーター・ジャーナリストの「スーザン史子(ふみこ)さん」が同行する事に
 なりました。



   通行量
 この日は土曜日。ものすごい人です。29日のプレビューデーでも、人が多いと思ったのに、
 土曜日は、比べ物にならない位、多数の人が集まってました。
 尚、ツアースタート前、ベストカーを販売している店舗の横の空間に集まり、全員揃うまで、
 待機しました。
 待っている時間、前の通路を歩く人達が、何人位いるのか?試しに数えてみる事にしました。
 ここは、丁度、西館⇔東館を移動する人が、通過する場所です。
 ほとんどの人が、この通路を、歩くはずです。

 昼12時前後の時点で、60秒間で、何人が通過するのか?数えてみました。
 ①東館→西館方面へ歩く人=約200名。
 ②西館→東館方面へ歩く人=約200名。

 どちらも、ほぼ同じ、1分間に、約200名ペースで、人が移動していました。
 と言う事は、片方だけの人の動きを数えると、10分間で、2000名。
 60分間で、12000名と言う事です。
 これが、東館→西館、西館→東館で、両方、動いていると言う事です。
 と言う事は、10分で4000名が、目の前を通過していると言う事です。
 朝一番から入場している自分の目から見ても、どんどん人が膨らんでいる感覚がありました。


   人の多さに全部まわれず
 最初は、西館に向かい、マツダから見ましたが、目玉のRX-VISIONは、ものすごい人に
 囲まれてました。

 西館へ
 最初は、西館に移動する事になりました。
 出発したのは、昼12時10分です。
 一番最初は、人気の高い、マツダを見に行くと言われました。

   移動開始 
 最初は、2列になって、進むように指示されましたが、あまりにも人が多く、結局、列を作って
 移動出来る状態ではなくなりました。
 とにかく、先頭のベストカースタッフ、案内係の「スーザン史子さん」の姿を見失わないように、
 移動しました。
 尚、参加者の最後尾には、参加者が、はぐれないように、別のスタッフが、歩きました。
 このやり方は、「モータージャーナリストと巡る東京モーターショー見学ツアー」を、公式に
 やっているやり方と同じでした。

   西1、2
   マツダ
 そして、マツダの展示エリアに到着。
 目玉は、RX-VISIONです。次期ロータリー復活の車のプロトタイプとか、ヒントの車と言われ
 ています。RX-9になるのか?RX-8なのか?RX-7の名前を使うのか?なども不明。
 そもそも、ロータリーエンジンが復活するのか?さえ、まだ、不明。

 幕張で東京モーターショーをやっていた頃、RX-8の水素ロータリーのコンセプト・カーを展示
 していましたが、仮に、ロータリー・エンジンが復帰すると仮定して、それが、そのような
 ロータリー・エンジンになるのか?EVバッテリー充電用に、ロータリーを使うのか?EVや、
 ハイブリッド関係なく、ガソリンエンジンになるのか?

 ある関係者は、単純なガソリンエンジンの「スカイアクティブ-R」になる事が濃厚と言う話を
 している模様ですが、まだ、ハッキリした情報は、ありません。

 まだ、何も公式には、公表されていませんが、既に、「次期型ロータリー・エンジンが搭載
 されるなら、絶対に欲しい」と言っている、ベストカー・アンバサダーの方も、いらっしゃいました。

 尚、前回の東京モーターショーに出展されていた、アクセラの水素自動車は、展示なし。
 2年前から進展がないのでしょうか?
 あと、RX-VISIONが、突然、発表された為、本来のメインになると予測されていた、
 KOERUが、隅に追いやられていた感じです。
 ベストカーとして、早く、色々なスクープ記事を期待したい所です。

 その後、アンバサダーの皆さんが、ある程度、写真を撮り終えたのを確認して、次に移動。
 尚、KOERUと、コスモ・スポーツ、ロードスター等の展示に関しては、一切触れず、そのまま、
 次に移動。移動開始時間は、12時20分頃です。









  日産
 大混雑のマツダを見た後、真横には、ルノーのブースがありましたが、ベストカーのツアー
 としては、通り過ぎてしまいました。
 そして、日産ブースに移動。午後12時21分頃、ステージ前に到着。

 丁度、ステージ上で、モデルさんが、色々と、自動運転のデモンストレーション中の為、人の
 集まり方が、ものすごい状態になっていました。
 でも、意外に、真横のコンセプトカーは、あまり注目されておらず、比較的、簡単に撮影
 出来ました。メインステージのコンセプト・カーは、全く撮れない状態です。

 その後、同じ日産の展示車の中で、次期GT-Rを思わせるコンセプト・カーを見学。
 これが、人の流れが悪い場所に設置されており、人が通り抜けにくい。

 自分は、別の日に撮影した写真があるので、ここでも、人混みに入るのは、やめました。
 撮影する人達は、必死に、人混みの中に入って、撮影していました。
 そして、横に置いてあるGT-R NISMOの前に移動。時間は、午後12時35分~38分前後。

   GT-R NISMO
 そして、GT-R NISMOバージョンに関して、ベストカーから裏話の説明がありました。
 0-100km/hが、驚きの2.8秒だそうです。
 と言う事は、ポルシェ、フェラーリ、マクラーレンより早いそうです。

 その他、リップスポイラー(フロント・スポイラー)に関して、裏話を教えて頂きました。
 具体的な数値等は、省略させて頂きます。

 GT-R NISMOと、日産コンセプト2020 VISION グラン・ツーリスモの展示してある
 ゾーンは、1段高いエリアにあるのですが、まだ、入場制限されていないものの、これ以上、
 人が膨れ上がると、そのエリアへの入場は、制限されそうな雰囲気でした。
 例えば、「10分待ち」とか。自分達が行った時点では、まだ、待たずに、ここに上がれた
 だけでも、ありがたいかもしれません。そして、日産ブースを出発。時間は午後12時40分過ぎ。
 そして、なぜか、シトロエンに立ち寄りました。








    

   シトロエン
 そして、午後12時45分頃、シトロエン・ブースに案内されました。
 日産からシトロエンまで、途中に、ポルシェ、フォルクス・ワーゲン、アウディがありますが、
 全て、通過です。

   C4 CACTUS
 シトロエンの展示車の中で、ベスト・カー編集部のスタッフが説明を始めたのが、黄色い色の
 展示車でした。C4 CACTUS(カクタス)と言う展示車です。

 ベストカーの予想では、この車、ほぼ、この形のまま、日本にも導入されるのではないか?
 との事でした。早ければ、2016年。もしかすると、2017年にズレ込むかもしれないとの事。


   ブヨブヨ 
 目玉は、ドアの部分に付いている黒いモール類。触ってみると、ブヨブヨで、柔らかいのです。

 これ、ぶつけた時に、クッション代わりになり、ボディが傷付きにくいと言う事。
 傷付いても黒いモールだけ、交換すれば良いので、修理代も、抑えられると言う考え方。
 本当に、ほぼ、このままの形で発売されるのでしょうか?
 1年後、2年後を待ちたいと思います。

 あとは、後方に、プジョーの展示車も並んでました。
 ついに、ディーゼルも導入されると言う事で、ディーゼル車の展示もあったのだそうですが、
 自分は、会場にいる時には、全く気付かず、帰宅後、資料を見て気付きました。
 プジョー508GT が、日本導入予定のディーゼルエンジン車だそうです。
 さて、午後12時52分過ぎ、出発です。
 
 この時点で、参加者の多くは、自由に動けない事から、人酔い状態。
 東館に移動する事になりましたが、この時点で、丁度、午後1時。
 ブースは、3個しかまわっていないのに、既に、1時間。 


   東4、5、6
   トヨタ
 そして、午後1時8分頃、東館に到着。最初は、トヨタに立ち寄りました。
 トヨタのブースは、人が多いのですが、ステージの幅が広く、横の隅っこは、比較的、場所取り
 しやすかったので、そこに移動。
 すると、黄色いコンセプトカー、S-FRについて、スーザン史子さんから、色々と説明があり
 ました。

   S-FR
 エンジンを、フロントミッドシップに搭載。FR(後輪駆動)との情報が公表されています。
 その他は、不明だそうです。FRプラットフォームで、この小さい車と言うのは、何がベース
 なのか?スーザン史子さんもベストカー編集部も、まだ、情報を得られていないようでした。
 ただ、プレスの関係者の一人が、中に乗ってみて、ペダルを踏んでみたとの情報を教えて
 くれました。さすがです。
 どうやら、市販車として本気で考えた作り込みをやっているのではないか?との事。

 尚、外観を見てみると、ツーシーターに見えたのですが、スーザン史子さんとベストカー
 スタッフ情報によると、4座シートだそうです。
 そうやって、コンセプトカーを、グルリと見てみると、ドアミラーは、法規に沿った形状の物が
 付いています。ドアノブも、きちんと、最近の安全基準に沿った形状の物が付いています。
 ガソリン給油口も、トヨタ車らしく、左側に付いています。
 ブレーキを見ると、きちんと、後輪もディスク・ブレーキになっているのが見えます。
 この手のコンパクトスポーツは、べース車両の関係で、スポーツモデルを装っていても、
 リヤ・ドラム・ブレーキと言う事が多いのに、このコンセプト・カーは、きちんと、後輪も
 ディスク・ブレーキを装着しているのが見えました。
 唯一、市販車レベルまで、まだ遠いだろうな・・・と感じさせられた部分は、排気口です。

 リヤ・バンパーと言うのか、リヤ・バンパーと排気口が、同一部品の一体になっていて、
 その中に、排気口が設けてあります。
 市販車にするに当たり、ここは、このままで、出るのか?は、ちょっと、疑問です。

 尚、給油口が、左側にあり、排気口が、右側にあると言うのは、矛盾していないので、ある
 程度、その辺は、きちんと、市販をベースに、本当に、レイアウトを作り込んでいるように
 感じました。
 排気口の形状~リヤ・バンパー部分の形状に関しては、ショーモデルとして、わざと、この
 形状に「偽装」しているのかもしれませんが、実際は、どの状態で、市販化されるので
 しょうか?気になる1台ではありました。





 横から、S-FRに接近出来て、そこそこ写真は撮れました。
 その他、スーザン史子さんからは、ロボット系の話の説明もありました。
 トヨタ・ブースは横幅が広いので、集まる場所も余裕があり、写真撮影時間も、比較的、
 多めに取りました。午後1時15分頃、レクサスへ移動。

 




   レクサス
 そして、真横のダイハツ、スバルは通り過ぎて、次にベストカー・アンバサダーの皆さんが、
 案内されたのは、レクサス。LF-FCです。
 次期、LSは、こうなるのではないか?と言う提案モデルと言う噂です。
 しかも、水素自動車を出すだろうと言われています。

 このコンセプト・カーを見ると、ドアノブ、ドアミラーなし。給油口なし。排気口なし。
 ワイパーも付いていません。
 ボンネットの付け根にワイパーを隠してあるタイプか?と思いましたが、ボンネットと
 フロント・ウィンドウの間に溝・空間がないように感じられます。(見間違いかもしれません。
 あくまで、撮影した写真では、そのように見えたので、そう感じました)

 つまり、これ、ボンネットと言うのは、このコンセプトカーは、開かない。
 そして、ワイパーも付いていないのではないか?と言うようにも、見えてしまいます。
 実際は、どうなのか?わかりません。
 どちらにしても、市販車としての形には、かなり遠いコンセプト・カーだと思われます。

 現行LSが発売になって、かなり長い時間が経過しました。
 次期LSは、どうなるのでしょうか?
 ベスト・カーには、今後も、スクープして欲しいと思いました。
 そして、次に移動開始。時間は、午後1時25分頃だったと思います。 


   東1、2、3
   スズキ
 レクサスを見た後は、BMW、BMW MINI、ALPINA、三菱自動車などは、通過。
 隣の建物の東1、2、3番館のスズキに案内されました。午後1時28分頃、到着。
 ステージ上のコンセプト・カーを撮影する時間は、充分ありました。
 そして、アルト・ワークスに関して、説明がありました。

 これまで、燃費を稼ぐモデルのイメージが強かった、アルト・エコ。
 フルモデルチェンジしてからは、アルトにスポーツモデルの「RS」を追加。
 そして、今後、久々に復活するのが、「アルト・ワークス」との事でした。
 アルト・ワークスは、マニュアル車の用意があると言う事も、注目だそうです。

 実際、展示車両は、ものすごい人に取り囲まれていました。
 でも、リヤ・ドラム・ブレーキと言うのが、個人的には、気に入りません。


   ホンダ
 そして、午後1時33分頃、スズキの隣のホンダに移動。

   クラリティ
 まずは、水素自動車のクラリティを見学。
 トヨタのMIRAIが、4人乗りだったので、ホンダは、どうしても、5人乗りにこだわったそうです。
 ここで、ベストカースタッフからの情報。
 ホンダのクラリティは、市販価格が、MIRAIより、約50万円高くなるだろうとの事。
 (766万円と公表されました) そして、当分は、リース販売のみ。
 つまり、トヨタMIRAIのように、一般ユーザーが、買う事が出来ないのだそうです。
 うーん・・・これでは、まだ、水素自動車の普及は、先の先ですね。

 EV車が、これだけ発売されて時間が経過しているのに、利便性は、改善されないまま。
 EVバッテリーの持ちも、改善されていない。
 水素自動車の普及も、まだまだ、先だと思います。
 
 
   NSX
 そして、NSXを見学。
 当然、たくさんの人に取り囲まれているので、ターンテーブルの周辺に、長い時間粘らないと
 自分が、コンセプト・カーの目の前まで進む事は、出来ません。
 尚、スーザン史子さん、ベストカー・スタッフからの情報だと、市販は、されるだろうけれど、
 価格が、1700万円前後になるだろうとの事。

 一般的なユーザーが、買える車ではありません。
 初代NSXなら、何とか、頑張れば、買える価格でしたが、新型は、雲の上の車になるようです。


   車両火災の件
 尚、ニュルブリンクでのテスト走行中に、車両火災で、燃えてしまったNSXについて質問。
 すると、メーカーは、開発中のNSXが、車両火災で、燃えた事を、公式発表していないので、
 その事実は公認の事実ではないと言う扱い。
 従って、当然、その車両火災になった原因と言うのも、公表する機会・必要性がない訳で、
 メーカーからのコメントは、燃えたNSXに付いて、何も発表がないそうです。

 ただ、車両火災の様子は、既に、全世界に、ネットで動画が投稿されており、隠せない事実。
 噂では、ハイブリッドの電気システムに、何か原因があるのではないか?との事でした。


   CIVIC TYPE R
 そして、NSXを見た後は、CIVIC TYPE Rを見たいと言う参加者もいたのですが、
 CIVIC TYPE Rの周辺は、ものすごい人でした。
 近寄ったとしても、時間がかかりそうです。
 結局、願いは叶わず、CIVIC TYPE Rの前には、行きませんでした。
 同じホンダブースなのに、あまりにも人が増えてしまい、そこに移動するだけでも、時間が
 かかりそうだからです。

   S660
 尚、S660の展示車両が気になる人もいました。
 その展示車両のボディ・カラーとラインを気に入った参加者もいました。
 「この色、良いですね」と言う人、数名。

   キリンとオープンカー
 ちなみに、プチ情報ですが、今回、案内頂いたベストカー・スタッフの「シオ」さん。
 背の高い人なのですが、S660に乗り込むと、思いっきり頭が、フロントガラスを飛び越えて、
 「キリン」が乗っているように見えるそうです。
 当然、幌を閉める事が出来なくなるのだそうです。
 ホンダのメーカーの方からは、「身長の高い人が、S660には、収まらないと言う
 [マイナス・プロモーション]になるので、S660には、乗らないで欲しい」と、冗談半分で、
 言われたのだそうです。
 既に、時間が押しぎみなので、移動する事になりました。時間は、午後1時45分頃です。

    YAMAHA
 次に移動したのは、意外や意外、ヤマハでした。
 理由は、今回のモーターショーで、2輪ではなく、4輪車のコンセプト・カーを出展したから
 だそうです。ホンダから、向かい側にあり、近い事もあり、ヤマハに移動しました。

 ヤマハが、本当に、4輪を発売するのか?は、わかりません。
 しかし、過去にコンセプトカーで4輪を出展した事がないので、どうやら、メディアも注目して
 いるようです。
 ただ、車両を良~く見て思ったのは、外側からドアを開けるドアノブが、どこにあるのか?
 良くわかりません。給油口も、どこにあるのか?わからない。


   ヒモでドア開け
 そして、運転席側のドアが開けられていたので、見てみると、ドアの内側のドアノブは、
 ヒモになっています。
 アクセルペダルと、ブレーキペダルが、90度に立っています。
 これでは、運転出来ません。
 市販車になる可能性って、この状態で、どうなのでしょうか?


   時間切れ
 と言う事で、ヤマハの4輪を見終えた頃、時計を見ると、午後1時49分。
 ベストカー・アンバサダー・シークレット・イベント:東京モーターショー見学ツアーは、終了と
 言う事になりました。
 東館では、他にメルセデスベンツ、トラック・バス、トヨタ車体、日産車体などもありましたが、
 通過です。
 西館の「スマートモビリティシティ2015」に関しても、通過どころか、全く近寄る事もありま
 せんでした。
 通過した所で、ゆっくり見たい人は、ツアーが終わった後に、各自、じっくり見て欲しいと言う
 事で、今回のツアーは終了と言う事になりました。
 一旦、ベストカーを販売しているブース前に移動。時間は、午後1時59分です。

 中間にある他のメーカーは、全て、通過して終わり。
 部品メーカーも全くまわれませんでした。



 それでも、色々な細かい裏話の説明を聞きながら、まわりました。
 詳細は、写真と一緒に説明文を付けないと、良くわからないでしょうから、一部省略。
 (まったく別のWEBページには、大量の写真付きで、詳細案内済ですが、あえて、
 みんカラとは、リンクしていません)




   「モータージャーナリストと巡るツアー」
 東京モーターショーでは、平日限定で、モーターショーの公認の「モータージャーナリストと
 巡るツアー」と言うのがあります。「ガイドツアー」とも表現されています。
 一般入場チケットより、少し、価格が高いのですが、これは、ものすごく優遇されていて、
 お勧めです。自分は、前回の東京モーターショーで、このツアーに参加しましたが、
 とても良かったです。


 今回は、この公認イベントではなく、「ベストカー」が独自で、オリジナルで企画した
 見学ツアーです。
 本当は、プレス・デーに、やりたかったそうですが、許可が出なかったそうです。
 やはり、敷居が高いのでしょうね。



 
 尚、モーターショー公認の「ジャーナリストと巡るツアー」に関しては、かなり、場内で優遇されて
 いました。

 各ブースの構造によって、色々なので、全て、優遇されるとは限りませんが、多くのブースでは、
 一般の人が上がれないステージ上のコンセプト・カーを、ステージに上げてくれて、近場で見ら
 れたり、中には、一般の人は、触る事も乗る事も出来ない先行展示車の中に乗せてくれたり・・・

 前回(第43回)は、まだ、市販前の電気自動車として話題だった、BMW i3の中に乗り放題
 でした。
 i8は、さすがに中には乗れませんでしたが、一般の人は、見られない近い場所から、全方位の
 姿を見る事が出来ました。

 他のブースも、人気のあるコンセプト・カーを、どれだけステージ前に人が殺到していても、ツアー
 参加者が、スーッと来て、スーッと写真撮影出来るエリアを、柵で枠を確保してあったりしました。

 そして、驚いた事に、同じ2時間のツアーなのに、前回、自分が参加したツアーは、乗用車
 メーカーは、輸入車含め、全部、案内してもらい、全部のブースで、色々な裏話を聞く事が出来
 ました。
 各ブース、メーカーの代表者が出て来て、詳細を案内してくれるブースもありました。

 ※今回のベストカー主催の見学ツアーは、独自ツアーなので、優遇は、一切なし。



   部品メーカー
 更に、全乗用車メーカーを見た上に、部品メーカーの一部も、数ヵ所、案内されました。
 そして、ブースによっては、ツアーの皆さんだけに、ちょっとした、お土産を準備してくれている
 部品メーカーもありました。






   朝一番
 尚、自分が前回の第43回東京モーターショーで参加した「ジャーナリストと巡るツアー」は、
 朝一番コース。9時30分出発でした。

 公式オープンが10時~なので、まだ、一般の人が入場する前から、見てまわれます。
 だからこそ、全メーカー+部品メーカーまで、まわれたのかもしれません。
 同じツアーでも、違う時間のスタートの組は、どうだったのか?は、自分は、わかりません。
 「ジャーナリストと巡るツアー」は、平日しか設定されていないので、朝一番スタートではなくても、
 休日より、まわりやすいのかもしれません。
 自分は、この制度は、大賛成です。
 多少高くても、自分は、この方が良いです。
 一般入場券は、1600円。ジャーナリストと巡るツアー(ガイドツアー)のチケット代は、
 2100円。

 自分は、「ジャーナリストと巡るツアー」の価格は、内容以上の価値があると思います。
 プレビュー・デーの3500円は、高過ぎです。





    優遇
 「ジャーナリストと巡るツアー」は、他にも優遇されている点がありました。
 それは、入場方法です。
 一般の人は、東京ビックサイトが会場の場合、中央ゲート、東ゲートから入ります。
 朝一番に入場するには、長蛇の列で待つ必要があります。

 しかし、「ジャーナリストと巡るツアー」は、関係者入口を案内されます。
 当然、並ばなくてもスーッと入る事が出来ます。




    レイアウト
 でも、今回の東京モーターショーを見て感じたのは、各ブース「優遇ゾーン」が、作りにくい構造に
 見えた事。
 自分は、今回の東京モーターショーに関しては、「ジャーナリストと巡るツアー」には、申し込み
 ませんでした。代わりに、プレビュー・デーを選びました。
 ※今回の東京モーターショーの「ジャーナリストと巡るツアー」は、全日程、売り切れています。

 それに、ベストカー・アンバサダー・イベントとしての独自ツアーが当選したので、今回は、
 そちらで、お世話になる事にしました。

 ベストカーの見学ツアーは、公認のツアーとは、違うのですが、休日に開催する事にしたと言う
 点と、参加者10名にして、コンパクトにして、ゲスト・ジャーナリストさんと、近い距離で、一緒に
 回る事が出来た事。そう言う点では、こちらのやり方も、良いと思います。




    手作りツアー
 各ブースに、優先レーンを設けてもらうのが、公認イベントにならないと、無理だと言う事も、
 知る事が出来ました。
 色々な制限がある中、試行錯誤の第1回目の初日の参加メンバーに選んで頂き、とても光栄
 でしたし、とても良い思い出になりました。

 もし、休日に、ツアーを設定すると、2時間かけても、全ブースは、回れないと言う事もわかり
 ました。
 これは、公認ツアーを、もし、休日に設定したら・・・と言うイメージにもなったので、
 主催者側にとっても、ベストカーが実施した第1回目ツアーは、参考になるデータだと思います。



    比較データ取り
 ベストカーも、今後、東京モーターショーの記事を扱う時、自身が主催した手作りツアーと、
 公認ツアーの事を比較する重要な時間配分データになると、思いました。
 この日の入場者数が、主催者側から、公式発表されました。

 10月31日(土)の入場者数=85,100人。
 
 と言う事は、入場者数が、どれ位の日にツアーを行うと、どれだけの時間がかかる・・・と言う事も
 見えたと言う事です。
 そう言う意味では、ベストカーアンバサダー・イベントは、色々なデータ取りが出来たと言う事でも、
 重要な意味があったイベントだと思います。
 2年後の東京モーターショー、ベストカーさんが、どんな企画を立てるのか?楽しみです。




  入場者数
 今回の東京モーターショーの入場者数を確認しました。

 10月29日(木) 18,200人→プレビュー・デー 
 10月30日(金) 41,300人
 10月31日(土) 85,100人→ベストカー・アンバサダー・シークレット・イベント開催日(土曜日)
 11月 1日(日) 93,300人→ベストカー・アンバサダー・シークレット・イベント開催日(日曜日)
 11月 2日(月) 81,700人
 11月 3日(火)100,100人→祝日
 11月 4日(水) 79,100人
 11月 5日(木) 68,300人→C-CLASSROOMスタンドツアー開催日
 11月 6日(金) 75,100人
 11月 7日(土) 95,600人
 11月 8日(日) 74,700人

 合計 812,500人→前回 第43回 902,800人の90%との事。


 やはり、土・日・祝日に、見学ツアーをやると言うのは、かなり、人混みをかきわけて行かなけ
 ればならず、せめて、各ブースで、専用優先ゾーンを作ってもらわないと、2時間で、全て見て
 回るのは、無理と言う事だと思います。
 だから、公認ツアーは、土・日・祝日に設定していないのかもしれません。
 あと、何だかんだ言って、プレビュー・デーは、それなりに、価値があった事もわかりました。

 ※翌日の11月1日(日)も、ベストカー・アンバサダーの皆さんの見学ツアーが開催されたと
 思いますが、93,300人の中での開催、土曜日より、もっと、人が多かった中で、どう言う
 タイム・テーブルで、いくつのブースを見て、まわったのでしょうか?

  






 ヤマハの4輪コンセプトカー。ドア開閉は、ヒモを引っ張って開閉するようになっています。
 メルセデスベンツの写真は、別日記に、まとめました。


 尚、自分は知りませんでしたが、河口まなぶさんが開設しているC-CLASSROOMと言う
 フェイスブックで募集したメルセデスベンツを中心にしたツアーも開催されたようです。
 自分は、事前告知を知りませんでした。
 11月5日に開催され、1組60分コースだったようです。
 河口まなぶさんのツアーは「スタンドツアー」と表現されていました。
 60分で、どこを、どう案内されたのか?わかりませんが、参加者はヘッドセットを付けて
 います。

 次回、もし、ベストカーアンバサダーツアーが開催される場合、ヘッドセットは、あった方が
 良いかもしれませんね。

   
   各地モーターショー
 あと、東京モーターショーは、関東圏の人が中心だと思いますが、遠方の人は、
 名古屋、大阪、福岡、札幌、宮城でも、モーターショーが開催されるので、そちらに行くと、
 東京モーターショーで公開されたコンセプトカーを見られる可能性が高いと思います。
 入場料も、東京モーターショーと、そんなに変わらない立派な価格です。
 しかし、福岡モーターショーだけは、なぜか、三菱の出展がありません。なぜ?


   感謝
 とにかく、ベストカー・スタッフの皆さん、スーザン史子さん、本当に、ありがとうございました。
 感謝しています。
 良い思い出になりました。

Posted at 2015/11/06 21:30:38 | ベストカーアンバサダーシークレットイベント | クルマ
2015年10月29日 イイね!

東京モーターショープレビューデー

  東京モーターショー2015開幕

   1万枚限定
 さて、車好きには、2年に1度の楽しみな大イベント、東京モーターショー開催。
 10月28日は、プレスデー。
 10月29日は、午後2時30分~午後8時まで、「プレビュー・デー」と言う事で、入場者を
 限定する事で「ゆったり、楽しんでもらおう」と言う意図で、1万枚限定で、発売されました。
 自分は、当初、プレビュー・デーに行く気持ちが、全くありませんでした。
 平日午後ですし。
 でも、あるサイトで、次のような情報を見て、「なるほどー」と思いました。

 過去の東京モーターショーの開催期間中の入場者数を見ると、休日は、ものすごい人数が
 来場するのは当然として、平日でも、8万人前後の人が、来場しているとの事です。

 開催期間中の総入場者数が、90万人前後である事から計算しても、単純に開催期間の
 日数で割ると、1日当たり、何人が、来場するのか?確かに、すごい人数が集まっている事が
 わかります。

 そんな中「1万枚限定」と言う事は、それなりに、少ないと言う事です。
 更に、展示車両として、メルセデスが、GLCを展示するだろうと言う情報が入り、「これは、
 ゆったり見られる内に、見ておこう」と言う気持ちが高まり、急遽、10月29日のプレビューデー
 のチケットを購入しました。


    T-Ticket
 通常の入場料は、1600円。(前売り1400円)
 プレビューデーの入場料は、3500円。
 思いっきり、ぼったくり価格だと、個人的には、思います。
 しかし、過去、何度も、東京モーターショーには行ってますが、確かに、平日でも、ものすごい
 数の人が来ます。
 
 ま、それでも、自分は、結構、普通に、「開催期間中の最初の休日(土曜日)」に行っている事が
 多いですけどね。
 チケット代が高い分、混雑が、ゆるめだったら良いだろうと思い、試しに、今回、プレビューデー
 に行ってみる事にしました。

 尚、チケットは、かなり、ギリギリに購入しました。
 もう、売り切れていると思っていましたが、確か、1週間を切っても、まだ、購入出来ました。
 しかし、さすがに、開催数日前になると、メディアでの報道も増えて、情報解禁になって、色々な
 話題が提供されて、売り切れになっていました。
 今回は、T-POINTのカードで入場する、T-Ticketを利用しました。

 実際、現地に行くと、午後2時30分~の入場前に、T-Ticketの人は、入場が始まりました。
 これは、ありがたい。
 でも、入口に、T-POINTカードを、機械に通して、データ照合するのですが、これが、4台しか
 ありません。(他の日は増強するのか?は不明)
 自分は、オープンと同時に、入場したかったので、午後2時10分前から、並んでましたが、
 この認証には、かなり、時間がかかっていたように見えました。
 午後2時15分頃から、T-Tiketの列だけ、動き出し、自分は、一般チケットの人の先頭集団が
 第一陣で入場を始める直前の午後2時28分に、入場ゲートを通りました。
 (これは中央ゲートの話。東ゲートの状況は、不明)



T-Ticket専用入口。小さい機械に、T-POINTカードを通しています。


 一般チケットの人は、人が手で、モギリますから、そちらの方が、「人が流れ始める」と、
 早い気がしますね。
 でも、今回は、T-Ticket専用レーンが左側に設置されていたので、スムーズに、早めに誘導
 されて、優越感にも浸れました。


一般チケット入場者を背中にみて、先に入場
 

   トヨタブースへ
 そして、入場後、自分は、最初に東館の方に向かいました。
 最初に見たのは、トヨタです。

 早速、新型プリウスが、取り囲まれており、既に、ゆっくり見られない状態。
 ステージ上のコンセプト・カーも、人がきが、アッと言う間に出来てしまい、まともに、撮影
 出来ませんでした。
 それでも、そこそこ、撮れる瞬間を狙って、撮影しました。

 他にも、多数、展示車はあったのですが、とにかく、人に囲まれ、車全体の写真が撮れない。
 外観を撮ろうと思ったら、ドアを開けられてしまい、しばらく、ドアの開け閉めしたり・・・

 そこで、まず、「現行型(市販されている型)」は、あと回しにしました。
 更に、個人的に、興味のない「カスタマイズ」された車も、撮影出来ない場合は、パスする事に
 しました。
 カスタマイズと言うのは、市販車ベースのレース仕様車とか。
 トヨタなら、G’zとか、日産なら、NISMOとか。

 コンセプトカーを、まず、撮影して、次に、発売前、発売直後の新型車を撮影して・・・と言う事に
 しました。



 それ位、いきなり、入場直後から、殺気立った雰囲気で、人が、集まっていました。
 トヨタは、特に、人気ブースなので、混雑が早かったのか?東館に入って、一番最初に位置
 するので、人が集まりやすいのかもしれません。
 でも、ゆったり撮れる車種もありました。
 多少は、ブレビュー・デーのメリットは、感じました。

 まず、学校に通っている子供達の姿がゼロである事。
 これだけでも、見やすいです。


  話題のプリウス
 話題の新型プリウス。実車を見ましたが、やはり、それなりに、進化しています。
 あまり、細かいチェックは、やっていませんが、品質レベルは、この価格ゾーンの他車とも同じ
 感じ。
 自分は、1年後に追加発売されると言われている、プリウスPHVに期待したいですね。



 スペース的に、長いボードが車内積み出来るように、シートを動かせるのか?までは、チェック
 しませんでした。
 4WDもラインナップされると言う点で、新型プリウスは、気になる車です。
 ま、大ヒットするでしょう。



  その他
 気になるメルセデスブースは、大量に写真撮影したので、まだ、そこまで整理出来ていません。
 既に、メディアが多数の写真を出しているので、そちらを参照した方が良いでしょう。


  実際は1万人以上
 尚、チケットは1万枚限定販売だったようですが、実際は、各自動車メーカーや、出展者の
 関係者の招待者が、大量に入場しており、本当のプレスデーのような、ガラーンとした雰囲気
 ではありませんでした。
 色々な団体の招待が大量入場している雰囲気でした。

 でも、ほとんどが、大人なので、それなりに見やすかったです。
 でも、通常チケットの1600円(前売り1400円)の2倍以上の価格を出して行く価値が
 あるのか?と言うと、自分は、ないと思いました。

 これだったら、「モータージャーナリストが案内するプレミアムツアー」で見る方が、価値が
 あります。
 モータージャーナリストが案内するツアーは、混雑しているブースでも、一般の人が入れない
 エリアに入れてくれて、ゆっくり写真が撮れるエリアもありますので、混雑していても、それなりの
 メリットがありました。(今回は、どうなのか?は不明)
 
 自分は、前回のモーターショーで、このツアーに参加しましたが、朝一番の9時30分スタートを
 申込みました。
 一般入場開始が、10時~なので、ゲートの大混雑の長時間待ちもスルー出来るし、
 混雑するブースを、まだ、見学者がいない内に、見られて、充分、価値がありました。
 前回のモーターショーでは、「ピンクのクラウン」を撮りたかったのですが、一般入場時では、
 人がきに囲まれて、全く写真を撮れず、ツアーで早い時間に撮れて、大満足でした。

  
   期待はずれ
 尚、今回の東京モーターショー、正直言うと、どこも全体的に、期待外れな印象かな。
 ま、時間に余裕があったら、その他、まとめたいと思います。
 

   入場者数発表
 後日、10月29日(木)の入場者数が、公式発表されました。
 18200人。
 やはり、1万人以上いたという事です。
 いかにも、団体の無料見学のような集団が、多数いましたからね。
 あとは、出展者側の招待で入場している人も、多数いました。

 尚、この18200人と言うのは、非常に少なく、恵まれた日だったという事が、後日、
 別の日に東京モーターショーに行って、わかりました。
 実は、やっぱり、プレビュー・デーは、価値があるのだと言う事が、わかりました。
 でも、3500円は、高過ぎです。

Posted at 2015/10/30 08:25:58 | クルマ
2015年10月25日 イイね!

自動パーキングの性能/給油

  久々の移動
 10月24日(土)、夕方5時過ぎ、いつもの所に、いつものルートで往復する用事がありました。
 この日は、土曜日なので、時間に余裕があります。
 オール一般道路で移動する事になりました。
 標高1000mの峠越え→一旦、標高800m辺りまで、下る→再度、標高1000mの峠越え→
 一気に、標高200mのエリアに下る→到着。
 これで、片道 約100kmの走行です。

 この日、出発してから、標高0mエリアから、標高400mのエリアまで、距離にして、約40kmの
 区間、大型トラックが、連なっており、かなり、ペースが遅く、平均時速も、かなり遅いペースで
 進行。その後は、ほぼ、自分が走りたいペースで走る事が出来ました。

 移動時間は、2時間26分。やはり、前半40kmのトロトロペースの影響で、スムーズ移動時より
 約10分前後、時間がかかっています。
 
   自動駐車システムの効果
 目的地に到着し、「自動パーキング」を使いました。
 車両の右側の空きスペースに停めるため、右ウィンカーをチカチカ点滅させながら、右側の
 駐車スペースをサーチさせました。
 そして、歯抜けの駐車スペースを認識してくれたので、そこで、一旦停止。シフトをリバースに
 して、「自動パーキングしますか?」のメッセージを確認して、ステアリングの左側にある「OK」
 ボタンを押しました。これで、自動駐車開始です。

 車がバックし始めました。ステアリングは、自動的に、クルクルまわっています。
 その時、自分は、オーディオの音が、若干、うるさかったので、自動的にバックしている状況の中
 オーディオの音量のダイヤルを絞る操作をしようと、オーディオのボタンに視線を一瞬、移動
 しました。

 すると、突然、車が、「ピタッ」と停止しました。

 何事か?と思いました。
 インパネ内の表示を見ると「障害物があります。」と言う警報が出ていました。

 確認してみると、もし、そのまま、バックを続けていたら、隣の車に、接触していたと言う事です。

 この車種には、「パークトロニック」と言う機能が付いています。
 「パークトロニック」とは、車両の8ヶ所に、センサーが付いていて、そのセンサーに、物体が
 近付くと、近寄った距離によって、警報音「ピッピッピッ」と言う音を出します。
 あまりにも近寄り過ぎると、その「ピッピッ」の音の間隔が短くなり、ほぼ、空間がなくなる状態に
 なると、「ピーーーーーッ」と言う連続音になります。

 それと当時に、その音源がどこか?車両の、どの位置が障害物に接近しているのか?は、
 光で、そのエリアも点滅させて表示するのでわかるようになっています。

 しかし、この自動パーキングの後退中には、そのパークトロニックによる警報音、光の点滅は、
 ありません。
 突然、ピタッと停止しました。

 恐らく、自動パーキング中は、パークトロニックの表示は、やらず、自動パーキングのシステム
 として、センサーが、危険を感じた時に、強制的に、車体を、停止させるのでしょう。

 本当は、切り返しの為、「一旦、前進して下さい」と言うメッセージを出していたのに、自分が、
 一瞬、オーディオのボリュームのつまみを探すために、視線を移動した為、それに気付かず、
 フット・ブレーキを踏まなかったので、車両側が、強制的に、カクッと車を停止させたのだと
 思います。

 やはり、このようなシステムは、すごいですね。
 今回、もしかすると、隣の車に、接触していたかもしれないのに、救われました。

 その後、指示に従って、一旦、切り返しの為に前進。
 そして、再度、「Rにシフトして下さい」の指示が出たので、Rにシフトし、ソロリソロリとアクセル
 ペダルとブレーキペダルを操作し、駐車スペースに、きちんと入れて、その後、自動パーキング
 終了。無事、停める事が出来ました。やはり、自動パーキング、すごいです。

 アクセルとブレーキを間違って、暴走と言う事故が、時々、報道されますが、このような緊急
 強制停止機能が付いていると、そのような間違いも、防止出来ると言う事です。
 と言う事で、目的地での用件を、行いました。
****************************************
  10月25日(日)
 
   復路 
 そして、数時間後、用件が終わり、帰る事になりました。日付けも変わりました。
 深夜0時06分、帰宅開始です。

 オール一般道路で帰りました。
 峠に向かう、途中の一般道路で、ある1台の車が、中途半端に遅いペースでフタをして、
 かなり、イライラしましたが、最初の峠からは、片側2車線になる為、その車を追い越して、
 やっと、自分のペースで走れました。その後は、邪魔する車は、ほぼ、おらず、スムーズ移動。


   平均燃費
 そして、平均燃費は、やっと、伸び始めました。
 途中、下り切ったエリアでは、一瞬、リッター16.1kmを表示しました。
 これだったら、満タン法でも、軽く、リッター15kmを越えるだろう・・・と思いましたが、
 前回給油時からのトリップ・メーターの距離と、燃料計の残量を示す針の位置を見ると、どうやら、
 リッター15km越えは、ほぼ、無理だろうと言う状況が、途中から、見えて来ました。


   燃料計の針
 このE220ブルーテックは、満タンで、80リットルの燃料が入ります。
 燃料計の針が、丁度、真ん中を示していると、40リットル、給油出来る事になります。
 40リットルで平均燃費15kmを越えるには、トリップ・メーター上で、600km走っていなければ
 なりません。
 40リットル×15km=600kmですから。

 しかし、燃料計の針が、丁度、半分になりかけているのに、トリップ・メーターは、600kmには
 及ばず、途中で、まだ、580km前後しか、走っていませんでした。
 それでも、車載燃費計では、16.1km/ℓを表示していました。

 これでわかった事。
 E220ブルーテック(ディーゼル)ワゴンの車載燃費計は、実燃費より、上の数字を表示すると
 言う事。(どの車も、多分、同じ傾向だと思いますが)

 そして、この車種の車載燃費計は、どんな走り方をしても、結局、平均燃費、リッター
 15.6~15.9km前後に落ち着く癖があると言う事。
 (実用燃費が、リッター15kmを切っていても)
 
 この16.1km/ℓを表示したのは、帰路で、標高1000mの位置から、ずーーーーっと、
 下り続けて、その下り坂を、下り切った所で、表示された平均燃費です。

 給油所までは、ここから、ずっと、登り坂になります。
 更に、信号が一気に増えて、流れが悪くなる区間に突入します。


   給油
 結局、給油所に到着した時点での車載燃費計の平均燃費は、15.9km/ℓに悪化しました。
 ちょっと長めの急坂を数百メートル登っただけで、車載燃費計の平均燃費は、アッと言う間に
 16.1km/ℓ→15.9km/ℓに悪化してしまいます。
 そして、期待出来ないまま、給油しました。

 オド・メーター    2471km
 トリップ・メーター  585.9km
 車載燃費計     15.9km/ℓ

 給油量        39.19ℓ
 単価          88円/ℓ
              →看板表示 92円→会員割引で89円→スピードパス割引で88円
              尚、このスタンドは、軽油のみ、夜10時~朝6時まで、看板表示を
              2円引きしています。
              もし、昼間に給油すると、これより2円高いと言う事です。
              レギュラー・ガソリン、ハイオク・ガソリンは、夜間2円引きは適用外との事。
              軽油ユーザーだけ、夜間は、リッター2円、お得になっています。

 満タン法燃費    585.9÷39.19=14.9502424km/ℓ


   失望
 ガッカリ。
 やっぱり、リッター15km越えに、あと一歩足りません。

 唯一の救いは、単価が、リッター88円である事。
 レギュラー・ガソリン、ハイオク・ガソリンからの差額が、大きいので、燃料代が安い事だけは、
 メリットです。


   燃料価格差補正
 この日の、この給油所のガソリンエンジンの単価は・・・
 ハイオク  看板表示  138円→会員価格 134円。
 レギュラー 看板表示  127円→会員価格 123円。
 軽油     看板価格   92円→会員価格 88円。

 会員価格同士で比較すると、レギュラーより35円安く、ハイオクより、46円安い。
 この差は非常に大きいです。これが、唯一の救いです。


   3449円比較
 この日、軽油を39.19ℓ給油した燃料代は、¥3,449円。
 これを、レギュラーガソリンで同じ代金分、給油したとすると・・・28.04ℓ
 ハイオクだと、25.73ℓ、それぞれ給油出来ます。

 レギュラーガソリンで、リッター20km走れるハイブリッド車の場合は、560.8km走れる事に
 なります。
 ハイオクガソリンで、リッター17km走れる車があったとすると、437.41km走れる事に
 なります。

 仮に、レギュラーガソリンで、リッター21km走れる車があったとすると、588.84km走れる
 事になります。
 リッター20.8km走れる車があったとすると、583.232km走れる事になります。

 E220ブルーテック・ワゴンの実用燃費=(自分の使い方で)、リッター15kmを微妙に切ると
 言う実力は、レギュラーガソリンで、実用燃費、リッター20~21km前後、走るハイブリッド車と、
 同等の実力と考える事も出来ます。

 自分が、過去に乗った車種の中で、トヨタ40系ハイブリッドの実用燃費が、ピッタリ、これに
 符号します。
 トヨタ40系ハイブリッドは、ほぼ、満タン法燃費が、20.8km/ℓと言う事が多かったです。
 たまに、21kmを越える事がありましたが、だいたい、21kmを微妙に切る燃費結果を出す事が
 多かったです。
 逆に、リッター20kmを切る事も、自分の使い方では、ほとんど、ありませんでした。
 ストップ&GOが多く、信号も多く、流れに乗ったバイパス走行を出来る道が、ほとんどない、
 福岡市内などでは、リッター20km越えが、出来ませんでした。

 「自分の使い方」と言うのは、このE220ブルーテックで使っている普段の往復と、全く同じ
 使い方と言う事です。
 E220ブルーテックは、トヨタ40系ハイブリッドの自分の使い方の実用燃費と同等・・・
 そう考えて、納得するしかなさそうです。

     
   燃料計とトリップ・メーター
 トリップ・メーターに、何らかの誤差が生じる、原因でもあるのでしょうか?
 本当は、もっと、距離は走っているのに、トリップ・メーターの距離表示が少なめなのでしょうか?
 いや、そんな事はないでしょう。タイヤは、純正タイヤを履いています。

 分母が大きくなった方が、燃費のブレが、平均化されて、本来の実用燃費が出やすいと思って、
 あえて、燃料が半分に減るまで、給油しなかったのですが、結局、何も、変わりませんでした。
 それが、わかっただけでも、収穫かもしれません。

 ただ、今回の走行分に関しては、平日夜、時間に追われた、超・ハイペース移動の往復が
 含まれています。
 その超・ハイペース移動での往復だけの平均燃費は、車載燃費計での表示では、普段の一般
 道路で、時間に追われない往復をした時と、そんなに変わらない結果が出ていたのですが、
 実際は、その超・ハイペース移動などでは、実用燃費が、かなり悪かったのではないか?
 と言う事も考えられます。

 これで、E220ブルーテック(ワゴン)の本当の実用燃費の実力が、ハッキリ見えました。
 これでは、思いっきり不満。


   タイヤ
 17インチのスタッドレスタイヤに履き替えて、どう燃費が変わるのか?を早めに検証してみる
 しかありあせん。
 あとは、車載燃費計が、どうして、往復の走行条件が、大きく違った走り方をしても、
 最終的には、15.6km/ℓ~15.9km/ℓに、落ち着くのか?
 ここを、解明する必要がありそうです。


   ディーゼル特有か?
 あるモータージャーナリストが、ディーゼルエンジンの試乗記のレポートの中で、次のような事を
 書いてました。
 「ディーゼルエンジン車は、ガソリンエンジン車に比べて、乗る人・走り方の違いによる、燃費の
 ブレが少ない」と言うような趣旨の事を。
 ボルボのディーゼルの試乗記の中で、そのような事を書いていたように思います。
 そういう意味では、ディーゼルエンジン車は、燃費を、極端に伸ばしたくても、伸びない代わりに、
 ラフな乗り方、チョイ乗りなどが混ざっても、結局、平均的に、ある一定の燃費に落ち着くと言う
 事なのかもしれません。


   個体差なのか?
 実は、前日、六本木のメルセデスベンツ・コネクションで、C220d(セダン)を試乗した時、
 車内で、スタッフと、E220ブルーテック(ワゴン)の実用燃費について、かなり、深い情報交換を
 行いました。

 六本木のメルセデスベンツ・コネクションで使っているE220ブルーテック(ディーゼル)・ワゴンは、
 普段のチョイ乗りでも、軽く、リッター15kmを越えているとの事でした。

 東北に高速道路で移動した時などは、当然、軽く、リッター16kmを越えたとの事でした。
 普段使いで、片道30km前後の移動が入ると、問題なく、リッター15kmを越えるとの事。
 ただ、満タン法ではなく、車載燃費計での結果だそうです。

 仮に、自分が、自分の現状の車で、同じ使い方をすると、車載燃費計で、リッター15km
 オーバーが出来ない状況でも、デモカーでは、同じ走り方をして、車載燃費計で、リッター
 15kmを越えるようです。これは、単なる個体差なのか?と言う疑問が出て来ました。

   タイヤの銘柄 
 尚、六本木のメルセデスベンツ・コネクションのE220ブルーテックは、ブリジストンのタイヤを
 履いています。
 自分が乗っているのは、コンチネンタルを履いています。
 コンチネンタルのタイヤの特性が、原因ではないか?と言う議論も、出ました。

 コンチネンタルとブリジストンは、グリップが非常に良い事で定評のあるタイヤです。
 そして、ブリジストンは、グリップが良く、性能が良い上に、タイヤの減りが少ないと言われて
 います。
 一方、コンチネンタルは、グリップが良い反面、タイヤの減り方が、早いと言われています。
 更に、コンチネンタルは、グリップの粘着力が、ブリジストンより強めなので、もしかすると、
 摩擦係数が、ブリジストンと違う為に、それが、燃費に影響しているのではないか?とも言われ
 ました。

 それとも、以前から、気になっているエンジンからの「カリカリ音」が原因で、そのカリカリ音は、
 やはり、不完全燃焼を意味しているのでしょうか?
 だから、それが、燃費に微妙に、影響しているのでしょうか?
 だとすると、一度、エンジンを再チェックしてもらう必要があるのかもしれません。
 そして、一度、タイヤに関しては、実験してみる価値は、ありそうです。


   到着
 と言う事で、失望した給油後、帰宅。
 この日の走行データは、目的地での駐車時間が、長かったため、往復の平均燃費が取れず、
 帰りにリセットされてしまいました。

 この日の帰り道だけの車載燃費計での平均燃費は、17.2km/ℓでした。
 下り道メインなので、この結果が出ました。

 本当は、いつも、往路でも、軽く、この程度の平均燃費が出て欲しいのですが、この車では、
 無理と言う事です。 

 帰りは、途中で、ローソンに寄って、ホット・コーヒーを購入したり、給油で停止したりしましたが、
 スムーズ移動出来ました。
 と言っても、到着したのは、深夜2時02分。出発が、0時06分だったので、1時間56分
 かかりました。やはり、夜中の移動は、つらいです。
 眠くならなかっただけでも、良かったです。

 
   エコタイヤ
 日曜日、1年前にスタッドレスタイヤ+中古のメルセデスベンツ純正17インチアルミホィールを
 セットで購入したお店に、エコタイヤについて、相談に行きました。

 「225/50R17」の4本の見積もりが出て来ましたが、ブリジストンだと、タイヤだけで、
 12万円チョイ。ヨコハマタイヤだと、10万円チョイ。

 このお店にある17インチのメルセデスベンツ純正中古17インチアルミホィールをセットにすると、
 ブリジストンでは、20万円の見積もりになりました。
 これでは、高過ぎ。

 ネットで、軽く検索すると、ブリジストンのエコタイヤ、225/55R17が1本17000円前後、
 ヨコハマタイヤのエコタイヤでも、1本15000円前後だったので、6~7万円で何とかなるか?
 と思ったのに、予想外の高額でした。

 尚、今、持っている純正アルミホィールから、スタッドレスタイヤを外して、エコタイヤに交換
 すると、交換工賃が、1回当たり、4本分で、1万円かかるとの事。

 ホィールからタイヤを外さないタイヤ交換なら、4本交換で、2000円+消費税で済むのですが
 ホィールをエコタイヤ用に、更に、1セット(4本)揃えるとなると、とんでもなく高くなるな・・・と
 思いました。

 メルセデス純正17インチアルミホィール(当然、W212/S212後期型対応)は、以前、
 ネットで、4本4万円前後で売りに出ている店もあったので、もっと安く揃えられると思いましたが
 これでは、タイヤを履き替える意味がないので、エコタイヤ履き替え計画は、断念する事に
 しました。

 どちらにしても、燃費が伸びると言っても、おそらく、わずか。
 それだけの為に、新たにエコタイヤをホィール付きでセットで揃える費用をかけてしまえば、
 逆にマイナスです。燃費が伸びた分の元は、エコタイヤの購入費用で、消えます。

 純正で履いている18インチのタイヤとホィールを下取りに出せば、負担は減ると言われましたが、
 車を買い替える時に、純正18インチタイヤを履いていないと、査定が、かなり、マイナスに
 なるのではないか?と質問。
 すると、やはり、「その通りなので、純正タイヤ売却によるエコタイヤへの履き替えは、正直
 言って、お勧め出来ません」と、正直に、答えてくれました。

 ま、タイヤの違いによる燃費の違いの実験は、自分が持っているスタッドレス・タイヤ
 (225/55R17)に履き替えて、試す事になります。

 このタイヤは、1シーズン前、同型のE250アバンギャルド・ワゴンで、履いてましたが、
 E250でも、若干ながら、18インチの純正タイヤを履いている時より、燃費が良かったです。
 18インチ夏タイヤでは、リッター11.5km前後だったのが、17インチの時は、リッター12km
 チョイ走る事が多かったです。

 E220ブルーテックでは、どうなるでしょうか?

Posted at 2015/10/29 08:06:04 | クルマ
2015年10月24日 イイね!

東モ60周年/C220d試乗/V-CLASS実車確認

  東京モーターショー60周年記念イベント
 今日は、朝9時から、日比谷公園の周辺~銀座周辺にて、東京モーターショーに関連した
 イベントが開催される日でした。当然、行く事にしました。


 日本の自動車メーカーの首脳陣が、勢揃いでした。
 更に、フィギュア・スケーターの荒川静香さんもゲストで登場。
 パレードのスターター役で、旗を振ってました。



 そして、荒川静香さん、知りませんでしたが、バイクにお乗りなんですね。
 車は、この時点では、日産リーフに乗っているそうです。




 色々な車がパレードして行きましたが、印象的だったのは、メルセデスベンツ600プルマン。
 1971年式だそうです。これは、迫力がありました。




   メルセデスベンツ・コネクションへ
 その後、メルセデスベンツ・コネクションに移動。
 目的は、C220dの試乗と、V-CLASSの実車確認です。

   C220d試乗車
 まず、試乗車は、セダンのW205型C220dアバンギャルドでした。
 給油口を確認すると、尿素と、軽油を給油する口が、同じ場所にありました。



 E220dワゴンは、尿素に関しては、リヤ・トランクを開けて、内張りを引き上げて、そこに
 見える尿素タンクの口に、尿素を入れるシステムです。セダンは、こうなっているのですね。

   価格
 試乗車は、C220dアバンギャルド。
 オプションは、レザー・エクスクルーシブ・パッケージ(65万3000円)が装着されています。
 そして、ボディ・カラーのシルバー(イリジウム・シルバー)も、オプション色(88000円)です。
 C220dアバンギャルド(セダン)の素の価格は、559万円。(税込み)
 
 ガソリンエンジンの主力グレード、C200アバンギャルドは、534万円。
 C180アバンギャルドは、476万円。

 メルセデスとしては、C200アバンギャルドを実質、C220dの比較のベースにしていると
 思われます。C200アバンギャルドの25万円高に設定。
 これ、ボルボも、BMWも、ガソリンエンジン車の同等グレードのディーゼルエンジン版として、
 位置付けられた時の価格設定と全く同じです。

 エコカー減税類の差額を計算すると、実質、10万円チョイの差額に縮まり、更に、燃料代と
 燃費の違いを計算すると、年間15000km前後走るユーザーだと、2~3年で、元が取れる
 と言うような想定にしていると思われます。

 「C220dを購入する人は、C200アバンギャルドを候補にしている購入層」と言う事だと
 思います。
 
 尚、オプションのレザー・エクスクルーシブ・パッケージ(65万3000円)と言うのは・・・

 ベーシック・パッケージ(12万2000円)
 前席シートヒーター、パークトロニック(車両周辺を監視するセンサー、障害物に近づくと、
 ピピピピーと、警報音を出し、車両のどのコーナー部分に障害物があるのかを、ランプ点灯で
 知らせる)、アクティブ・パーキング・アシスト(並列・縦列自動駐車システム)
 +
 プレミアムパッケージ(ベーシック+プレミアム合計32万6000円)
 ヘッドアップ・ディスプレイ、ハンズフリーアクセス(リヤ・バンパー下に足をかざすと、トランクが
 自動開閉する)
 +
 本革シート、メモリー式パワーシート(助手席)→(運転席パワーシートは、標準装備) 
   
 です。


   特徴
  C220dの特徴は、9速オートマチックを採用した事だと思います。




   試乗開始
 そして、試乗開始です。
 外でエンジン音を聞くと、当然、ディーゼルエンジン特有のカラカラ音は、聞こえます。
 ま、慣れてしまったし、自分は、気になるレベルではありません。
 しかし、誰が聞いても、ガソリンエンジン音とは違う音である事は、明らかです。

 車内に乗り込むと、ディーゼル音は、ほとんど、わかりません。
 低速で、ゆっくり走る時のエンジンノイズは、多少、カラカラ音は聞こえますが、ディーゼル
 エンジン車だと、「わかろう」と思って聞くから、わかるだけで、何も気にせず、例えば、
 オーディオでも楽しみながら、乗り始める人には、全く気にならないレベルです。
 当然、それに伴う車両側の振動なども、一切ありません。

 そして、待望の9速オートマチックが、どんなフィーリングなのか?確認するのが、
 楽しみでした。

 尚、通常のオートマチックのモードで、加減速する分には、何の違和感も、不自然さもありま
 せんし、アクセルを踏んだ瞬間に、一瞬、貯めがあって、加速が始まるディーゼルエンジン車
 特有のタイムラグも、車両が軽いからなのか?
 オートマチックの制御が、他の車種に採用されている、従来の7速オートマチックと、
 違うのか?とにかく、「貯め」を感じる事がなく、なめらかです。

 ガソリンエンジン仕様の同型(W205/S205)C-CLASSのC180、C200、どのエンジンも
 運転した事がありますが、それらの車種から、C220dに乗り換えても、「貯め」の違和感は、
 ないと思います。

 E250からE220に乗り換えると、明らかに「貯め」を感じます。と言っても、ほんの、
 コンマ数秒の世界ではあります。

 この「貯め」は、アイドリング・ストップ状態から、アクセルを踏み込んで、スタートする時に、
 微妙に、タイムラグが他車より長めに感じて、一瞬、出発の立ち上がりで、「イラッ」と感じる
 制御をしているフォルクス・ワーゲンの現行型(7代目)ゴルフの「アイドリング・ストップからの
 立ち上がり」の「貯め」に比べれば、まだ、短いです。
 (と、個人的には、感じています)

 メルセデスのガソリンエンジン車を経験せず、ディーゼルエンジン車で、いきなりメルセデス車
 デビューしたユーザーなら、E220ブルーテックなどのディーゼルのアクセルレスポンスの
 「一瞬の貯め」が生じる挙動は、あまり、気付かない・気にならないかもしれません。

 しかし、メルセデスの従来のガソリンエンジン車を経験して、メルセデスのディーゼルエンジン車
 デビューした人なら、どうしても、メルセデスのガソリンエンジン車のレスポンスの感覚が、
 自然に、記憶されているでしょうから、「ガソリンエンジン車より、微妙に、若干、貯めがある」と
 言う点は、気になる人には、気になるかもしれません。

 しかし、C220dセダンに関しては、その第一歩のコンマ数秒の違いかもしれませんが、その
 「貯め」を感じる部分が、ほとんどなく、ガソリンエンジン車同様のレスポンスで、運転出来ると
 思いました。

 これは、まず、ベース車両のW205型C-CLASSが、アルミボディ化されて、重量が軽く
 なった事が大きいと思います。
 そして、9速オートマチックの制御を、うまくやっているのではないか?と思います。


   マニュアルシフト
 一つだけ、いじわるしてみました。
 信号停止からスタートする時、自動制御ではなく、パドルの「+」で、加速開始後に、パドルの
 「+」を連打状態で、カチカチカチッと引いて、少しでも早く、シフトアップするように、操作して
 みると・・・

 「ガックン・ガックン」と、エンジン、及び、後輪タイヤが、不自然にノッキングするような、
 ギコちない挙動を示しました。
 これ、信号停止の度に、試してみましたが、「必ず」この挙動が出ます。

 恐らく、走り出しに関しては、あまり早くシフトアップさせると、エンジンの出力とのバランスが、
 うまく取れていなくて、ギクシャクするのでしょう。
 ただ、これに関しては、マニュアルシフトでも、なめらかに加速するよう、若干、プログラムは
 見直した方が良いのではないでしょうか?

 年式が変わると、恐らく、熟成で、改善して来ると思いました。
 それ以外は、7速オートマチックより、スムーズで、良いと思います。


   シフトチェンジパターン
 尚、短時間の試乗では、1速~9速まで、それぞれ、時速 何kmで走っているのか?を解析
 する事は、出来ませんでした。
 これに関しては、どうしても、この短時間試乗では、わかりません。

 ただ、7速オートマチック搭載のE220ブルーテック(ディーゼル)のように、時速30kmで3速、
 時速40kmで4速、時速55kmで5速、時速65kmで6速、時速85kmで7速と言う制御と違い
 もっと、細かいはずなので、時速28km前後~50km前後の市街地走行での、一番使う
 速度域で、「その速度では、本当は、あと1段、上にシフトしたいのに、シフト出来ず、エンジン
 回転数が高いまま、走り続けてしまう」と言う事が、明らかに少ない印象でした。

 ただ、7速、8速、9速が、時速何kmが守備範囲なのか?全くわかりません。
 仮に、9速目が、時速90km以上だとすると、9速目は、実質、高速道路走行でしか、
 使わない事になります。
 8速目も、同様です。

 例えば、7速目が時速60kmで切り替わるなら、一般道路でも、時速60kmは、良く使う速度
 なので、その速度で、7速目に入る事は、メリットが大きく、9速オートマチックの意味があります。

 ガソリンエンジンのE250(2000cc直噴リーンバーンターボエンジン)は、時速60kmを
 越えると、7速オートマチックながら、7速に入りました。
 しかし、ディーゼルエンジンのE220は、時速60kmでは、まだ、5速。
 時速65kmで、やっと、6速に入ります。7速に入るのは、時速85km以上。

 これでは、一般道路で、7速が使えないので、E220ブルーテックの7速オートマチックは、
 「一般道路での使用可能なシフトは、実質、5速まで」と言う印象です。

 これ、マツダのディーゼルエンジン(6速オートマチック)も、一般道路の速度領域では、
 実質、5速までしか入らないのと同じです。
 (6速に入るのは、確か時速80km前後だったと思います)

 ただし、E220ブルーテックの場合は、高速道路では、時速100kmで走っていても、7速に
 シフトしていると、エンジン回転数は、1500回転です。

 ガソリンエンジンのE250の場合は、7速に入る速度は、60km~と、早めのシフトアップを
 する代わりに、時速100kmの時のエンジン回転数は、同じ7速を使っているのに、
 1800回転でした。

 ま、シフトアップを早めに上の段にしても、各速度域のエンジン回転数が、高いか?低いか?も
 燃費には関係するので、その点は、総合的に考える必要が、あると思います。

 ただ、C220dは、9速と言う点では、どう考えても、同じ2200ccディーゼルエンジンを
 搭載する、他のメルセデス車より燃費面では、有利であると思います。

 ※尚、ある輸入車系の記事が多い自動車雑誌の試乗記に、「C220dの9速目」は、パドル
 シフトを使わない場合、時速100kmになっても、9速目に入らない」との事が書かれてました。

 時速100kmで、強制的に、パドルシフトの「+」を使った時に、9速に入るとの趣旨の記載が
 ありました。
 パドルを使わない自動制御の時には、一体、時速何kmで、9速目に入るのか?は、明記
 されていませんでした。

 その理由は、恐らく、法定速度が、現状、日本の高速道路で、100kmまでなので、
 試乗記に「時速1**kmで、9速に入った」とは、書けないのだと思います。
 サーキット走行等での媒体の情報を期待したい所です。

 尚、時速100kmの時に、強制的にパドルで9速に入れた時のエンジン回転数は、
 1200回転だそうです。これは、すごい。


   9速オートマチックのメリット
 逆を言うと、自動制御に任せて、時速100kmになっても、9速に入らないと言う事は、
 日本の現状では、9速オートマチックを導入しても、パドルで強制的に、9速に入れるユーザー
 以外には、実質、8速オートマチックであるという事です。

 では、8速には、時速 何kmから入るのか?は、この時点で、情報なし。
 8速で時速100kmで走っている時のエンジン回転数が、何回転なのか?も、情報なし。

 7速オートマチック搭載の他のメルセデスの4気筒ディーゼル搭載車は、そんなに、9速との差に、
 ガッカリしなくても良いのかもしれません。
 ただ、日本の高速道路も、最高時速が、一部区間で、120kmに引き上げられるかもしれない
 噂が出ています。

 もし、実現すると、この9速オートマチックのメリットも、更に、発揮出来るのでしょう。
 それとも、それを見越して、時速100kmになっても、9速に自動制御でシフトしない9速オート
 マチックを、C220dに、導入したのでしょうか?
 それは、わかりません。


   ドライビング
 尚、試乗したコースは、いつもの六本木周辺の平坦地ベースの一般道路。
 だから、激しく左右のカーブがあるような峠越えなどは、行っていません。
 従って、ガソリンエンジンに比べて、フロント・ヘビィではないか?とか、カーブを曲がる時の
 軌跡が、自分の意思で、「このコース取りで曲がってくれるだろう」と言う思惑と違って、少し、
 外側に膨らみながら、曲がるのか?などはチェック出来ませんでした。
 
 でも、W205型C-CLASSのガソリンエンジンがデューした時に、数回、試乗して感じていた、
 「時速40km~60km前後の範囲で、突然、パワーステアリングの重さが、急に軽くなったり、
 重くなったりする不自然な挙動」と言うのは、全くありませんでした。

 車両が軽く、窓を少し開けて走っても、ディーゼルエンジン音らしさは、ほとんど気にならず、
 快適です。
 実用燃費は、試乗では、計測出来ませんが、恐らく、カタログ燃費のJC08モードで、
 リッター20kmをセダンは越えたので、実用燃費は、軽く、満タン法でも、リッター15km
 オーバーで走ってくれそうです。

 自分は、W205型C-CLASSは、ボディが大きくなった割に、前席も後席も、狭いまま。
 そして、360度カメラが、いまだに、装着出来ないままなので、購入対象には、なりませんが、
 もう少し、室内を広くして、360度カメラが装着出来るようになれば、強力な第一候補だろうな
 と思います。

 試乗した印象は、好印象でした。
 このサイズでも良くて、360度カメラにこだわらない人には、これで、充分ではないかと思います。
   
 自分は、C-CLASSをベースにしたSUV車、GLCに期待したいですけどね。
 ただ、GLCは、4MATICディーゼルになるだろうから、燃費面では、結局、不利で、
 E220ブルーテックワゴンの実用燃費と、結局、どっこいになる可能性は、あります。
 
 本当は、メルセデスのディーゼルハイブリッド+PHV+4MATICなどが、組み合わせられると、
 最強でしょうが、重くなるだろうし、価格も高額になってしまって、意味がなくなるだろうし、
 買えなくなるでしょう。

 まだ、自分の要望を完璧に満たしてくれる車は、世の中に、中々、登場してくれそうにも
 ありません。

   V-CLASS
 そして、メルセデスベンツ・コネクションに行った、もう一つの理由。
 それは、やっと、発表された、新型V-CLASSの実車を見たかった為です。
 まだ、販売店には、配車されていません。
 この時点では、東京と大阪のメルセデスベンツ・コネクションで、見るしかありませんでした。



   展示車確認
 尚、展示されていたのは、V220dアバンギャルド・ロングです。
 これでも、ベースモデルのV220dより、大きいサイズ。




   ボディ・サイズ
 尚、V-CLASSのボディサイズは、
 標準ボディのV220dトレンドと、V220dは 全長 4905mm
 V220dアバンギャルド・ロングは、      全長 5150mm
 V220dアバンギャルド・Extra-Longは、 全長 5380mm  です。
 これは、確かに大きいです

 尚、全幅は、全て同じで、1930mm/全高も、全て同じで、1880mmです。

 全長が、5mオーバーになると、フェリーに乗る時の料金区分が、1クラス上になる事が多く、
 フェリーに乗る時の料金が、かなり高額になります。
 
 と言っても、ハイエースを趣味車として使っている人は、多くが、ロングなどに乗っています。
 ハイエース・ロングも、5mオーバーの車型もあるので、これらのミニ・バン系を趣味車として
 使っている人には、そんなに驚かないのかもしれません。


こちらは、V220d アバンギャルド・エクストラロング。





  価格とグレード体系
 V220dは、次の4グレード体制

 V220dトレンド(受注生産)           535万円
 V220d                       620万円
 V220dアバンギャルド・ロング         695万円
 V220dアバンギャルド・エクストラ・ロング   730万円 



 尚、レーダーセーフティパッケージ(自動追従機能や、その他、完全停止まで制御する機能)は、
 V220dアバンギャルド・アクストラ・ロングのみ、標準装備。
 その他のグレードは、全て199000円のオプションになります。


   損得
 良く見てみると、「695万円」のV220dアバンギャルド・ロングと
 「730万円」のV220dアバンギャルド・エクストラ・ロングの価格差は、35万円。
 しかし、V220dアバンギャルド・エクストラ・ロングには、最初から
 「レーダーセーフティ・パッケージ」(19.9万円)が標準装着されています。

 と言う事は、実際の価格差は、約15万円に縮まります。

 この15万円の差が、ボディの全長の違いだったり、タイヤサイズや、ホィールの種類の違い
 だったりします。

 大きい・長いボディの取り回しに困らない人であれば、V220dアバンギャルド・ロングを選ぶより
 V220dアバンギャルド・エクストラ・ロングを選んだ方が、満足度は、高いかもしれません。

 しかし、360度カメラ、自動駐車システム(並列・縦列)は、全て、標準装備。
 これだけ大きい車なので、これらの装備は、逆に、最初から、全てのグレードに装着している
 のでしょう。

 尚、受注生産のグレードは、見込み発注をやらないので、輸入に時間がかかりますし、値引き
 も、ほとんど出来ません。
 結局、主力としているグレードを、ある程度、時間が経過した時に、大幅値引きで買う方が、
 お買い得になります。その方が、数年後のリセール・バリューも、安心です。
 恐らく、主力は、V220dだと思います。

 これに、レーダーセーフティ・パッケージを装着すれば、充分と言う事です。
 つまり、実質、V-CLASSを購入対象にする人は、620万円+199000円、その他、必要に
 応じて、フロアーマットを装着する程度で、良いと思います。

 V220dトレンドに、レーダーセーフティパッケージを装着する方法もありますが、かなり優れた
 機能である、LEDパフォーマンスヘッドライトが付いていません。
 パワーシートでもありません。
 そこを、どう考えるか?です。

 V220dとの価格差は、約85万円ですが、V220dがバーゲンで買える時を狙って、
 値引かせて買う方がお得になると思われます。

 冷静に考えると、アルファード/ヴェルファイアーハイブリッドを購入対象にする人と、価格的
 にも、かぶる人が多いのではないかと思います。

 尚、ナビ類は、最初から標準装備なので、ナビに付随した、こまごましたオプションが必要な
 日本車ミニバンを検討する人は、最終的に、V-CLASSと、かなり、価格的にも競合すると
 思います。


   V-CLASSチェック
 そして、展示車のV220dアバンギャルド・ロングをチェックしました。

   アクセルペダルまわり
 アクセルペダルを見て、少し、失望。アクセルペダルが吊り下げ式です。
 しかも、同じ吊り下げ式を採用しているM-CLASS(GLEに改名)や、A、B、CLA、GLA類
 より、ペダルが小さく、ペダル位置も、ブレーキペダルに寄り過ぎている感じ。
 
 更に、内装の内張りのカーペットの切れている部分が、低すぎる。
 マツダ車レベルの位置に近い。





   ボンネット・オープナーの位置
 ボンネットオープナーを運転席の下を探しても、見つかりませんでした。
 結局、スタッフに教えてもらいましたが、何と、助手席側の下にありました。
 最近のメルセデス車は、右ハンドルの場合、きちんと、右側(運転席)下に、ボンネット・
 オープナーを移動させていたのですが、V-CLASSに関しては、左ハンドル仕様の残骸が
 残ったままです。多少、コストダウンと言うのか、右ハンドル化に対して、微妙ながら、手抜き
 している印象が残りました。


   ボンネット
 尚、ボンネットを開けると、ボンネットを支える棒は、何とか、ダンパーで支える方式を採用
 しており、その点は、コストをかけています。
 ライバル他車の国産ミニバンは、同じ価格帯のグレードも存在するのに、いまだに、
 つっかえ棒で支えるローテクな方式を採用しています。
 それに比べると、きちんと、ダンパーで支える方式を採用しているのは、合格です。

 尚、ボンネットは、中央1ヶ所で留める方式でした。
 C-CLASS以上で採用されている、中央+左右2ヶ所の合計3ヶ所留めではありませんでした。
 この点は、A、B、CLA、GLAクラスと同等と言うレベルにとどめているようです。




 ただ、良く見ると、ボディ側のボンネットが閉まった時の受け止め側には、左右に、スプリングが
 出ており、閉めた時のショックを吸収するように、工夫されています。


   給油口
 尚、給油口がわかりませんでした。
 どこにあるのか?結局、スタッフに教えてもらいました。
 助手席側のフロント・ドアと、後方スライドドアの中間にある柱の部分にありました。
 これは、わからない・・・





   全体的な品質
 今回は、展示車を見ただけで、試乗もしていませんし、ナビの電源さえ、入っていない状態の
 展示車でした。
 しかも、薄暗い隅っこに展示されていたので、あまり、じっくり、確認できない部分もあります。
 しかし、まず、室内は大きく、シートもゆったりしており、本革仕様なら、良い品質感だと思い
 ました。

 しかし、グレードや、オプション品の選び方によっては、アルファード/ヴェルファイア、
 エルグランドなどと、価格帯も完全に、かぶります。

 アルファード/ヴェルファイアに関しては、構造的に不利だった、リヤ・サスペンションを、
 やっと、本格的な、ダブル・ウィッシュボーン式に改善しました。
 オート・クルーズも、完全停止まで制御可能なシステムを搭載しました。
 自動パーキング類も、搭載可能になりました。

 それらの機能を揃えたグレードを選ぶなら、ほぼ、全部付きのV-CLASSと、価格が、
 完全に競合します。
 でも、見た目の豪華さは、アルファード/ヴェルファイアの方が上に感じます。

 外観も内装も、アルファード/ヴェルファイアが豪華に見えます。
 V-CLASSは、見た目がシンプル。
 ただ、シートアレンジは、V-CLASSの方が、色々アレンジできます。対面式にも出来ます。

 まだ、試乗していないので、走りが、どう違うのか?などは、一切わかりません。
 アジリティコントロールも装備されているようなので、走りがしっかりしていれば、魅力的で
 しょう。


   スペック
 尚、ディーゼルエンジンは、E-CLASS、CLS、C-CLASS、S-CLASS S300
 ディーゼルハイブリッドなどに搭載されているエンジンと同じ。
 しかし、スペックは、違います。

 最高出力  163馬力/3800回転
 最大トルク 38.7kg・mを、1400回転~2400回転で発揮します。

 車両重量は、V220dが2370kg、V220dアバンギャルド・ロングが、2420kg、
 V220dアバンギャルド・エクストラ・ロングが、2490kg。 かなりの重量級です。

 最小回転半径は、5.6m(V220dアバンギャルド・エクストラ・ロングのみ、6.0m)

 これだけ大きい車で、5.6mと言うのは、良く頑張っていると思います。


   地上最低高
 気になったのは、地上最低高。105mmです。A-CLASSなどと、ほぼ、同じです。
 ちょっと、低すぎる気がします。


   燃費
 燃費は、JC08モードで、15.3km/ℓ。
 恐らく、実用燃費は、リッター10km前後でしょう。
 うまく行って、12km前後ではないでしょうか?

 ライバル他車が、ディーゼルではない事を考えると、実用燃費では、どっこい。
 ライバル他車のハイブリッドと、もしかすると、同じ位の燃費が出るかもしれませんが、
 V-CLASSの優位な点は、軽油である事でしょう。

 レギュラーガソリンとの価格差が、リッター20~30円前後あれば、実用燃費が、同じと
 仮定すると、燃料代は、V-CLASSの方が、安くなります。

 16インチタイヤも履けるようなので、スタッドレスタイヤに関しては、かなり安く揃える事が
 出来ます。
 
 自分は、V-CLASSに関しては、まだ、試乗していないので、何とも評価出来ません。
 以前は、アルファード・ハイブリッドに3年11ヶ月乗っていたので、ミニ・バンには魅力を
 感じますが、地上最低高が、低すぎると言う点が、引っかかります。
 それに、重量が、重すぎます。
 
 一度、試乗してみたいです。

 個人的には、時代の流れもありますし、地上最低高の関係もあるので、今後のSUV系に
 期待したいです。

 と言う事で、この日の夜、E220ブルーテックで出掛けました。
 久々に給油しましたが、給油時間が日付けを越えたので、翌日の日記に記載します。
 (この日の日記、長編になってしまったので、ここで終わり)
  

 
 
Posted at 2015/10/28 15:58:31 | クルマ
2015年10月18日 イイね!

戦士の急速(EV急速充電ストレス)

  紅葉
 今日は、あるエリアに用事がり出かけました。
 目指した場所は、標高1000m前後のエリア。
 いつも往復している場所の、約半分の距離の位置にあるエリア。
 まだ、完全ではありませんが、少しづつ、紅葉が始まっていました。
 場所や、木によっては、既に、完全に色づいている物もあります。
 やはり、紅葉を見るのは、気分が良いです。


  EV急速充電器
 尚、立ち寄った場所には、EV急速充電器があります。
 ここは、最近にしては、とても貴重になった「どの車種も、無料でEV車の急速充電が出来る
 充電所」になります。

 2015年3月から、EV急速充電の会員が、かつて、お得だった、「チャデモ」と言う方式が、
 廃止されました。
 「チャデモ」の会員として、月会費1000円を払うと、多くのサービスエリアでの急速充電は
 無料。某プラグイン車の場合は、そのメーカーの販売店の急速充電も、基本的に、無料でした。
 会員ではない場合には、1回500円取られていたので、チャデモに加入していれば、
 販売店での急速充電を、月2回やると、元が取れる計算でした。
 高速は、NEXCO発行の充電会員カードと、チャデモをリンクさせると、実質、無料でした。
 所が、それらの充電会員のシステムが終了。

 そして、別の充電会員制NCSなどがスタートしたのですが、これが、いくつか、契約パターン
 があり、内容が複雑。しかも、割高です。
 週末ドライバーには、どの会員システムがお得なのか?その判断が、微妙な料金設定。

 それに伴い、多くのEV急速充電所が、無料→有料化されたり、有料だった所が、一律、1回、
 500円前後・・・だったのが、1分単位課金になってしまったり、全体的に、値上げされました。

 それでも、ここのように、無料で開放されているEV急速充電所も、まだまだ、あります。

 当然、休日の昼間と言うのは、「無料」の急速充電所には、特に、EV車の充電にやって来る
 車が、殺到する訳です。無料の威力は、大きい訳です。

 急速充電可能な車種に乗った事がある人なら、良くわかると思いますが、この急速充電を出先
 で行うと言うのが、とにかく、大きなストレスになります。

 もし、目指した充電所が、先に充電している人がいて、待たなければならない場合、どうしよう・・・
 しかも、2台待ちだったら、どうしよう・・・そう考えると、不安になるし、ストレスです。
 実際、2~3台待ちの光景、数回見た事があります。2台待ちだと、1時間待ちですよ。
 
 また、「急速充電器が故障中」と言う事も、かなり、あります。
 今回立ち寄った場所に設置されている急速充電器も、一時期、故障しているのを見た事が
 あります。

 やっとの思いで、EV急速充電所にたどり着いたら、充電器が故障。
 ピュアEV車(電気以外に動力を持たない純粋なEV車)で、もう、電気切れ寸前の車なら、
 「電欠」と言う事になり、これ以上、進めなくなります。
 実際、笑えない話で、このような経験をしているピュアEV車オーナーは、存在します。
 この不安は、オーナーカーとして、所有してみなければ、わからないと思います。

 でも、充電器が有料化されて、ガソリンエンジンでも走れる某プラグインの車は、急速充電を
 有料で行うと、割に合わなくなった為、ほとんどの高速道路の急速充電所から、姿を消しました。

 と言っても、やはり、EV車の急速充電は、曜日・時間によって、かぶる事があります。
 1ヶ所に1基しかありませんからね。
 最近、1ヶ所に、2基設置された充電スタンドも、存在しますが、まだ、ほんのわずかです。

 逆に、どの充電会員であっても、会員の有無は問わず、1回30分急速充電する車は、無条件に
 「500円+消費税」を支払って充電すると言うシステムを採用している、某道の駅の急速充電所
 は、ガラガラで、いつ見ても、誰も使っていない と言う矛盾も生じています。
 電欠スレスレでも、どうしても、これ以上走れないと言う緊急なEV車が「仕方なく」使う程度だと
 思われます。

 更に、EV急速充電器を設置したものの、あまりにも故障が多かったり、EV車のマナーの問題で
 急速充電器を撤去してしまった場所も、実際には、あります。


 尚、EV急速充電所の1基と言う状態は、ガソリンスタンドに例えると、もし、ガソリンスタンドに、
 給油機が1台しかなかったら、どうなるか?と言うのと同じ事です。

 連休、年末・年始、お盆休暇など、高速道路が大渋滞する期間の、高速道路のガソリンスタンド
 を見れば、わかります。
 高速道路のガソリンスタンドの給油所は、給油機が、少なくとも、6台~8台程度は、あります。
 それでも、大型連休、年末・年始帰省渋滞中、お盆休みなどの時には給油待ちで、長蛇の列
 になっています。

 EV急速充電の「普段の休日の昼間」の充電待ちは、この状態になっています。
 休日は、常時、お盆・年末年始・大型連休の高速道路のガソリンスタンド状態と言う事です。

 ちなみに、お盆帰省渋滞での高速道路の給油渋滞を、数回、経験してますが、10台~20台、
 並んでいても、給油口の左右の割合にもよりますが、6~8基程度の給油機があるスタンドの
 場合、待ち時間は、15分~20分前後。

 EV車の急速充電待ちは、1台が、途中まで充電していたとしても、恐らく15分~20分待ち。
 2台並んでいたら、完全に、30分以上の待ち時間。
 どれだけ、EV車の充電待ちが、無駄な時間になるのか?が、わかると思います。

 みなさん、EV車、PHV車を購入する時は、「食事している時間を有効利用すれば良い」とか
 「買い物する時間を有効利用すれば良い」などと、イメージするのですが、実際は、そのような
 理想的な使い方をしたい曜日の時間帯は、先客がいて、使えない事が多い。

 結局、誰も使っていない中途半端な時間に、ボーッと待つ事の方が多いと言うのが実態。

 食事の時間にも中途半端な時間だったり・・・
 車を売るメーカー側も、カタログには良いイメージをアピールしますが、このような実態を、
 露骨に描写したりしませんからね。
 そんな事、売る時点で、バラしたら、誰も、買いませんから、マイナス・プロモーションは、
 当然、メーカーは、やらない訳です。


   急速充電かぶり
 今回、久しぶりに、EV急速充電の車の「充電かぶり」「充電待ち状態」に遭遇しました。
 日産の葉っぱが、急速充電を始めて、まだ、わずかの状態の所に、テスラと言うEV車が、
 急速充電にやって来ました。
 テスラのオーナーは、あきらめて、次の充電所に行くのか?と思ったら、結局、葉っぱの充電が
 終わるまで、待つ事にしたようです。

 自分は、この場所で、時間調整もあったので、休憩室内で、ゆったり、資料を見たり、周辺の
 紅葉の景色を写真撮影して、時間つぶししていましたが、中々、葉っぱの充電が終わらない。



 テスラのオーナーは、かなり、イライラしていたように思いますが、これが、ピュアEV車の宿命。
 やはり、EV車と言うのは、リスクがあります。

 尚、急速充電の会員制度が、かなり、割高なシステムになったので、中途半端なEVライフは、
 逆に、燃費の良いガソリンエンジンと、冷静に比較すると、割りに合わないケースもあります。

 特に、週末に、少ししか乗らない人は、出先でEV急速充電を行うような遠出を、1ヶ月に
 何度やるのか?冷静に考えないと、損します。
 それに、EVだけしか、動力がない車の場合、出先のEV急速充電で、ここのように充電待ちで
 待たされると、計画が大きく変わります。
 それがイヤになり、次第に、出先で急速充電が必須になる遠方への旅行には、EV車を使わなく
 なる事も考えられます。

 EV急速充電がイヤなので、遠出用に別の車を買った・・・と言うのなら、何の為のEV車
 なのか?意味がなくなるケースも考えられます。


    戦士の急速
 そうやって、EV車関係から、離れて行くユーザーも、意外に多いと聞きます。
 それに、EV車も急速充電を繰り返すと、携帯電話や、スマートフォンなどのように、バッテリー
 の持ちが、悪くなりますからね。

 自分は、EV車系に関して、特に「ピュアEV車(ガソリンエンジンなどを併用していない純粋な
 EVだけしか動力がない車)」は、自分の使い方を考慮すると、怖くて、乗れません。

 急速充電所の充電器の取り合いは、解消されていないと感じました。

 急速充電可能な、プラグイン車も、結局は、出先のEV急速充電所で、常時、「次にやって来る
 ピュアEV車」に、気を遣わなければならない。
 特に、無料の充電所などは、「次の車、充電に来るな!」と、祈る気持ちで、待つ事になります。
 これでは、せっかく、プラグイン車を買っても、楽しくない。

 実は、この時、敷地内駐車場には、密かに、もう1台、急速充電を期待して、駐車していた車が
 いました。それは、GG2Wプラグイン。
 さすがに、ピュアEVの充電器奪い合い状態を見て、ガソリンでも走れるPHVが、しゃしゃり出る
 事は、出来なかったのでしょう。
 そう考えると、急速充電対応のプラグインを購入しても、出先のEV急速充電所では、常に、
 ピュアEVの様子を伺って、重なれば、遠慮してあげなければならないという事になります。


  アプリ
 最近は、各急速充電所が、使用中なのか?空いているのか?を確認出来るアプリなども
 開発されています。
 アプリが開発される前からも、単純に、ネット経由で案内しているサイトも存在していました。
 しかし、例えば、チェックした時に、丁度、車両入れ替え中で、たまたま、瞬間的に、
 充電ノズルを外しているだけと言う可能性もあります。
 そう考えると、このアプリなども、ないよりは、まだ、マシですが、あまりアテにも出来ません。
 とにかく、EV急速充電の呪縛と言うのは、予想以上に、大きなストレスになると思われます。


  変電所
 では、1ヶ所に、EV急速充電器を、ガソリンスタンドと同じように、6基~8基設置すれば良い
 ではないか?と考えると思います。
 しかし、もし、EV急速充電器を、1ヶ所の充電スタンドに、6~8基など、設置しようとすると、
 通常の電力供給では、足りずに、変電所の併設が必要だと聞いた事があります。

 電車の沿線に、各鉄道会社が、中間中間に、変電所を併設しています。
 EV急速充電器を、1ヶ所に多数設置するには、そのように、変電所が必要なのだそうです。
 (技術的な事は、専門家ではないので、わかりません。間違っていたら、それは、各自、調べた
 情報を信用して頂ければ良いと思います)

 と言う事は、EV急速充電所と言うのは、基本的に、1ヶ所1基。設備に恵まれていれば、2基。
 そして、ガソリンスタンドのように、ズラリと急速充電器が並んでいるような充電所が、
 街のあちこちに誕生する可能性は、恐らく、近未来を考えても、現実的ではないのではないかと
 個人的には、思います。

 自分が見た事のあるEV急速充電器が、ズラリと並んだ場所と言うのは、EV系の車種を、
 製造している、某自動車メーカーの工場の敷地内駐車場。
 ま、自社でEV車を作っているのですから、当たり前かもしれません。
 街の中に、普通に、EVステーションがある姿は、自分の生活圏では、見た事ありません。

 それより、国としては、水素ステーションを、どの規模・どのペースで増やしていくべきか?
 水素自動車が、どれ位普及するのか?も、考えていると思われるので、EVだけに、力を入れる
 可能性は、どうなのか?と思います。


  EV車ウヨウヨ
 この日、この周辺を走っていると、他にも違う葉っぱや、BMW i3、GG2Wプラグインなどと、
 すれ違いました。
 この無料急速充電所を目指して走っているのであれば、このEV急速充電所は、休日は、もう、
 飽和状態と言う事になります。

 やはり、EV系は、まだ、一般的ではないと思います。
 あとは、坂道で、電気がアッと言う間に減ってしまう。これ、何とかならないのでしょうかね。
 下って回生しても、登り坂で失った分の電気は、簡単に取り戻せません。
 

  期待しているEV系
 もし、自分が、次にEV系を買っても良いかな?と思うのは、1回の充電で、70km以上走れる
 プラグインハイブリッド車。
 平坦地を、実用燃費で60~70km程度、EVで走れて、もし、EVバッテリーを使い切っても、
 ハイブリッドモードでの燃費が、リッター25km以上、実用燃費で走れる車なら、欲しいと
 思います。

 EVだけで、実走行で平坦地なら、40~55km前後走れる車は、これまでも存在していますが、
 EVバッテリーを使い切った後の、ハイブリッド走行になった時の燃費が、ガクッと落ちる車が多く
 だいたい、どの車種も、EVバッテリーが切れると、単純なハイブリッド車としての燃費は、
 実用燃費で、リッター13~15km前後。これでは、物足りないのですよね。

 そういう意味では、今後発売が噂される、「あの車種」と、「あの車種」は、期待しても良さそう。
 あとは、価格設定が、どれ位になるか?でしょうね。


   プラグイン
 今後、ドイツ車を中心に、プラグインハイブリッド車が、多数導入されると思われます。
 急速充電未対応の車種が多いようなので、基本的には、普通充電器=自宅の充電設備を
 持てる戸建て住宅に住むユーザーがメインになると思われます。

 その場合は、最初から、出先でのEV急速充電器の奪い合い戦争には、巻き込まれません。

 でも、PHVのスペックを見ると、EV走行可能距離が、30~50km前後と言うスペックの
 車種が多い模様。
 これでは、近所の買い物・送迎などのチョイのり分だけしか、EV走行出来ません。

 坂道の多い地域に住んでいる人などは、標高差50m前後の道路を、距離にして、
 500m程度、登っただけで、せっかく充電したEV走行可能距離が、一瞬で、恐らく、
 5~10km分程度、失う事になります。

 わずか、500m走るだけで、平坦地でEVで走れる距離(車種によって違うと思いますが、
 5~10km前後走れるはず)の電気を、急な登り坂で、失ってしまいます。
 EVに乗った経験があるユーザーなら、その点、よーく、わかるはず。

 一晩かけて、普通充電で、EVバッテリーを、満充電しても、そのような坂道を数回走るだけで
 アッと言う間にEV走行可能距離を失う・・・

 電気代と、充電時間、それらを含めて考えると、一瞬で、数十ℓ給油出来るガソリン、軽油の
 車の方が、まだまだ、メリットがあるように思います。

    冷暖房
 あと、EV車は冷暖房のスィッチを付けた瞬間、EV走行可能距離が、ガクッと減る。
 PHVの中には、暖房を付けた瞬間、EVだけで、車内暖房が出来ず、強制的に、ガソリンエンジン
 を始動して、そのエンジンの排気熱によって、車内暖房させる車種もあります。

 だったら、寒い冬場は、せっかく、EVバッテリーを充電しても、常時、ガソリンエンジンを併用した
 走り方しかできません。そうなると、当然、電気モーターだけの走りは出来ず、燃費も悪化。

 その制御が、どうなっているのか?も、PHVなどを検討している人は、きちんと、調べなければ
 ならないです。

 某車種は、高価な、オプションで、「電気温水式ヒーター」をつけて、真冬の暖房利用時でも、
 エンジンが始動しない装置を付けられる工夫がありましたが、それでも、外気温が零下になると
 電気温水式ヒーターでは、温め切れず、エンジンが始動してしまい、何の為のEV車なのか?
 メリット半減です。
 それがイヤなユーザーは、冬場は厚着して、毛布を持ち込んで、こごえながら運転する・・など、
 そんな人も、多々いるようです。
 最新技術の車に乗っているのに、昭和40年代前半の車のような状況で使うと言う、矛盾。

 今後出てくるPHVを考えている人は、それらを、よーく事前確認して、本当にPHVなどの
 メリットがあるのか?を考える事でしょうね。

 EV車の充電かぶりを見て、久々に、色々考えました。


   帰り道
 そして、用事を終えて、帰る事になりました。
 この時間から帰ると、夕方の休日の行楽渋滞と、ぶるかると思い、渋滞を覚悟しました。
 しかし、ほぼ、渋滞なしのスムーズ運行。

 途中、少しだけ、ノロノロになりましたが、その先は、スムーズでした。

 その後、国道は、微妙な登り坂になりますが、そこでは、どうしても、信号が増えるのと、
 交通量が増えるので、スムーズに進まず、ストップ&GO連発。
 ここで、給油して行こうか?かなり迷いましたが、日曜日の夕方で、交通量が多く、自分が
 いつも利用しているスタンドが、反対側車線にあります。
 出入りを考えると面倒なので、スルー。
 それに、そこのスタンド、午後10時~翌朝6時までは、軽油のみ、更に、2円引きになりますが、
 通過した時間は、午後6時代。
 まだ、この時間では、2円引きにならないので、次の夜遅い時間に通過する時に給油する事に
 しました。


   帰宅
 そして、予想以上に早い時間に帰宅。
 給油していませんので、今回、満タン法の燃費は、わかりません。
 車載燃費計での燃費を見てみると・・・

 この日の往復の燃費を見ようとすると、出先での用事の時間が長過ぎたようです。
 リセットされていました。

 この日だけの燃費は、「帰り道だけの燃費」になりましたが、下り道中心なので、
 21.3km/ℓを示していました。
 尚、最後の方にある、坂道と、信号多数によるストップ&GOの多いエリアと、自宅周辺の
 登り坂が多い坂道を走った為、ガクッと燃費が落ちました。
 途中までは、帰り道の下り坂中心の状態では、リッター33km前後を、ずーーーっと表示して
 いたのに・・・ガッカリ。

 尚、前回給油後からの総合平均燃費は、車載燃費計では、15.9km/ℓを示してます。
 これ、途中までのずっと下り坂だけの所でも15.9km/ℓを示していました。
 その後、登り坂や、ストップ&GOが加わったので、平均燃費も、落ちて行くと思ったのに、分母が  増えると、平均燃費のブレが少なくなるのか?多少の燃費悪化の原因になりそうな要素のある
 道路を走っても、ブレませんでした。


  予測
 恐らく、この時点で、給油したとすると、燃料計の針の位置から予測して、多分、27~28ℓ
 程度、給油出来そうです。
 トリップ・メーターは、395kmを表示してます。
 と、言う事は、多分、395÷27=14.629km/ℓ、395÷28=14.10km/ℓになります。

 多分、この時点で満タンにしてみても、満タン法で、リッター15kmは越えていないと予測
 出来ます。
 やはり、この車、どう頑張っても、リッター15km越えは、自分の使い方では、ほぼ、無理と
 言う事のようです。

 17インチのエコタイヤ系にすると、多少変わるのでしょうか?
 でも、タイヤ変えると、そのタイヤ購入代で、年間走行時の平均燃費の伸び分の元は、取れ
 ないと思います。

 あー、何とか、燃費が大きく伸びる方法、ないのかな・・・
Posted at 2015/10/28 11:36:49 | クルマ

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