2019年01月27日
不満点整理
お借りしたX3を返しに行きます。その前に、不満点を整理しました。
・ECO PROのメーター表示。タコメーターが同時表示されない
・ワイドFM未対応 コーディングが必要(コーディングしても他の機能が
使えるのか?不透明で、現実的ではない)
・アダプティブLEDヘッドライトの精度がショボい
・平均燃費計と、オド・メーター、トリップ・メーターが同時表示出来ない。
・オーディオの曲目検索が、使いにくい。
・パドルシフトがない(M Sportを選ぶと装備されるが、
M Sportは、個人的には求めていない。)
・レーダー探知機のOBDⅡ接続が、簡単に出来ない。
・車庫入れ時に、ギリギリに寄せるようと、窓から顔を出して、シビアに
駐車する時、背筋などが攣(つ)る可能性が高い
・スタッドレスタイヤに17インチが履けるのか?不透明。
(→多分、大丈夫だと思うが)
・ディーゼル音と振動が、深夜・早朝の住宅街では、響き渡る。
・車両保険の料率クラスが、「8」と、高い。
などです。
と言う事で、色々な事がわかっただけでも、大変有意義でした。
貸して頂いた販売店の皆さんに、感謝します。
返却
お借りしていた、X3を返却に行きました。
ありがとうございました。
電気モーターの素晴らしさ
返却後、再度、GG2Wに乗り換えて帰りました。
やはり、電気モーターのグイグイっと走り出す感覚、大変魅力的だと思います。
しかも、騒音・振動なし。
ディーゼルの場合は、どうしても、完全停止状態から、速度が、ある程度に
乗るまでの間、非力感が伴います。
でも、2週連続で、BMWのディーゼルに乗って、かなり優秀なディーゼル
エンジンだと言う事も、わかりました。
メルセデスのディーゼルより実用燃費が、カタログ値に、かなり近い印象です。
ディーゼルエンジンの静かな住宅地での響き渡るカラカラ音、どうにか
ならないのか・・・と思います。
一方、電気モーター系、時間が経過すると、少しづつ、EVバッテリーが劣化
すると言われます。
ただ、葉っぱのような、ピュアEVと違い、EVバッテリーの積載量が違う
ので、劣化の影響も、小さいと思われます。
とは言え、自分の乗っているGG2Wも、少し、EVで走れる距離が、短く
なっている気がします。
季節の気温変動・天候の影響を差し引いても、新車の頃に「ここまで走れた」
と言う所まで、走れなくなっています。
と言っても、そんなに気にするレベルではないのかもしれません。
トヨタのハイブリッド車などと、同じような感じで、廃車になるまで、何か
トラブルがない限りは、EVバッテリー、そんなに大きな劣化を感じる事なく
乗り終えるのかもしれません。
あとは、出先での充電ストレス。充電時間の無駄な時間も課題です。
ここの所、「2台待ち」を見かける事も、増えました。
ベストカーの記事
X3を返却後、次は、GG2Wの車検が迫っているので、車検に向けた準備を
しました。
そして、1月26日発売直後のベストカーを読んで、ビックリ。
「下取り価格の暴落」についての記事が出ていました。
『気になる車の値落ち最新事情』と言う特集記事です。
トヨタ系は、下取りが全体的に高い車種が多い・・・と言う定番の内容が
あったり、「マツダ地獄は、終わったのか?」を検証していたり、
「値引きが大きいのに、リセールバリューが高い車種は、これだ」と言う紹介
があったり・・・
やはり、全体的に、今は「SUV車系の下取りが高い」と言う内容でした。
ただ、サンプルが、1年後、3年後、5年後に、新車時の販売価格から、
何%の下取り相場なのか?を表示しているのですが、各車種が、途中で、
フルモデルチェンジがあったのか?マイナー・チェンジがあったのか?などの
状況が、あまり、加味されていない部分もありました。
BMW
「中古の値崩れが激しいと噂のBMWは、実際どうなの?」の記事は興味を
持ちました。
X1は、人気のSUVなので、他社の人気SUVと同程度のリセールバリュー
を維持しているとの事。
暴落が激しいのは、フルモデルチェンジされたばかりの3シリーズの旧型との
事でした。
また、2シリーズは、途中で、マイナーチェンジが入った事もありますが、
暴落率が非常に高いとデータで示されていました。
あとは、セダン系も値落ちが激しいとの内容。
では、X5と、X3は?全く触れられていませんでした。
一般的には、BMWの中で、一番、リセールバリューが強い(高い)のが、
X5と言われます。
ただ、現在のタイミングは、X5が本国でフルモデルチェンジしたので、
日本においては、旧型になるX5を、大バーゲン中。
代わりに、X5は、購入後1年~3年で、一気に350~450万円程度の
下取りにガクンと落ちるそうです。
(複数の共通点のない知り合いから、同じ情報が伝わってきました)
X5については、フルモデルチェンジの影響です。
(新車価格は、1000万円ちょい)
これでも、巷では、BMWの中では、X5のリセールバリューが一番強いと
言われているのは、若干、謎ではあります。
フルモデルチェンジ前の微妙な時期なので、たまたま、このような状況
だったのだと思います。
輸入車の1000万円級の車は、最初の1~3年に、ドーンと落ちて、
その後は、ゆるやかに落ちて行くと言うので、仕方ないのでしょう。
X3は、どうなのか?触れられておらず不明。
ただ、SUVは、どこも、そこそこ安定との内容になっていました。
と言っても、現行型G01の中古車を検索すると、登録後半年前後で、
走行距離が1000km未満の個体が、新車価格より、100~150万円程
安く売りに出ている物件が、そこそこありました。
「登録済未使用車」+α(試乗車上がり)や、「登録済未使用車」と思われる
個体も、そこそこ見つかりました。
X3も、そこそこ、最初は、ドカンと落ちるのですね。
ま、オプションの付き方や、色も違いますし、登録月も違います。
中古として購入すると、次の車検までの期間が短い。(3年丸々残っていない)
新車用の低金利ローンが使えない。3年無料点検整備が、使えなくなっている
場合もあるかもしれない・・・など、色々、細かい所を確認・比較しないと、
パッと見た目の価格の違いだけでは、損得を、判断出来ない部分もあります。
GG2Wの場合
では、GG2Wは、どうか?気になり、見てみました。
すると、1年後~3年後は、他車SUVより、少し低めながら、そこそこの
リセールバリューを維持。ホッ。
所が、5年後のリセールバリューだけ、ズバ抜けて、低いのです。
5年後に、一気に他社(値落ちが激しいと書かれていたBMWの一部車種
も含めて)、更に、ドーンと落ちているデータが示されていました。
愕然としました。
ただ、その理由の一つ、GG2Wの場合、初期型(前期型)が、約2年発売
されました。その後、わずか2年で、外観もガラリと変えるビッグ・マイナー
チェンジを行いました。見た目も、中身の質感も、かなり、変わりました。
自分が乗っているGG2Wは、そのガラリと変わった後期型です。
前期型の暴落が、激しいと言う結果になっています。
その理由は、PHEVの場合、技術の進歩が早いので、古くなったシステムの
前期型は、値落ちが激しいとの事でした。
ライバル他社のSUV系は、1クラス下のヴェゼルクラスでも、5年後の
下取り相場が、新車価格の50%以上を維持している車種が多い。
(低い車種でも、40%代)
しかし、GG2Wの前期型においては、一気に30%に落ちているのです。
やはり、EVバッテリーの劣化などの点が、マイナス評価になっているので
しょうか?葉っぱも、初期物は、暴落激しいですから。
現在、自分の乗っているGG2Wは、後期型の初回車検の段階。
かなり、高取りの査定が実際に出ています。
車検を通して、乗るつもりですが・・・
これ、暴落前に、乗り換えた方が良いのかも・・・と思ってしまいました。
ただ、PHV系は、世界的に需要が増えており、海外に持って行くケースも
あって、実は海外需要向けに高取りだ・・・と言う話も聞いた事があります。
それも、新車登録から、3~4年が限度だとしたら・・・
うーん・・・やはり、EVバッテリーの劣化が不透明なのかもしれませんね。
色々、考えさせられました。
注意
ただ、これらの記事については、比較データが、各車の「フルモデル・
チェンジ」「マイナー・チェンジ」「ビッグ・マイナー・チェンジ」の
タイミングが、考慮されていない部分があります。
例えば、BMW3シリーズと、メルセデスベンツのC-CLASSを比較
されていますが、記事内容を、鵜呑みにすると、「BMW3シリーズって、
暴落するダメな車なんだ」と誤解してしまいます。
3シリーズは、日本においては、2019年2月に、フルモデル・チェンジ
が入っています。
参考データは、そのフルモデル・チェンジ目前の旧型になる3シリーズの
データを使っています。
一方、メルセデスベンツC-CLASSは、2018年8月、
ビッグ・マイナーチェンジが行われたばかりです。
エンジンや、システムを大きく入れ替えた直後です。
メルセデス・ベンツであっても、C-CLASS、E-CLASSなど、
フルモデル・チェンジや、マイナー・チェンジが近付くと、100万円を
越える大幅値引きを、バンバンやります。
マイナー・チェンジレベルではなく、イヤーモデルの切り替え程度の小規模な
変更でも、在庫がダブついていると、100万円を越える値引きを、やる事が
あります。
中古車市場にも、「登録済未使用車」が、安い価格で、大量に放出されている
時が、多々あります。
マイナー・チェンジ前のC-CLASSの特別仕様車「ローレウス・
エディション」などは、長い期間、CMを打ってましたので、在庫がさばけ
ないと言う事情が見えました。在庫がさばけたら、CMしませんからね。
同時に、それを裏付けるように、登録済未使用車も、大量放出されていました。
もちろん、他の車種も、このような、モデルチェンジ事情を考慮して、記事
内容を読み取る必要があります。
フルモデル・チェンジがあっても、さほど、人気が左右されない車こそ、
本当の人気車でしょう。
ランクルや、ハイエースなどが、まさに、そのような車種です。
ただ、その分、盗難も非常に多いので、所有には、リスクが伴います。
SUVなら、文句なく「ハリアー」、そして、今後、日本発売になる
「RAV4」でしょう。
GG2Wとヴェゼル
GG2Wのベストカーの参照グレードは、「Gプレミアム・パッケージ」
をデータ検証グレードとして選んでいます。
自分が乗っているのは、「Gナビ・パッケージ」です。
Gプレミアム・パッケージ=468万円。
Gナビ・パッケージ=432万円です。
価格差32万円。
自分は、これにオプションでサンルーフ(97200円)と、電気温水式
ヒーター(108000円)を付けています。
多くのユーザーは、「Gプレミアム・パッケージ」を選ぶ人でも
(上級グレードを選ぶ人ほど)、電気温水式ヒーターは、オプション装着
すると思います。
(Gプレミアム・パッケージでも、電気温水式ヒーターは、オプションです)
ベストカーでは、Gプレミアム・パッケージの値落ちを追っています。
1年落ち(この記事発売の時点で、2018年式) 291万円(62.1%)
3年落ち(この記事発売の時点で、2016年式) 218万円(46.5%)
5年落ち(この記事発売の時点で、2014年式) 144万円(30.7%)
と、なっています。
驚いた事に、同一年式比較で、ホンダ・ヴェゼルの5年落ちと、ほぼ、同額に
落ちてます。
ヴェゼルは、ハイブリッドX・ホンダセンシング=253万円をデータ検証
グレードとして選んでいます。
ヴェゼルの場合は
1年落ち(この記事発売の時点で、2018年式) 181万円(71.2%)
3年落ち(この記事発売の時点で、2016年式) 163万円(64.2%)
5年落ち(この記事発売の時点で、2014年式) 148万円(61.2%)
と、なっています。
新車価格比較で、215万円の価格差があります。
しかし、5年後の下取り価格差は、たったの4万円になります。
しかも、新車価格が、215万円も安かったヴェゼルの方が、5年後の下取り
価格が、GG2Wより、4万円高いと言う「逆転現象」が発生しています。
これぞ、ブランド力の弱さと、PHEVと言う、EVバッテリーの劣化の不安
が不透明な車の、現時点での、一般的な中古車市場の判断なのでしょう。
当時の最上級グレードである「Gプレミアム・パッケージ」で、この額です
から、32万円安い、1グレード下の「Gナビ・パッケージ」は、もっと、
低くなると言う事です。うーん・・・・
ちなみに、自分が、年末、オートバックスで下取り査定してもらった時の
下取り査定は、もっと、うーんと高かったです。
もし、GG2Wと全く同じ性能を持った車を、トヨタから「ハリアー」と言う
名前で出していたら、こんなに値落ちが激しくは、ならないと思います。
GG2W、他社が、すぐ真似出来ていないし、良い車なのにな・・・
謎
このベストカーの『気になる車の値落ち最新事情』の記事には、
謎と感じられる部分もありました。
下取り査定が安定して、高取りしてくれる車種として、アルファード/
ヴェルファイアが紹介されていました。
これは、誰が見ても納得行く高取り結果が表示されていました。
5年後でも約55~60%の高い残価率を残しています。
ランクル系も当然、高取りの代表格の結果でした。5年後65.5%です。
そんな中「レガシィ・アウトバック」が、3年後65%。5年後61.1%と
紹介されていました。
レガシィ・アウトバック、そんなにリセールバリュー強い車と言うイメージ、
ないのですが・・・そんなに人気なのでしょうかね。
後日、他の記事では、レガシィ・アウトバックのリセール・バリュー、
こんなに高い残価率ではありませんでした。
たまたま、この時の調査段階で、偶然、何かの要素があって、瞬間的に、高かっただけなのか?良くわかりません。
ま、中古車人気もその時・その時で違うので、何とも言えません。
海外のバイヤーが、ある車種・ある装備が付いた個体をリクエストして、
瞬間的に、その仕様にあった車種が、高騰すると言う事も、あるのだそうです。
悩みが増えてしまいました。
ベストカーの記事、読まなければ良かった・・・
いや、読んだから、色々な状況が、わかったのだと思います。
Posted at 2019/06/29 19:46:22 |
X3 | クルマ
2019年01月26日
車庫入れ
~真夜中のディーゼルエンジン音~
最後は、車庫入れをやってみました。
深夜に、ディーゼルエンジンで静かな住宅地に突入すると、やはり、
周囲にカラカラ音が、かなり大きく響き渡ります。
冬場は、どの家も窓を閉め切って寝ているでしょうから、そんなに気に
しなくても良いかもしれませんが、夏場の熱帯夜などの時には、窓を開けて、
寝ている家があるかもしれません。
そんな時には、かなり、このディーゼル音、うるさいのではないか?と、
気になってしまいました。
ただ、真夜中に帰宅する時、丁度、バイクの新聞配達と、遭遇する事が、良く
あります。バイクの音も、かなり、響き渡ります。
ま、この点は、あまり神経質になる必要は、ないのかもしれません。
ただ、普段、PHEVの電気モーターだけで、車庫入れしているのに慣れて
いると、やはり、ディーゼルエンジン音は、かなり、にぎやかだと思いました。
静かな方が、良いですけどね。
~後方確認の攣り~
尚、車庫入れは、バックで入れます。
そして、ギリギリの幅の所に、右に寄せて停めます。
自動パーキングが使えない難しい停め方を行います。
窓を開けて、壁を見ながら、ギリギリに寄せます。
この時、車種によっては、窓から顔を出す時に、シート位置が低くしか
設定できない車種だと、首の筋、腰、内臓の一部が、「攣る」事があるのです。
S212は、何度も、攣りました。
X1は、攣りませんでした。
しかし、ボディーサイズが、X1や、GG2Wより、少し大きいX3は、
窓から顔を出す時に、シートの高さ調整が、低めだったようで、思いっきり、
背筋系~内臓部分が、攣りました。
バックする時、シートの高さを、高めに移動したり、調整してみたの
ですが・・・
ま、試乗レベルだと、本当の自分のシート位置も定まっていませんから、
ある程度、着座位置を、固めて行く内に、攣らない位置が探し出せるのかも
しれません。
午前中に、荷物積み込みテストの為、同じ場所に車庫入れした時は、右の壁
ギリギリに停める必要がなく、真ん中に停めたので、バックする時に後方を
見ても、背筋等は、全く攣りませんでした。
やはり、「ギリギリに停めなければ」と言う緊張感などもあり、状況が違った
のかもしれません。
あと、午前中の場合は、まだ、起きて間もなく、疲れがない状態でした。
深夜の帰宅時は、遠方で、趣味のスポーツをやり、疲れ切って帰って来てます。
しかも、往復、約200km運転して来た状態。
疲労がたまっている状態だったので、攣ったのかもしれません。
以前、趣味のスポーツの大会で2連戦して、試合会場近くのホテルに戻り、
シャワーしていると、身体を前に倒しただけで、内臓側が攣りましたから。
後方を見て、バック中に、腰から背筋が攣ったのは、疲れもあったのでしょう。
~ドア・ミラー~
あと、バックしながら、運転席側のドアミラーを、壁にぶつけないように、
手で倒すのですが、手で軽く引いても、このドア・ミラー動きません。
かなり強くひかないと、手動で閉じませんでした。
ドアミラーを、オートクローズさせると、助手席側ドア・ミラーも同時に
閉じてしまいます。
助手席側ドア・ミラーは、閉じたくありません。周辺を見ながら、バックする
ので。
車庫入れバックは、中々、ゆっくり出来ませんが、「慣れ」の問題かもしれ
ません。しかし、攣った(つった)時には、痛かった・・・・
~センサー類~
車庫入れは、かなり、ギリギリに車を寄せるので、センサー類は、警報音、
出っぱなしになります。
センサーは、障害物までの距離が、70cm以下になると、強烈な最大級の
警告音を出します。これが、うるさい。
真夜中、窓を開けて車庫入れしていると、この車内に響き渡るセンサーの
警告音も、外に、かなりの大きさで漏れていると思います。
ただ、センサーが最大限の警報音を出している時、アクセルを踏んでも、少し
づつしか進みませんでした。
これ、「踏み間違い防止装置」が、きちんと機能している証拠です。
素晴らしいです。
あと、警報音は、「カスタマイズ」が出来ます。
警報音のレベルを下げる事も可能です。今回は、そこまで、発想がまわらず、
変更しませんでした。
到着
そして、車庫入れも終わり、無事到着。
平均燃費を給油所でリセットせず、走ってみましたが、最後には、平均燃費が
再度、17.5km/ℓに伸びました。
素晴らしいです。
お疲れ様でした。
降車時の電源OFF
あと、最後まで、良くわからなかったのが、到着して、車を降りた時の電源
OFF制御です。
国産車の感覚だと、「目的地に到着する→エンジンキーをOFFにする→
車を降りる→キーロックする」で車内の電源は、OFFになります。
目的地到着後、車内で時間調整・小休止したいなどの時には、エンジンを
OFFにして、そのまま、ACC(アクセサリーキー)だけのONで、
ラジオだけ、聴いていたい・・・などの時があります。
その場合は、単純に、ACC(アクセサリーキー)ONだけで、動作する
範囲が狭くなり、電気を節約して、オーディオ系だけ、使って過ごすなどの
事もあります。
その場合、窓の開け閉めはACCだけではできなくなる車種が、ほとんどです。
輸入車の電源OFF
所が、S212の時も、同様でしたが、X3の場合、ACCで使える範囲が
広いようです。
S212の場合は、車内待機時に、ラジオだけ、聴ければ良いのに、ヘッド
ライトまわりのスモールライトや、リヤテールランプも、スモールライト点灯
状態に点灯してしまい、消せませんでした。
消せない存在感
夜の暗い道の駅の駐車場などで、存在感を消して、そっと、車中でラジオだけ
つけて、静かに、待機していたいのに、ラジオを聴きながらの状態にすると、
車体の周囲のスモールライト関係が、全て、ONで、光ってしまい、存在感、
バリバリになりました。
残念ながら、S212では、存在感を消す事が出来ませんでした。
これは、恐らく、「パーキング中に、他車から、自車の存在を消さない事に
より、追突事故を防止するため」と言う考えなどの元で、そういう制御に
なっているのだと思います。これ、非常に不便でした。
消せる存在感
X3の場合は、S212のように、存在感を消す事は、出来るようでした。
所が、良くわからないのは、エンジンキーをOFFしても、まだ、車内の
オーディオ類が、消えない事があった事。車両から降りても、消えません。
オールOFFの条件
これ、いろいろやってみると、エンジンキーをOFFして、車から降りる時に、
一旦、「運転席側の席のドア」を開けないと、オールOFFにならないように
思いました。
自分の車庫環境は、運転席側を壁ギリギリに寄せて停めるのですが、降りる
時は、センターコンソールをまたいで、助手席側から乗り降りします。
つまり、運転席側のドアの開閉を、一切行わないで、助手席側から降ります。
そうすると、助手席側から降りて、ロックしても、電源OFFにならない
みたいです。
面倒でも、一度、運転席側のドアを、ほんの狭い範囲で良いので、少しだけ
開けて、そして、閉めて、その後、助手席側から降りないと、オールOFFに
ならないようです。これ、S212の時も、そうでした。
ただ、この「降車時のオペレーション」は、ある程度、カスタマイズ可能かも
しれませんし、短期間のお借りした環境で、迷いながら、操作したので、
まだ、操作系の詳細が理解できないままの状態。
じっくり、いろいろ確認すると、違う事がわかるのかもしれません。
ただ、お借りしている期間中には、動作の操作方法が、わからず、使いにくい
と感じました。
輸入車の場合、ACC(アクセサリーキー)モードをOFFしても、常時、
電源が入っている口があったり、国産車と、この辺の考え方が違う部分が多い
と感じます。電装品を付ける時は、注意しないといけません。
※実際にはオール電源OFFは運転席ドアの開閉なくても、出来る事が、
のちに判明しました。ただ、色々な操作条件があり、やはり、わかりに
くいです。
使いにくい曲目検索
今回、移動しながら、「使いにくい」と思ったのは音楽データの選曲です。
USBメモリーに接続した音源を再生する形で、音楽データを再生しました。
とにかく、選曲が、やりにくいという印象でした。
選曲は、アーティスト名検索と、アルバム検索がメインで出来ます。
しかし、この検索が、とにかく使いにくい。
コマンドでスクロールして検索します。
所が、データの読み飛ばしが多く、本来「収録」されているはずのアルバムや
曲名が、出てこないのです。
また、アルバム検索も、どの順番で、表示されるのか?わからない。
画面にアルバム名が、ジャケットデザインと共に表示される時もあれば、全く
見えない時もあります。
アーティスト名で検索しても、アーティスト名で出てこない時があります。
例えば、「Chaka Kahn」の「I feel for you」を再生したくて、
アーティスト名で検索しても、カタカナの「チ」では出てこない。
アルファベットの「C」で検索しても出てこない。
でも時と場合によって、何か、いじっていると、突然、Cで、出てきたり、
謎です。
また、アルバムの認識も疑問の嵐でした。
例えば、岩崎宏美さんの「霧のめぐり逢い」を再生しようとして、漢字名検索
が出来る#と言うところまで、コマンドを必死に飛ばします。
(#は一番最後)
そこから、漢字検索すると、何とか、「岩崎宏美」さんの名前が出てきました。
そこで、そのアーティスト名で登録されているアルバムがリストで出てきます。
青春のヒット曲78年・・・とか、色々なアルバムに、単独で1曲だけ収録
されている曲も、リストで出てきます。
岩崎宏美さん名義のベスト盤の作品名も表示される・・・はずなのに、
アルバム全曲が表示されず、なぜか、20曲くらい収録されている中の4曲
程しか、表示されません。
画面をタッチして、スクロールしてみても、その他の曲は、表示されません
でした。
尚、「秋からのSummer Time」を再生しようとした
「仁藤優子さん」に関しては、何度検索しても、最後まで、データが認識
されず、出てきませんでした。
「フィンガー5」も、出て来ませんでした。
とにかく、オーディオの聴きたい曲を探し出す操作性については、
かなり使いにくいと感じました。
USBを接続した途端、本体側のハードディスクに勝手に録音され始めていた
ので途中で、その操作を停めましたが、一旦、ハードディスクに読み取った
方が、データを認識してくれるのか?は、謎のままでした。
ナビの種類によっては、USBや、SDカードに収録されている作品の認識
数に、限界があるケースがあります。
GG2Wも、フォルダー数や、ファイル数には限界があり、それ以上の作品が
収録されていても、読み取れない仕様になっています。
もし、限界を越えたフォルダーが存在するUSBや、SDカードを挿入すると、
どの作品までを認識して、どの作品が、認識されないのか?については、機械
側の都合なので、良くわからないのです。
説明書なし
X3には、オーディオとナビの詳細操作を説明した取り扱い説明書が置いて
なかったので、何ギガまで収録した作品を認識してくれるのか?
ギガ数に限界があるのか?とか、判別にはフォルダー数、ファイル数に限界が
あるのか?など、確認できないままでした。
※のちに、G01型の場合は、20.5ギガバイトだと判明
フォルダー数には、制限がないようです。
ただ、実際の読み取り容量は、20.5ギガまでは読み取り不可能でした。
若干、何かの余裕が必要のようです。
車両側のナビ画面を使って、取り扱い説明書を見る事が出来るのですが、
(インテグレーテッド・オーナーズ・ハンドブック装備済)
説明書を見る為に、じっと停まって、確認している時間も、ありませんでした。
とにかく、曲探しは、とても大変で、これだけで、かなり目も疲れました。
ただ、マツダコネクトより、スクロール速度は早く、サクサク動くので、
その点は、イライラしませんでした。
レーダー探知機用OBDⅡ
輸入車を購入すると、苦労するのが、レーダー探知機のOBDⅡ接続です。
国産車の場合は、ほぼ、どの車種もシガーライター(DC12V電源口)
からの電源供給方法に加え、車両のデータを取り込む「OBDⅡ」と言う口に
接続が出来て、そこから電源供給と、車両コンピューターの走行データを
取得出来ます。
専用のOBDⅡケーブルを5000~6000円で購入する必要がありますが、
その費用を出しても、装着する意味は、充分、あります。
せっかく、色々なデータ表示機能を持ったレーダー探知機を使うのであれば、
やはり、OBDⅡ接続をして、色々な車両データを取り込みながら、走りたい
と考えます。
ところが、このOBDⅡ、国産有名主要メーカー(ユピテル、コムテック、
セルスター等)のレーダー探知機のOBDⅡは、表向き「輸入車(外車)には
未対応。
「装着不可」や、「過去に対応していたが、現在は情報なし」となっています。
このため、外車を購入する場合、OBDⅡ接続には、非常に苦労するのです。
以前、S212に乗った時は、色々調べまくりました。
輸入車用OBDⅡ
一部、輸入車用OBDⅡケーブルを売っていたメーカー・時期もあったよう
ですが、実際は現在でも、裏商品があるのではないか?など、本当の所は、
不明です。
尚、輸入車用OBDⅡの情報を見てみると、輸入車用の場合は、OBDⅡに
接続すると、エンジンキーをOFFしても、レーダー探知機の電源が、
OFFにならず、永遠に電源が入ったままになるそうです。
従って、輸入車用OBDⅡは、別途、電源をACC連動のケーブルを探して、
そこから割り込ませる配線が、必要だそうです。
そんなに面倒なら、わざわざ、OBDⅡ接続する必要もなさそうです。
あとは、無事、何とか、輸入車でOBDⅡに接続できたとしても、フル
スペックで情報を読み取る事が出来なかったり・・・と、かなり難易度が高い
ようです。
と言う事で、輸入車に乗る場合、レーダー探知機については、OBDⅡ接続、
あきらめる事になります。
カーショップの不便
あと、オートバックスや、イエローハットなどのカーショップにいくと、
多くのサービスが、「輸入車には、対応しておりません」と書かれている事が
多い。オイル交換なども、NGとしているショップさえ、あります。
ちょっとした小物や、社外品なども輸入車は適用外になっている事が多い。
ワイパーブレードとか、電装品の後付けとかも、車種対応表に載っておらず、
NGの商品があります。
汚れないホィール
あと、今回、X1を12時間、X3を一晩借りて思った事。
「意外に前輪のホィールが汚れない」と言う事です。
輸入車の場合は、ブレーキの効きが、非常に良い反面、ブレーキパッドの粉が
すごい。ちょっと走るだけで前輪が、真っ黒になります。
S212に乗っている時、これが、とてもイヤでした。
小瀬運動公園を往復すると、とにかく、前輪タイヤのホィールの汚れが、
ひど過ぎました。
それが気になって、早く落としたい・・・と思いました。
しかも、落としてみると、セーム皮や、手は、真っ黒に汚れました。
1往復だけで、かなり、汚れました。
所が、今回、X1と、X3で、同じように小瀬リンク往復しても、
前輪ホィールの汚れは、ほぼ、わからないままに、戻って来ました。
(少しは汚れる)
BMWは、メルセデスより、この部分、顧客からの不満の声を聞いており、
いろいろ対策していると聞いた事があります。その効果なのでしょうか?
スタッドレスタイヤ
あと、X3に限りませんが、このクラスのSUV車を購入する場合、
冬用のスタッドレスタイヤを準備するのにも、ひと苦労です。
ほとんどの車種が、国産車を含めて、18インチ~19インチを履きます。
一部グレードによっては、17インチもあります。
16インチが履ける車種は、めったにありません。
三菱自動車だけは、ユーザーに優しく、GG2W、GG3W、その他、
デリカD:5も、夏タイヤは、18インチなのに、冬タイヤは、16インチが
履けます。一気に2インチダウンが可能です。
しかし、その他の車種は、頑張って、17インチにインチダウンするのが、
やっとです。
ブレーキ・キャリパーに、ホィールが当たってしまう車種は、小さいサイズの
タイヤが、履けません。
結局、タイヤショップに現物(実際の車両)を持ち込んで、合わせてみるしか
ありません。
X3に関しては、新型のG01型になってから、PCDが変わったそうです。
従って、旧型X3で使えていた17インチタイヤ&ホィールは、使えないのだ
そうです。
ネットで色々検索すると、G01型X3については、どうやら、何とか、
17インチが履けるようです。
225/65R17インチ。
ホィールは、7.5J +27 112 5Hで売りに出ているショップが、
数件ありました。
中古ホィール屋
自分が、これまで、お世話になった中古ホィール屋に電話して、G01型X3
に17インチタイヤ&ホィールがあるのか?そして、履いた実績は、ないのか?と質問すると、そのショップは、「これまで、G01型X3で、スタッドレス
タイヤを履いたお客さんの中で、17インチにインチダウンした人がいない
ので、17インチが履けるのか?が、わからない」と言われました。
18インチは、あるそうです。
18インチは、X3スタンダードのグレードの標準タイヤなので問題なく、
履けます。でも、18インチだったら、タイヤ代が、高いので、履きたくない。
自分が問い合わせした中古ホィール屋は、「阿部商会」のデータをベースに
しているとの事。
「阿部商会」のデータでは、G01型X3には「17インチは履けない」と
なっているとの事でした。
※のちに、阿部商会でも、G01型X3にも、17インチのセットが表記された
そこで、「いや、他のネットショップを検索すると、かなりのショップで、
225/65R17をG01型X3用に売り出している店がある」と、
伝えました。
すると「やはり現物持ってきて、色々、合わせてみるのが確実です」と言われ
ました。現物ないから、確認出来ないんですよね。
尚、ある1店舗については、実際に装着した写真入りで、違う17インチを
装着した報告を出していました。
それは・・・・タイヤサイズは、225/65R17 で、同じ。
しかし、合わせたホィールが、7.0J-17インチと、紹介されてました。
オフセットや、PCDは表記なし。
ただ、使ったアルミ・ホィールは、アーヴィンF01との事。
他の17インチを推奨しているショップも、ホィールは、アーヴィンF01で
合わせていました。
もしも、17インチが履けたなら
X3の場合、スタッドレスタイヤについては、販売店推奨だと、18インチ
のセットになります。価格は、ブリザックだと30万円オーバー。
ピレリーで、21万円と言うのが、最安値で提案されていました。
17インチの推奨は、一切ありませんでした。
ネットで検索してみると、G01型X3のスタッドレスタイヤ用ホィール
セットで、17インチセット、93000円代と言うのがありました。
もう1店舗でも、98000円。10万円切りのセットがありました。
18インチのセットも安い物がありましたが、13万円~14万円程度は
必要です。
車が変わって、スタッドレスタイヤも買い替えると、別途、10~15万円の
出費が伴うと言う事です。これ、車検代と同じ位の出費になると言う事です。
うーん・・・・
と言う事で、試乗は終了。
Posted at 2019/06/29 07:04:01 |
X3 | クルマ
2019年01月26日
給油
ここまでの走行距離は、オド・メーター計測で、189km。
給油は、10ℓ入った所でオートストップしました。
継ぎ足しするか?迷いましたが、往路も継ぎ足ししたので、同じように継ぎ
足しました。
所が、0.5ℓも入らずに、また、オート・ストップしてしまいました。
これ以上は、はいらないようです。
結局、給油量は、10.32ℓになりました。
驚きの実燃費
走行距離 189km
単価 103円(割引後)
給油量 10.32ℓ
燃料代 1063円
満タン法燃費は・・・
189÷10.32=18.31395km/ℓ
車載燃費計の平均燃費は、給油所の時点で、17.4km/ℓを表示して
いました。何と、車載燃費計より、良い燃費でした。
これには、ビックリです。
車載燃費計の平均燃費も、カタログ燃費(JC08モード)越え。
満タン法の燃費は、更に上を行く実燃費となりました。
これには感動です。
ガソリン車換算
尚、これが、もし、レギュラーガソリンで、同じコストで走った場合、
この日のこの時間のレギュラーガソリン代(看板価格-会員割引後と同条件)
で比較すると・・・
レギュラーガソリン 132円
1063円で給油出来るレギュラーガソリンは、8.05ℓになります。
189÷8.05=23.47km/ℓ
リッター23.47km走るガソリン車で、やっと、トントンです。
PHEVのGG2Wの場合、自宅充電(深夜電力で、満充電まで約120円)
そして、「無料の急速充電所」などで、2~3回充電するから、
リッター35~45km位で往復しており、このディーゼルとのコストは、
まだまだ、GG2Wの方が、優位になっています。
しかし、もし、途中、外部充電せず、自宅充電分だけEVで走り、その後は、
通常のハイブリッド走行などで往復した場合、過去の経験では、
リッター22km程度だったと思います。
EVで走れる距離が短くなると、リッター20kmチョイだったと思います。
そうなると、リッター17~18km走るディーゼルの方が、コストが安く
なるのです。
GG2WのX3ディーゼルとのコストの分岐点は、自宅充電分(深夜電力で、
約120円)を加えると、リッター26~27km走った所になります。
つまり、GG2Wが、自宅充電を含んで、外部で、もし、無料充電をしたと
しても・しなくても、どちらでも良いですが、とにかく、
リッター26~27kmの燃費で到着すると、やっと、X3の今回走った
実燃費(軽油で17~18km/ℓ)と、燃料コストは、トントンになります。
外部充電した時の「充電待ち」の時間コストは、計算していません。
もし、その「充電待ち」の無駄な時間コストを考慮すると、完全に、
ディーゼルの方が、コストが安くなります。
リッター20kmオーバーの実燃費を記録したX1だと、更に、コストは
有利になります。
と言う事で、X3の実用燃費、予想以上に良かった事に驚きました。
しかも、お借りした車は、当然ながら、フルタイム4WD。
そして、19インチタイヤを履いており、車重は、1860kgです。
(サンルーフを装着すると、1890kgになります)
GG2Wも車重は、1890kgなので、ほぼ同じ。
GG2Wは、夏タイヤが18インチ。スタッドレスタイヤが、16インチ。
これだけ、X3には不利な条件が揃っているのに、よく走ったなと思います。
オドメーターの差
尚、同じように走ったX1と、X3。なぜ、オド・メーター上の距離に
2kmの差があったのか?考えてみました。
X1での往復では192km。X3では189kmでした。
基本的には同じコースでしたが、X1は、昼間の移動だった為、若干、動きが
違う部分がありました。
まずは、忍野村近辺が、道路工事中で、片側交互通行になっている場所が、
2ヶ所ありました。その内、1ヶ所は、大きな交差点のド真ん中。
ここを、往路で通った時に、「帰りは交通量が増えて、渋滞が伸びそうだ」と
思い、復路では、その交差点を避けるため、1本、手前の細い道で抜けました。
また、往路では、忍野村のスーパーに立ち寄り、弁当を買いました。
ただ、この2ヶ所は大きくルートを逸脱した訳ではありません。
あとは、小瀬運動公園駐車場で、停めた場所が違いました。
X3の時は趣味のスポーツ活動の用事があった為、建物入り口に近い場所に
停めました。
X1の時は、建物入り口に近い場所が、ふさがっていたのと、車両撮影
したかった為、周囲に邪魔がいない広い場所まで、少し、遠めに移動。
ここで、百メートル前後の誤差がありました。
あとは、復路の国道246号。
いつも渋滞が激しくなる場所がありました。
移動時間が、午後3時前後と言う、かなり交通量が多い時間帯であり、
山北町の周辺、かなり流れが悪くなりかけました。
そこで、旧道の国道246号に逸れました。そちらは、スムーズでした。
そして、松田町に近い所で、再度、国道246号に合流。
ここで、走行距離が、ズレたのだと思います。
基本的には、並走している道路ですが、旧道の方が、カーブが多く、少し、
距離が長いのだと思います。
でも、「夜のいつもの移動」を想定した走り方をしたかった為、
ここでの渋滞回避は、実燃費を計るためには、必要な選択だったと思います。
最高燃費
と言う事で、恐らく、今回の往復燃費は、X3としての、最高の燃費だと
思います。
道路の交通量、流れ、平均速度、信号の引っかかり具合いなどは、夜の趣味の
スポーツ活動のために往復する時の「理想的な走り方」が、ほぼ、出来ました。
そして、途中、かなり気を使って運転しました。
昼間の移動だったり、もっと、交通量が多く、流れが遅めで、信号の引っか
かりも多く、渋滞があったり、立ち寄りがあったりすると、こんなに伸びない
と思います。
恐らく、走行条件が、もっと悪い事の方が多いと思われるので、通常のこの
コースの往復燃費は、実際の所、16~17km/ℓ程度ではないかと予想
しておきます。
また、スーパーや、ホームセンターなどのチョイ乗りだけの利用になると、
軽く、リッター15kmを切り、恐らく、リッター13~14km前後の所で
落ち着くと思います。
ま、チョイ乗りだけの平均燃費は、悪くても、S212ディーゼルの実燃費に
比べると、良過ぎる位の実用燃費です。
S212は、SUVではなく、ワゴン式。しかも、FR(後輪駆動)でした。
フルタイム4WDでも、何でもないのに、全然、燃費が伸びない車でした。
予想外
X3をお借りする時、「甲府往復で、実燃費が、15km/ℓ以上走れるの
だろうか?」と思っていました。
「もしリッター15km以上走れば、すごいかも。」と思っていました。
逆を言うと「リッター15km越えられなかったら、当然、対象外」と思って
いました。
しかし、フタを開けると、軽くリッター15kmオーバーと言う実績となり
ました。悩みが増える事になってしまいました。
PHEV 対 ディーゼル
EVバッテリーが充電されている時のモーターでグイッと走る感覚も魅力的。
災害時の電源車になると言うメリットもあります。(ただ、1度も使った事
ないけれど)
PHEV系 対 ディーゼル。どちらも、それぞれ、素晴らしい。
さて、試乗、まだまだ、続きます。
つづく
Posted at 2019/06/29 06:40:23 |
X3 | クルマ
2019年01月26日
ACCの精度
X3には、ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)が標準装備です。
使ってみましたが、ま、最近は、どの車にも装備されているので、特に驚く事
はありません。前車追従型ですが、前車が完全停止するまで、追従します。
完全停止後、ブレーキ・ホールドもやってくれます。
フット・ブレーキを踏み増す必要など、ありません。
X1には、この「ブレーキ・ホールド機能」が存在しないので、この機能の
有無は疲れ方に大きく影響する事を実感しました。
しかも、ACC使用中でも、停止中は、きちんと、アイドリング・ストップ
も、行ってくれます。
信号停止後、青になってスタートする時は、ステアリング左側にある、
ACCの速度設定ボタンを軽く手で押すか、アクセルペダルを軽く足で押すと、
再度、設定速度まで、前車がいる場合は、追従しながら、加速します。
制御のギクシャク感は、一切ありませんでした。普通に、安心して使えます。
距離設定
ACC(前車追従)走行時の「前車との距離」は、数段階、設定が可能です。
BMWの場合、一番遠くに設定しても、前車に、かなり近い感覚がありました。
車間設定を、一番短くしてみると「あおり運転」と、誤解されてしまう位、
近過ぎる印象がありました。
これに関しては、メーカーによって、かなり、考え方・感覚が、マチマチです。
実車試乗して確認するしかありません。
BMWは、全体的に、「近い」と個人的には感じました。
走り方
今回、走り方を、ある程度、決めました。
X1をレンタカーで借りた時には、ACCが付いていなかった為、すべて、
自分の感覚で、アクセルワークを決める事が出来ました。
X3は、ACCが付いています。ACCで、完全停止状態から、設定速度まで
スタートすると、「設定速度まで」、ものすごい勢いで加速してしまいます。
「早く、設定速度まで、加速しなければ」と判断してしまうようです。
機械には、わからない
ここは、どうしても「機械」です。
ふんわりアクセルで加速するべきなのか?とにかく、ご主人様が設定した速度に
「早く加速しなければ」と、あわてて加速した方が良いのか?判断出来ません。
「先の先の信号が、赤になったので、あわてて加速しなくても良いのに・・・」
などの状況も、機械には、わからない訳です。
従って、X3で、ACCを使って走る時には、「信号停止からの加速」に
ついて、面倒ですが、一旦、ACCを解除する事にしました。
そして、状況を見ながら、人間の判断で、ゆっくり加速し、ある程度、
交通状況の流れを見て、
「このままの速度で、前車追従して走っても無駄な加減速は不要」と言う状況
になった時に、ACCをONして、追従走行に切り替えました。
峠のカーブが続く場所などでは、当然、ACCはOFFです。
エンジンブレーキについても、シフトレバーを、+-を切り替えながら、
なるべく使うようにしました。
ただ、コースティング状態で、下って行った方が良いのか?わかりません
でした。
でも、カーブがキツく、下り坂の勾配も急な部分では、やはり、シフトレバー
を使って、エンジンブレーキを強制的に効かせながら降りて行くのが、一番
だと感じました。
強烈なエンジンブレーキを使うと、燃料はカットされるし、平均燃費も、
どんどん増えて行きました。
加速時
ACCを使った、信号停止からの加速を行うと、エンジン回転数を、一気に
2000回転程まで上げて、かなりアクセルを踏み込んだような状態で、
加速しました。
そこで、加速時のACCをOFFして、自分の足で加速する時には、
エンジン回転数1500回転程の所を越えないように加速して、流れに乗る事
にしました。
逆を言うと、1500回転程度までまわせば、充分、加速してくれます。
2000回転まで、まわすのは、まわし過ぎ。余計な燃料を消費するだけだと
感じました。
つまり、ACCの自動加速をすると「エンジン回転数を、上げ過ぎてしまう」
のです。
やはり、このような微妙なアクセルワークと判断は、人間には、かないません。
この小さな蓄積も、燃費伸ばしに役に立つのでしょうか?良くわかりませんが、
とにかく、そのようにして、走る事にしました。
ディーゼルエンジン 対 電気モーター
普段、PHEVに乗り慣れているので、EV系の場合、完全停止から、一定
速度までの加速については、電気モーターが、グイッと、強い力で、加速して
くれる方に軍配が上がります。
ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン車のように、低速にはトルクが不足
していると言う状態には、ならないのです。
だから、久々にディーゼルエンジン車に乗り換えると、完全停止状態から、
時速40km前後までの加速域が、どうしても、スカスカの力不足に感じ
ました。この感覚は、X1も、X3も、同じです。
ただ、これでも、最新ディーゼルなので、昔のディーゼルのように、
アクセルを踏み続けても、全く加速しない・・・と言う、ひどい状態では
ありません。
トルクのないガソリンエンジン車より、充分、力があります。
また、以前、試乗した、フォルクスワーゲン・ティグアンのディーゼルに
比べると、X1も、X3も、同じ低速域の力強さは、BMWの方が、圧倒的に
あります。
そして、ディーゼルのカラカラ音や振動も、BMWの方が、少な目です。
この速度域については、ボルボXC60ディーゼルより、優れています。
でも、どうしても、EV系の電気モーターのグイグイと来る力強さに慣れて
しまうと、「少し、物足りない」と思ってしまうのです。
逆を言うと、ハイブリッド車、EV車系に乗ってしまうと、このモーターの
グイグイ感、魅力的なんですよね。
だから、一度、ハイブリッド車や、EV車系のモーターのグイグイ感の強い車
に 乗ってしまうと、離れられない・・・と言う人が多いのも、わかる気が
します。
ディーゼルも、素晴らしい。電気系のモーターグイグイも魅力的。
しかも、電気モーター系は、静かですからね。うーん・・・・悩みます。
ステアリング制御
ステアリング制御も、少し、付いています。
一応、車線を見ていて、「センター」を維持するように、ステアリングが
動きます。
ただ、カーブの時などに、追従出来るのか?と言うと、ほぼ、役に立ちません。
そして、直進している時に、例えば、路面の途中に右折専用車線が登場したり、
ゼブラゾーンが描かれていたりすると、「センターがどこなのか?」、かなり
迷い始めます。
そして、結局、「これがラインだろう」と言う判断が、混乱したまま、
とんでもないラインを「左右の線」と判定して、反対側の車線に飛び出すよう
にステアリングを動かそうします。
また、通常の「直進」している片側1車線の単調な道路では、全体的に、
「ものすごく右側に寄ろうとする」と言う「クセ」があります。
人間の感覚だと、「そこまで右に寄ると、対向車線に車と接触するよ」と
思う位、右側に寄ります。
時には、センターラインをはみ出しかける状態、センターラインを実際に、
踏んでしまうまで、右に寄ります。
やはり、「左ハンドル国」で開発されているからなのか、左ハンドル国の
場合の「右に寄る」=「路肩に寄る」なので、左ハンドル国をベースにした
「余裕を見て右に寄せる」と言う制御が、入っているように思います。
これ、メルセデスベンツのシステムも、同じです。
メルセデスも、やたら、右に寄りたがります。
結局、メルセデスの時も、今回のX3も、右に寄り過ぎると、人間が、手で、
左に寄せ直すと言う「制御」が必要でした。
また、ステアリングアシスト、弱い時もあれば、かなり強烈に、強い力で、
ステアリングを動かそうとする時もあります。
しかも、そのような時は、人間の感覚で言うと「そのまま、そちらに動くと、
ぶつかるよ」と言うような場面に多い。
ステアリングアシスト、強烈に強い力でアシストする時もあれば、弱く
アシストする時もありました。
この制御の違いなどは、お借りした短時間では、解明出来ませんでした。
ただ、何も付いていないより、いざと言う時に、多分、制御してくれると
思います。
長い下り坂の走り方
今回、御坂峠の頂点から、甲府市内に向けた「長いゆるやかなカーブが続く
下り坂」は、どういう走り方をしようか?迷いました。
1週間前にレンタカーで走った時は、元々、X1に、ACCが装備されて
いなかった為、坂道の下りは、単純に、「シフトレバーをマイナス」に
しながら、シフトダウンを繰り返して、エンジン・ブレーキを強めに効かせて
下り続けました。
エンジン・ブレーキを効かせている時は、燃料カットしますので、省燃費運転
になります。
今回、X3は、ACCが標準装備です。
ACCをONして、下り続けると、どうなるのだろうか?を試してみる事に
しました。
御坂峠の新御坂トンネルを出て、甲府方面に下る道は、トンネルを出た直後の
右カーブ、その先にある左のへアピンカーブエリアを過ぎると、あとは、
ゆるやかなカーブが続く下り道になります。
前車が走っていると、前車に追従しながら、下る事が出来ます。
前車がいなくても、速度設定が、適切であれば、カーブを曲がり切れない
ような事なく、下ってくれます。
このように、ACCの速度設定して、前車追従しながら、下る場合、
エンジンブレーキと言うのは、強烈には、効いていません。
恐らく、それなりに、コースティング(滑走)状態で、燃料カットしながら、
降りていると思いますが、この下り方で、今回は、走り続けてみました。
ECO PROモードでは、コースティング(滑走)状態を表示する事が多く
下り勾配がキツくなると、CHARGEの所にメーターが移動しました。
どちらにしても、ほぼ、燃料を使う事なく、下っていると言う表示を続け
ました。
もし、この区間を、ACCでの追従型で下るのではなく、ACCをOFFして
人間の感覚で、下りの勢いが付き過ぎた時には、シフトレバーのマイナスを
使って、エンジンブレーキを強めにしながら下ると、どう違うのだろうか?と
思いました。
手動で、シフトレバーをマイナスにすると、強めのシフトダウンを行うので、
エンジンブレーキを効かせる時に、エンジン回転数が上がり、それなりに
騒音も大きくなります。
ただ、その状態でも、エンジンブレーキを効かせているので、燃料は、カット
されています。
もし、次に、走る機会があれば、ここを、ACCで下るのではなく、
シフトレバーをマイナス操作しながら走り比べてみたいな・・・と思いました。
違いが出るのか?どちらでも、変わらないのか?現時点では、わかりません。
小瀬運動公園到着
そして、甲府市内の小瀬運動公園駐車場に到着しました。
給油所から、小瀬運動公園駐車場までの走行距離は、98kmとなりました。
車載燃費計の平均燃費は、16.8km/ℓとなりました。
X3ディーゼルのJC08モードのカタログ燃費が、17.0km/ℓです。
あと一歩で、カタログ燃費と並んだのに・・・少し、くやしいです。
X1で、ほぼ、同じように走った時の同じ区間の平均燃費は、
19.8km/ℓでした。
X1ディーゼルのJC08モードは、19.6km/ℓなので、
この時点で、カタログ燃費越えをしていました。
X3は、残念ながら、カタログ燃費越えは、出来ませんでした。
では、復路で、どれ位、挽回するか?です。
思った程、伸びないのか?予想以上に伸びるのか?ここまでX3を運転して
きた感覚では、やはり、重量が重いと言う印象が強いので、さほど、伸びない
と予測しました。タイヤも、X1より2インチも大きい19インチですから。
用事
ここで、しばらく趣味のスポーツ活動を行いました。
今回は、丁度、この用事に合わせて、X3をお借りする事が出来たのです。
カタログではわからない
外が暗くなり、ライト類を使う時間帯になると、カタログでは、中々表現
されない部分が、色々と見えて来ます。
試乗と言うのは、昼間の短時間では、わからない事が、多数あります。
だから、日没の早い秋~冬場には、もし、新車の試乗をするなら、
午後5時以降に行くと、ライトまわりの事がわかり、意外な発見があったり
します。
ドアノブライト
今回、外が暗くなって、駐車場に車を停め、車を降りて、ビックリした事が
ありました。ドアノブの4ヶ所すべてが、光っていました。
しかも、その光、路面を照らしていました。
バームクーヘン?光のじゅうたん
その照らし方が、オシャレでした。
バームクーヘンのように照らすのです。これは、シャレています。
恐らく、イメージは、光のじゅうたんだと思います。
こんな配慮が、面白い。そして、驚きます。
カタログには、このような事、どこにも触れられていませんでした。
アンビエント・ライト
このバームクーヘンのような、光のじゅうたん、アンビエント・ライト
(ウェルカム・ライト・カーペット付き)と言うオプション装備だそうです。
このオプションは、「x LINE」と、「M Sport」に装着可能。
「M40d」に、標準装備です。
スタンダードには、装着不可能です。
スタンダードは、X1と同じように、ドアノブ4ヶ所をLEDで照らすだけ
です。
尚、この「アンビエント・ライト」のオプション価格は、5万円です。
しかし、単体で、装着不可能です。
「アンビエント・ライト」を付けるには、
「ハイライン・パッケージ」と言う、別のオプションを装着しておかないと、
付けられません。
ハイラインパッケージと言うのは、「x LINE」の場合、103000円。
ランバーサポート、リヤシートヒーター、インテリアが豪華になると言う
オプションになります。
「M Sport」の場合の「ハイライン・パッケージ」のオプション価格は
224000円になります。
なぜ、「x LINE」と同じ「ハイライン・パッケージ」なのにオプション
価格が、こんなに違うのか?と言うと「M Sport」の場合は、元々が
布シートです。
これが、「本革シート」になるので、本革シート代の分だけ高くなるのです。
「xLINE」は、本革シートの部分は標準装備のグレードなので、
ハイライン・パッケージのオプション代が、もともと付いている本革シート分
安いと言う事になります。
アンビエント・ライトを付けるには、このハイライン・パッケージを選択
しないと、付けられませんので、「x LINE」の場合は、
103000円+50000円。
「M Sport」の場合は、224000円+50000円を払って、
やっと、装着出来る装備です。
スタンダードは、ハイライン・パッケージさえ、選べません。
アンビエント・ライトも、当然、付けられません。
アンビエント・ライト、いらないです。
夜、乗る事が少ない人は、いらないと思います。
オートハイビームLEDヘッドライト
ヘッドライトはLEDです。
オート・ハイビーム機能が付いてます。
そして、「部分的に自動的にハイビーム」にする機能も付いているとなって
います。
夜間、暗い峠道や、田舎道を走っていると、オート・ハイビームは、確かに、
機能します。しかし、思いっきり不満。
メルセデスの場合
メルセデスベンツのLEDオートハイビームヘッドライトを体験してしまうと、
X3のLEDオートハイビームは、あまりにもショボ過ぎると感じました。
メルセデスの場合は、定規で線を引いたように「照らす所と、
照らさない所」が、クッキリ、ハッキリわかります。
この性能、実際に体験すると、ものすごく感動します。
例えば、前方に、オートバイが走っていたとします。
すると、オートバイのバイク部分と、乗っている人の部分だけを、長方形の
ように、そこだけ、ヘッドライトの明かりを当てないのです。
その両サイドから、広範囲に渡っては、明るく、クッキリ照らします。
対向車線から車が走ってくると、かなり遠くから走って来ている段階で、
その車の部分だけ、照らさない。
そして、近付いて来るに従って、その車を追いかけるように、その部分だけ、
照らさないのです。
唯一、「照らしてしまうと、まぶしくて、迷惑だろうな」と感じるシーンは
「散歩している犬」を照らしてしまう事。
あと、夜間に散歩している「人」も、比較的、検知しにくいようで、照らして
しまう事がありました。
ステアリング操作連動ライト
X3は、ステアリングを左右に切ると、ライトを当てている場所も、少し、
動くのですが、全体的に照らしている一部の、ステアリングを切った方向
(進む方向)を、更に少し、明るめしてくれます。
ただ、その明るめにする明るさは、あまり変わらない印象なので、たいして
感動しません。
ただ、ステアリングを左右に切るのに合わせて、照らしている場所と、
照らされない場所を、ハッキリ・クッキリ分けてしまい過ぎると、運転
している人、同乗している人が、「車酔い」してしまいそうになります。
これは、マツダ車の夜間試乗をした時に体験しました。
VR眼鏡をかけて、ゲームをする時に酔ってしまうタイプの人には、左右
連動ライトで、照らしている場所・照らしていない場所のコントラストが
クッキリし過ぎていると、酔ってしまうかもしれません。
左右にステアリングを切った時に、ステアリングを切った方向の明るさを
「曖昧」にしていると言うのは、逆に、「車酔い」を避けるための配慮だと
思うと、その点は、優れていると思いました。
ただ、直進時、直進道では、メルセデスのように照らしている所と、照らして
いない所を、もっと、ハッキリした方が、良いように感じました。
どちらが、自分の好みなのか?は、それぞれ、外が暗い田舎道や、峠道を、
夜間運転してみないと、わからないだろうなと思います。
オート・ハイビームの精度
X3に関しては、まず、「ボヤーッと照らす」ので、線を引いたように
「ここは照らす、ここからは照らさない」と言う「区切り」が、全くわかり
ません。
「区切り」をハッキリさせていないのは、照らしていない部分に隠れて
いる「人」、「野性動物」などが、ある程度、発見しやすいように・・・と
言う考えの元で、そうしているのかもしれません。
そして、オートハイビームの「下げる」の精度が、非常に甘過ぎです。
対向車線から車が走って来ても、かなりギリギリまで接近しないと、
ロービームに、切り替えてくれません。
と言うのか、完全に対向車線の車の乗員の顔を、ハイビームで照らした後、
やっと、ロービームに切り替わる事が多過ぎます。
他の被写体に対しても、全く同じ。
ロービーム、ハイビームの照らす場所は、おおまかに、4区分したエリアで
ロー・ハイを切り替えるようですが、ほぼ「役に立たない」と思いました。
いつまでも、ロービームに切り替わらないので、あわてて、手動で、
切り替える事が、何度もありました。
このオートハイビームの精度や、照らし方については、軽自動車の
N-BOXの方が、かなり優秀です。
X3のオートマチック・ハイビームは、現時点で、使い物にならない。
N-BOX以下。
当然、メルセデスのLEDヘッドライトと比べると、天と地の差がありました。
ここは、もっと、改善して欲しい部分です。
ただ、最新のBMWの他車種は、すごい最新技術のライトを登載している
ようなので、今後、新世代LEDヘッドライトが、X3にも採用される事を
期待するしかありません。
平均燃費推移
そして、復路の平均燃費の推移を見ていました。
往路の目的地、小瀬運動公園まで走って、車載燃費計の平均燃費は、
16.8km/ℓに伸びました。
その後、復路では、長い急勾配の登り坂が続く、御坂峠を走ります。
御坂峠の頂点から、再度、河口湖に向かって下ります。その後、
富士吉田市内は平坦地。
そして、その後、忍野村に向けて、急な登り坂を登り、山中湖までは、
じわじわ、ゆるい登り勾配。
そして、山中湖の別荘地を抜け、一気に籠坂峠の頂点まで登りました。
帰りの登り坂ピーク
ここで、この日の急な登り坂は、ピーク。
この時点での車載燃費計の平均燃費は、15.4km/ℓ。
ここからは、一気に、下り続けます。
ACCはOFF、シフトレバーで、マイナスにしながら、強めのエンジン
ブレーキを多様。そして、下り続けました。
国道246号で、一旦、平坦地になり、その後、ジワジワ下り続け、
最終的に、松田町の辺りで、車載燃費計の平均燃費が、ピークに到達しました。
その時点で、平均燃費は、17.5km/ℓを表示しました。
車載燃費計が、MAX表示した位置は、1週間前に、レンタカーで乗った
X1と、全く同じでした。平均燃費の移り変わり方も、X1と、同じです。
最後の登り勾配
その後、給油所まで、もう一息の所に、急勾配の登り坂が待ってます。
PHEVの時には、ここで、一気にEVバッテリーが減るので、イヤな坂です。
X1の時も、この坂を越えるだけで、平均燃費が、
20.7km/ℓ→20.5km/ℓと、0.2km/ℓ分、減りました。
X3では、どうなったのか?と言うと・・・
17.5km/ℓ→17.4km/ℓに減りました。
減ったのは、0.1km/ℓ分です。
その後、往路で給油したスタンドに立ち寄りました。
つづく
Posted at 2019/06/29 00:27:11 |
X3 | クルマ
2019年01月26日
荷物積み込み予想外の展開
荷物を積み込んでいる内に、縦横高さに余裕がある為、
「もしかすると、後席を立てて、座る事が出来るかもしれない」と思い、
後席の片方(運転席側後方)を、座れるように、立ててみました。
そして、道具を多少、色々調整してみると・・・
後席に座る事が出来ました。驚きです。
ただ、最初は、ボードが、かなりシート側に迫ってしまいました。
そこで、若干、荷物を積み直しました。
すると・・・ボードの後席側への出っ張りも解消され、本当に、普通に後席
にも座る事が出来るようになりました。
これで、2人乗りが可能になります。
ただ、2人乗りで移動する場合には、出先で、2人分の車中泊空間は、確保
出来ません。あくまで、日帰りと言う事になります。
または、2人車中泊する場合は、荷物を外に出すしかないと思います。
足元の荷物
あとは、当然ですが、足元に置いている「水タンク」と「水シャワー」も、
人が乗ると、置けません。
後席荷室側に置くか、片方の後席足元に置くか?などになります。
ルーム・ミラー
当然ながら、ボードを斜め積みにして、後席を確保している分、後方視界は、
悪くなります。
ルーム・ミラーで後方を見ようとすると、ミラーのド真ん中に、ボードが
写ってしまいます。
こんな時、日産がオプション設定している「後方カメラ連動ミラー」があると
いいな・・・と思いました。
ま、このような積み方をして、2人乗車して、移動する事は、ないと思います
けどね。
一応、そんな事も出来る積載能力がある・・・と言う事も、確認出来ました。
空間利用が、上手くできる車です。
360度カメラ
尚、バックカメラ類は、X1の単なる「後方を写し出すバックカメラ」に加え、
真上から疑似的映像で見る事の出来る「360度カメラ(アラウンド・ビュー
・モニター)」が標準装備されています。
驚いたのは、画面の左側には、「真上から見た映像」を写し出しているのに
加え、右半分には、左斜め上後方、右斜め上後方、真後ろ、前方から見た
画像に切り替える事が出来ると言う事です。
真正面から見た画像なんて、どういう変換しているのだろうか?と思います。
斜め後方画面も感動ものです。
ただ、使い慣れていなかった為、「何をどう、どのタイミングで切り替え
ながら使うのが一番、使いやすいのか?」までは、わかりませんでした。
混雑しているスーパーの駐車場で、切り替えてみただけなので、ゆっくり、
試せませんでした。
自動パーキング
自動パーキング機能も装備されています。
X1には「縦列駐車」の自動パーキングのみ、標準装備されていますが、
X3になると「縦列駐車」に加え「並列駐車」の自動パーキングも装備されて
います。
ただし、今回、実験してみたかったのですが、設定方法が、全くわからず、
取り扱い説明書を読んでも、説明内容が簡素過ぎて、上手く行きませんでした。
自動パーキングは、実際には、使おうにも使えないシーンが多い事を、
S212の時に経験済なので、あまり、こだわっていません。
この装備は、なくても、困りませんし、付いていても、ほとんど、使わない
装備だと考えています。
もし、使ったとして、まず、「縦列駐車」と言うシーンは、日本国内において
使う場所なし。
「並列駐車」については、「歯抜け」の場所にしか、停まれない性能なのか?
角っこでも、両サイドに「目安」となる車両が駐車していなくても、自動
駐車してくれる機能を持ち合わせているのか?は、説明書にも、書かれて
おらず、不明のまま。
車から降りて、リモコン操作で、車を駐車する機能は、X3には、まだ、
ありません。
この時点では、7シリーズ、5シリーズセダンに装備されているだけです。
走行実験
荷物積み込み実験を終え、その後、いつもの自分の使い方を、ほぼ、忠実に
再現する走行実験を始める事にしました。
まずは、往路で、いつものガソリンスタンドで、給油します。
給油
お借りした場所から、21km走っており、3.05リットル入りました。
車載燃費計の平均燃費は、12.3km/リットルでした。
ここで、車載燃費計をリセットして、自分の使い方での実燃費計測実験走行の
スタートです。
ECO PROモード切替え
今回は、X1をレンタカーで借りた時に「学習」した事を、活かしました。
BMWの場合、エンジンキーONすると、その都度、強制的に
「コンフォート」に切り替わるそうです。
これは、BMW車としての「標準仕様」だそうです。
カスタマイズでは変更出来ないそうです。
ただ、裏マニュアルがあり、「コーディング」と言う方法で、ここを強制的に
変更するユーザーもいるのだそうです。
ただ、一般的には、そのような裏技を使わないので、エンジンキーONの
時点で、コンフォートになります。
それを、省燃費運転のため、「ECO PROモード」に切り替えました。
すると、X1と違う画面表示になりました。
メーター表示の不便さ
X1の場合、ECO PROモードに切り替えても、タコ・メーターは
そのまま表示されました。
だから、ECO PROモードで峠を登る時にも、エンジン回転数が、どれ位
まわっているのか?を確認しながら、走る事が出来ました。
所が、X3の場合、「ECO PROモード」に切り替えると、タコメーター
の表示が消えるのです。エンジン回転数が、わからなくなります。
峠道で、「この登り勾配だと、エンジン回転数は、何回転程で、登ってくれる
のだ」と言う確認が、出来なくなりました。
エンジン回転数を、どうしても知りたい場合は、走りながらでも良いのですが、
コンフォート・モードに切り替えて、確認するしかありません。
でも、厳密に言うと、コンフォートモードで走る時と、ECO PROモード
で走る時は、エンジン回転数の制御が、違いますので、コンフォートモードで
タコメーターを表示して、エンジン回転数を確認したとしても、
ECO PROモードに切り替えた時に、実際のエンジン回転数は、
低めに切り替わって走っていると言う事もあると思います。
特に、峠の登り坂走行中は、その傾向が強いはずです。
だから、ECO PROモードで走行中の「正確なエンジン回転数」は、
わからない事になります。
峠の登り坂を走っている時こそ、ECO PROモードでの正確なエンジン
回転数を知りたいのに・・・
裏技(コーディング)
BMWでは、裏技があり、その裏技を使っているユーザーも多いのだそうです。
それは「コーディング」と言う作業を行う事で、設定を変更する方法
だそうです。
専用のOBDⅡアダプターを、スマートフォンに接続。
スマートフォンに、専用アプリを「有料」でダウンロードする事で、
そのアプリ経由で、いろいろと設定を、いじれるようになるそうです。
エンジンキーONの時に、強制的に「ECO PROモード」に切り替える
事も、この「コーディング」を行う事で可能になるのだそです。
走りながらナビ操作が出来たり、テレビが映せる「キャンセラー」の設定も、
BMWの場合は、「コーディング」で行うのだそうです。
距離計表示の不便さ
距離計も「不便だな」と思いました。
まず、「オド・メーター」と、「トリップ・メーター」は、同一メーター
パネル内に、横並びで表示されます。
しかし、平均燃費は、「画面を切り替える」と言う操作をしないと、
見えません。
しかも、「平均燃費」の表示の左横には、「瞬間燃費」が表示されますが、
この「瞬間燃費」の表示方法が、最初、良くわからず、不思議な数字の
変化を行っていました。
尚、平均燃費を表示した後、再度、オド・メーター、トリップ・メーターに
表示を切り替えようとすると、「何も表示されない画面(非表示)」に
一度切り替わります。のワンクッションあるのが、面倒くさい。
何も表示させたくない・・・と言うユーザーの為に、あるのかもしれませんが、面倒くさいと思いました。
ただ、こちらは、短期間借りただけなので、これ以上の事は、
わかりませんでした。
何か違うオペレーションで、表示を変更可能かもしれません。
X1は、ひとつの画面で、全て表示されています。この点は、X1の方が
使いやすいです。
オーディオの音質
オーディオの音ですが、1週間前にレンタカーで借りたX1と、基本的には
同じ。
イコライザーなどは付いておらず、高音・低音の調整が簡易的に出来る
だけです。
サウンドチェックに使っている「I feel for you/Chaka Kahn」は、
X1の時と全く同じように、良い音で聴く事が出来ました。
しかし、2週連続で、同じオーディオの音を聴いたためなのか?それとも、
X3の車内空間の内装による音の響きが違うためなのか?
X3で聴くと、なんだか、少し、物足りなさを感じる事がありました。
チャカ・カーンの曲では、それなりに満足行くものの、他の曲を聴くと、
それぞれの音源の元の音質が、それほど良くない作品に関しては、音の深みが
なく、薄っぺらい感じ。
軽自動車で、音楽聴いている時のような感じがしました。
X1の時は、車内空間が狭く、天井も低かった事もあり、音の響きがかなり
良いと感じました。しかし、X3で聴くと、音質、いま一つでした。
イコライザー機能があれば、もっと、詳細の変更が出来ると思うのですが
X1や、X3のオーディオは、高音・低音の調整があるだけ。
イコライザー機能もなく、サラウンド機能もありません。
POPS、CLASSIC、JAZZのような「推奨設定」も、ありません。
そこまで求めるユーザーのために、更に、高額な「ハーマンカードンの
サウンドセット」をオプションで用意しているのでしょう。
(ハーマン・カードンのサラウンド・オーディオセットをつけると、
単体価格換算で、約94000円になる)
コーディング可能の噂
尚、この音質も、実は、コーディングする事で、イコライザー機能のような
微調整が出来るのだそうです。
へー。
ワイドFM未対応
あと、X3も残念ながら、ワイドFM未対応でした。
90MHzより上の周波数は、ありませんでした。
ワイドFM未対応と言う点は、ラジオ好きには、大きなマイナス。
この機能が付いている・付いていないの違いは大きく、「この車に買い替え
たい」と言う気持ちが、大きくパワーダウンします。
ワイドFM化コーディング
ワイドFM未対応である事を調べてみると、どうやらヨーロッパ車の多くは、
元々、純正カーオーディオが、世界各国対応で設計されているとの事。
日本だけ、FMが76~90MHzと言うのが独特だそうです。
日本仕様の欧州車純正カーナビのFMラジオは基本的には、海外標準である
108MHzまで受信可能な機能を持ち合わせているそうです。
フォルクス・ワーゲンなども、コーディングを行う事で、108MHzまで
受信可能になるそうです。
これを、BMWの日本仕様でも108MHzに変更するには、
「コーディング」を行うと、出来るとの事。
ただ、BMWで、コーディングにより、108MHzに変更したユーザーの
情報を見ると、ワイドFMが使えるよる反面、従来の通常のFM放送局
(関東だと、東京FM、J-WAVE、FM横浜、Nack5、bayfmや
各NHK-FM)が、受信できなくなる・・・と、書かれてます。なぜ?
海外のFM局の周波数は、ほぼ、どの国も、87.5~108MHzなのです。
だから、コーディングにより、海外仕様に周波数帯を変更すると、逆に、
日本で使われている76~90Mhzの内、87.4MHz以下の放送局が、
受信出来なくなると言う事です。
また、AM放送は聴けるそうですが、「交通情報(1620khz)が
使えなくなる」そうです。
理由は、単純に受信する範囲を日本ではなく、「海外」に変更した為、
日本独特な使われ方をしている「交通情報(1620khz)」などの独自
設定が選べなくなるのだと思います。
また、AM/FM共に、「放送局名表示が、出来なくなる」のだそうです。
海外仕様に設定変更すると、日本の放送局名が表示されなくなるのは、
当然でしょう。
ただ、これらの「事例」が紹介されているサイトの記事は、2015年に
書かれた記事です。現在とは、状況が、大きく変わっている可能性があります。
どちらにしても、「コーディング」を行う事で、周波数を他国仕様に変更する
事は、可能なようです。
つまり、BMWの純正オーディオには、ワイドFMが聞ける108MHz
までの受信チューナーの性能は、既に、持ち合わせていると言う事です。
日本仕様として、90MHz以上の周波数が使えない状態と言う事です。
コーディングの費用
コーディングを行うには、どうすれば良いのか?調べました。
まず、アマゾンで、6800円~7300円程度で、アダプター類が出て
いました。
これを使って、スマートフォンにアプリをダウンロードして、書き換えを
行うそうです。
アプリは、レートで上下しますが、だいたい、3800~4000円前後の
ようです。
合計すると、約8000万円~12000円前後で、コーディング出来る
ようです。
色々な事がわかってきました。
山中湖で一旦休憩
そして、X1で走ったのと、全く同じコースで、同じようにオール一般道路で
籠坂峠(かごさかとうげ)を目指し、その後、山中湖周辺で、一旦、休憩です。
この日、立ち寄った時間は、午後5時15分前後。この時の山中湖周辺の
外気温は、-3℃でした。
山中湖まで
山中湖までの走行距離は、48km。平均燃費計は、13km/ℓでした。
X1の時は、平均燃費が、この時点で、15.6km/ℓでした。
しかも、X1の時は、ここまで、ECO PROモードに切り替わっておらず、コンフォートモードのまま走っての状態です。
X3は、給油所から、ECO PROモードで走りました。燃費の伸びは、
いま一つです。
やはり、車重がX3より200kg軽く、タイヤサイズも、お借りしたX3の
19インチに対して、レンタカーのX1は、17インチだったので、この差が
大きいのだと思います。
煖房
乗車時は、「車内暖房ON」していました。
実は、エアコン系の操作が、いま一つわかりませんでした。
X1車内暖房能力
1週間前に借りたX1は、もっと、操作が単純でしたが、車内暖房の風を室内に送り込む勢いが小さく、更に、「足元と手元」の両方に、温風を送風するよう
に切り替えると、どちら側の風の勢いも、弱くなりました。
手元だけに温風を送風するように切り替えると、それなりに、強めの暖かい
風が、入って来ました。
しかし、足元への送風が弱くなるなど、どこかを強くすると、どこかが弱く
なる。全てを「強く」したいのに、ならない。全体的に、暖房能力は、
いま一つと感じました。
尚、エアコンは、窓が曇らない限り、OFFしてました。単純に「排気熱の
温風を、車内に送り込む」と言う機能だけを使って、車内暖房しました。
X3車内暖房能力
一方、X3の車内暖房系は、基本的に「エアコンON」になる事が多く、暖房
だけONの方法が、わからない。
エアコンONではなく、エアコン=OFFした上で、「排気熱の温風だけを
車内に送り込んでくれれば良い」と考えていたのに、操作方法が、良くわかり
ませんでした。
結局、自動制御されるままに、オートエアコンがONになれば、
そのまま・・・で、使いました。
尚、温風が吹き出す口からの勢いは、X1より、ありました。
これなら、問題ありません。
つづく
Posted at 2019/06/28 23:34:01 |
X3 | クルマ