★紅葉渋滞
この日は、午前10時30分まで、用事があり、出掛ける時間が遅く
なりました。
そして、午後11時前に出発。途中、弁当を購入して、紅葉の名所に
行きました。
最初に向かったのは、紅葉の名所、佐賀県唐津(からつ)市の
厳木(きゅうらぎ)町にある「環境芸術の森」です。
ここは、室内のテーブルに外の池の周囲の紅葉が、綺麗に写る事が有名。
コロナの状況では、開放中止かと思ったものの、通常営業との事。
2020年は、この時期の紅葉が、素晴らしいとの事。
ただ、いくら、平日と言っても、最近は、旅行者が大量に出掛けている
との噂もあります。
それに、紅葉の名所は、紅葉の時期、平日でもシルバー世代が、大量に
訪問します。
この日は、どうしても朝一番で出掛けられなかったので、仕方ありませんが
ダメで元々と言う事で、立ち寄ってみる事にしました。
到着したのは、昼12時35分頃。
駐車場まで、あと1分と言う所で、突然、車の流れが止まりました。
どうやら、駐車場待ちのようです。3台前に、大型観光バスも向かっており、
「どうやら、混雑していそう。こんなに人がいると、密になるかもしれない」
「室内テーブルの紅葉の写しなど、とてもじゃないけど、見ていられる
状況ではないのでは?」と言う雰囲気です。
そして、入場口が見える場所まで進むと、どんどん、入場口に人が向かって
います。これでは、完全に、密になるし、テーブルの紅葉写しだって、
ゆっくり見られない。そう判断し、5分程、駐車場待ちの列に並びましたが、
Uターンしました。
入場料だって、一人700円かかります。
お金払って、人混みの中に突入するのも、この時期は、やめた方が良いと
判断しました。
1年前に行った時は、朝一番だったので空いていましたが
紅葉の進み具合いが、いま一つだったので、今回、完璧な紅葉の中での
写真を撮りたかったのに、残念です。
約1年前の2019年11月15日の写真です
2020年11月は、もっと紅葉が進んだ写真を撮りたかったのですが
思いっきり人が多いようなので、断念しました。
↓
★西渓(せいけい)公園/多久聖廟(たくせいびょう)
そのまま、比較的近くにある、西渓公園に向かいました。
こちらも紅葉の名所ですが、駐車場も混雑しておらず、余裕。
ここで、弁当を食べる事にしました。密もなく、人も少なく、ゆったり。
その後、800m程の距離にある、多久聖廟(たくせいびょう)の紅葉も見学。
こちらも、ガラガラで、ゆっくり、紅葉を楽しめました。
★祐徳稲荷神社
ここまで来たので、久々に、祐徳稲荷神社にも向かいました。
こちらは、大型バスの団体なども、いましたが、それなりに人は少なめ。
ここでも、ゆっくり、紅葉を楽しめました。
★月の引力が見える町、太良町
次は、「月の引力が見える町」がキャッチフレーズの佐賀県太良(たら)町へ。
ここには、海中道路、海中鳥居がある事を知りました。
潮の満ち引きによって、道路や、鳥居が海の中に沈んだり、現れたりと言う
場所だそうです。
今まで全く知らなかったので、行ってみる事にしました。
事前に調べておきましたが、この日は「大潮」です。
干潮は、早朝4時台と、午後4時~5時頃。
大潮の場合、干潮になると、思いっきり潮が引いてくれるはず。
★海中鳥居、海中道路
到着した時間は、2020年11月17日、午後3時35分頃でした。
既に、思いっきり潮が引いており、海中鳥居、完全に陸になっていました。
行くと、黒猫ちゃんと、その子供っぽい白黒猫ちゃんが、お出迎え。
黒猫ちゃんの方は、人間に慣れており、なでなでしても、逃げませんでした。
カワイイ~。
海中鳥居、じっくり見てみました。
鳥居の横に、ハート型の岩も発見。これに気付いている人、いませんでした。
干潮の時に、降りて行けるように、横にも鳥居が設置されていました。
海中道路は、地元の関係者のみ、乗り入れ可能。
ビジターなどの観光客は、進入不可の看板が立っていました。
満潮になると、どう変化するのか?見てみたくなりました。
他に観光客はポツリポツリいました。
丁度、太陽が沈む時間になっており、海側から陸を見ると、
太陽が「光の道」の状態で、鳥居の真上から降りて行きました。
この「夕陽の光の道」が、海側から見られるのは、干潮が、日没時間と
一致しないと無理。偶然にも貴重なタイミングで、光の道を見る事が
出来ました。
他の観光客は、この「光の道」に気付いている人は、ゼロでした。
光の道、カメラのシャッタースピードと感度の限界で、これ以上、太陽が
見られるように暗く撮る事が出来ませんでした。
★駐車場
海中鳥居と海中道路は、目の前に駐車場があります。
幹線道路からの入口に、一応、看板立ってますが、見落としやすいので
ナビできちんと設定してから向かうべし。
★嬉野(うれしの)温泉
この日は、佐賀県の嬉野(うれしの)温泉に宿泊する事にしていました。
この日が空いている宿を探すのが大変でしたが、何とか、良い宿を探せました。
初音荘と言う旅館。
部屋数が多過ぎない旅館である事と、個室に個別温泉風呂が付いている宿が
予約の条件でした。当然、安く泊まれる宿と言うのが条件。
何とか、個室風呂が付いている宿を見つけました。
この宿の特徴は、個室風呂も大浴場も、浴室、脱衣場、すべて、畳である事。
これは、めずらしいお風呂です。
今回は、人がほぼ、いなかったので、大浴場にも入浴してみましたが、
脱衣場も、大浴場の中も、畳が敷き詰められていると言うのは、新鮮な体験。
個室の中にある個室風呂も、当然、脱衣場、浴場ともに、畳です。
浴槽は、個室に関しては、ヒノキ風呂でした。
温泉の質は、思いっきりヌルヌル系。美肌に良さそうでした。
個人的には、過去の経験で比較すると、神奈川県の湯河原温泉の温泉の
ヌルヌル度を思い出しました。
ヌルヌル度は、嬉野(うれしの)温泉の方が、強かったと感じました。
これまで、一度も嬉野温泉に入浴した事がありませんでしたが、嬉野温泉、
気に入りました。
先日行った、大分県の別府温泉より、個人的には、温泉の質は好みです。
★食事
今回は、夕食・朝食付きプランを選びました。
夕食には、ソフトドリンク人数分か、アルコール類なら(ビールなどは)
1本付きでした。
佐賀牛の肉や、魚介類など、美味しく頂きました。
食事スペースは、家族単位で、仕切りで区切られていました。
他の家族と、壁で仕切られた離れた距離に設置。
同じ部屋の他の家族とは、高いパーティションで区分け。
更に、壁を介さない他の家族とは、高いパーティションでの仕切りに加え、
時間をズラして案内するようにされていました。
自分が食事している間、壁を介さない、横のパーティションの家族は、
来ませんでした。
徹底した感染対策が行われていました。
これなら、食事時間も、安心です。
部屋には、美味しい嬉野茶と、茶菓子が用意されていました。
布団は、良く睡眠出来る仕様の寝具が用意されていました。
快眠出来ました。
★子供に優しい旅館
あと、感じたのは、部屋の中、お風呂の中、施設内に、子供用の椅子とか、
キッズ・スペースなど、小さな子供がいる家族が使いやすいように配慮されて
いる事。
施設内には、招き猫、招きカエル、開運グッズなどが、大量に飾られて
いました。
猫好きには、その飾りを見るのも楽しめそう。
子供がいる家族も、使いやすそうです。
★暑い1日
この日は、とても暑い1日でした。
滞在していた佐賀県、この日、最高気温25.2度になりました。
11月17日に最高気温が25度を越えたのは、123年振りの新記録
だそうです。
だから、暑かったのですね。
忘れられない新記録を残した1日になりました。