2023年01月14日
★ルークス(ML21S)買い替えへの道~ロード第4章(最終章)~
まとめ-4(最終回)
(長くなったので、複数に分けています)
★ヤリスクロス・ハイブリッド
結局、大どんでん返しで、「ハスラー」に、ほぼ決めていた買い替えが、
「ヤリスクロス・ハイブリッド」への買い替えになってしまいました。
★不運な営業
ハスラーを選ばなかった理由の一つは、担当営業の対応と言うのもありました。
スズキ3系列の中で、一番条件の良かった担当営業さんは、
「2022年4月入社の新人」さんでした。
嘘か、本当か?わからないのですが、2022年11月に行った時点で、
「実は、私、ここ数ヵ月、1台も契約が取れていないので、是非、契約して
欲しい」と言われました。
やる気まんまんだったので、買うなら、この人から、買ってあげたいと言う
気持ちでした。
12月中旬までに、様子伺いの連絡がなかった・・・と思っていたら、
「2度目のコロナ」に感染してしまっていた・・・との事でした。
(その後、12月末頃に連絡がありました)
★初売り訪問
年明けの初売り期間の休日の朝一番で、訪問しました。
「まだ、今年、1件も契約を取れていないので、是非、お願いしたい」との事。
しかし、条件アップは、全くない。値引きを書いた紙の見積書の印刷は、
NGでした。年末の条件を、復習しただけ。
値引きのない定価の見積書を、再度、印刷してくれましたが、その印刷内容も
「JスタイルⅡ」ではなく、候補として、一度、比較見積もりとして
出してくれた、「通常グレード」の見積もりを、間違って印刷して、
手渡されました。
受け取った時に、「あれ?合計金額が違うな?」と思いましたが、
その間違いに、気付いていない様子でした。
(面倒なので、もう、指摘しなかった)
こちらは、「ヤリスクロス」にするか?「ハスラー」にするか?を、
予定の関係で、「今日か、明日に決めよう」と考えていました。
★初売り特売日最終日の不在
しかし、この営業、「明日は、自分、用事があって、休みで不在なんです。
ですから、是非、今日、何とか、決めて頂けないか?」と言われました。
初売り特売日の最終休日に、「お休み」と言うのは、ま、それは、人、
それぞれ、色々な個人の用件があるので、仕方ないですが、スズキの場合、
「初売り特別条件」の値引きが出せるのが、翌日の最終日まで。
でも、翌日にスズキの販売店に行っても、この新人営業は、お休み。
この新人担当営業が出社する2日後は「初売り特典の値引きは終了して、
出せない」と言われました。
うーん・・・それが、販売店のルールなのだろうから、仕方ない・・・
でも、あと一歩で、契約してくれそうなお客さんに対して、柔軟な対応、
出来ない販売店なんだな・・・と、頭の中で思いました。
それに、ご自身が不在で、何とか、契約取れそうな商談客がいたら、
先輩営業などに相談して、引き継ぐなど、出来なかったのかな?とも思い
ましたが、新人なので、まだ、その辺りのノウハウがなかったのかも
しれません。
その時点で、ヤリスクロスの詳細条件が、まだ、未定でした。
ヤリスクロスの条件を聞いた後ではないと、損得勘定が、わかりません。
仮に、もし、ヤリスクロスの条件が、ハッキリ出たとしても、その日の内に、
再度、スズキの販売店に、営業時間内に戻るのには、時間的に、ほぼ、無理
でした。
(このスズキの販売店だけ、かなり離れている場所で商談した為、
移動時間がかかる)
とは言っても「もし、スズキの営業から、夕方辺りに、何らかの連絡があれば、
その状況次第では、再度、ハスラーを考えても良いか・・・」とは、思って
いました。
そして、一旦、スズキの販売店を出る事にしました。
★福袋が不幸袋に
初売りで訪問すると「福袋」がもらえる・・・と、販売店のホームページに、
書かれていました。
しかも、福袋は、ホームページ上では、豪華な「重箱」の絵が描かれて
いました。
実際に現地に行くと「重箱」ではなく、大きな紅白の福袋に詰められて
いました。
こちらは、当然、わざわざ、行ったのだから、豪華で大きな「福袋」が
頂けると思いました。
お店の入り口に、ズラリと並んでました。その福袋には、カレンダーも
付いてました。
自分は、カレンダー、欲しかった。
(年末に行った時にも、カレンダーないか?と質問すると、ない・・・と
言われて、もらえなかった)
所が、販売店を出る時に頂いたのは、大きな福袋ではなく、小さい福袋。
カレンダーもなし。
中を見てみると、子供向けの小さいスナック菓子が2~3袋入っていただけ。
なぜか、その真横にズラリと並んでいた、カレンダーが結ばれた、豪華な
福袋、頂けませんでした。
契約した人だけが、もらえる・・・と言うものではなく、来店すると、全員、
もらえると書いてあったのに、なぜか、手渡されたのは、ショボくて小さい
子供用お菓子の入った福袋。
この福袋を頂けなかったのも「こちらは、オプションもろくに付けないのに、
値引きをガミガミ言う、うるさい客だと思われているんだろうな。
煙たく感じられているのかもしれない・・・」と、何となく感じました。
自分は、歓迎されていない客なのかもしれない。だから、先輩営業からも
「この顧客は、適当に、あしらっておけ」と言われていたのかもしれません。
それは、考え過ぎだったのか?わかりませんが、何となく、福袋差別を
受けた事と、年末に訪問した時に、カレンダーを頂けなかった事などから、
「あまり歓迎されていないかも」と言う空気も感じました。
色々な細かい事が重なり、結果的に「ハスラー」から気持ちが離れる理由の
一つになりました。
もし、ここで、カレンダー付きの豪華な福袋を「差別なく」頂けていたら、
もっと、ハスラーに気持ちがとどまっていたと思います。
そして、この日の夕方、このスズキの営業から、1本でも、電話を頂けて、
「どうしても契約して頂きたいので、条件、頑張ります」と、何かしらの、
用品1点でも、追加で付けてくれるなどの努力をしてくれたら、
ヤリスクロスから、気持ちを離せる事が出来たかもしれません。
仮に、条件が変わらなくても、熱意のある電話1本でもあれば、気持ちが
ハスラーにとどまった可能性は、あります。
これまで商談した営業の中には、「どれだけ遅くなっても、契約して頂ける
なら、営業時間が終わっても、待ってます。」と言う対応をしてくれる人も
いました。
今回の商談の中では、「新車低金利販売ショップ」の中の「初売り特別金利の
0.9%」を実施している店舗の営業からは、「朝は9時頃からいますので
連絡頂ければ、開店前の10時前に来て頂いても大丈夫です。
夜は、22時過ぎても、連絡頂ければ、お待ちしています」と言われました。
スズキの新人営業からは、そのような熱意も、発言もありませんでした。
「営業時間は、夜7時までです」と言われただけ。
結局、電話は1本もありませんでした。
今回は、スズキの新人営業の対応が、いま一つと言う事も、
大きく影響する事になりました。
この営業、スズキ入社前の数ヵ月前、コロナに1度目の感染。
入社して、12月、コロナに2度目の感染と言う事で、後遺症の話とか、
営業の知り合いが、コロナワクチン接種受けて、それが原因で、急死したなど、
色々な話を、教えて頂きました。
何とか、この人から、買ってあげたい・・・と、最初の頃は、思っていたの
ですが、最後の詰めが、甘かった・・・
このような事もあり、「ハスラー」への気持ち、迷いが、薄れました。
そんな状態で、トヨタの営業が、良い条件を提示してくれたので、
「ハスラー」から気持ちが離れる事になりました。
スズキの営業にとっては、「福袋」が、明暗を分けたと言う事です。
このスズキの販売店、この新人営業、福袋の不手際が、「不幸袋」に
なった事さえ、知らないままでしょう。
★2WDか、4WD(e-four)か?
ヤリスクロス・ハイブリッドに決めたものの、2WDか、4WDか?で
迷いました。
「納期が先なので、1ヵ月以内だったら、変更は可能」との事。
とりあえずは、2WDを選びました。
もし、4WDにする場合は、まるまる、その差額分だけ、追加で払えば良い
との事。
★リヤ・サスペンションの違い
ヤリスクロスの場合、FF(2WD)は、リヤ・サスペンションが、
コストダウン型の「トーション・ビーム」です。
4WDにすると、ガソリンエンジン車も、ハイブリッド車も、
リヤ・サスペンションが、「ダブル・ウィッシュボーン」になります。
雪道走行シーンが、普段使いで、ほぼ、なくても、
「ダブル・ウィッシュボーン」は、魅力的です。
だからこそ、悩みに悩みました。
当然、「ダブル・ウィッシュボーン」の方が、乗り心地が良いと言われます。
★4WD作動領域の狭さ
ちなみに、ヤリスクロス・ハイブリッド4WD(e-four)は、調べた所、
時速70km以上で走ると、前輪駆動でしか、走ってくれないとの事。
さらに、「後輪に、最大限の駆動力が発生する」のは、時速10km。
そして、時速25kmに向けて、後輪の駆動力を絞り始めるそうです。
つまり、「後輪が駆動している」と、実感できるのは、時速10~25km
辺りまで。
それ以上の速度域でも、後輪は路面状況によって、アシストするそうですが、
アシスト力は弱くなるとの事。
そして、時速70km以上では、前輪駆動で走るとの事。
(時速70km以上になると、後輪は駆動してくれない)
ある情報によると「時速40km以上では、後輪は駆動しなくなる」との
情報もありますが、どちらが正しいのか?は、この時点では、不明。
どちらにしても、低速域でのスタックとか、滑り始めの時を中心に、後輪に
駆動力をかけるシステムだそうです。
悪路走破性が強いのか?と言うと、「e-fourの場合は、ガソリン車の
4WDに比べて、充分なアシスト力が得られない事があります」と、
カタログに、注意書きがありました。
と言う事は、簡易4WD+アルファ。
「ダブル・ウィッシュボーン式リヤ・サスペンション」は、魅力的ですが、
だったら、「トーション・ビーム」と、「ダブル・ウィッシュボーン」、
乗り比べて、違いがわかるか?
そう問われると、恐らく、自分レベルでは、わからないと思います。
色々な車に、普段から乗り比べているモーター・ジャーナリストとか、
プロ・ドライバーなら、わかるのでしょうね。
でも、せっかく買うなら、リヤ・サスペンションが、
ダブル・ウィッシュボーンの4WDを選びたい気持ちもあり・・・迷いました。
★細かい仕様違い
その他、2WDと、4WDで、違う部分は、ありました。
例えば、4WDを選ぶと、スペア・タイヤがオプションで選べなくなります。
スペア・タイヤを、オプションで、付ける人の方が、今は、少ないそうです。
それに、スペア・タイヤを載せていない車種の方が、今は、多い。
自分が乗っている、ルークスも、スペア・タイヤは、積まれていません。
でも、せっかく、新車買うし、選べるなら、積んでおきたい。
自分の場合、過去、タイヤに横穴が開くようなタイヤ系トラブル、数回
ありました。
どれも「スペア・タイヤ」を積んでいる車種だった為、すぐ、移動する事が
出来ました。
自分の場合、深夜移動が多い上に、交通量がガクッと減る、真夜中の峠越えも
多いので、なるべく、スペア・タイヤは、何かあった時の為に、積んで
おきたい。
ヤリス・クロスの場合は、4WDを選択すると、スペア・タイヤが選べなく
なると言うのも、迷う理由の一つになりました。
また、荷室の床板(デッキボード)のアレンジも、2WDと、4WDでは、
変わりました。
カタログには、2WDの場合、「荷室の床板(デッキ・ボード)が、6対4で、
2分割出来る上に、上下の2段に床板を移動する事が出来る」と言う事を
アピールしています。
しかし、4WDにすると、床板(デッキ・ボード)が6対4の2分割にならず
上下の2段にも、なりません。
でも、普段使いで、床板(デッキ・ボード)を分割して段差を付けて
使う人が、どれ位いるのか?を考えると、あまり、関係ない装備かも、
しれません。
細かい所では、2WDと、4WDで、荷室の床板(デッキ・ボード)の
アレンジにも、細かい違いがあります。
★カタログ燃費
ちなみに、ハイブリッドの2WDと、4WDでは、当然、カタログ燃費も
変わります。4WDの方が、カタログ燃費が悪い。
約2km程、燃費性能が落ちます。
と言っても、4WDでも、カタログ燃費は、WLTCモードで、約28km。
2WDだと、WLTCモードで、30kmチョイ。
自分の生活圏では、豪雪になる事は、ほぼ、ありえない。
山間部に行くと、そこそこ降る事はありますが、そのような大雪の時に、
あえて、その地点に自分が、向かって行くか?と言うと、ほぼ、ありえない。
結局、今回は、ハイブリッドの2WDのままにする事にしました。
でも、うーん・・・やっぱり・・・どうしよう・・・と言う感じ。
★軽自動車に200万円以上
街の中を走っているハスラー、とても小さく見えます。
軽自動車のハイト・ワゴン系に比べると、ボンネットが出ているからなの
でしょうか?
同じ形状でも「ジムニー」の方が、もっと大きく見えるのは、2ドアだから
なのでしょうか?良くわかりません。
それにしても、あんなに小さく見える車なのに、価格は、4WDターボと
言えども、200万円オーバー。
通常なら、どこで交渉しても、軽く210~220万円前後。
軽自動車は、以前、100万円チョイで購入出来る車だったのに、今は、
ナビを付けて、ターボ車にして、それなりの装備のグレードを選ぶと、多くの
車種で、200万円オーバーになってしまいました。
人気のハイト・ワゴン系(スペーシア、タント、N-BOX、ルークス、
ekクロス・スペース等)のカスタム系、クロス系になると、
ナビ付けて・・・ターボで・・・と、色々選ぶと、アッと言う間に
220~250万円の世界です。
しかも、軽自動車は、全体的に値引きが小さい。
そうなると、ヤリスクロス・ハイブリッド、実燃費は、抜群に良いし、
大きく値引いてくれると、軽自動車のハイト・ワゴン系上級グレードと、ほぼ、
変わらないか、逆に、ヤリスクロス・ハイブリッドの方が、安くなります。
車の選び方、悩み方も、時代と共に、変わるな・・・と思いました。
以前は、5ナンバーサイズの一番立派な車格の「高級車と呼ばれる車種」が
200万円オーバーだったのに・・・
★納期
納期についてです。
ハスラーは、2022年12月~2023年1月の時点で、
「約6ヵ月前後で納車」と言われました。
一方、ヤリス・クロス・ハイブリッド(2WD)は、2023年1月の時点で、
「早くて、2023年11月~12月頃。状況によっては、2024年1月に
なる可能性がある」と言われました。
4WDにすると、もしかすると、さらに1~2ヵ月、納期が遅れる可能性が
あるとの事。
★下取り査定額
下取り車の2011年8月登録のルークス(スズキ・パレットSWの
OEM車)。
この時点で、オド・メーター177000kmを越えていますが、
納車まで、ずーっと、乗り続けて良いとの事。
走行距離が、20万kmを越えても、下取り査定額(約12万円)は、
約束するとの事。これも、ありがたい。
車検は、2024年8月まで残っているので、納車までの車検残りは、
問題なし。
さらに、「もし、買取店で、12万円以上で、買い取ってくれる店があったら
そこに買い取ってもらっても良い」との事でした。
参考に、スズキ、ダイハツ、トヨタの他店などでも、ルークスを査定して
もらいましたが、基本的には、査定ゼロ。
ただ、ダイハツは、「乗り換え割」で、最初は、5万円の査定額を提示。
所が、「乗り換え割」は、2022年12月31日までのキャンペーン。
年明けになると、乗り換え割が終了するので、査定ゼロ。
でも、買い替えてくれるなら・・・と言う事で、5万円の査定額。
スズキでは、1系列だけ、初売り特典の中に「下取り車がある場合は、
査定ゼロの車であっても、4万円で、買取ります」との特典を適用する事で、
何とか、下取り額の数字を計上。
他の2系列は、リサイクル料込みで、2万円。
しかも、査定料を1店舗目は、6000円程。もう1店舗は、16000円程
取られてしまい、査定出す意味がなくなりました。
トヨタの他店では、5万円。
今回、契約したトヨタの販売店(トヨタ・カローラA系列)では、当初、
8万円の査定額を提示。
その後、最終的に、12万円まで、査定額を、アップさせました。
ヤリスクロスの契約内容としては、これと別枠で、それなりの値引き額を提示。
さらに、5年分の点検パックが無料になり、納車の時に
「ガソリン満タン納車」も約束。
1ヵ月点検時の洗車を、コーティング付きの洗車サービスとの事になりました。
下取り車を、「12万円以上の査定を付けてくれる買取店があったら、
買取店に売って良い」と言われたので、下取り査定額を上げて、
値引き額を見せかけ上、多く見せようとした訳ではないようです。
下取り額、かなり頑張ったようです。
★買取店の対応
参考に、この「2011年8月登録のルークス(スズキ・パレットSWの
OEM)ハイウェイスター・リミテッド・FFノンターボ」を、買取店で
査定してもらいました。
オートバックス リサイクル料金含めて2万円
アップル 査定付かないが、車検残り分程度(1~2万)
ネクステージ リサイクル料金含めて3万円
ユーポス 2万円
と言う、さんざんな状態です。
ちなみに、激安中古車屋、数店舗に見せると、「5万円で買い取る」と
言われました。
親戚の50系プリウスのように、「中古車で150万円で買って、4年以上
乗ったのに、150万円以上の査定額が付いた」と言う大化けは、全くなし。
単純に「オド・メーターが17万7000kmを越えているので、
商品にならない」と言う状態でした。
どこの販売店からも「走行距離が多すぎる」との事で値段が付かないそうです。
アップルや、ネクステージだと「15万キロを越えているから、
値段を付けられない。
リサイクル料金と、車検残り分を、気持ち程度に、査定額に付けるのが、
精一杯」と、ほぼ、同様の事を言われました。
「海外でも需要のあるクロカン4駆や、エクストレイルなどの車種だったら、
走行距離が、17万キロ以上、どれだけ伸びていても、そこそこの価格で
買い取れるが、ルークスのような軽自動車は、海外需要がなく、過走行車は、
値段をつけるのが、難しい」との事でした。
親戚の50系プリウスのように、大化けしない事は、わかっていましたが、
あまりにも悲しい。
大昔「スカイライン」が、人気のあった時代、8~10年過ぎると
「先輩から5万円でゆずってもらった」と言う状態になった時代がありました。
しかし、今、「スカイライン」の生き残りは、超・プレミアム価格になって
います。
年式が古くても、走行距離が、過走行車の個体であっても、とにかく、
「当時のスカイラインの姿」が、きちんと残っていて、動けば、
超・プレミアムの車として大歓迎されます。
当時、不人気だった4気筒の「TI」と言う、リヤ・ブレーキランプが、
丸目ではないグレードであっても、逆に、その型の方が稀少価値があると言う
事で、「スカイライン」であれば、大人気になってます。
TIと言うグレードが存在しなくなった、リヤブレーキランプまわりが、
丸目だけしか存在しないR32~R34型も、当然、大人気。
逆に、盗難の可能性も高くなり、維持は大変でしょう。
ハコスカは、リヤブレーキランプが、丸目ではないのに、人気ありますが、
ハコスカは、全体のフォルムが美しいので、人気が衰えないのでしょう。
2011年式のルークスは、現在「全く中古として人気がない状態」です。
ML21S型ルークス、まだ、街の中にウヨウヨ走っています。
一番、「価値がない時期」なのかもしれません。
それに、2011年式は、次の車検(2024年)以降、軽自動車税と
重量税が「割り増し」になります。
より一層、中古車としての価値は、なくなるのだと思います。
それを通り越して、あと20~30年程、我慢して維持すると、
「稀少車」になり、逆に、旧車人気で、値段が上がって行くのかもしれません。
★おぎやはぎの愛車遍歴
おぎやはぎの愛車遍歴に登場して、
「うわー、懐かしい~。良く生き残ってましたね~」と、感動される位、
古くなるまで、維持すれば、元は取れそうですが、そこまで維持するのは
不可能。
先日、マツダの「ペルソナ」が「おぎやはぎの愛車遍歴」に登場して
「うわー、すごい!良く残ってたな~」と感動して見ました。
番組に登場した「ペルソナ」は、マツダの博物館に持って行く個体で
メーカーのマツダでさえ、貴重な部類に入ったと判断したのでしょう。
新車で売っていた時代は「カリーナEDを真似した車」と、かなり酷評
されていました。
でも、そんな不人気車でも、ここまで生き残ると、「稀少価値」になります。
いや、不人気車だったからこそ、元々の個体が少ない。
そして、更に、「生き残り個体」が少ない。
その為、逆に「稀少価値」が高くなったのでしょう。
そこまで、このML21S型ルークスが「貴重な車」になるには、
まだまだ、先の先です。
現状は、「過走行車」で、「価値がない」。
これが、現実でしょう。
★大古車
中古車バブルと言われてますが、それも、一部の人気車種だけ。
ルークスのような、一般的車種で、しかも、走行17万キロを越えている
個体は、見向きもされないと言う事です。
これは、「中古車」を通り越して「大古車」と言う事なのでしょう。
★メンテしやすい価値
この個体、自動ブレーキ対応前。アイドリング・ストップも付いていない。
だからこそ、逆に、旧車になった時のメンテナンスは、安上がりだと
思います。
実際、フロント・ガラスが割れた時など、自動ブレーキが付いていないので、
思いっきり、安くて交換出来ました。
最新のあちこちにセンサーが付いている車種だと、ぶつけたり、こすったり
割れたりすると、センサーの調整とか、センサー交換などで、高額な
費用がかかるなど、逆に、面倒です。
これ位の「手を入れやすい車」の方が、のちのち、生き伸びやすいと
思いますけど、そこに価値を見出すには、まだ、あと20年~30年ほど
かかるのでしょう。
そして、そこまで、この個体が生き残る事が出来るのか?と言うと、
自分は無理。
下取っていかれた個体が、すぐ、廃車になるのか?
再度、激安中古車屋に引き取られて、再販売されて、次のオーナーに
渡るのか?わかりませんが、どちらにしても、その内、
廃車になってしまうのかもしれません。
★行かなかった買取店
買取店として、他にも、自分の生活圏には、「ガリバー」「ラビット」
「カーチス」「ビッグ・モーター」「カーセブン」「アラジン」などが、
ありました。
「アラジン」では、ハスラー商談を兼ねて行った事があり、ハッキリした
査定額は、提示なしでしたが、大きな査定額は、出せないとの事だったので、
あらためて、行くのは、やめました。
「カーセブン」では、以前、ミラ・イースや、N-BOX(JF3)を
買い取ってもらった事があるので、一応、電話で聞いてみると、やはり
「走行17万キロの個体では、ほとんど、値段が付かない」と
言われました。無駄足になるので、行きませんでした。
あと、「ここは、ニューモデルマガジンXで、頻繁に、問題が指摘されて
いる」事で、要注意の買取り店の、大手2系列には、
行きませんでした。
この2系列、有名人をCMに使ってますし、CM量も、かなり多い。
テレビでも、ラジオでも、耳にフレーズが残る位の大量広告を流してます。
関東圏にいる時は、この2系列、業界内でも「要注意」との事で有名。
「スタッフミーティング」で、業界新聞や、ニューモデルマガジンXの
問題記事のコピーが配布されている場面を見た事があります。
そして、「それらの系列は、気を付けた方が良い」と教えてもらった事が
あります。
所が、なぜか、九州圏では、それらの系列、店舗数がかなり多く、店構えも
立派で大規模。事情を知らない人は、普通に行くのでしょう。
高額査定の可能性にかけて、苦しまぎれに、ダメ元で、
行ってみようか・・・と、迷いました。
しかし、一度、提示した査定額を、ナンクセをつけて、買取い金額を
振り込む最後の時点で、減額して振り込まれるトラブルも、あるとの事。
結局、要注意の系列には、行きませんでした。
とは言っても、店舗として、存在していると言う事は、ほとんどの場合は
「問題ない」のかもしれませんが、トラブルに巻き込まれる可能性が
ある店舗には、近付かない方が良いので、自分は、自己防衛する事に
しました。
多分、行ったとしても、過走行の軽自動車なので、結果は、他店と、
同じだっただろうと思います。
逆に、トヨタ・カローラA系列が出した下取り査定額は、
相当、頑張った査定額なのだと感じました。
しかも、納車まで、約1年、乗り続けて良いし、オド・メーターの距離が
どんどん増えても問題ないと言われましたから、かなり、良い待遇です。
★紹介キャッシュバック
ヤリスクロス・ハイブリッドは、色々な系列で競合し、
トヨタ・カローラA系列で契約する事になりました。メイン・カーを契約した
店舗でもあります。
結局、ここが、親戚のヴォクシー・ハイブリッドの条件も、一番良かったと
言う事になります。
あとで、営業に言われましたが、同一系列で、親戚と自分が契約した事から、
お互い、トヨタ・カローラA系列での「紹介」をしたと言う取扱いになり、
キャッシュバックが、親戚と自分に、お互いに、1万円分づつ、受け取れる
との事でした。
★紹介販売制度
このトヨタ・カローラA店内での「紹介キャッシュバック」とは別に、さらに、
「自動車業界勤務者」の「新車紹介販売制度」も利用しました。
自動車業界、自動車に関係する部品メーカーとか、運送業、石油系などの
業界に勤務している人なら、「社員紹介販売制度」と言うのがあります。
以前は、契約する前に、これらの紹介を通す・・・と言うルールでしたが、
実際には、商談中に、どこの販売店で購入するのか、わからない事が多い。
最近は「契約して1週間~10日以内に申請すれば良い」と言う事に
なっている業者も多いようです。
自分にも、自動車業界に勤務している親戚、友人が、多数います。
今回、最初の頃は、「ダイハツか、スズキ」になると思っていたので、
ある「産業ロボット」を製造するメーカーの友人に相談。
この「産業ロボット」製造メーカー勤務の友人には、以前、三菱の
GG2W(アウトランダーPHEV)を購入した時に、紹介販売制度を
使いました。約6000円のキャッシュバックを頂きました。
すると、「今は、マツダ、ダイハツ、スズキの紹介販売制度は、
やっていない」と言われました。
今回、結果的には、「トヨタ」の車を契約した為、
トヨタの本体に勤務している愛知の友人に、紹介販売制度の申請をお願い
しました。
しかし、トヨタの社員の友人によると、「以前は、キャッシュバック額が
大きかったのに、最近は、キャッシュバック額が、かなり安くなっている」と
言われました。
一般的なガソリンエンジン車の場合、紹介販売制度を利用しても、
契約した顧客へのキャッシュバックは、1台1000円だそうです。ガックリ。
ただ、エコカーの場合は、1万円のキャッシュバックとの事。
RAV4 PHVは、その「エコカー」に該当した為、
RAV4 PHVの時は、1万円のキャッシュバックを受ける事が出来ました。
ハイブリッド車は、どのレベルまで「エコカー」として、トヨタ車内で、
区分されているのか?は、わかりませんが、1円も、もらえないより良いと
思い、今回、トヨタの本体に勤務している友人に
「ヴォクシー・ハイブリッド」と「ヤリスクロス・ハイブリッド」の
「紹介販売」の申請をやってもらう事にしました。
1000円だけであっても、何も、もらえないより良いでしょう。
トヨタの友人ではなく、他の部品メーカー、産業ロボットメーカー勤務の
友人を通した方が、キャッシュバック額が大きかったのかもしれませんが、
そこは、せっかく、トヨタの車を買うのだから、トヨタの友人に直接、
伝えた方が、良いだろうと言う事にしました。
このような紹介販売制度は、「社員」へのメリットは、特にないとの事ですが
でも、実際には、どこかで、何らかの社員評価の材料になるかも
しれません。
だから、友人に何か、将来的に、何かの評価のメリットになるかもしれない
ので、金額が小さくても、トヨタ本体の友人に、紹介販売の申請を
お願いしました。
キャッシュバックは、「納車後」に発生するので、忘れた頃に、連絡が
来るだろうと思います。
★紹介制度
自動車業界だけではなく、色々な業界も、「車」と、種類は違いますが
「紹介販売制度」を導入している企業は、多いようです。
「社員販売」「社員販売特別割引」「社員販売特別割引を
友人・ご家族・親戚への紹介」などが、あるようです。
「社員販売の利用については、評価には、全く関係ない」と、表向き、
言われるのだそうです。
しかし、過去に「1年間に、社員紹介販売で、***件、売り上げた」と
いう社員がいる企業では、社長から表彰されたとの事。
やはり、どこかで、それなりに「社員紹介販売」と言うのは、
「紹介申請した本人」に、何らかのメリットは、あるのだろうと思います。
トヨタ勤務の友人の将来に、何かの役に立つかもしれないので、
キャッシュバック額は小さくても、「紹介販売制度」の申請をお願いしました。
★ネットで準備
ヤリスクロス・ハイブリッド契約後、色々な小物を楽天市場などで
購入しました。
期間限定ポイントなどを、期限切れ前に使う切る必要もあったので、丁度、
良いタイミングになりました。
フロア・マットは、6600円で購入。
ナビキットは2820円。
金属タイヤチェーンは2510円。
冬用ワイパー3本セットは、5500円で購入。
USB増設コンセントは、アクセサリー・カタログの
4970円(+工賃0.3H加算)より安く、4379円で購入。
★雑誌
あと、特定車種だけを特集した雑誌も入手しました。
「モーターファン別冊」の「ヤリスクロスのすべて」。
「カートップ」の関連本「ニューカー速報プラス・ヤリスクロス」。
この2冊を購入。
「ヤリスクロスのすべて」については、新品が、絶版だった為、
中古を購入。新品550円なのに、中古はプレミアム価格で1000円。
「ニューカー速報プラス・ヤリスクロス」は、新品が楽天ブックスで
見つかったので、そちらで購入しました。新品で980円。
あとは納車を待つだけです。
終わり
Posted at 2023/03/01 20:50:13 |
ルークス | クルマ
2023年01月12日
★ルークス(ML21S)買い替えへの道~ロード第3章~
まとめ-3
(長くなったので、複数に分けています)
★ヤリス・クロス・ハイブリッド
ハスラーの条件を頭に、色々な候補の中から、ヤリス・クロス・ハイブリッドを
最終的に、本格検討しました。
実車のヤリス・クロス・ハイブリッド(2WDしかないので、
2WDハイブリッド)を試乗。
動力性能的にも、ハンドリングも、全く問題なし。
若干、ステアリング位置が低すぎて、一番高い位置にステアリング位置を
上げても、シート座面を、自分の適性の高さにすると、ステアリングが、足に
当たりそうになる・・・と言う不満は、ありました。
シート座面の高さ調整で、何とかなる範囲ではありました。
★オーディオの音
オーディオの音を確認。
イコライザーはなく、単純に「高音・中音・低音」を調整するだけしか
出来ませんが、そこそこに良い音を出しました。
これなら、ひずみもなく、こもりもなく、充分、満足です。
イコライザーがないのが、残念。
ただ、RAV4 PHVも、イコライザーなしの「高音・中音・低音」の
調整しか、出来ません。
この点は、ハスラーの方が、イコライザー付きなので、立派。
音質も、ハスラーの方が良かったです。
音質に関しては、ハスラーが100点だとすると、
ヤリス・クロス・ハイブリッドの純正オーディオは、90~95点程度。
不満・ストレスとなる程の悪い音ではありません。
もう少し、低音が、拡大出来ると良いですが、N-BOX標準グレードの
「スピーカーを取り換えたくなる」程の音の悪さではありません。
N-BOX標準グレード(JF3)の音は、今回、買い替え対象の
2011年式ルークスのオーディオより、悪い。
逆に、2011年式ルークスのオーディオの音、かなり良く、今回、比較した
車種の中でも、タフトより、かなり良い音。
ヤリス・クロス・ハイブリッドの音質と、ほぼ、同等。
低音については、イコライザーが付いている分、2011年式のルークスの
純正オーディオの方が良い印象でした。
低音の「ひずみ」がゼロと言う点では、タント、N-BOXカスタム、
ロッキー(ライズ)より、ヤリス・クロスの方が、断然、良かったです。
★荷室スペース
荷室スペースも確認。車中泊についても確認。
展示車・試乗車は、上級グレードだったので、ヘッドレストは、分離型。
きちんと、ヘッドレストを取り外して、シート倒して、長物が積める事を確認。
車中で「横になって寝る」事も試しました。
ヤリス・クロス・ハイブリッドは、ハスラーのように、助手席の背もたれを
後方に倒して、後席座面と一体化は、出来ません。
助手席背もたれを前に倒しても、後席とのフラット化は、出来ません。
助手席背もたれは、最大に、前に倒しても、約60度 程度の所で、止まって
しまいます。それでも車中泊は余裕で出来ました。
どうすれば良いのか?と言うと・・・
助手席を最大限、前方にスライドさせる。助手席背もたれは、最大限、前に
倒す。そして、後席背もたれを倒して、荷室と一体化させる。
すると、後席足元と、助手席を最大限前にスライドさせた部分が、空洞に
なるので、そこに、何か、物を置いて、フラット化させる必要は、ありますが
成人男性が、足を伸ばして、斜めにならず、まっすぐの状態で、寝られる
スペースがある事を確認しました。
(ただし、身長185cm以上の人は、無理)
車中泊する場合、後席足元の空間には、クーラーBOXとか、カバンとか、
色々な宿泊グッズを置けば、平坦なベッド空間を作る事が出来ます。
平坦な、スペースが確保される寸法があれば、あとは、どうにでもアレンジ
できます。ライズ(ロッキー)では、そこまでの寸法がありませんでした。
また、ヤリス・クロス・ハイブリッドで「パノラミック・ビュー・モニター」
が装着可能なのは、下から2番目の「G」グレード以上。
一番下の「Z」は、装着さえ、出来ません。前席シートのヘッドレストも
一体化されてます。
一体化のシートを分離型にするには、8万円のオプション装着が必要。
そうすると、Gグレードと同じ価格になります。
Zグレードは、元々、「パノラミック・ビュー・モニター」が装着出来ない。
それだったら、最初から、「G」グレードを選んだ方が得です。
Gグレードで検討する事にしました。
さらに、トヨタ車の場合、「ディスプレイ・オーディオ」が標準装備。
その為、カーナビは「エントリーナビキット」を追加するだけでナビが
付きます。
エントリーナビキットは、66000円。
パノラミック・ビュー・モニターは、33000円。
ETC2.0は、約4万円。(光ビーコン対応)
色は、白を選択(33000円のオプション色)
他に色々装備を選んで、見積もってみました。
★その他のオプション
その他
・寒冷地仕様(税込み25300円)、
・スペア・タイヤ(税込み14300円)を選択。
(e-fourにする場合は、スペア・タイヤ装着不可)
★断念したオプション
・アクセサリーコンセント(AC100V電源)(税込み44000円)に
ついては、迷いに迷った末、今回は、選びませんでした。
本当は、停電などの災害時の電源を取れる装備は、是非、選びたかったの
ですが、価格が税込み44000円。
これまで、色々な車種にも装着しました。
車中泊キャンプも、比較的、多めに行うのですが、アクセサリーコンセント
付きの車種、数台乗り継いで、結局、1度も使った事がありません。
最初から標準装備であれば良いのですが、わざわざ、44000円を払って
装着するのも、もったいないと判断しました。
それに、自分の場合、メイン・カーを、1台保有してます。
メイン・カーに、「アクセサリー・コンセント」が、標準装備なので、
セカンド・カーになる、こちらの車種には、わざわざ、オプション価格を
加算してまで、装着すると言うのは、断念しました。
★スペア・タイヤ
ちなみに、ヤリスクロス・ハイブリッド(2WD)の場合、
「スペア・タイヤ」と「アクセサリー・コンセント」の両立は不可能。
スペア・タイヤを選択すると、スペア・タイヤを置くスペースに、
アクセサリー・コンセントの装置が入るので、両立不可能でした。
アクセサリー・コンセントをオプション選択した場合、逆に、
スペア・タイヤの装着が不可能になります。
また、ヤリスクロス・ハイブリッドの「4WD」を選ぶと、最初から、
スペア・タイヤの装着が不可能になります。
ヤリスクロス・ハイブリッドの「4WD」には、
アクセサリー・コンセント(AC100V電源)のオプション選択は可能。
ちなみに、ハスラーにも、スペア・タイヤのオプションがあります。
しかし、オプション価格が、45000円程と、高額。
更に、ハスラーに、スペア・タイヤを装着すると、後席シートのスライドが
出来なくなります。
そうなると、荷室のアレンジにも大きな障害となり、使い勝手が、かなり、
悪くなります。ハスラーでも、スペア・タイヤの選択は、断念しました。
ちなみに、ハスラーの場合、「寒冷地仕様」と言う選択肢は、
ありませんでした。
こうやって、自分の好みで、色々見積もりすると、約280万円になりました。
エコカー減税が不透明なので、加算された見積もりで、約280万円。
★エコカー減税適用の場合
もし、エコカー減税が確定した年度の納車になれば、約10万円の減額。
自動車税も、翌年減税。重量税も初回車検まで、免税。
見積もり上は、おおまかに、約270万円になりました。
また、ヤリス・クロス・ハイブリッド(2WD)Gグレードの残価設定ローン
利用時の「残価」は、5年残価の場合、約88万円。
e-fourは、約97万円。
さらに、ヤリス・クロスの場合、そこそこの値引きがあるはずです。
そうなると、意外に、ハスラーに近付くかもしれない・・・と思いました。
値引きなしの状態、定価同士で比較すると・・・
ハスラー JスタイルⅡ 4WDターボ 220万円を少し切る価格。
ヤリス・クロス・ハイブリッド(2WD)G 約280万円
エコカー減税適用と仮定した場合 約270万円
価格差は、エコカー減税なしで、約60万円。
エコカー減税有りで、約50万円。
残価の差は、5年払い同士で比較すると・・・
ハスラー JスタイルⅡ 4WDターボ 約56万円
ヤリス・クロス・ハイブリッド(2WD)G 約88万円
ヤリス・クロス・ハイブリッドが、どこまで、このハスラーの条件に
近付けるか?と言う事を頭に置いて、トヨタの販売店をまわりました。
★買い方の変化
詳細は、あえて、ボカします。
自分は「これだけ、安くなりました」と、自慢出来る結果は、
出せませんでした。ガックリ。
交渉下手なので、そこそこの「並」の条件しか、引き出せなくなって
しまいました。
以前は、「月刊自家用車」の「X氏の値引き大作戦」にも出た事がありますし、
「私もX氏」のコーナーに紹介された事もあります。
しかし、その後、車の買い方が変化。
「中古車屋での新車低金利販売」を利用する機会が多くなり、月刊自家用車に
紹介されているような「正規ディーラーで買う」と言うパターンから、
ズレてしまいました。
他には、輸入車の新車も数台乗り継いだので、輸入車独特の
大幅値引き+低金利なども経験。
そのような事例は、あまり「私もX氏」に報告出来る「基本的な交渉方法」
ではなく、報告さえ、やらなくなりました。
そうやっている内に、国産車の正規ディーラーでの買い方・売り方も変わって
行ったようです。
以前は少数派だった「残価設定ローン」が、現在は、販売の中心になって
います。
時代の流れについて行けず、交渉下手になったようです。
条件と言うのは、購入する人が、どのグレード、どのオプションを付けるのか?
下取り車があるのか?ある場合は、どんな年式のどんな車種、どんなオプション
がついて、どんな色なのか?走行距離は、どれ位なのか?によって、
バラバラです。
販売店の「儲け」となるオプションを、タップリ付ければ、当然、値引きも
大きくなります。
諸費用だって、言われるがまま、黙って、全ての諸費用を受け入れる人も
います。
余計な点検パックなども、黙って、計上されたまま、何も言わない人も
います。
任意保険を、言われるがまま、加入する人もいます。
JAF会員なんて、自分は、長期加入しているのに、黙っていると、
初めて訪問する販売店では、ほぼ、JAF加入料を、計上してきます。
販売店と言うのは、「黙っている客からは、儲けられる費用は、
どんどん計上しておく」と考えるのだと思います。
販売店の思い通りに、何でもかんでも、販売店の儲けとなるものを
どんどん追加すると、費用は膨らみます。
その分、値引きは大きくなります。
自分は、そのようなものは、極力、カットしたい派。
フロア・マットだって、ネットで買った方が、良い物も多いので、付けない派。
バイザーだって、洗車の邪魔になるので、不要派。
コーティング類だって、効果が見えないので、不要派。
販売店としては、そんな客からは、儲けが少ないので、値引き額も、そんなに
出せないと思います。
それでも、運が良ければ「メーカーからの支援金」が出る
タイミングもあるようなので、オプションを大量に付けなくても、
大幅値引きを獲得できる人は、出来るのでしょう。
しかし、自分は、あまり、大幅値引きを引き出すのが、上手くなくなって
しまったようです。
だから「自分は、これだけ、お得でした。これだけ、値引いてくれました」
などの具体的な数字を報告出来るレベルに到達出来ませんでした。
月刊自家用車などの雑誌に書いてある、車種別の平均的な値引き額+アルファ
と言う程度です。「並に、ちょっと、毛が生えた程度」だと思います。
もっと、交渉の上手い人がうらやましいです。
★交渉
それでも、自分なりに、出来る事は、やりました。
最終的に、トヨタの販売店の系列、ネッツ2系列(自分の生活圏には、
ネッツは3系列ありますが、時間的に、2系列行くのがやっと)、
トヨタ店、カローラ店(自分の生活圏には、カローラ店は2系列ありますが、
行けたのは、1系列)に行きました。
トヨペット店もありましたが、親戚の商談に時間がかかり、自分は
用事があって、退席した為、結局、トヨペットでは、商談出来ず。
トヨペットでは、「別の営業で見積もり書いて欲しい」と言ったのに
奥で皆さん、昼ごはんの弁当を食べているのが忙しく、無視されました。
結局、そんな店舗では、商談しても意味がないと判断し、退席。
結局、今回は、ヤリスクロスについては、4系列競合。
ハスラーの「一番条件が良かった店舗」と、
ヤリスクロス・ハイブリッド(2WD)の一番条件が
良かった店舗との差額が、約40万円になりました。
その後、細かい条件は、省略しますが、トヨタでも、
「5年分の点検・初回車検の点検パック」が無料になったり、細かい
無料サービス品が付いたり、下取り車(177000km走っている
ML21Sルークス)の査定を、アップしてくれたり、
実質、装備と税金、色々な総合的な差額が、かなり接近しました。
最終的に、実質、ハスラーと、ヤリスクロスの値引き後の価格が、
20~25万円内の差額になりました。
これに、もし、仮に、5年残価設定ローンを使うと、ハスラーと
ヤリスクロスでは、残価の差額がある為、どのような支払いパターンに
するのか?によっては、ほぼ、同じになる状態になりました。
ただ、払い方は、個人個人で変わると思います。
現金払いだと、20~25万円内の差額のままです。
また、5年乗ったとして、5年後のハスラーのリセールバリュー、
ヤリスクロス・ハイブリッドのリセールバリューが、どれ位になるのか?でも
損得は、変わると思います。
★他の軽自動車との比較
ハスラーではなく、軽自動車のハイト・ワゴン系の(タント・ファンクロス、
スペーシア・ギア、カスタム、N-BOXカスタム)の2WDターボにナビを
装着した見積もりと比較すると、逆に、
ヤリスクロス・ハイブリッド(2WD)の方が、安くなりました。
軽自動車のハイト・ワゴン系の値引きが、そんなに大きくないからです。
と言う事で、結局、ほぼ、決めていたハスラーをやめ、
ヤリスクロス・ハイブリッド(2WD)を契約する事にしました。
大きな違いは、ハスラー=4WD(ターボ)である事。
ヤリスクロス・ハイブリッドは2WDでの金額。
ヤリスクロス・ハイブリッド4WD(e-four)は、2WDより、
約25万円高い。
4WD同士で比較すると、支払い金額としては、圧倒的にハスラーが安い。
販売店の「もうけ」となる用品オプションは、フロア・マットも含め、
ほとんど、選ばず、車庫証明も自分でやる・・・と言って、諸費用も、
削りました。
トヨタの場合、電子申請の関係で、車庫証明のカットは不可能のはずなのに、
今回は、なぜか、カット出来ました。(親戚もカット出来た)
★点検パック返金可能
トヨタの場合、5年分の点検パックを無料で付けてくれました。
これ、もし「3年程で、買い替える」などになった場合、途中での解約を
行うと、残った分は、返金出来るのか?を確認しました。
すると・・・
トヨタの場合は、途中での解約は可能。
その場合、解約した時点での残り分は、返金してくれるとの事。
極端な話、納車後、すぐ、解約すると、点検パック分は、ほぼ、全額、
返金してくれるとの事。
スズキの場合、点検パックが無料なのは、「残価設定ローン(かえるプラン)
利用期間中のみ」です。
もし、途中の3年前後で、買い替える事になった場合、残っている点検パック
分の返金は、なし。
また、3年継続して乗っていたとしても、3年経過した時点で、残価設定
ローンの残金を全額、支払って、ローンを消した場合、点検パックも、
その時点で、消滅してしまいます。
この点が、大きな違いです。
もし、ヤリスクロスを3年で買い替える事になった時には、残る2年分の
点検パック分が返金されると言うのは、ありがたいです。
そこまで、細かく計算すると、もっと、ハスラーとヤリスクロスの差額が、
縮まります。
そんな感じでした。
ただ、まだ、迷いがありました。それは・・・
つづく
Posted at 2023/02/20 20:07:31 |
ルークス | クルマ
2023年01月11日
★ルークス(ML21S)買い替えへの道~ロード第2章~
まとめ-2
(長くなったので、複数に分けています)
★ヤリス、アクア等
軽自動車の候補から、視点を変えて「軽自動車の候補車と、ほぼ、同じ予算、
逆に、軽自動車より、安く、手に入りそうな、乗用車」を考えてみました。
車両価格が、軽自動車より安い普通乗用車は、多数あります。
スイフト、パッソ、ブーン、トールなどなど。
ただ、どれも、ハイブリッドなどがなく、燃費性能は、そこそこ。
これらのコンパクト・カーでも、燃費が抜群に良い「ハイブリッド系」に
なると、一気に価格が上がります。
燃費性能が、抜群に良い車種になると、ある程度、限られてきます。
例えば、ホンダ・フィット、スズキ・ソリオ、日産・ノート、
トヨタ・ヤリス、アクアなどのハイブリッド系。
普通乗用車であれば、4WDにこだわらなくても良いか・・・と思いながら
色々緻密に、調べました。
★装備と室内空間の条件
ヤリス、アクアが、結局、燃費性能も良かったのですが、
「パノラミック・ビュー・モニター」が装着できるグレードになると、
価格が上がりました。
更に、ヤリス、アクアの場合、一番下のグレードを選ぶと、
「フロント・シート」のヘッドレストが、「一体型」になってしまいます。
「一体型」が個人的に嫌い。
理由は、シートを倒して、長い物(ウィンドサーフィン用のボードなど)を
積み込む場合、ヘッドレストが取り外せないと、シートの頭の部分が邪魔に
なって長いボード類が積めなくなるからです。
そこで、調べてみると、ヤリスもアクアも、一番下の「ヘッドレスト一体型」
のグレードを選んでも、約8~9万円の「回転型シート」のオプションを
選べば、「ヘッドレスト分離型」のシートになる事がわかりました。
でも、その8~9万円のオプションを選ぶと、1つ上のグレードと、価格が
同じになりました。
それだったら、最初から、1つ上のグレードを選んだ方が良い。
それに、1つ上のグレードを選ぶと「パノラミック・ビュー・モニター」が
選べるようになります。
一番下のグレードは、「パノラミック・ビュー・モニター」が選択不可でした。
そうやって、ヤリス、アクアで、WEBサイト経由での試算簡易
見積もりを行うと、「ヤリス・クロス」と、さほど、価格が変わらなくなる
事も、わかりました。
さらに、ヤリスクロス・ハイブリッド(2WD)と、
ライズ(ダイハツブランドのロッキー)のハイブリッド(2WDのみ)と、
ほぼ、価格が横並びになる事もわかりました。
★ヤリス・クロス 対 ライズ(ロッキー)
年明けに、これらの実車を確認。
親戚のノア・ヴォクシー商談と一緒に行いました。
ライズは、中身がダイハツ・ロッキー。
見た目は、ロッキーの顔の方が好みでした。
★ダイハツで試乗
ロッキーハイブリッドの試乗車が、ダイハツの販売店にありました。
2022年末の内に、タフト、タントを試乗させてもらった店に、
ロッキー・ハイブリッドの試乗車も、あったので、行きました。
試乗してみると、ダイハツのハイブリッドと言うのは、こんな感じなのか・・・面白い・・・と言うのも、わかりました。
変速機が基本ないのに、登り坂でのエンジン音のうなり音はそこそこ。
でも、エンジンがかかった時の音は、かなり目立ちます。そこは、まだ、
作り慣れていない感じでした。
シフトダウンについては、「S-PDL」と言うボタンを押すと、かなり
強めの回生になります。
加速時も、引っ張られるような回生をしながら、前進するのには、驚きました。
これ、面白いのですが、恐らく、同乗している人は、「ギクシャク感」が強く
「車酔い」しやすいかも・・・とも思いました。
また、ライズ(ロッキー)の場合、基本はダイハツ車なので、
トヨタブランドであっても、カーナビが、後付け社外ナビのような感じ。
色々な種類から、ナビを選べますが、一番、見やすく、大きいナビを選ぶと、
ナビ代だけで、24万円程になり、ヤリス・クロスより、価格が高くなって
しまいました。(2WDハイブリッド同士で比較した場合)
ダイハツのナビの選び方は、タントも同様でした。
大画面の見栄えの良いナビを選ぶと、20万円以上。
ベーシックなナビで我慢すれば、15万円前後で済みますが、画面が、
かなり小さくなる。そこが、悩み所でした。
あと、方向指示器の動作が、個人的には、ダイハツのやり方が、馴染みません
でした。
以前、現行型ミラ・イースに、数ヵ月、乗っていた事がありますが、その時も
感じていました。
★方向指示器(ウィンカー)の動作
一般的な、多くの車種に採用されている「ウィンカー」の動作は・・・
右左折する時に、ウィンカーを倒すと、右左折終了まで、ウィンカーのバーが
倒れたまま、そして、直進に戻ると、倒していたウィンカーが、元に戻る・・・
と言う動作です。
もし、途中で、ウィンカーの動作を取り消したい場合は、倒れている
ウィンカー・レバーを、中立位置に、手動で戻せば、ウィンカーの動作を
取り消す事が可能です。
しかし、ダイハツの自分が乗った事のある車種に関しては、どれも
(ミラ・イース、今回、試乗した、タント、タフト、ロッキー、全て)、
右左折時に、ウィンカーを、曲がる方向に倒す→ウィンカーが、
方向指示器を動作させる→ウィンカー・レバーが、右左折途中であっても、
一旦、通常位置(中立位置)に戻ってしまう。
これが、どうも、馴染めませんでした。
ウィンカーが、動作しているのに、ウィンカー・レバーは、一旦、中立位置に
戻ってしまうのです。でも、ウィンカー自体は、作動し続けます。
この状態で、「作動しているウィンカーの動作を、取り消したい」と言う時に
レバー自体は、既に、中立位置に戻っているので、
「どうすれば、取り消せるのだろうか?」と、混乱します。
逆方向に、再度、レバーを動かすと、取り消せるのか?と迷って、
逆方向にレバーを動かすと、単純に、ウィンカーが、逆方向に点滅を
始めてしまうのか?良くわかりませんでした。
自分は、これまで、この動作に、何度か迷ってしまい、反対側に
ウィンカーを、点滅させてしまった事、あります。
慣れれば、ウィンカー作動途中に、強制的に、作動を取り消すコツが、
わかるのだと思いますが、直感的に、この動作に「惑わされる」ので
「使いにくい」と言う印象がありました。
今回は、最終的に、ダイハツを選ばなかったのですが、その理由の一つが、
この、ウィンカーレバーの動作の違和感があったからでした。
(慣れの問題だと思うので、購入して、乗り慣れれば、問題ないと思います)
ライズ(ロッキー)は、5ナンバーサイズなので運転しやすい反面、
ちょっと、小さすぎる印象。
これだったら、ハスラーの方が、前席と後席が一体化できるし、
前席~後席~荷室を、フラットに出来るため、車内空間の使い方としては、
逆に、ゆったり感があります。
ライズ(ロッキー)の荷室は、意外に狭く、後席と荷室をつなげて、車中で
寝ようとすると、体を斜めにしなければ、寝られない事も判明。
助手席シートを倒しても、フラットには、なりませんでした。
スペース効率は、逆に、ハスラーの方が、うまく使えます。
これだったら、やはり、ハスラーを選ぶか、ヤリス・クロス・ハイブリッドの
方が良いと言う感じになり、候補から脱落。
★ダイハツの対応
ダイハツは、年明けに残価設定ローンの金利を下げてきました。
通常の残価設定ローンの金利3.9%
お勧めオプションを付けると(フロアマット類のお勧めセット)、
1%引き=2.9%。
更に、TSカード(トヨタカード)を作るか、既に、TSカードを
持っている人は、アプリをダウンロードして、ある登録を行うと、
金利が安くなり、最大、ローン金利が「1.5%」にまで、下がるとの事
でした。
この時点で、スズキの残価設定ローン(かえるプラン)の1.9%を
下回りました。
自分も、1.5%が適用になり、お勧めオプションも、自分には不要な物
でしたが、金利を計算すると、結果的に、お勧めオプションを付けた方が、
安くなりました。
ただ、スズキの残価設定ローン(かえるプラン)のように、
「残価設定利用期間中の点検・車検費用」が、無料になるような特典は、
ダイハツには、ありません。
★点検パックは有料+選択必須
逆に、ダイハツの場合、「残価設定ローン」を利用する人は、
「残価設定ローンの利用期間中、きちんと、ディーラーで、点検・車検整備を
受けて頂く必要がある」との事で、「残価設定ローン利用期間中の点検・
車検パック(5年残価設定の場合は、約11万円)を付けて頂く事が条件」に
なっています。
そうなると、金利差で、スズキより、若干、有利になったものの、
点検・車検パックの強制加入が条件になる為、11万円は高くなると言う事に
なりました。
あちらたてれば、こちらたたず・・・な感じです。
ただ、本気で攻めれば、ダイハツも、値引きで勝負してくれたと思います。
かなり良い条件になったはずです。
初回値引き条件は、並以下の一桁でしたが、スズキのように
「値引きした見積もり書は印刷出来ない」と言うような、ケチな対応は、
ありませんでした。
正々堂々と、値引きした見積書を出してくれました。
ダイハツの場合、軽自動車の5年後の残価設定後の残価が、約35%なのに
対し、普通自動車の「ロッキー」になると、5年後の残価が、約25%となり、
残価設定ローンを使う場合の「ロッキー」は、支払い額が増えてしまう事に
なりました。(トヨタではOEMのライズの5年後の残価は、約35%の設定)
色々な違いを知る事が、出来ました。
★ヤリス・クロス・ハイブリッド
色々見て、検討した結果、乗用車系の候補としては、ヤリス、アクアでもなく
意外にスペース効率も良く、実燃費も抜群に良いと言われている
「ヤリス・クロス・ハイブリッド」が、最大の候補車になりました。
4WD(e-four)も選べますが、約25万円高くなります。
これについては、最後の最後まで、どちらにするか?迷いました。
★ハスラーの詳細
ちなみに、「ハスラー JスタイルⅡ 4WDターボ」での、値引きなしの
見積もりは、3系列とも、だいたい、220万円をちょっと切る価格に
なりました。
参考に、ハスラーで、選択したオプションは、
純正メーカーナビ、
ETC2.0(純正メーカーナビ連動)。
ツートンカラーは、JスタイルⅡの場合、標準装備ですが、その中でも、
「白+屋根ブラウン」だけ、22000円のオプションだったので、
そのオプション色を選択。
それ以外の用品のオプションは、フロア・マットもバイザーも、
コーティング類も、ドライブ・レコーダー類も、ナンバー・フレーム類も
希望ナンバーなども、一切なし。
(それらは一切、いらない派。ドライブ・レコーダーは、すぐ、壊れる経験が
多いので、自分で後付けで取り付ける派)
3系列の中で、1系列だけ、初売り特典が多く、最終的に、17.7万キロ
走っている、2011年8月登録の日産ルークス(スズキ・パレットSWの
OEM車)のノンターボ2WDを下取りに出して、そこそこ、安くなりました。
最後に「決める」と言うと、恐らく、キリの良い金額にしてくれるか、
それが無理なら、キリの良い金額に相当する何らかのサービスを
してくれる雰囲気でした。
ただ、その値引きした見積もりは、印刷できないと言われました。
メモはOKとの事でメモしておきました。
(スズキは、どこも、値引きした見積書は、出してくれず、
パソコン画面での表示とか、口頭での説明が中心)
残価設定ローン「かえるプラン」(60回)を選ぶと、5年分の点検、
初回車検の費用は、無料サービスです。
当然、初回車検の法定費用や、補償外の部品交換費用は、実費負担が必要です。
それでも、ほぼ、点検費用、オイル交換類が無料サービスと言うのは、
メリットが大きい。
(スズキの残価設定ローン「かえるプラン」は、どこの販売店で購入しても、
残価設定ローン支払い期間中、点検・車検が無料です)
残価設定ローンを、途中で、一括返済してしまうと、残りの点検パックが、
強制終了してしまいます。途中解約による、返金は、なし。
★点検パック値上げ
この5年分の点検パックは、2022年12月の見積もりでは、8万円台
だったのに、年明けに「値上げ」されており、11万円台になっていました。
だからこそ、逆に、値上げされた点検パック分が、残価設定ローン
(かえるプラン)利用中は、無料になるメリットが、大きくなりました。
ちなみに、ハスラー JスタイルⅡ 4WDターボの「残価」は、
5年設定だと、約566000円。
距離縛りはあるものの、かなり買いやすい。
スタッドレスタイヤを入手する場合は、標準タイヤの15インチでも安い。
更に、ハスラーは、14インチが履けるので、もっと、安く済みます。
★低金利ショップ
ちなみに、スズキの残価設定ローンが、1.9%に下がる前は、新車の
低金利ローン1.9%の店に行ってみました。
自分の生活圏には、全国ネットの「新車市場」をはじめ、他に数系列の
新車低金利販売店が存在しています。
低金利ローンのショップは、残価設定ではない為、走行距離縛りも
ありませんが、3社聞いてみた所、2社は、値引きゼロ。
5年分の無料点検も、当然、付きません。
全額フルローンを組む人には、値引きなしでも、金利の安さで、メリットが
大きいのですが、頭金を、そこそこ準備するパターンだと、メリットが、
ありません。
他には、「お年玉特典で、これだけの用品を、プレゼントします」と言う
店舗もありましたが、どれも「自分には、いらない用品」ばかり。
ナビが付く・・・と言う特典がある会社もありましたが、そのナビも、
メーカー純正ではなく、社外ナビだったり、ETCも、ETC2.0ではない
商品だったり、ナンバーフレームとか、バイザー、無名メーカーの、すぐ壊れ
そうなドライブ・レコーダーなど、自分には、「もらっても、全くうれしく
ない用品」オンパレード。
それらを「値引き額」として計上されても、自分にとっては、値引きゼロ
と同じ。そんな販売店ばかりでした。
新車低金利ローン1.9%の店、3社の内、値引きしたのは、1店舗だけ。
それでも、ハスラーで、10万円引き。
残る2店舗は、「定価販売」です。
低金利販売を利用するメリットとしては、支払い回数を増やせる事。
ディーラー系は、多くの場合、36回と、60回がメイン。
60回以上になると「取り扱っていない」とか、「一気に金利が高くなる」
など。それでも、72回などが限界。
低金利ショップの多くは、最長120回払いまで、設定できるショップが多い。
高額な車種を購入する場合は、金利も低いので、メリットは、大きいと
思います。
ただ、長期ローンを組んだものの、短期で、買い替えたくなった場合、残債の
方が、たくさん残る事が多く、短期での買い替えが難しくなる事があります。
でも、今の時代、人気車を買っておくと、逆に中古車の方が、値上がりする
事例もあるので、そこは、何とも言えない時代になりました。
(ただ、人気車や、高額車の場合は、1.9%の低金利対象外の場合が多く、
2.9%とか、3.9%しか使えないケースもある)
この「中古車バブル」が、いつまで続くのか?一過性で終わるのか?
そこは、見極める必要がありますが、「新車も投機」のようになってしまうと
アテが外れた時のリスクが高い。
そこは、買う人が、どう考えるか?だと思います。
新車の低金利販売を行う中でも、自分が関東に住んでいた頃は、
「ケーユー」で、お世話になってました。
ここは、金利も低い上に、そこそこ、ディーラーに対抗するだけの値引きも
やってくれていたので、結構、お得に買えてました。
ケーユーが、西日本に存在しないので、今は、利用できなくなってしまい、
残念です。
また、低金利ローンショップは、現金払いの人とか、頭金を、ある程度、
用意する人には、ほとんど、メリットがありません。
結局、低金利ショップでは、スズキの正規ディーラーの「初売り特典含み」
での支払い額には、ほど遠く、標準価格から10万円安くなっただけでした。
(それでも、普段なら、魅力的ではありますが、スズキが、初売り特典期間中
なので、それに比べると、たいした条件に見えなかったのは、残念)
当然、低金利ショップでは、5年分の無料点検は、付きません。
★0.9%
あと、1.9%低金利ショップの1店舗が、初売り特典で、0.9%に
下げました。
しかし、0.9%にした代わりに、66000円のコーティングを付ける事が
条件になりました。
金利が、1.9%から0.9%に下がったのに、余計な66000円の
コーティングを付けると、逆に、高くなってしまいました。
★おとり広告?
このショップ。通常(金利1.9%)の時は「値引き出来ない分、
コーティングを無料サービスする」と言う方針のお店。
通常、ハスラークラスだと、66000円のコーティングが無料で付きます。
普通乗用車になると、ボディの大きさによりますが、8~12万円程度に
なります。
それをサービスするのが、めいいっぱい。他の値引きはゼロと言う方針の店。
0.9%ローン適用の初売り期間(2023年1月で終了)は、逆に、
「コーティングを有料で、付けて下さい」と言う条件が付いてました。
ハスラーの場合、逆に、この66000円コーティングが有料になる事で
頭金をある程度、準備する人など、支払い方法によっては、「損」する事に
なってしまいました。
ちなみに、この低金利ショップ。ホームページ上には、
「1月29日まで、0.9%適用」になっているのに、実際に確認してみると
「1月9日まで」と言われました。
また、「条件は、付きません」と、ホームページ上には、書かれているのに、
実際に問い合わせてみると「コーティングを付けて頂く事が0.9%適用の
条件です」と、言われました。
もしかすると、車種などによって、条件が付く・付かない、低金利の有効期間を
使い分けているのかもしれませんが、もし、そうなら、ホームページ上の案内は
「おとり広告」的です。
今回、いくつかの新車の低金利販売の店に問い合わせましたが、
ホームページのうたい文句と、実際に問い合わせて、確認した時の条件が、
違う店が、他にもありました。
いまだに、「おとり広告」的な対応をしているが、堂々と存在している事も、
実感しました。
あと、これらは、関東圏にいた時より、地方都市の方が、この傾向(グレー
ゾーンな対応をするショップ)の確率が高いような気もしました。
それとも、自分の現在の生活圏だけ、独特の自動車文化なのか?
それは、わかりません。
どちらにしても、車の購入は、ある程度、経験を積んで、業界を知る事が
必要だと思いました。
あれ?と思った事は、流さない。きちんと、矛盾を指摘し、確認する事だと
思いました。
★フレア・クロス・オーバー
ハスラーのマツダブランドの「フレア・クロス・オーバー」にも、ハスラーの
特別仕様車「JスタイルⅡ」に該当するグレードがありました。
しかも、フレア・クロスオーバーの特別仕様車には、
ボンネットの先端に「車名の名札」が、付きません。
しかし、フレア・クロス・オーバーの方は、標準グレードも、特別仕様も、
どちらも、「選べるボディ・カラー」が、ハスラーより少ない。
特別仕様の方は、3色からしか選べませんでした。
「白+屋根茶色」の特別オプション色は、用意されておらず、選べません
でした。
更に、カーナビも「スズキ純正メーカーナビ」が、装着出来ません。
全方位モニターには、対応しているものの、社外ナビの装着しか、
出来ませんでした。
そうなると、逆に、スズキ純正メーカーナビを装着するより、価格が少し
高くなりました。
そして、ナビ・オーディオの使い勝手が、違う。
自分は、スズキの純正メーカーナビの操作性と、画面が気に入っていました。
逆を言うと「フレア・クロス・オーバー」は、本家の「ハスラー」より、
値引きが大きいと言われてます。(雑誌などの情報)
その理由は、ナビの違いだと思いました。
(ハスラーより、値引きが大きいと言っても、10万、15万と差が
出るレベルではなく、5万円前後の小さい差なのでしょうか?)
社外ナビなので、値引き幅を、ここで調整しやすいのだと思いました。
と言う事で、選べるボディ・カラーが限定され、自分の気に入っている色が
選べなかった事と、カーナビが、社外ナビだけの対応と言う事で、
マツダ・ブランドのフレア・クロス・オーバーは、脱落しました。
それに、マツダの営業の対応も、最悪でした。
値引き額をはっきり言わず「今、是非、決めてくれるなら、上司にかけあって
良い条件出します」だって。
最近は、どこも、そのキーワード使いますが、今、決められませんけど・・・
そういうと、値引き額は、ハッキリ提示せず、定価が書かれた見積もりしか、
くれません。そんな、対応しかしない販売店からは、買う気もありません。
ちなみに、マツダの場合、残価設定ローン(スカイプラン)は、
通常、2.9%です。
スズキの通常3.9%より、1%低い。
しかし、スズキが、1.9%に下げたので、全くメリットなし。
更に、マツダの場合、残価設定ローンを使っても、残価期間中の
点検・車検費用が、「全て無料になる特典」も、ありません。
もし、仮に「ハスラー」と、値引きの差で、差額が10万円程度になったと
しても、自分は、「スズキの純正ナビ」と「ハスラーだけに設定されている
ボディ・カラー」を選びたいので、ハスラーを選びます。
20万円、フレア・クロス・オーバーの方が、ハスラーより安くなったと
しても、フレア・クロス・オーバーは、選びません。
5年分の無料点検も付かないし、金利も高いから、結果的には、20万円の
差があっても、自分には、魅力がありませんでした。
つづく
Posted at 2023/02/15 22:30:01 |
ルークス | クルマ
2023年01月10日
★ルークス(ML21S)買い替えへの道~ロード第1章~
まとめ-1
(長くなったので、複数に分けています)
日産ルークス(スズキ・パレットSWのOEM車)
2011年8月登録 FF、ノンターボ、ハイウェイスター・リミテッド
これを、2021年12月に中古で購入。
その時点で、オド・メーター 約14万km
2023年1月の時点でのオド・メーター 約177000km。
ナビ、バックカメラ、ETC付き(ただし、ETCは、今後使えなくなる型番)
車検は2022年8月に受けています。次の車検は2024年8月。
それ以降は、軽自動車税、重量税が「割り増し」になるタイミングになります。
この車の買い替えです。
★初売り
ひと通り、車種を見て、試乗して、ある程度の基本見積もりを出してもらい、
資金繰りと照合。
最後は「1年間で、一番、お得な時期」とも言われる「初売りフェア」の
期間に、最終決定する事を想定する事にしました。
「初売りフェア」に行くと、「福袋」をもらえたり、カレンダーをもらえる
事もあるので、あえて、この時期を選ぶ事にしました。
最初は、中古車を考えました。
欲しかったのは「ハスラー4WDターボ」です。
とにかく、軽自動車は「ターボ」付きではないと、峠越えがつらい。
最新の軽自動車は、ノン・ターボでも、充分、峠越えを楽々こなす車種も
あると言う声もありました。
しかし、せっかく、買い替えるなら、そこは妥協したくない。
軽自動車にするなら、「ターボ車が最低条件」と言う事にしました。
あとは、せっかくハスラーを買うなら、4WDにしたい。
4WDに装着されている装備が魅力的だったからです。
しかし、ターボ付きの軽自動車の中古車、意外に高い。
ハスラーに関しては、まず、ターボ付きの中古は存在したとしても、
4WDターボは、中々、ありませんでした。
さらに、4WDターボを見つけたとしても、中古価格が異様に高い。
初期型の走行10万km越えの個体でも、軽く70万円以上でした。
当然、旧型。
しかも、なぜか、4WDターボのハスラーは、走行距離が、どれも、
ほぼ、10万kmオーバーが多い。
走行距離が、一番少ない個体で、100万円以下で探すと、
「9万km」がやっとでした。
こんな個体に中途半端に、70万円以上、支払う位なら、新車の方が良い。
それに、軽自動車の新車は、リセールバリューも強いので、新車の軽自動車で
検討する事にしました。
2022年12月に入って、ひと通り、調査しておきました。
★検討
ハイトワゴン系は、今回、あまり本気で考えませんでした。
理由は、価格が、高いから。そして、重量が重いから。
ハイト・ワゴン系の「4WDターボ」は、燃費が悪すぎる。
自分は、基本的に「実燃費で、リッター20kmを、越えてくれる車」が希望。
ハイト・ワゴン系の「4WDターボ」は、カタログ燃費の時点で、
WLTCモードでも、リッター20kmを越えていない車種が多い。
ハイト・ワゴン系の方が、リセールバリューが高いので、
「買う時に高くても、売る時に、充分、元が取れる」と言う事も、
充分、理解してました。
そこで、ひと通り、ハイト・ワゴンも見て、見積もりも出してもらう事に
しました。
★候補
候補にしたのは・・・
ハスラー 4WDターボ
タフト 4WDターボ
この2車種が候補でした。
大穴として、マツダブランドで売っている
「フレア・クロスオーバー(ハスラーのOEM)」も候補に入れました。
これに加え、ハイト・ワゴン系として、
スペーシア・ギア、スペーシア・カスタム
タント・ファンクロス、タント・カスタム
N-BOX、N-BOXカスタム
これらを候補にしました。
日産ルークス、三菱ekクロススペースは、対象外。
理由は、シートアレンジの問題。
車中泊しにくいアレンジしか、出来なかった事。
WLCTモードも、他社より悪すぎる。FFターボでも、実燃費で、
リッター20km越えは、厳しそう。
デリカミニが発売になる噂はありますが、デリカミニなら、スペック次第
では、OK。
でも、恐らく、ekクロススペースより、価格が高めになりそうなのと、
実燃費は、恐らく、リッター20km越えは、厳しそうなので、恐らく、ボツ。
(その後、1月中旬に、突然、予約開始になりましたが、やはり、価格が
高過ぎて無理でした)
日産ルークスも、中身は、三菱ekクロススペースと共通点が多い為、
候補対象外。
ルークスの「三菱色」は、現行型では薄れてますが、カタログ燃費も悪い上に
価格が高過ぎるため、候補から除外。
ただ、質感は、かなり高くなっており、ドアの閉まり音が、軽自動車と
思えない程、ボフッと言う音で閉まったのは驚きです。
とても良い車です。乗っている方は、満足感が高いのだと思います。
ちなみに、この時点で、N-BOXは、2023年秋頃に、
フルモデル・チェンジの噂が出ています。
スペーシアも、同じように、2023年~2024年頃に、
フルモデル・チェンジの噂が出ています。
そこも、頭に置いて、検討する事にしました。
★絞った結果
色々、実車を見て、試乗して、シートアレンジも確認して、オーディオの
音質も確認しました。次のように絞りました。
※ハスラー 4WDターボ(特別仕様 JスタイルⅡ)
→最大の本命。室内有効長が、ハイト・ワゴン系より長い事に驚き。
4WDターボの試乗車、自分の生活圏の範囲の販売店には、どこにもなく、
2WDのターボで試乗。全く問題なし。
メーカーオプションナビの音声もイコライザーを調整して確認。
低音のひずみもなく、音のこもり系もなく、色々比較した中で、一番良い音。
車としても、一番気に入りました。
価格も、ハイト・ワゴン系より、かなり安くなります。
標準グレードより2万円程高いだけで、色々付いて来るのも、良い。
全方位モニター、完全停止までの自動追従も出来るのも良い。
ダイハツに劣っているのは、「パーキング・ブレーキ」が電子制御ではなく、
足踏み式である事。
地上最低高が、意外に「タフト」の方が、10mm高い事くらいです。
(ハスラー180mm、タフト190mm)
でも、そんなに気になるマイナスポイントでは、ありません。
年末の時点で、残価設定ローンの金利が、3.9%だったものが、年明け
から3月31日まで1.9%になったのも、すごい。
また、スズキの場合、残価設定ローン(かえるプラン)を使うと、残価設定の
期間は、半年ごとの点検、車検費用のメンテナンスパックが、無料になる。
それもメリットが大きい。
自分は、残価設定ローンは、使う気がありませんでしたが、
メンテナンス・パックが付くのであれば、少額分だけ、残価設定ローンを
使っても良いと感じました。
ハスラー JスタイルⅡ 4WDターボの残価は、5年の場合で、
約556000円。
最後の最後まで、この車種が候補に残りました。
※迷い
ハスラーにする場合、通常版のグレード「Xターボ 4WDターボ」と
迷いました。特別仕様は、フロント・グリルの顔つきが違う。
しかも、特別仕様の場合、ボンネットの先端に「HUSTLER」と言う
文字が貼ってあります。個人的には、これが、「名札」みたいで、嫌い。
車名を、ボンネット先端に付けている車種が、時々、ありますが、自分は、
これが苦手。
(好みの問題なので、装着している車種に乗っている人を否定するつもりは、
ありません。自分は、「あまり好まない」と言う考え方です。ハスラーに
決める場合は、受け入れる事にしました)
マツダのフレア・クロス・オーバーのJスタイルⅡに該当する特別仕様には、
この「車名の名札」が付かない。
この「車名の名札」部分だけは、引っ掛かりましたが、それ以外の部分では、
通常グレードのXターボ4WDより、JスタイルⅡの方がお得な内容なので、
迷った末、JスタイルⅡで検討を進める事にしました。
※タフト 4WDターボ(特別仕様車 クロム・ベンチャー)
→ハスラーの対抗としてダイハツが発売した車種。
ハスラーとの違いは、ルーフ部分が、全グレード、ガラスルーフになって
いる事。
しかし、その為に、頭上高が明らかに低くなっており、圧迫感がありました。
それに、そのガラスルーフ、開ける事が出来ません。ハメ殺し。
見た目の明るさだけ。
車内の寸法も狭く、車中泊で、自分が寝ようとしても、頭が引っ掛かって
しまい、実際には、車中泊で体を伸ばして寝る事は出来ませんでした。
オーディオの音も低音は、ひずむし、全体的に、こもっており、音質は、
N-BOXのノーマル車より悪い状態。
ハスラーに勝てている部分と言えば、地上最低高が、ハスラーより10mm
高い事と、パーキングブレーキが、電子制御になっている事くらい。
価格は、ハスラー同様、ハイト・ワゴン系より安かったのですが、車両
としての魅力がなく、候補から、脱落。
※スペーシア・ギア/スペーシア・カスタム
→ハイト・ワゴン系も確認。
スペーシア・ギアと、スペーシア・カスタムのどちらも「2WDターボ」を
試乗。
どちらも、ハスラー2WDターボより車両重量が、重い為、同じように
アクセル踏んでも、進み方が、重い。
スズキのマイルド・ハイブリッドは、初期型より、ギクシャク感がなくなって
いたのは、技術の進歩を感じましたが、とにかく、見積もりを取ると、価格が
高い。
カスタム系は、4WDをあきらめ、2WDにしても、高額。
ギアは、カスタム系より、多少、安くなるものの、スペーシア・ギアは、
ボディ・カラーが、自分の好みに合うものがない。
どれも、ドアミラーが黒色になってしまう。
個人的には、ドアミラーが黒と言うのは「営業車、一番下のグレード」と言う
イメージがある為、好まない。
若い世代には、逆に、「ルーフとドア・ミラーが黒色のツートン色」と
言うのが、「特別仕様」「特別色」として、価格が高いのに、好んで選ぶ人が
多いようですが、自分は、個人的には、ボディ・カラーと、ドア・ミラーの
色が違っていて、さらに、ドア・ミラーの色が黒と言うのは、好まない。
スペーシア・ギアは、どうしても、全体のフォルムと、ボディ・カラーの
塗り方が好みに合わず、断念。(車としては、とても良い)
スペーシア・カスタムは、「ミニ・アルファード的」で、格好も良いのですが
ギアより高額になるので、断念。
オーディオの音は、ハスラーに準じてましたが、空間が違うからなのか、
ハスラーの0.8倍と言う感じの音。でも、まずまずの音でした。
あとは、フル・モデルチェンジが近い(2023年末頃ではないかと言う噂)
のも気になるので、 あまり積極的に選ぶつもりは、ありませんでした。
※タント・ファンクロス/タント・カスタム
→ダイハツのハイト・ワゴン系も見てみました。
タントは、助手席側のBピラーがないのが特徴。
横からの衝突安全性に不安はありますが、解放感は素晴らしく、使い勝手も
良さそう。
カスタムは、やはり高額になったので、候補外。
ファンクロスは、カスタムより、少し安めの価格設定。
意外に、価格がそんなに上がらず、魅力的でした。
ただ、スズキの「マイルド・ハイブリッド」のような「飛び道具」がない。
燃費は、2WDターボで、何とか、ギリギリ、実燃費で、リッター20kmは
行きそう。4WDターボの燃費は、リッター20kmに行きそうにない。
そこで、2WDターボで見積もりを取りました。
オーディオの音は、低音が、ひずむ部分は不満ながら、音の透明感は、
そこそこ。
ただ、画面の大きいナビを選ぶと、ナビ代が高額になってしまう点も不満。
スズキの場合は、ハスラーも、スペーシア系も、ナビがメーカーナビの
1つなので、価格がブレずに安め。
タントの場合は、画面の大きいナビを選ぶと、一気に、ナビ代だけで、
約25万円になるのも欠点でした。
※N-BOX/N-BOXカスタム
→2WDターボのJF3型N-BOXに乗っていたので、良く理解
している車。
(2019年9月登録。足踏み式パーキング。ACCは
時速30km以下になると、解除されてしまう世代)
オーディオの音は、マイナーチェンジ後も、変わっていませんでした。
音は、悪い。
N-BOXカスタムになると、8スピーカーになるとの事。
イコライザーを色々調整して、色々な音源で確認しました。
音は、かなり良い部類。しかし、低音のひずみが、ひどい。
音源によっては、こもり音がひどい曲もありました。
N-BOXカスタムになると、価格もかなり高くなりました。
標準のN-BOXより、約20万円高くなります。
ただ、売る時には、カスタムの価格アップ分の元は、リセール・バリューで、
取り戻せるとの事。
当然、4WDは断念し、2WDターボで見積もりましたが、オーディオの音が、
カスタムの8スピーカーでも、期待外れでした。
そして、どうやら、N-BOXは、2023年秋頃にフル・モデルチェンジ
するのではないか?と言う噂もありました。
さらに、N-BOXの残念な所は、いまだに「全方位モニター」が存在
しない事。
バックカメラが工夫されたもの(リヤカメラ de あんしんプラス3)は、
以前よりラインナップが強化されていましたが、真上から見た画面と言う
バック・カメラは、まだ、存在していません。
リセールバリューは、かなり強いと思いますが、個人的には、バックカメラ系
の不満と、オーディオの音がカスタム系でも、あと一歩だった事。
そして、フル・モデルチェンジが近い噂もある事で、候補から外れました。
★年明け商談の準備
親戚の「50系プリウス」から、「ノア・ヴォクシー」への買い替えの商談
手伝いの為、年末・年始休暇の暇な時間を使って、色々調べている内に、
自分も、ほぼ、決めかけていた「ハスラー」を、考え直す事にしました。
★ハスラーの条件
ハスラーは、自分の住んでいる地域では、スズキの販売店が、3系列あり、
3系列競合が出来ました。
※1系列目は、「残価設定ローンの金利が、3.9%から1.9%に
下がったので、それが最大の値引き。それ以上は、一切出来ない」と、
キッパリ。
※2系列目は、WEBサイトの広告通り、初売り特別サービスの
「5.5万円のオプション」無料提供だけ。
※3系列目は、WEBサイトの広告に「初売り特別サービスで、15万円分の
オプション費用をサービス」との事。
ここが、一番、太っ腹でした。
15万円のオプション費用の内訳は、例えば「契約頂く事で、4万円値引き、
メーカー純正ナビの装着で、2万円引き、ETC装着で、1万円引き、
下取り査定がゼロの車でも、4万円の査定額を付ける・・・」などなど。
かなりの大サービスでした。
と言っても、新聞広告や、WEB広告に公表されている値引き条件だけ。
それ以上の「あなただけの特別上乗せ値引き」と言うのは、どこの
スズキ系列も、「なし」でした。
下取り車が、走行距離17万キロを越えているので、下取りでの
調整による「見せかけ上、お得に見える条件提示」も、
厳しかったのだと思います。
それに、自分の場合、販売店の儲けとなる余計な用品類は、ほぼ、選択して
いない。厳しいのでしょう。
「軽自動車は、利幅が小さいので、乗用車のような、大きな値引きは
出来ない」と言われますが、まさに、そんな感じなのかもしれません。
と言っても、最近の軽自動車の価格、ターボや、4WDを選ぶと、
軽く、本体価格だけで、200万円オーバー。
ナビを選択すると、軽く250万円オーバーの車種が、出てきました。
これって、以前なら、立派な「高級車が買える価格」です。
コンパクト・カーより、価格設定が高くなっている軽自動車だって、
当たり前のように、存在してます。
それに、200万円以上の車を設定しておいて、「軽自動車は、利幅が
小さい」は、「ないのでは?」と思ってしまいます。
これが、アルトとか、ミラ・イースなら、まだ、理解できますけど・・・
これも、時代として、受け入れるしかないのでしょう。
そんな中、3系列目が結果的に、一番良い条件。
恐らく、最後にごねれば、もう少し、引いてくれる感じだったので、
ハスラーにするなら、そこで決めようと思っていました。
★普通乗用車の候補
しかし、親戚の「プリウス」乗り換えで、色々調べていると、
「ハスラー4WDターボの、実燃費、ギリギリ、リッター20km、行くか?
行かないか?の車に乗るより、普通乗用車で、軽くリッター25kmを
実燃費で越える車種に乗った方が良いのでは?」と言う意見もありました。
そして、年末・年始の報道を見ていると、「軽自動車に乗っている人が、
死亡した事故」の悲しいニュースも、数件、ありました。
その中の1件は、「軽自動車の弱点の一つ」である、車幅が狭い事による
「横からの衝突」でのダメージを受けた事故でした。
親戚は、「軽自動車は、事故に遭遇した時のリスクが大きいので、いくら、
税金が安くても、絶対に乗らない」という考え方です。
自分は、「軽自動車は、税金が安い。高速道路も、普通乗用車より安い。
(都市高速系は、普通乗用車と軽自動車は同じ)
部品系も車検系も、軽自動車は、安い。」と言う、軽自動車肯定派。
だから、ハスラーに乗り換える事に、抵抗ありませんでした。
しかし、親戚からは、「いやいや、もし、軽自動車のハイト・ワゴン系と、
価格が変わらなくなったら、燃費の良さで、トントンで乗れるのでは
ないか?」と言われました。
そこで、普通乗用車の「燃費の良い車種」で、色々調べました。
★参考:衝突安全性テスト
JNCAPによる、衝突試験の規定
※側面衝突
(正面衝突の基準の説明は省略。あくまで、ここでは、
「横からの衝突」についての説明です。)
↓↓↓↓↓↓
現在:
「1300kgの台車を、
停止した試験車両の側面に、55km/hで衝突する試験」
これ、欧州と同じ基準になりました。
しかし、2年前までは、日本国内においては、
「950kg台車を、
停止した試験車両の側面に、55km/hで衝突する試験」
でした。(乗用車も、軽自動車も)
「欧州などの海外に輸出する車種」は、当然、輸出先の
衝突安全テストをクリアーしなければならないので、2年以上前の
モデルでも、欧州テスト基準(1300kgの台車での側面衝突)を
満たしている事になります。
軽自動車は、欧州などに輸出されていません。
「軽自動車」だけは、現在も、JNCAPでは、
「950kg台車を、
停止した試験車両の側面に、55km/hで衝突する試験」
のままです。
欧州安全基準は、クリアー出来ないと言うのが、軽自動車。
また、米国においては、「後面衝突」と言う衝突試験があります。
「70%オフセットで、80km/hで後突時に、燃料漏れしない事」と
言う基準があります。
北米に輸出されている日本車は、当然、この基準を満たしています。
サイズの小さい軽自動車が、大型トラックなどに、ノー・ブレーキで
追突された時に、この基準を満たしているのか?
そう考えると、本当に、軽自動車で大丈夫ですか?と考えてしまいます。
ただ、事故の事ばかり考えると、何にも乗れなくなってしまいます。
親戚の中には、過去に、飲酒運転の車から追突された経験があり、長期間、
むち打ちなどの後遺症に悩まされた人がいます。
だから、その親戚は、安全性を重視する派。
その為、親戚は、「軽自動車」を選ばないし、推奨しない方針です。
考え方は、それぞれだと思います。
仕事で、営業車を運転すると言うような人の場合、
「プライベート車は、軽自動車を選ばなくても、仕事の車は
軽自動車が与えられているので、軽自動車を運転する」と言う人も
多いと思います。
軽自動車は、「ポツンと一軒家」と言う山奥の家を訪問する番組を見ていると、
「道路幅が、非常に狭い地域」で生活している人にとっては、とても大切な乗り物だと感じます。
軽トラックの4WDは、山奥の狭い道、そして、道路状況が、悪い所では、
最強の乗り物に見えます。
軽自動車規格がないと、通れない道を使って生活している人も、たくさん
います。駐車場のサイズの関係で、軽自動車しか、買えない人も、たくさん、
いると思います。
日本では、誰もが知っている、超・大物ミュージシャン、
テレビには、絶対出ない事で有名な、「山下**さん」。
家の車は、「軽自動車」と言う事が、ネットニュースになった事もあります。
しかも、ご本人「サンデーソングブック」と言う東京FM系列の
全国フルネット番組の中で、リスナーからの質問に、
「家の車は、軽自動車です」と答えてました。
その時の放送は、年に数回放送される「夫婦」で出演している放送回。
奥様も超・大物有名ミュージシャン。
その奥様も出演しており、奥様も「軽自動車、便利だよね。
軽自動車で、充分だよね。」と言う主旨の発言をしていました。
日本の道路事情、駐車場環境では、軽自動車と言うカテゴリーは
必要だと思いますし、個人的には、「この小さいサイズに、これだけの
機能と、世界基準ではないながらも、そこそこの安全性を詰め込んでおり、
すごい車」だと思います。
「ぶつけられた、ぶつけた」あとの安全性は、確かに、サイズが小さい分、
不利な点は、多数あると思いますし、世界基準に到達出来ないのは、
仕方ないと思います。
しかし、「事故を起こしにくいように予防する機能」が、色々付くように
なっただけでも、すごい事です。
自分のセカンド・カーが、軽自動車のハスラーになるのか?
乗用車になるのか?は、安全性だけではなく、総合的な維持費、使い勝手
などを考えて、決めようと思います。
つづく
Posted at 2023/02/09 12:35:34 |
ルークス | クルマ
2023年01月08日
★親戚の車買い替え-2
★商談:続き
全く同じ装備条件に揃えて、再度、各販売店を巡る事になりました。
繰り返しになりますが、具体的な値引き額に関しては、オプションの付け方、
下取り車の査定額、支払い方法など、色々な要素が、一人一人違うので、
「これだけ、値引きしてもらった」と言う細かい報告は、やりません。
(おおまかな雰囲気の条件は、メモしておきます)
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★横並び
色々まわり、色々ありました。
でも、ほぼ、どこも、他店と、横並び条件だったそうです。
下取り査定額が低い販売店は、値引きが大きい。
下取り査定額が高い販売店は、値引きが小さい。
トータルすると、ほぼ、横並び。
どこも、総支払額としては、5万円以内の差額と言う感じだったそうです。
★迷い
そんな中、トヨタ・カローラA店での商談では、さらに、下取り査定額アップ、
値引きも少しアップ。
「これで、決めてもらえませんか?」と、かなり迫られました。
しかし、親戚の中の一人は「この店舗が、一番、自宅から遠い。そして、
道路が、複雑で、出入りしにくいので、あまり来たくない」と言いました。
最終的な条件の総額が、5万円前後、他店の方が高くなっても、もっと、
自宅に近い、「5万円高い他店」で、買おうか・・・と、うっすら考えた
そうです。
しかも、翌日に、自宅に近い、他店との商談の約束済。
このトヨタ・カローラA店の条件を持って、翌日、他店に行って、他店で
決める計画だったそうです。
所が、トヨタ・カローラA店の営業は、「どうしても、今日中に、決めて
欲しい」と粘りました。
翌日も、休日だったので、なぜ、そんなに、急ぐのか?は不明。
「翌日」に持ち越されると、他店に行かれて、他店に取られる事を、察知した
のかもしれません。
でも、どうしても、親戚は、家に、子供を置いて来た為、夕食の準備の
時間も迫ってました。そんな事情もあり、一度、販売店を出たい。
最近は、このような「中々、席を立たせてくれない」と言う商談も、多い。
だから、困ります。
そこで、今回、同じ営業と、自分の「セカンド・カーの商談」があったため、
バトンタッチして、親戚を、一度、「逃がす」事にしました。
★夜の訪問
トヨタ・カローラA店の営業、「だったら、今夜、ご自宅に伺います。
家に上げて頂く必要はないので、自宅前で、良いです。お伺いします」と
言いました。わざわざ、親戚の自宅に訪問するとの事です。
最近は、ほぼ、どの営業も「店頭での販売」が中心で、自宅に訪問してまで
何とか、契約が欲しいと言う熱意を見せる人は、少ないので、驚きました。
かなり本気モードです。
それだけ、何としても、契約が欲しいと言う気持ちなのでしょう。
逆を言うと、そんな時は、攻め時かもしれません。
親戚は、頭の中で、「翌日は、他店に行く約束があるので、その他店の条件を
聞かないと、決められない」と、思っており、「夜に自宅前に来られても、
決められない・・・」と言う状態でした。
これは、自分のセカンド・カー商談も同じでした。
自分も、この親戚と一緒に、翌日、他店での商談の約束をしていたので、
この日は、ここで、この営業から、自分のセカンド・カーも決められない・・
と思いながら、トヨタ・カローラA店の営業の話を聞いてました。
どちらにしても、一度、親戚を、販売店から解放させる事にした方が良いと
判断し、「だったら、次は、こちらのセカンド・カーの商談に移りましょう」と、営業に提案。
親戚には、一旦、帰宅してもらいました。ホッ。
その後、自分のセカンド・カーの商談に入りました。
(これについては、別途)
★契約
ここからは、自分は不在。親戚宅に、トヨタ・カローラA店の営業が訪問した
状況を、親戚から聞いた話です。
結局、ヴォクシー・ハイブリッドの試乗車で、自宅前にやって来たそうです。
そして、ヴォクシー・ハイブリッドの車内に案内され、商談再開。
親戚は「他店の条件と比較して、総合的に、5万円程度しか、安く
ならないなら、断ろう」と考えていたそうです。
理由は、一番、自宅から遠かったから。
しかも、出入りしにくい販売店だったので、親戚の中で、一人の運転手が、
「ここの店舗まで、点検などで行くのは、苦手」と言いました。
すると・・・
50系プリウスの査定額を、一気にUP。
値引き額も、他店をはるかに上回る額にアップしたそうです。
他店との差額が、5万円程度のセコイ値引き額アップだったら、断ろうと
思っていたそうですが、予想をはるかにこえる値引き額アップだったそうです。
また、ヴォクシー・ハイブリッド納車まで、50系プリウスの車検の対応や、
納車後の販売店への点検・トラブル発生時の対応も、「点検や、何らかの
トラブルがあって、販売店に、車を持ち込む必要がある時は、こちら
(販売店の営業)から、取りに来て、点検・対応終了後、ご自宅に、
お戻しする対応も、行う」との確約をしてくれたのだそうです。
あとは、これまでの商談の中で、親戚が、営業に、雑談混じりに触れていた
「支払い条件」の事、きちんと、覚えていてくれて、その条件に、
きっちり合わせてきたのだそうです。
他の営業は、雑談の中の会話、流されている事が多かったそうですが、
この営業は、きちんと、顧客の要望・迷いなどを吸い上げて、
きちんと、提案してきたのだそうです。
と言う事で、総合的に考え、熱意も感じ、条件も満足行く内容になった事から
「トヨタ・カローラA店」で契約と言う事になったそうです。
これ、もし、一旦、店舗から引き揚げず、その場で契約していたら、
思いっきり損していた事になります。
一度、帰宅させ、自分が「身代わり」になって、自分のセカンド・カーの
交渉を、はさんだ事が、最終的に、良い結果になったと言う事です。
★細かい対応
ちなみに、自分も、大昔、AE92型カローラ・セダンを、関東在住時代、
トヨタ・カローラ神奈川・港北店(現在、そこに同じ店舗が存在するのかは、
不明)で新車契約した事がありますが、その時も、車が追突事故に遭った時の
修理対応は、「車庫まで車を取りに来てくれて、修理が終わると、車庫まで、
持って来てくれる」と言う対応をして頂きました。
「カローラ店」は、比較的、このような、細かい対応、やってくれるのかも
しれません。
「カローラ」が、長い間、「国内販売1位」を、過去に、ずっと続けていた
理由も、このような、「カローラ店」の細かい対応が、あったからかのかも
しれません。
高級車ではなく、大衆車のユーザーなんて、星の数程いるはずなのに、
親切に、細かい対応をして頂いた記憶がよみがえりました。
★クロージング
親戚は、他店に、お断りの連絡をすると、どこの販売店も、
「とても、そこまで出来ない」と、白旗。
どこの営業も、最初は「うちは、どこよりも良い条件出します。一番条件の
良かった所と最低でも同じ条件にします」と、言いました。
「うちは、駆け引きしません」と言う営業も多かった。
それなのに、「後出しじゃんけん」で、他店の条件をある程度、聞いてから
ではないと、条件を提示しない人ばかり。
「だったら、最初から、自分の条件出してよ」と思うのですが、
「いやいや、他のお店をまわって来て、その条件を言って頂けると、提示
しますよ」と言う営業ばかり。それって、駆け引きですが・・・
ネッツA店の営業に至っては、「他店の最高の条件が出たら、その見積書を
見せて下さい。見積書の販売店名とか、担当営業の名前の部分は、
かくして良いので、とにかく、見せて下さい。そうしないと、上司の許可が
出ないので」と言う、最初からルール違反の対応。
それ、お客さんの発言する「他店の条件」を信用せず、疑っていると言う
事になります。それって、失礼ではないでしょうか?
しかも、その後、「だったら、自分が出した値引き見積もりを、他店の営業に
見せられるのは、気持ち良いですか?」と問うと、
「いや、自分が出した見積もりを他店の営業に、見せられるのは、イヤです」
と答えました。
自分がやられてイヤな事を、やらせると言うのは矛盾してます。
その営業、最初の印象は、とても良かったのですが、こいつ、裏の顔は、
悪魔でした。
しかも、その営業、最後のお断りの時のクロージング、最悪でした。
親戚から聞いた話なので、自分が直接言われた訳ではありませんが、
「競合他社の条件」を伝えると、「うちでは、とても、そこまで出来ない」と
言われたとの事。
そこで、親戚は、「今回は、申し訳ありませんでした。もし、また、機会が
あったら、その時は、よろしくお願いします」と言う主旨の「おことわり」の
挨拶をしたのだそうです。
すると、ネッツの営業は、「いや、もう、次は、ないと思います。
さようなら。」と言われて、電話を切られたのだそうです。
おいおい・・・営業の方から、そんな事、言うか?と思いました。
親戚は、このネッツA店から、10系アルファードを、15~20年程前に、
新車購入した事もあったのだそうです。
当時の営業は、定年で辞めてしまい、いなかったとの事ですが、一度、
このネッツA店で、新車を購入した履歴の残っている元・顧客でもあるのに、
クロージングは、塩対応。
当然、こんな販売店、こちらこそ、2度と行かない・・・と言う事に
なりました。
クロージングが失礼だったのは、「トヨタ店」の営業も同様でした。
お断りすると、「あっ、そうですか」だけで終わり。
ただ、逆に、「では、どこでお決めになられたのですか?
条件は、どうだったのですか?」と、さぐりを入れて来るのかと思いきや、
全く、それらのヒアリングもなし。
その点は、ありがたかったですが、「買わない」と決めた途端に、急に
冷たくなると言うのは、この営業の「本音」が見えたと言う事です。
親戚は、この「トヨタ店」の中古車販売部門で、今回、下取りとなった
「50系プリウス」を、買っているのに・・・です。
★背景
トヨタの営業は、優秀か?と言うと、やはり、「当たり外れ」があると言う事
ですね。断った時に、その営業の本当の姿が見えます。
断った客が、その後、もし、何かあると、すぐ、買い替える事になる可能性
だってあります。
飽きが早くて、買い替えサイクルが早い客もいるだろうし、事故に遭遇して、
すぐ、買い替えが必要になる客だって、いる可能性があります。
断った客の家族が、別の車を買う可能性もある。
子供がいる客だったら、3~4年後に、免許が取れる年齢になって、家族の
子供の車を追加購入する可能性があるかもしれない。
断った客の家族の親戚に、新車購入を検討している人がいるかもしれない。
断った客、実は、会社経営していて、会社の営業車を検討する可能性が
あるかもしれない。
複数台の自動車所有の家だったとすると、他の車種の買い替えサイクルが、
すぐ、巡って来るかもしれない。
訪問した客の環境、家族構成、勤務先、親戚など、背景には、無限の可能性が
あります。そんな事、わからないんですかね。
少なくとも、「塩対応」した販売店については、一気に、自分と親戚一族の
印象が悪くなりました。
自分と、親戚一族は、この2系列については、2度と行く事は、ありません。
★見積書
最近は、値引き条件を印刷した見積書さえ、出してくれない営業が多い。
メモさえ、取らせてくれない営業もいました。
パソコン画面で表示して、それを見せるだけ。
メモがダメなら、口頭で、見積書の内容を復唱した音声を、
スマートフォンに録音するのはOKなのか?までは、質問しません
でしたが、音声録音までダメと言われたら、その場で、その商談は、
打ち切りにした方が良いかもしれないな・・・と思いました。
メモがOKの営業は、まだ、良い方です。
メモさえダメな営業に限って、最高の条件は、出せませんでしたね。
最初から、正々堂々と、値引き額を書いた見積書を印刷して、渡してくれる
営業が、結局、最後の最後まで、粘って、良い条件を出してくれました。
それに、数百万の買い物するのだから、正々堂々と、紙で、値引き条件を
印刷した見積もりを、渡して欲しいものです。
それとも、時代は、変わっているのでしょうか?
色々、勉強になりました。
★買い方の変化
最近は納期が読めない状況が多く、新型が出ると、予約していても、
購入・交渉枠を確保するのも難しい状態。
値引きして、比較して・・・と、やれない状況も増えてます。
「購入交渉する権利を、ゲットするだけでも、大変。値引きなんて、
言ってられない。」と言う状況も、車種によっては、発生しています。
それに、地域によっては、もう、多チャンネル化の販売店制度が、終わった
地域も多い。
もう、どこの販売店に行っても、系列が同じになってしまい、「競合」さえ
出来なくなった地域が増えてます。
自分の生活圏のトヨタ系においては、
「トヨペット」「トヨタ」「ネッツA、B、C」「トヨタカローラA、B」と
系列が残っており、最大、7系列競合が可能。
「トヨタモビリティ**」のように、統合されていません。
ただ、納期が、どんどん伸びており、「オーダーさえ、出来ない車種」が
増えてます。
新型は、「発売と同時に、オーダーストップ」と言う状況も、頻発。
オーダーが止まっていない車種でも「次のマイナー・チェンジ、次の
フル・モデルチェンジまで製造できる台数分のオーダーを受けた時点で、
突然、受注停止」になるケースも、増えています。
しかも、受注停止期間は、軽く、半年~1年以上と言う車種も多数。
「オーダーしたくても、出来ない車種」が、トヨタ車には、増えてます。
もう、競合して、値引いて、安い所から買う・・・と言う方法さえ、
取れなくなっているのかもしれません。
車の買い方も、変化しているのでしょう。
だから、売る方も「値引きした見積書の印刷」を嫌がる営業が、
増えたのかもしれません。
下取り車の出し方も、色々ですね。
納期が長すぎると、買取店に査定してもらう事も、意味がありませんし、
車の買い方、乗り換え方が、どんどん、変化しているのでしょう。
あと、下取り車は「人気車」に乗っておけば、化ける可能性が高い事も実感。
だからこそ、より「人気車」に、オーダーが集中して、すぐ、受注停止に
なるのでしょう。
この状況は、コロナ、半導体不足の今だけなのか?
それとも、今後、長期間、この状況が続くのか?
一時的なのか?(と言っても、数年は続くと予測されますが)
どうなるのでしょう。
★納期
今回、親戚が契約したヴォクシーハイブリッドは、2023年1月の初売りで
契約したのに、納車予定は、2024年4月末~5月頃だそうです。
さらに、下取り車は、納車まで、乗って良いとの事。
ただ、「絶対に、ぶつけない事」との条件付きです。(そりゃ、当然です)
それまで、査定額は、走行距離が伸びても「約束する」と言う戦法。
1社だけは、「10万キロは越えないように乗って欲しい」と言われたとの事。
今回契約した販売店(トヨタ・カローラA系列)は、10万キロを越えても
良いとの事でした。(査定時点で、オド・メーターは、約77000km)
さらに、もし、納車までに、下取り車の車検が到達してしまった場合・・・
これは、販売店によって、対応がバラバラでした。
「普通に、独自に車検を受けて頂くしかない」と言う販売店がほとんど。
契約した販売店(トヨタ・カローラA系列)では、
「車検は、うちで、受けて頂くが、納車までの期間、車検代から、
1ヵ月経過するごとに、1万円分だけ、負担頂く。
残りは、納車された時点で、返金する・・・」との事。
つまり、車検に「仮に」10万円かかったとする。一旦、10万円は支払う。
納車が、車検を受けた1ヶ月後だった場合は、納車時点で、9万円返金。
車検を受けた2ヶ月後の納車の場合は、納車時点で、8万円返金。
車検を受けた3ヶ月後の納車の場合は、納車時点で、7万円返金・・・・と
言う対応をするとの事。
ここまで、ケアしてくれるのであれば、この販売店(トヨタ・カローラA店)
で契約したくなります。
色々、売る側も長期納期に対して、対策を考えているのだ・・・と思いました。
ちなみに、下取り車の50系プリウス。
最終的には、中古で購入した時以上の価格での下取り価格になったそうです。
本体からの値引き額も、最初の状態から、10万円以上UPだったそうです。
いくらの値引きだったのか?は、オプションの付け方が、ユーザーによって
違うので、誤解を招かないように、ここでは、記載しませんが、
満足行く条件だったとの事。
「値引き額を抑えて、下取り査定額を上げた見せかけ」でもありません。
と言っても、もしかすると、営業の「見せ方」がうまかったのかもしれません。
ちなみに、「5年分の点検・初回車検を含む点検パック」も、
無料サービスになってます。
車庫証明は「自分でやる」事もOKになってます。
諸費用も、きちんと、削りました。
うらやましいです。
自分のセカンド・カーの買い替え交渉は、こんなに、上手く行きませんでした。
残念・・・
セカンド・カー買い替えの詳細については・・・長くなったので、次に。
つづく。
Posted at 2023/02/08 22:48:40 |
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