ダイレクトウォッシャーへ変更

ワイパーのスプレーノズルですが、MAZDA3、CX-30、MX-30ではワイパー自身にノズルが付いており、5方向に噴出するようです。
MAZDA BLOGによれば、目的としては以下。（ https://blog.mazda.com/archive/20201112_01.html ）
１）視認性向上
　これまでは、ガラス面にウォッシャー液を拡散させてワイパーで拭き取っていたものを、ワイパーアーム自体にノズルを取り付け、ウォッシャー液噴射と同時に拭き取る仕組みに改良。
これにより、ウォッシャー噴射時に一時的に起こる視界の妨害を改善。また、できるだけ１回目の払拭できれいになるように、噴射位置や量、時間にまでこだわった。
２）拭き残し低減で、視界を拡大
　フロントウインドーの隅に残る拭き残しは、横断歩行者の確認や右折時の確認などの際、ドライバーの視界の邪魔になってしまうことがある。ワイパーの拭き取り範囲を拡げればいいのでは？と頭に浮かぶが、ワイパーは雨や風・車の速度などさまざまな要因の影響を受ける。ただ範囲を拡げるだけでは、例えば高速道路の走行中、風や速度の影響を受け、ワイパーが勢いあまってAピラーにぶつかってしまうことがある。そこで、ワイパーを動かすモーターについているセンサーの制御を工夫。走行中の風の状況を感知し、どの程度ワイパーがオーバーしてしまうかを予測した上でワイパーの折り返し位置を通常より早いタイミングにさせるなど、制御できる仕組みを開発。
３）ワイパーのボンネット下格納により、視界を広く＆外観見映え向上
　ボンネット下への格納によりドライバーの下方視界の改善にもつながるとともに、すっきりとしたスタイリッシュなデザインに進化し、さらには風切り音の低減にもつながる。

１）に関してはトラックや輸入車でよく見るのでノズルを流用すれば満足します。
２）、３）に関しては、以前ワイパーの長さを長くして少しでもワイプする範囲を広げようとしました。（ https://minkara.carview.co.jp/userid/2243457/car/1743309/4480693/note.aspx ）うまくいったのですが、Aピラーとの干渉を避けるためにワイパー待機位置をやや上方向に移動しており視界に入るようになっています。（気にするほどではないのですが）今回はワイパーにノズルが乗るので少し気になるようになってしまいました。従って今回は純正の長さに戻し待機位置を下げる（もとに戻す）ことにします。

後付けダイレクトウォッシャーノズルセットはGarage HRSさんのものが有名なようですが、6000円と些か（機能と比較して）高いと思います。

以下用意しました。
・NOZZLE 0606702160 三菱ふそう純正部品　1,313円／個 x 2個
・スクリュ（ネジ） MB083726　三菱純正部品　157円／本 x 2本 （未使用。M3ネジをホームセンターで購入した。）
・チェックバルブ FA54-67-508　マツダ純正部品　567円／個 ｘ 2個
・クリップ MC896056　三菱ふそう純正部品　290円 （未使用）
・黒色エアホース（金魚とかのPET用品）150円？（忘れた）
・星型分岐（金魚とかのPET用品）100円？（忘れた。未使用）
・Ｉ型、Ｌ型継手（金魚とかのPET用品）100円？（忘れた。未使用）
パーツレビューにあげた型番 060870-1920のノズルは3方向にスプレーしますが、スプレー量が必要以上に多すぎたので不採用です。。。（もったいない。噴出方向も調節できるのに。）

黄色丸にあった段差はワイパーブレードと干渉したので削りました。黄色長丸の一方は貫通穴でワイパーアーム側はタップします。他方はボッチが出ていてワイパーアーム側は穴開けのみです。

下穴は2.5mm、M3でタップします。

設置位置とホース固定概要です。
ホースはワイパーアーム根本のスプリング内を通します。チェックバルブ（逆止弁）もワイパーアーム根本付近に設置します。ワイパーは1回往復すれば十分なのですぐスプレーされるようにチェックバルブは必要です。

裏側は防音テープで軽く挟んで固定します。

既設ホースのＹ分岐までは流用します。Ｙ分岐から１５～２５cmのところにチェッキ弁（白くなってるもの）をつけます。

ワイパー待機位置です。この状態で運転席からはスプレーの上端のみ見えます。あまり気になりません。

ノズルの噴出方向がわかると思います。
ワイパー動作は1往復で十分ですが、動画では噴出状況、範囲がわかるように（サービスで？）何往復もしています。