僕はSのデザインがとても気に入っている。
発売時に賛否両論有ったようだけど、
今見ても、いや、
今だからこそなおさら、この個性的な貌が大好きだ。
だからこの車に、可能な限りずっと乗っていくつもりだ。
そうなると少しでも居心地良く、
自分に合ったようにカスタマイズしていきたい。
音楽が好きだから、運転中はいつも音楽を流す。
ところがS君は6枚CDチェンジャーか、
いまや絶滅種のMDプレーヤーしか無い。
AUXも無い。
そこで、色々調べてみたら、中後期Sのオーディオ系は、
なにやら光接続による車内ネットワークでつながっていて、
その規格でないとつながらない事が分かった。
さらに調べると、その光インターフェイスに割り込むアダプターが、
海外では、ジャガー純正パーツとして出ている(出ていた?)
Jaguar Audio Connectivity Module、通称 ACM と呼ぶようだ。
パーツナンバーは C2C40513 である。
x-typeと中期後期のS-type に使える。
同時期のXJにも、多分使えるのではないか、と思います。
オーディオ専用で、
アナログの補助入力、アップルのipodとUSBメモリが使えるようになる・・・という話。
いいじゃないですか!
で、どう使うのか?
それが以下の頁に詳しく出ている。
http://www.jimrothe.com/jaguar/acm-bluetooth/acm.html#description
英語だから、ググルの翻訳君に仕事して貰いながら、
何度何度も読み返していると、やっと理解出来た・・・様な気になってきた。
それではと、ebayで探して、どうにかゲットした。
パーツ一式がこれ。
説明書には、パネルの外し方まで、とても丁寧に図解してあるので、
車に素人の僕でも、なんとか、出来そうだ。
まずはこの辺から外す。
裏返してみたら、なんとアルミダイキャスト!
さすがだね~、と意味なく喜ぶ。
シフトレバーからコンソールにかけての、飾り縁を外す。
外し終わるとこういう姿に。
アダプター本体の四角い箱は、この奥に両面テープで貼り付ける。
何故か本体を貼り付けた写真を撮り忘れている・・・(泣)
で、開けてビックリだったけど
センターコンソールの部分も、ケースは大きなアルミダイキャスト!
ここでも大いに喜ぶ!
ヨーロッパ製品は、金型作って、
それを複数の機種でずっと使い回す習慣があるみたいだね。
昔、フィリップスのCDプレーヤ開けたときも、そう思ったし。
で、全部開けたら、必要な配線を指示書通りに、
パッチンパッチンとコネクタで繋ぎ配線を済ませるだけ。
ま、こういうチャンスに、各コネクタの接点は、
接点クリーナーでクリーニングしておくのが吉でしょう。
その前に、肘掛けの下の箱に、
取り付けのネジ穴だけだけはキリなどで開けて、
補助入力端子とUSBメモリを固定する。
こうやって外す。
取り付け終了後の姿。
これで、パソコン使ってUSBメモリーにCDから、
無圧縮オリジナルのままのWAVフォーマットで書き込んでおけば、
高速オートチェンジャーになる。
USBメモリがオートチェンジャーに 変身するので、
操作はチェンジャーと同じ。
4GBから32GBと全部試してみた。
もう、たっくさん入ります!!
しかし、何が入っているか曲名表示しないので、
入れすぎると分からなくなります。(笑)
音質はオートチェンジャーで聴くより、
しなやかでナチュラルです。
勿論、
FMでの電波飛ばしより、確実に高音質。
ipod出力をアナログで繋ぐのは、曲名表示の点で良いのですが、
小さい画面を運転中に見るのは危険だから、
使うのは助手席の人専用ですね。
という訳で、USBメモリのオートチェンジャ、愛用中です。
なお、
作業時間は、不慣れのため、3時間くらい掛かりました。
こういう所のイジリーは、車の基本性能に関係しないし、
元にも戻せるので、
車の素人にも手が出せて、楽しいです。
またオーディオは音質という、個人の好みも入る所なので、
自分で作業しておけば、後々の改良など、
創意工夫ができる可能性が残ります。
(この記事はおよそ1年前にやった作業の記録です。備忘録と、誰かの参考になれば、との思いで書き留めました)
Posted at 2014/12/02 18:38:32 | |
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