バッテリー上がり防止！(になるか！？w) サブバッテリーシステム自作 そのに

バッテリーあがり対策にサブバッテリーシステムを構築予定です。
前回作成した簡易的なものではなく、トランク下に埋め込むような、いわばちゃんとしたシステム。を考えてみました。

説明いれると長くなるのでそれぞれの説明をしながら。
※車を上から見たときの配置をイメージして作成しているのでちょっと違和感のある図かもしれません。

まずメインとなるサブバッテリー充電部。

大本の電源となるのが車体側バッテリー。
それをアイソレーターでサブバッテリーに充電します。
※このときサブとして使用するのは通気口付きのバッテリーやメンテナンスフリーバッテリーにすること。
このアイソレーターは最大14.4V 10Aで充電してくれて、電源をOFFにしていてもACCの信号をいれると充電してくれるスグレモノ。

また、今回ソーラーパネルも取り付け、長期間放置しても太陽光があれば辛うじて延命できるようにしました。
予定は未定ですが、リアハッチのでっかい窓に太陽光パネル埋め込もうとか考えてます。デジタルルームミラーあるしね。


と、車体側とソーラーを電源にサブバッテリーを充電します。

次
車体側補機バッテリーの電圧が落ちたとき、サブバッテリーから車両側バッテリーの充電部。

まずカットオフリレーで車体側バッテリーの電圧を監視。
11.8VになるとリレーがOFF(開放)状態になる。
すると遅延リレーの電源が切れ、リレーがOFF(短絡)し、サブバッテリーからソーラーパネルコントローラーを介して13.8V 2Aのレギュレーターに電気が流れる。
そのレギュレーターから車両側バッテリーに充電が開始される。

しかしこのままだと最悪サブバッテリーが枯渇するまで車両側バッテリーの充電をしてしまう。

そのため、カットオフリレーの復帰電圧を12.2Vに設定。
メインバッテリーの電圧が12.2V以上になり、更に10秒経過したところでサブバッテリーからの給電がカットされる仕組み。

とはいえ、ソーラーパネルコントローラーを使用し、サブバッテリー電圧が11.5V以下になったら給電をカット。
ソーラーパネルだったりアイソレーターからだったりでサブバッテリーが充電され、12.2V以上になったら再度給電可能になるようにセットしています。




以下余談
なぜレギュレーターが13.8Vで充電休止が12.2Vなのかの説明
そんなに難しい話じゃなく、余力を持って充電しよう！くらいのもので特に13.8Vを選定した意味はない。
ただ、レギュレーターで12.2V以下の出力にしてしまうと、先に言ったように一生給電するのでサブバッテリーが上がります。
そのため余力をもっての13.8V 2Aです。

逆に11.8Vになったバッテリーに13.8Vを過圧したらすぐに12.2Vなんて越してしまうんじゃないか？と思う方もいるかと思います。
しかし13.8Vとは言っても流せる電流は2Aです。この程度の電流値ならじわじわ電圧が上がっていきます。
机上の空論ですが、LN1が45Ah(20時間比率)程度。12Vなので540Wくらいあります。
これを13.8V 2A=27.6Wで充電すると丸1日弱。
ただし、11.8V~12.2V間の電力は100W前後だと推測したため、およそ3～4時間程度充電に要すると仮定しています。
(頭の中の言葉を文字に起こすのが下手すぎる)


まぁあくまで机上の空論ですが意味あってそうしてます。

最後
それでも車両側バッテリーが上がったときの頼みの綱

もうこれは最悪Ready状態にまで持っていければ良いやくらいのもので、使わなで住むならそうしたい機能です。
リモコンリレーでリレーに電気が流れると、サブバッテリーの電圧に関係なく、車両側バッテリーを強制的に13.8V 10Aで充電します。
この間にドア開けてreadyまで持っていければ実質勝ちみたいなもんです。

図には載せてないけど、これにも遅延リレーを噛ませ、最大使用時間10秒とかにしておきます。
これはサブバッテリー破損防止とか、誤ってボタンが押された際の誤爆防止です。

とまぁ、現状部品がずべて届いていないなどの問題点？もありますが、こんな感じにサブバッテリーシステムを構築予定。

普通サブバッテリーといえば12Vから100vを取って家電を動かす用途がほとんどですが、今回バッテリーが上がり防止として考えてみました。


また、今回エアサスの駆動にも12Vの電源を使用するのですが、車両側バッテリーの負荷を少しでも減らしたいため、このサブバッテリーから電源を取る予定です。
というか取ります。

また、さっきも書いたようにリアゲートの窓にソーラーパネルを設置予定です。
サブバッテリーだけではなく、枚数を増やして車両側バッテリーの充電もできたらな～とか考えてます。

まぁこれについては追々…。

※最後に※

これを真似するのは大いに結構ですが、完全自己責任でお願いします。
私のシステムを真似て作ってシステムが動かない、車が壊れたなどがあったとしても一切の責任を負いませんので悪しからず。

また作成に関しての質問等は基本回答しませんので質問してこないでくだい。