
もう、、今年で終わってしまうのか?
「CROWN SEDAN」という、日本を代表する商用ベース車。
このコンフォートシリーズは、現在・・・コンフォート、、
クラウンコンフォート・・・そして、クラウンセダンとあります。
これらは、、みんな商用ベースの車輌として設計開発され、
ボディーを高耐久化されたものです。故に、各部分は、、
シンプルな構造になっており、、足回りなども感覚は旧式。
軽快なハンドリングを求める車ではなく、、仕事のクルマ!
乗り心地などは、、街乗りの送迎に耐えるくらいです。(^^)v
このシリーズの最上級が「CROWN SEDAN」という事です。
コンフォートシリーズというのは、トヨタの商用ベースでの設計開発されている車輌です。(^^)/
これは、、もう、、皆さんがよくよく知っていらっしゃると思います・・・ネットのウィキペディアなどにも、
しっかりと書かれていますから、それなどを参照して頂けると良いかと思われます。(^^)v
また、、コンフォート仕様という事では、そのウィキペディアにも記載してありますが・・・
「スポット溶接の箇所を減らし車体剛性を落とすことで、40万km以上の走行にも耐えられる設計。」
「この手法は同社のE110型系のカローラ/スプリンターから用いられている。」
このようなボディーを持っているのです・・と、この110型カローラ/スプリンターの時代は乗用車と、
そして商用車という、もう一つの顔を持っていましたから、このようなボディ開発をされているので
しょう。
コンフォート仕様という事での注目する点が、、「スポット溶接の箇所を減らし車体剛性を落とす。」
・・・ということなのですね・・・あれ;れ??、、車体剛性を落としたら弱くならないの???(゜.゜)
誰でも普通は、そんな風に思ってしまいますょね。(^^)v
クルマに詳しい方なら、、「今さらジロー」のオヤジギャグで叩かれますが、ちびっと書きます。(^^)v
「クルマの衝撃」、、ぶつかるという事でなくて、路面と人間との間の感覚のことです。
凸凹してる路面を走って、、乗っている人が何も感じないという事で、これが「衝撃を吸収」として、
すべてを感じなくしてしまったら、、危険度が判らないですから、ある程度は感じるようします。
その路面とボディーとの間に、、タイヤやサスペンションという機構が入って来るのです。
サスペンション(路面衝撃・振動吸収装置)を色々と調整して、その味付けを人間の感覚へと、、
丁度良い感じに伝わるようにしている・・・という感じでしょうか。。(^^)v
よく皆さんが遣られている、、サスペンションの交換などは、こういう感覚の部分を自分の心地よい
ところまで、改良しているという事なのだと思います。
ただ、、こういう「衝撃」はすべてが「サスペンション」で解消されるものではありません。
実際には、、ボディーでも吸収しているのです。(^^)v
この辺のお話は、、「競技車輌のスポット増し」とか「ロールゲージ」とか、、色々と細かい内容が
御座いまして、、すべてお話すと小冊子になってしまうので、ここでは止めて置きますが・・・
競技車輌であっても、考え方はほぼ同じですから・・その辺は共通のとらえ方で良いと思います。
また、、フルフレーム・サブフレームと言った、、フレーム構造の車体とは、ここでお話するものと、
少し違っていますから、、あえてモノコックという事で見て頂けると幸いです。
・・・という、サスペンションで取り切れない衝撃・振動など・・・最終的にはボディーで吸収解消を
しているのですね・・・と、これはどんな車でも同じです。
ボディーは鉄板を溶接して作られていますし、、事故でぶつかっても大丈夫なように強固にも、、
誰が見ても、、そのように作られていますが・・・実は、、ボディには「逃がし」があるのです。(^^)v
カッチカチに接着した段ボール箱を押し付けたりすると、、とてもで硬いですが、あるところで・・・
凹んだり、、凸ったりと、、形が崩れてしまいますょね・・・が、しかし、、組み合わせただけでは、、
グニャグニャってしますが、、ある程度までなら形は崩れませんょね。(^^)v
これが「逃がし」の効果です・・・カッチカチにスポット溶接するのではなく、ある程度減らして行く
という事で、復元力を付けているのです。(^^)v
こういう部分では競技車輌とのボディー剛性の取り方は違いますが「逃がし」はキチンとあり、、
レースカテゴリーに準じてボディー作成をしていると思います。
このクラウンコンフォートはセダンと共通ですから、、皆さんも駅でよくよく見ると思います。
乗り心地も、、それなりに分かると思います。(^^)v・・・と、では、、実際には。。
このハンドルを握って走られると、、もうすぐに、一般の皆さん乗られているクルマとの違いが・・
ハッキリと感じる、ハッ!分かるょ!と・・・とても車体の柔らかさを感じ取れる事と思います。
こんな感じのボディーですから、人によってはグニャグニャ真っすぐ走らない感じがするのも、、
このクルマの特性とも言えるものですね。(^^)/・・・それ故に、、裏を返せば非常にデリケートな
調整が必要ですし、足回りのトータルるメンテナンスも必要なものと言えるでしよう。
・・・と、そういう事もある商用車ですから各部品も安価で入手出来るようになっています。(^^)/
しかし、、そこはそこ、商用車レベルですから、、そんなにシビアに考えなくても大丈夫です。
こういう目に見えない部分を持っているのが・・・コンフォートシリーズなのですね。(^^)/
カタログなどを見ても、、たいした装備ではないのに、、やたら値段が高い!!という理由。。
こんなマイナーなセダンですが・・・しかし、現在、日本の中型乗用車旅客輸送車輌としては、
ナンバーワン!のクルマですね。(^^)v
これも無くなってしまうという事ですから・・・ナンバーワンからオンリーワンになるのでしょうね。
(^^)v