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前回、、ポリカーボネートレンズの劣化クラック・・
表面のハードコートの劣化・・・
極々表面のレンズ劣化は取れました。
しかし、少し深めに入っている劣化クラックは無理でした。
・・・という事で、再チャレンジです。。




赤丸部分が劣化クラックです。



今回はかなり研ぎ落しますから、粉が入らないように袋詰め養生です。


２４０番から研ぎからスタート・・粉が結構出ます。


２０００番までから研ぎです。


コンパウンド仕上げで様子を見ますが・・・やはり、クルクル目が残ります。
空研ぎだと、、ペーパー目に詰まった粉が回転動作の摩擦熱で固まり、、
これによってダブルアクション特有のクルクル目が残るようです。
普通、、根気よく研げば前番手の目は消えて行きますが・・・
研ぐ材質によってダブルアクションの回転を落としてもダメな場合があります。
また、、ある回転数まで上げないと研げないという事もあって難しいです。


赤丸部分が見難いですが目が残っているところです。
この一部分だけではなく、、全体に同じように残っています。


・・・という事で、熱を逃がして目詰まりしない水研ぎで再度研ぎ降ろしです。
６００番から進めます。


２５００番まで水研ぎで上げます。
その後は、、スチーマー仕様でムラなく整えます。


全面ムラなく掛けたら完成です。


綺麗に仕上がりました。

荒れていた目の浮きも綺麗になりました。
いよいよ点灯です。



キラキラした劣化クラックは綺麗になくなりました。
完成までおおよそ４時間くらいですが・・たぶん２時間強で終わると思います。
今回はあえて、、乾式・コンパウンド仕上げまで遣りましたから。。
通常は劣化除去してから、、すぐに水研ぎで進めますので。。
今回は、、気になる右側のクルクルも除去しまして左右綺麗になりました。
この作業、、左右セットで行うと丸一日は掛かると思いますが・・・
ここまでやれば、、まずもって暫くは綺麗でいられるでしょう。。
また、、少しくすんで来た段階で、、再度スチーマー施行すれば良いですしね。
これの方が手間も楽だと思います。
今回で、、ライトの再生プロジェクトは終了です。