ステアリングスイッチを調べてみる

分解したステアリングスイッチが、どのようになっているのかを調べてみました。

ちなみに、クルーズコントロール部分を知りたかったので、右側のスイッチしか調べていません。

＜分解編＞
https://minkara.carview.co.jp/userid/2256841/car/3078745/6540139/note.aspx

まずは、コネクターのピンアサインを確認。
基盤のパターンを追いながら、ステアリングスイッチのボタンとの関係を調べます。

LEDを光らせるライン、電話操作のライン、クルーズコントロールのラインに分かれています。

グルーズコントロールで使用する線は2本だけ。でもボタンは5つ。抵抗分圧器ってやつですかね！？

ボタンが押されたときに、2本の線の間の抵抗値をテスターで計測しました。

ProPILOTを停止する機能は抵抗値が低く、加速に関与するものは高くなっています。

ちなみに、実線の円はボタンを押した時に導通（ショート）する部分です。破線の円はボタンを押した時にボタンから押されますが、導通しません。

計測した抵抗値（赤色の文字）をもとに、配線を推測しました（基板のパターンを全部追うのは面倒なので）。分圧抵抗器なはずなので、こんな感じ。

その後、基板上に実装してあったチップ抵抗の抵抗値（水色の文字）を確認しました。

多分、回路は正しいかと思います。

最後に、パドルを配線する時の回路図。

回路の左半分は常に5.46kΩなので、回路右側の抵抗値はこれくらい。
後は実際に回路の右半分（パドルと抵抗器）を用意して、ステアリングスイッチの白とピンクの線に割り込ませれば、クルーズコントロールのSET -とRES +をパドルで操作できるはず‼️

どのようにステアリングにパドルを取り付けするかは、まだノープランですが、わくわくします😄