ユニバーサルジョイント交換 その1

リアアクスルとフロントハブのベアリングを交換してきましたが、相変わらず鳴り止まない走行中の異音です。
後ろでもない前でもない。

…じゃあ次は真ん中！

ってことでユニバーサルジョイントを交換してみます(･`ω･)

いやもう、異音をきっかけに自分で交換できそうなベアリングを手当たり次第やってる感ありますね。そしてまぐれ当たりを期待してます。まさしく迷走中〜／(^o^)＼

ということで、ドライブシャフトを外してきました。
取り外す際に揺さぶってみてもガタがあるわけでもなく、交換する前からここじゃない感じですが、予防整備ってことで交換してみます。

ドライブシャフトにユニバーサルジョイントは前後2つ付いているので、まずは後ろのデフ側からやってみます。

こちら側はデフから切り離した段階でキャップが2個フリーになるので、小手調べとしては丁度良いかと。
外側スナップリングのみで固定されてますし。

事前にどうやって外そうか考えてるときに、でかハンマーで打ち抜けるんじゃないかと思ってたんですけど、念のため大きなシャコ万も用意してました。
これ、めちゃでかいですね。
150mmのC形シャコ万です。
シャコ万でやるなら、ユニバーサルジョイントのキャップの逃げにソケットなりあてがうことになるので150mmは必要です。C形ではなくても良いですけど。

そしていざ外そうとしたときに、こりゃシャコ万を用意しておいて良かったなと。
固着していてめちゃ硬かったですよ。
ちなみにシャコ万のハンドルは、ソケットレンチの使える六角形状が良いです。トルクを掛けやすいので。

強めに締め込んでも動かず、更にハンマーで叩いたらバチーーンとか鳴って、ジョイントが動きました。

ユニバーサルジョイントが動いたところで、外側に飛び出したキャップの頭をプライヤーでコジコジと外してる動画を参考にしていたんですけど、全然動きませんね！
潤滑剤を吹きつつ、シャコ万で右へ左へ動かして滑りを良くしてもプライヤーでは取れませんでした。

結局、半分飛び出たキャップにオーバーサイズのソケットを被せて、ハンマーで叩きまくったら外れました。なかなかの力技です。
ちなみにデフ側のユニバーサルジョイントのキャップ径は30mmくらいではなかったかな。被せたソケットは32mmです。

新品のユニバーサルジョイントを取り付けます。
当然スルリとは入らないので、シャコ万で圧入します。
キャップの中のニードルが倒れないように注意ですね。
圧入してる最中もユニバーサルジョイントをグニグニ動かして、引っかかりなどないように確認してます。
キャップをハンマーで叩き入れるのもありだと思いますが、キャップ内のニードルが倒れやすくなるので、シャコ万なりプレスがあるなら圧入が無難だと思いました。

ニードルが倒れないところまで本体に押し込んでから、適当なソケットを当て物にしてハンマーで微調整しました。
片側にクリップの溝が見えたらクリップを取り付けて固定。反対側もクリップ位置までハンマーで押し込みます。両側ともクリップを付けた時点ではキャップを押し込みすぎてる状態になっていてユニバーサルジョイントの動きがシブいです。
ドライブシャフトのY字の腕辺りをハンマーでコンコン叩き、緩みを入れてやると軽くなります。

っと、画像とコメントが合っていませんね。
こちらは取り付けが終わり、ニップルからグリスを注入してるとこです。２つがフリーになってるので、グリスで浮き上がらないようにシャコ万で押さえてます。

ニップル付きのユニバーサルジョイントでも中身はグリスが充填されてるので、新たに入れ直す必要はないのかも。

次はミッション側のユニバーサルジョイントを交換します。
スリーブヨークが付いてて、やりにくそうなんですけど、デフ側を交換して要領は得た気がします。

その2へ続きます。