サーモスタットもダメでした。
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
この前、ブレンドドアアクチュエーターを交換して冬の準備も万端だと思っていたんですけど、12月になり寒さが増してくると「やっぱりヒーターぬるいじゃん」てことになりました🤷♂️。。
朝の通勤後、水温計を見るとめちゃ低いです。
オーバークールってやつですね。
温度調節が効くようになっても、熱源がぬるければ意味ないっす💦
サーモスタットが逝っちゃってるかな?
ということで交換することにしました。
2
ラジエーターのドレンからクーラント液を排水しつつ、エアクリとエアフロを外しました。
アッパーホースも邪魔なので外したいんですけど、気温も低いせいか固くなってます。
そんな時はヒートガンで軽く温めてやると、柔らかくなって外しやすくなります。
3
アッパーホースが外れました。
サーモケースの中にサーモスタットが見えています。
…あれ?
前回サーモスタットを交換した時はアッパーホースを外した時にクーラントがダバダバ溢れたんですけど、今回は排水しきったようでサーモケースの中も空っぽです。
やっぱり隙間が開いていて下へ流れ落ちたんだろか?
4
サーモケースは13mmのスタッドボルト2本で固定されていて、奥のボルトには14mmのボルトでアースも共締めされていました。前回の交換は6年ほど前なので、もうよく覚えていません💦
サーモスタットを取り外して観察してみたんですけど、目視では隙間が開いているようには見えませんでした。
開弁温度も見るためにお湯で加熱していくと80℃後半で開いていきます。
むむ…。壊れてないのか🤔?
5
こちらが今回交換する新しいサーモスタット。
国内通販で購入した社外品です。
これにはジグルバルブという小さな弁がついていますが、古いサーモには付いてなかったんですね。
エア抜きの段階で水路にエアが残っていればこの弁から抜けていき、クーラントで満たされると水圧で押し上げられて閉じる仕組みです。
小さな穴ですけど、これがあるならドレンから排水の過程でサーモケース内のクーラントが下へ抜けるのも分かるんだけどな。
6
考えていてもラチが明かないのでとにかく交換です。
7
サーモケース自体にガスケットは不要なんですね。サーモスタット外周のゴムパッキンでシールします。
そんなことも覚えてなかったので、サーモ購入時にガスケットも探しちゃいました💦
8
ラジエータードレンから排水されたクーラントはだいたい6Lくらいでした。
全てバケツで受け止めて再利用です。
でもそろそろ全交換しても良いかな。
次のクーラントを抜く機会にやろうかな。
9
取り外した部品をもとに戻してからエア抜きです。
エアコンのコンプレッサーを回して負荷をかけつつ温度調節はホット側へ。
アイドリングでサーモスタットが開くまで約30分掛かりました。
アクセルを煽りたい気分でしたが、騒音をだすのも近所迷惑なので自粛しました。
といいつつ、30分もアイドリングしていたら充分迷惑なんですけど💦
作業後にOBDⅡで水温を監視。
交換前は60℃前半で止まってしまうところ、交換後は80℃後半まで上昇するようになりました。
OBDⅡで数値として水温を監視していると、メーターの水温計表示は随分アバウトだなと思いました。
ただ、大袈裟だと思える針の動きも、水温が上がりサーモが開いて下がる様子など、視覚的には分かりやすいと思えます。
10
エアコンの送風口からは50℃を超える温風が出るようになりました。
風量を上げると暑いくらいです。
また、エンジンがちゃんと温まるようになったことで加速もスムーズに感じられます。
結局、古いサーモスタットのどこが壊れていたのかはよく分かりませんが、冬場のオーバークールが改善されて良かった♪
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