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何だか妙にハマってしまったスイートポテト開発が一応完了しました。もはや素朴なスイートポテトとは別モノになってしまって、気が付いたらモンブラン的なスイーツになりました（笑）！「生スイートポテト」って感じですかね。

構成は、ココット容器の最下層から、

①クラッカーを砕いて少量のバターで固めた「生地」

②紅はるか（サツマイモ）を蜜が出まくる様に焼き芋の手法でMAXに麦芽糖化させ、裏ごししたものをベースにした「芋ペースト」。通常のスイートポテトと違って、焼き色をつけるための仕上げの焼きをしていないので、これは、言ってみれば「生スイートポテト」ですかね。

③冷して寝かせたカスタードを裏ごしして、同量の生クリームと合わせた「クレームディプロマット」

④芋ペーストを薄く延ばして円形の型で形を整え、卵黄を牛乳で溶いたものを表面に塗って、表面に焼き色をつけた「芋プレート」

になってます。

かなり食べごたえあるボリュームなので、ショートケーキを食べるくらいの感覚になります。

世のスイーツ屋さんはこんな感じで新製品を開発するのかなーと考えながら作りました。そんな気楽なもんじゃないとは思いますが、こういう試行錯誤はなかなかハマりますねー。

この数週間で一年分くらいの焼き芋を作ったので、しばらく焼き芋は食べなくても大丈夫な気がします（笑）。

「みんカラ」の趣旨からかなり逸脱してしまいましたが、ご容赦ください！

試作なので見栄えは今ひとつですが、焼き芋ベースのサツマイモペースト、ラム酒を効かせたカスタード、生クリームを組み合わせ、仕上げにキャラメリゼしたり、シナモンを振ったりして、「お上品な」スイートポテトを開発中。どれもモンブランのような美味しさですが、スイートポテトなのでイモペーストをバーナで焦がして、イモの香ばしさが強調されたものが一歩リードしている感じですかねー。一番美味しかったものを自分の定番にしようと画策中。

経済産業省が２０３０年代半ばに国内の新車販売をガソリン車から電気自動車（ＥＶ）やハイブリッド車（ＨＶ）などの電動車に切り替える方向で調整しているとのニュースがありました。これはなんだかミスリードのような気がしてなりません。EVはCO2を直接は排出しなくとも、製造工程や電力生成には相当量のCO2を排出してますし、バッテリーの劣化も、エネルギの充填密度の低さも、価格の高さも、解決していません。解決の見通しもあやふやです。たくさん作れば（売れれば）コストも下がると言う人がいますが、バッテリーに関して言えば、半額近くになるような効果は期待できません。また、最大のネックである航続距離∝充電時間は避けられず、急速充電ばかりしていたら劣化速度を早めるだけという問題は、少なくともリチウムイオンバッテリーを使う限りは解決不能です。こんな、お金持ちのオモチャにしかならない状態で、どうやって、超高効率のガソリン車からの代替をすすめるのでしょうか。ただでさえ価格が高くなっているクルマがEVしか作れなくなったら、300万円では車は買えない時代になると思って間違いないのでは。ガジェット的なものでなく、まともなクルマの装備とクオリティを求めたら、400万円を切ることは至難の技でしょう。軽自動車もHVとかEVなんかにしたら同程度の価格にせざるを得ない。そう考えると、軽自動車の存続はかなり難しくなるでしょう。価格のほとんどはバッテリーになるような車、みんなが欲しがったりしますかね？こんなのを目指して、世間の人はついてこられるんでしょうかね？
CO2もエコロジーもエコノミーも、結局、ビジネスの話なのでEVが最適なソリューションではありません。EVが駄目とは思いません。が、万能ではないのです。CO2とかエコを理由に総EV化を目指す施策は日本に限らず、欧米であってもミスリード政策で、一部の人がビジネス的に美味しくなるだけだと思います。
効率を考えたら、「多様性」「適材適所」が正しいのではないかと思います。HV,PHV,FCV,EV,ディーゼル、ガソリン、を用途に応じて使い分ける、共存させるというのが正しいのだと思います。ドイツのあのブランドがやらかしてくれたおかげで、ディーゼルはすっかり悪者になってしまいましたが、エネルギー効率で考えたら、一つの解だったはず。
なんとか共存できる方向に持っていけませんかねえ。