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golgoyukippeのブログ一覧

2025年01月21日 イイね!

フロントフォークにスラストベアリングを入れる効果

今Vストローム650のフロントフォークに入れているスラストベアリングの効果を素人なりに改めて考えてみました。

個人的にはフォークの動き(特に動き出し)がヌルっとスムーズになっている効果は感じているのですが、それ以外にもいろいろと影響はあると思います。
下の理解に誤りがあれば教えて下さいませ。

1.スプリングの伸縮抵抗を取り除く
→ バネレートを下げたのと同じ効果
→ 圧縮スピードが高まる
→ シムなどを通過するオイルの流速が上がる
   → (a)圧側減衰が強くなる
   → フォークオイルの劣化が早まる(?)
→ (b)エアバネによる反発力の立ち上がりスピードが高まる

※aとbは相互に打ち消し合うような気もしますが、どちらの変化が強いかは場合によるんでしょうか?ここが一番理解したいのにモヤモヤしている箇所です。

2.ベアリングの体積分だけエアが少なくなる
→ 油面を上げたのと同じ効果
→ エアバネによる反発力が高まるストローク位置が浅いストローク側へシフトする
→ フロントブレーキが掛かっているタイミングや遠心力が強くかかるような高速カーブではエアバネでフロントが跳ねやすくなる(?)

3.ベアリングの厚み分だけ余分にプリロードがかかる
→ (カラーを切り詰めなければ)バイクの姿勢が前上がりになる

4.スプリングが撓んでインナーチューブ内側に擦れることが減る(?)

5.(正立フォークの場合)アウターチューブがスプリングとの摩擦で一緒に回転しようとする動きが吸収される
 → ブレーキディスクローターとパッドの当たり方のバラつきが減る(?)
→ フォークが縮んだ際のフロントブレーキの引き摺りが減る(?)

今は2番の挙動がやや強いと感じていて、直進中に何でもない凸に乗り上げるとスプリングの反発力が急に高まってフロントが揺さぶられるような挙動を見せるときがあるので、試しに油面を5mmほど下げてみようと思います。

5番は考えすぎでしょうか?(笑)


Posted at 2025/01/21 15:05:14 | コメント(0) | トラックバック(0)
2025年01月19日 イイね!

Anakee Road慣らしツーリングで感動

昨日A41から交換したAnakee Roadを慣らしに、午後からツーリングに出ました。

茅ヶ崎のカフェに寄り、

海沿いを走り、真鶴の旧道(県道740号)を走ります。生活道路ですが、タイヤを満遍なく使うにはうってつけの道です。

そして、雨が降った後のウェットな椿ラインを大観山まで走ります。Vストの外気温計は確か6〜7℃辺りで、バイクは一台も見ませんでした。

椿ラインではAnakee Roadに感動してしまいました。感じたのは、

・倒し込みが軽やかで「丸み」がある。どの姿勢からでも倒し込みに必要な入力の程度が同じ。「カクッ」と勢いをつけて倒れる感じではなく、入力したなりに「ヌルっ」と倒れる。軽快なのに節度と品がある感じ。
・倒したまま、任意の一定の姿勢(角度)を保持しやすい。「この角度のまま旋回したい。」という意思を素直に酌んでくれ、旋回中の姿勢(角度)が安定している(※この点は、リーンのコントロールがしやすいCorbinのキャニオンデュアルスポーツシートのお蔭もあるかも知れません)。
・旋回が終わった後に直立に戻す際も同じく軽い「ヌルっ」のフィーリング。
・A41に感じたようなリアが滑る感触が無い。倒し込みにも旋回中にも安心感がある。

あとは、全般的に路面の細かい凹凸を吸収する能力は高く、A41より一段上です。乗り心地はとてもしなやかです。不要な外乱を効果的に遮断してくれるので、走り慣れた道の舗装が良くなったかのように感じます。

「ああ、ミシュランって前のバイクでもこんな感じだったよな。」と感じました。素晴らしいタイヤのようです。ノウハウの詰まった最新タイヤのはずなのに、これみよがしにひけらかさずに優しくサポートしてくれる感じが素敵すぎます。

乗っていて、穏やかな楽しさを感じます。何というか優しい気持ちになれます。しゃかりきに速く走らなくても上質なハンドリングを味わいながら走るだけで充分満足させてくれます。

パターンノイズは聞こえません。坂道の途中の下りでスロットルを全閉した際にはパターンノイズらしき音が微かに聞こえましたが、全く気になるレベルではありません。エンジンに負荷をかけていると、排気音などにかき消されて全く聞こえなくなると思います。縦溝舗装も特に問題なく、違和感なく通行できました。

総じて、忠実で疲れさせないハンドリング特性としなやかな乗り心地は、アドベンチャーバイクでのツーリング用途にはバッチリでしょう。Vストとの相性も申し分ありません。

タイヤとは関係ありませんが、椿ラインでは、逆操舵というか、カーブ内側の手でハンドルを押し出す(押し続ける)ことでうまく曲がるテクニックを体得できた気がします。これ、誰でも無意識のうちにやっているはずと思いますが、押し出し始めるタイミングや力の強さを意識することでさらにうまく曲がれる気がします。

大観山で休憩します。展望台の中の店はどこも閉まっていました。

帰路は箱根方面には行かずにまた椿ラインを下りました。湯河原で食べたラーメンが非常に美味でした。

帰りは高速で帰宅しました。230kmのショートツーリングでした。

帰宅後のリアタイヤです。慣らしは終わったかな?

同じく230km走ったフロントタイヤです。
Posted at 2025/01/19 21:16:26 | コメント(0) | トラックバック(0)
2025年01月10日 イイね!

トルクレンチの握り位置

3年ほど前に初めて知ったんですが、トルクレンチを握る位置によって実際のトルク(カチッと音が鳴るトルク)は結構変わってしまうんですね。

【鳩はとさんの検証動画】
https://youtu.be/RePL6UPfLDo?si=sUbJZejE_6IbaaRK

東日のだと持ち手の中指を合わせる線がグリップにあること自体は知っていましたが、短く持つとオーバートルクに、長く持つとトルク過少になることを知ってからは、持ち手の位置に気を遣うようになりました。

理屈はここに詳しく書かれています。文系の僕でも理解できます。

【トルクレンチの仕組みと構造から持つ位置でトルクが変わる理由を考える】
https://md-study.com/torque-wrench-structure/?fbclid=IwY2xjawHt6GBleHRuA2FlbQIxMQABHWVKr2JqfNvEqiSoX6ByjGn9UceORIc0v-n87WFGu8sdMon0z_bbc8jC9Q_aem_S31w1oNxrMOQ2cDuU0rLUQ

Posted at 2025/01/10 21:00:15 | コメント(0) | トラックバック(0)
2024年12月28日 イイね!

トイレ選びはまず便器から

トイレリフォームに向けて、次のトイレを徹底的に調べていました。そろそろ結論が出ました。

僕の条件は、
【共通】
・一体式でなく便器とタンクと便座の組立式

【便器とタンクについて】
・便器とタンクが陶器製
・便器とタンクが防露型
・水面が広めで高く、手前寄り
・水面周囲の傾斜がカクカクではなく、なだらかに水面に落ち込む形状
・便器の縁に適度な反り返りがある(特に手前側)
・便器内側の洗浄水の出水口は汚物が直接入り込みづらい位置にある(下痢気味の日が多いので。。。)
・便器の内外の汚れを目視しやすい形状(特に手前の外側とか)
・タンクは手洗器なし
・停電していても流せる
・一回で確実に流せる
・過度な節水タイプでない(目安は大6L、小5L)
・便器に焼付ガラスコーティングつき(セフィオンテクト or Gコート1200)
・コーティングはサンポールなどの薬品に耐性がある
・尿や便の色の異常に気付きやすいように、色は白

【便座について】
・蓋と便座に触らなくても開閉できる
・お尻洗浄あり
・オート洗浄には拘らない(タンクのレバー操作でok)
・暖房便座には拘らない
・便座裏は汚れが付着しづらい素材
・袖の操作パネルなし(壁リモコンのみで操作)
・掃除のために便器から外しやすい

いったんあるモデルに決めたつもりでいても、調べているうちにまた新たな懸念や条件が増え、また別のものを探すという繰り返しでした。
そして、便器はTOTO CS70Bという、ヤマハのシンセサイザーのような名前のモデルに行き着きました。

この便器と適合する手洗いなしのタンクはSH60BAです。

セットでも5万円でお釣りが来ます。もちろん便座(ウォシュレット)は抜きです。

このCS70B便器は、ピュアレストQRという何度かモデルチェンジを経たシリーズのうち旧型モデルCS60Bの復刻版で、同じものだそうです。カタログには載っていないものの、ホテルなどからの需要が切れないらしく、息長く生産している品とのことです。ただ、ホワイトとパステルアイボリー以外の色は既に生産中止になっています。

このCS70B便器の特徴は洗浄方式(サイホンゼット式)と水面の高さと広さです。

封水面の下(手前側)にあるゼット口がメインの出水口になっていて、タンクから下りてきた洗浄水がここから後方へ勢いよく吐き出され、汚物を含んだ水を巻き込みつつサイホン作用で後方へ排出します。加えて、縁の下にある2つの出水口で便器を渦巻状に洗い流します。

https://youtu.be/_dIUJNjyHis?si=SmiLA2u0Zfalakln

出水割合はゼット口からが7割、縁の下の2つの出水口からは3割だそうです。

CS70Bの水面の高さは、私が調べた現行の数ある便座の中では最も高い125mmです。水面が高ければ、お尻から放たれたモノは勢いを付けずに封水に入るので、お尻への水跳ね返り(お釣り)は少ないはずと見ています。



最近の便器の水面を調べると、だいたい156mmとか170mmとか、下手をすると200mm超えなんていうものもありました。最近の便器は過度な節水競争の結果なのか、どれも水面が低くて狭いんですよね。その分、お尻から出たモノは勢いをつけて水面に突入するので水跳ね返りも大きいでしょうし、また、水面に直接入り込む前にモノが便器に当たるので汚れの付着も多いでしょう。まあ便器の汚れはメーカー的にはセフィオンテクトやプレミストで別途対処しているから問題ないということなのでしょうが。

臭いの点でも、水面が広くて高い方が、モノは直接水に入り込むので有利なはずです。水が臭いごと封じ込めてくれるので。

上記の条件を満たす便器はこのCS70Bだけでした。

組立式に拘った理由は、便器、タンク、便座では寿命が大きく異なるからです。ネオレストなどの高級な一体型は、見た目はスタイリッシュで素敵ですが、便座が壊れると丸ごと交換というケースがよくあるそうです。普通故障するのは便座だけなので、組立式なら便器とタンクには手をつけずに済みます。結果、長期コストは安くつきます。便座(ウォシュレット)だけなら自分で交換できますし。車やバイクでも、高価なAssy交換が必要だと言われるとガックリしますよね。

この便器に組み合わせる便座(ウォシュレット)は、TOTOに問い合わせたところ、オート洗浄に拘るならアプリコットシリーズが必要になるそうですが、私の条件ならアプリコットシリーズまでは必要なくて量販店向けのKMシリーズ(※オート開閉が必要なら上位寄りのTCF8CM77)が合うそうです。

TCF8CM77もオート洗浄機能はあるんですが、最近の節水型便器(大洗浄:4.8L)にしか合わず、大洗浄6LのCS70Bでオート洗浄したい場合はアプリコットが必要になるそうです。

それなら、今はいったんKMシリーズにしておいて、壊れたときに余裕があればアプリコットシリーズにグレードアップという手もあります。

廃盤にならないうちに便器だけでも先に買っておこうと思っています。
Posted at 2024/12/28 15:38:44 | コメント(0) | トラックバック(0)
2024年12月25日 イイね!

男のトイレの水跳ね返り

クリスマスなのに空気を読まずにトイレの話題を投稿。

「多くの男性が経験することだが、一般の家庭用便器で男子が立って小用を足す場合、大きな音がすると飛び散っているように感じるので、便器に貯まった水面を避ける人が多いという。しかし、実験をすると、音には関係なく、水面の中央を狙うと跳ね返りが最も少ないことが明らかになった。」

https://kaden.watch.impress.co.jp/cda/column/2006/10/31/93.html

これ、結構ビックリです。物理学的にはどういう理屈なんですかね。水深が大きい箇所の方が水の跳ね返りは高く上がるイメージだったので、思っていたのと逆でした。

なんでこんなことを気にしているかと言えば、近々リフォームのために買おうとしている便器は水面が広くて水位が高めのものだからです(爆)。ちなみにTOTOのCS70Bという長く売られている便器です。

上の実験が本当だとすれば、「的」が大きいので狙いやすい気がします(笑)。

Posted at 2024/12/25 21:00:06 | コメント(0) | トラックバック(0)

プロフィール

「E46のオイルポンプに2つのOリングがある。一つはストレーナーとポンプの間。そしてプレッシャーリリーフバルブとポンプの間。オイルパンからのオイル漏れでも無い限り開けない部分だけど、次に漏れたとき(二度と漏れないかも)についでに交換できるように、一応フッ素ゴムのOリングをポチッた。」
何シテル?   08/23 02:03
golgoyukippeです。よろしくお願いします。 ハマりすぎて手段が目的にならないようホドホドに。。
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