数日前の朝、車が凍っていました。ここしばらく朝露が降りてガラスや車体が真っ白なのは続いていました。
ついに凍ったかあと思いましたが、この時期は本来であれば最低気温が0℃くらい、最高気温は10℃に満たないのが当たり前。今年は冬の訪れは遅れに遅れています。
そんな土曜日は最高気温17℃、日曜日も16℃と季節外れもいいところ。今年も雪は少なそうです。
さて、今回はデイズルークスの話題。「イジらない」とはいったものの「改良」はします。
子供を乗せるチャイルドシートは当然リアシート。カーナビは当然ダッシュボード。
チャイルドシート視点だと、ノートの場合は9インチという画面サイズもあり見えているようですが、デイズルークスは一般的な7インチ画面で、シートの陰になり映像は見えていない様子。大人でも少しのぞき込むような感じでした。
まだ1歳のご機嫌取りがむずかしいお年頃。お昼寝のタイミングをコントロールしたりおやつをあげたりと、やれることはやっても親2人いれば片方が相手できますが1人だと相手してあげる人がいません。
ようやく目的地に着いてご機嫌ぐずぐずではかわいそう。後部座席でもとなればアレですね。
フリップダウンモニタ。裏返ってますが6.5インチモニタとルームランプが一体になっています。
これはデイズルークスの純正OP。ヤフオクで調達、右側のリモコンが役に立たないようで重要です。後述。
分解するとこのとおり。真ん中にLEDが埋め込まれており、映像の処理も電源も基板1枚で行われているようです。
接続される配線は11本、1つのカプラで入出力。この時点では何が何やら…
ここからしばらく研究の日々。特定車種の純正OPの配線なんてWEB上のどこかに出ているわけもなく…。
本来新品なら電源や信号を一発でとれるハーネス付きですから。
中古品の画像や配線の色や基盤を辿って予想しながら電源とテスターを繋いで計って…
若干の火花を散らしながら(笑)解読完了。無事映像が出たときはホットしました。
車両側につながるカプラはAmazonで調達。11本のうち3本は用途不明で何にも繋いでいませんが、動いているのでヨシ。

たまたま近くにあったアナログ映像がゲームキューブ(懐かしー)
次は車両側の準備です。天井にくっついているシーリングファンのフロント側、サングラスホルダーがあります。左右の○にマイナスドライバーを突っ込むと外れます。

使ってなかったので容赦なく撤去です。
外すとこんな感じ。この時ドキッとしました。フリップダウンモニタを天井に固定するステーにネジ穴が4つありますが、見当たりません。
穴あけを覚悟しましたが、トリムをめくると…ありました。このOPのためだけにネジ穴が用意されているのか…?
トリムを切り取るか切り取らないかわからなかったので、とりあえず細いマイナスドライバーでトリムにグリグリ穴をあけました。結果トリムはそのまま取り付けで正解だったようです。
今後の研究のため(?)にシーリングファンを外してみました。サングラスホルダー部に1本と左右2本ずつ計5か所のボルトで留まっているのみ。ファンの電源はピラーからちょろっと出ている細い線だけ。シーリングファン内部には太い配線が見えますが、「ナノイー」関連の高電圧用でしょうか。
仮留め。シーリングファンは取り付けた状態でステーを固定する必要があります。配線もシーリングファン付けたままでもやれないことはないと思う。
〇の部分、ステーの固定とステーへの本体の固定はすべてねじ止めです。
映像はカーナビの映像出力から。ほか常時、ACC、イルミ、ドア開信号を引っ張ってくる。アースは近くのボルトから。

いまどき100均行くと、HDMIケーブル売ってるくせにアナログ映像ケーブル売ってないのは時代だなと感じます。
諸々の配線を済ませスイッチON。暗くなったものの映ったときはやったーと歓喜。取り付けは2人でやったほうがいい。
カーナビでTV、DVD、SDカードの映像ファイルを選択するとモニターが連動して映像が映ります。
カーナビ本体を地図に切り替えても映像出力は継続されます。
ラジオやBluetooth等音声のみのときは何も映りません。後部座席で地図を見ることはできません。必要ないと思いますが。
これは純正OPナビ(MM317D-W)の場合で、社外ナビだったらまた違うかも。
電源はエンジン始動で必ずONになります。付属リモコンの数少ない役目で、電源OFFができますがそれは記憶されないようです。
見ない時は折りたためます。折りたたんでも電源自体は入っているようです。
もしかしたら使っていない3本をどうにかすると電源が切れるのかも。
また付属リモコンの重要な機能、初期設定です。付属リモコンがない場合、映像の明るさや色合いの調整ができないのはやむを得ないとしても、入力映像のワイド切り替えができません。ワイドは3モードの切り替えがありますが、これは最後に設定されている状態が記憶されるので、16:9映像がほとんどの昨今、なんらか4:3が選択されたままリモコンがなかったら…悲惨かもしれない。

シーリングファンのスイッチ操作の邪魔にはなりません。
後部座席からはすこし見上げる感じになりますが、比較的小さめな6.5インチ画面でありそんなにストレスはないと思う。大きい方がむしろ視線の移動が多くて疲れるかも。
大きい画面がいい人は社外品を選んだ方が幸せかもしれません。ALPINEとかカロッツェリアだとモニタがフロント側に開きますね。
運転姿勢によってはルームミラーに写り込みますが、うちは
デジタルミラーに改造したので大丈夫。大きい画面付けているひとどうしているんだろう?
取付が完了してから子供が映像を見てくれているようで、取り付けた甲斐があります。
欲しかったのはフリップダウンモニタですが、ルームランプも増えて後部座席が明るくなったのも棚ボタです。
デイズルークスが快適になるとノートの出番がますます減っていく。
通勤はノート、週末の家族移動はデイズルークスと逆転(?)生活を送っています。
<余談>
デイズルークスの鍵には何もカバーを付けていなかったのですが、だんだん擦り傷が増えていくのを見て購入。
この形状の鍵は選択肢がほぼないですね。シリコン製はまだ色の選択肢がありますが、だんだん汚れて行ったり破れたりするのでノートと同様ハードケースにしました。
正直カーボン調に「大人の高級感」は全く感じないのですが、両サイドのスライドドアスイッチまで覆ってくれる製品はほかに選択肢がないので…
