ディーゼルぽくないクリーンディーゼル

ディーゼルならではの低回転からのトルクの太さも有り、高速や、町乗りでの加速は非常に良いと思います。ハンドリングはスピード限界まで試せないのでなんともですが、ドイツ車らしいがっしりと構えたハンドリングではありますが、路面のインフォメーションを良く伝えてくれるので、非常に運転しやすいと思います。

シートは固めで体をホールドする形状で600Kｍのロングライドでも疲れにくいです。
サスペンションの味付けは、犬足っぽくドイツ車らしいどっしりとした感じで、ドタドスって感じです。自分的にはもう少ししなやかな猫足の方が好みではあります。
自分の個体は何故か新東名を１２０Km/ｈで巡行すると僅かに車体がシェイクっぽい振動が発生します。
静粛性に関しては、ディーゼルと言う事もあり町中を走ると特有のエンジン音がボロッボロッと聞こえてきます。高速巡行時の騒音はちょっと高めでしょうかね。昔やってた新車情報の番組で高速走行時に６５ｄｂを切ったら高級車としましょうってのが有りましたが、計測はしてないですが感覚的に７０ｄｂ位でしょうか。風切り音が少し五月蠅いです。

フロント席から後ろはフルフラットになるので三×六のコンパネが余裕で乗ります。

ディーゼルは購入金額がガソリンより約３０万円ほど高いので、年間１万５千キロ以上乗る人なら燃料代で元が取れます。しかし、ディーゼルならではでの低速からのトルクの立ち上がりや、100Ｋ巡行時の安定感、高速道路走行時の燃費が約21ｋｍ/ℓ（実測）前後等を考慮すると非常に良いと思います。燃料フル満タンにした場合の高速道路での航続距離は約1300Kmになります。