2月になり、寒い日が続いて、諏訪湖が結氷して5年ぶりに御神渡りが出現したと聞いてはや1週間、ここのところの温暖化などで次はいつ見られるかわからないというので、たまたまリフレッシュのために希望しておいた連休を利用して、日帰りだけど急遽見に行くことにしました。もちろん、スタッドレスタイヤを持っていないので往復JRのつもりで、まずは片道だけ「えきねっと」で特急券予約して手元にあった株主優待券で購入しました。

まだカワタレ時のうちに起きて、朝1本だけある千葉始発の「あずさ」に乗車。進行方向後方の車両だったので進入写真がぶれまくっています(汗)。

地元駅で電車に乗る前にコンビニで買ったおにぎりとサラダの朝食をとりつつ、普段はロングシートから身をよじらせたり向かいの窓から眺めている景色を眺めたり、めっきり電車では行かなくなった中野から西の車窓を楽しみました。

3時間ほどかかって下諏訪駅に到着。ネットやSNSで御神渡りが間近で見られると話題になっている
赤砂崎公園へ。駅から徒歩30分と案内されていたけれど、とても接続のよかったコミュニティバスに乗って近くまで行って徒歩時間を大幅削減しました。
川の段階から凍り付いていたのですが…。

湖に近づくにつれて割れているのが見えて…

見事な御神渡りが間近で…!

3連休明けの平日の午前中でしたが、こんなにたくさんの見物客が。

湖面は立入禁止になっていましたが、氷の厚さにはムラがあるようだし、見ている間でも氷が膨張と収縮してバキバキ音を立てて割れていたので、明らかに人が乗ったら危ないです。
そして、諏訪湖が全面結氷するぐらいだからすごく寒かったのですが、まるで夢の景色のように、ただひたすらに、美しい眺めだった…というか、諏訪の七不思議の筆頭に掲げられている不思議で神々しい眺めに見入ってしまいました。
公園内にトイレと暖かい飲み物を売っている自販機があったのが助かったw

赤砂公園からは歩いて諏訪大社下社秋宮に移動。ほぼ30分かかりました。
同じ諏訪大社でも諏訪の長い歴史を思わせるような神秘的な雰囲気漂う上社の二社に対して、下社は宿場町や街道沿いのランドマーク的な雰囲気が強いような感じがします。

下社秋宮の駐車場の向こうに旅館があったと思ったのですが、どうやら取り壊されたようで…。

次なる目的のために諏訪を離れて松本へ。
まずは昨年の飛騨~松本旅行の帰りも食べた蕎麦屋さんへ行って昼食。
去年も気になっていた鴨肉入りとうじそばを注文。よく行っている乗鞍高原からも程近い、松本市奈川地区の名物だそうです。
食べ方は蕎麦をかごに入れてさっと湯がいて、鍋の中の鴨肉や山菜と一緒にいただくのですが、鴨南蛮とは違ってゆっくりと味わえます。

松本に行ったのは、新型車両E353系で運行される「スーパーあずさ」に乗るため。
諏訪エリアでも下諏訪以外は停車するので上諏訪か茅野から乗っても良かったのだけど、せっかくだから始発の松本から乗り通したいと思ったので行っちゃいましたw
帰りの「スーパーあずさ」のチケットは、スマホから「えきねっと」で予約して、松本駅の指定席券売機で受け取りました。
発車を待っている間一瞬ガツンと衝撃が来てなんだろうと思っていたのですが、長野県南部で最大震度4の地震があったとスマホのアプリに速報が。駅や車内の放送で何も言っていなかったので大丈夫なんだろうなと思っていたら、時間通りに発車しました。

往路の「あずさ」で見た車内販売メニュー表で気になっていた諏訪の地ビールを思わず購入して、明るいうちから酔っ払い、朝早かったこともあって甲府を過ぎてから上野原あたりまで寝てしまいましたw
「スーパーあずさ」は最後の停車駅立川を出発して、先行列車に詰まって何度も徐行しながらも終点の新宿には定刻で到着。乗り換えた総武線はラッシュが始まっていたけれど何とか着席できて無事帰宅できました。
諏訪湖は毎年のように行ったり見たりしているものの、真冬の時期は10数年ぶり、御神渡りを間近で見たのは初めて。直前まで迷っていたものの、えいやっ!と出かけてみて本当に良かったです。
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Posted at
2018/02/15 00:28:51