
昨日ですが、船橋港に2隻の「しらせ」を見に行ってきました。
朝8時半過ぎに地元駅前からシャトルバスに乗って「しらせ」の係留されている岸壁…てか、サッポロビール園の裏でした
まずは比較的すいていた初代「しらせ」が生まれ変わった「SHIRASE」へ。
引退後はスクラップになる運命だったようですが、ウェザーニューズが購入して情報発信や地球環境の観測船として活躍しているとか。
中に入ってみると、今まで見てきたいろんな静態保存の船と違って生きている船って印象が強かったです。
所々にウェザーニューズの社員さんがいて、船だけでなくこの船を使ってウェザーニューズが取り組んでいることなどを解説していました。格納庫の中では毎月16日16時16分の空の写真を集めて作った「ソライロアート」の展示なども行われていて、これまでの南極観測の歴史とともに「SHIRASE」を舞台に広げられている活動の紹介をしていました。
続いて、現役の南極観測船「しらせ」を見学。
海上自衛隊の砕氷艦「しらせ」型の5003「しらせ」ということで、案内放送でも「しらせ5003」と呼ばれていました。ちなみに初代「しらせ」は「しらせ5002」でした。
チーバくんと比べてもこんなにでかい!
比較対象を間違えているというツッコミは甘んじて受けますw
タラップ登って艦内に入ると、やはりこちらは現役の自衛艦。制服姿の士官や本当の意味のセーラー服を着た水兵さんなどがいて若干の物々しさもあったけど、南極の石や南極観測で使われているスノーモービルなどが展示してあったり、観測隊員の居住区やブリッジを見たりと最新鋭の砕氷艦をじっくりと楽しんできました

驚いたのは、ディーゼルエンジンで発電した電気でモーターを回して動力にしているのだとか。
砕氷をするときにいったん後進してから勢いつけて前進という動作を繰り返すため、クラッチが必要なエンジン動力やスクリューの向きを変える必要のあるガスタービンよりも構造がシンプルでいいのだとか。
同じ仕組みだとして新幹線のN700系と並べて紹介していました。
あと、自衛隊の広報活動らしいなぁと思ったのは、通路部分に東日本大震災での自衛隊の活動を紹介した写真パネルが展示してあったこと。「しらせ5003」自体は参加していないけど、捜索活動から避難所での炊き出しや風呂の提供、さらには慰問活動などの写真が展示してありました。
ちなみに「しらせ5002」の方は7月にいわき市の小名浜港に行って船の展示とともに支援活動をやってきたそうです。ただ、自走はできないのでタグボートで牽引されていったのだとか。
船を下船して、自衛隊の広報&グッズ販売コーナーを冷やかしつつ、市の観光協会の出店で焼きそばを買って食べてから帰りのバスに乗りましたが、帰る頃にはどちらの「しらせ」も乗船待ちの行列ができていて、早めに行ってよかったです
バスで戻って、駅前で昼飯食べてからどこか行こうかなぁとも思ったけど、早起きしすぎて眠かったのでそのまま帰宅。家ではのんびりダラダラと過ごしておりました
あと、フォトギャラリーを先行してアップしてありますのでご覧くださいm(__)m
その1
その2
Posted at 2011/10/03 21:58:41 | |
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