目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
ショート寸前のヘッドライトAssy内部の配線を修理しました。
触ればポロポロと被覆が砕けます・・・。
見てしまった以上は、トラブルが起きる前に対処をします。
この年代の被覆(チェコ製HELLAのモノ)の材質とHIDとの相性が悪いことが原因ではないかと推測します。
2
2000年代のある時期のドイツ車で、Hella製のヘッドライトを装着した車のほとんどが同じ症状を抱えているようです。
2000年代のドイツ車はとても魅力的で、少しの勇気と愛情という名の努力があれば、お付き合いできそうな気がしてしまい、時々お見合いに行きます。
お見合いの時はヘッドライトの配線もチェックさせてもらっています。
その点、デュアちゃんは日産車だもんね!
!?。
・・・・ウソでしょ(笑)
HELLA NISSAN・・・・・。
まさか・・・。
そういえばデュアちゃんはルノーとの共通部品もチラホラある半分輸入車に片足を突っ込んでいる子でした。
付き合った後からそんなところもジョジョに知り、好きになった関係なので仕方ないですね(笑)
2009年からはヘッドライトの品番が変わっている(現在はさらに代替品番になっている)ようなので一部のデュアリスだけに発生する症状なのかもしれません。HIDのデュアリスでHELLAの文字を目にした時には「被覆ぽろぽろ」を疑ってみてください。
ハイビームのフタを開けると覗けます。
(覗くだけで配線には触れないことが重要です)
新品ヘッドライトAssyは片側のみで約15万円。
状態不明の中古もそこそこ高い(Assy内部の配線劣化の確認は必須だと思います)
いっそハロゲン(その後LEDに換装するとして)のヘッドライトに載せ替えする・・・。
車を買い替える(タダ以外でお金を出してまでデュアちゃんを乗り換えるつもりはない)
触らぬ神になんちゃらですが、まずは色々と先を見据えて対応を考えることをおすすめいたします。
3
とりあえず、デュアちゃんから目を取ります。
ついでにたまった泥やフェンダー内部の掃除をはじめてピカピカに!
サビも少なく浮かれている間に1時間経過です(笑)
4
車両に繋がる側のコネクタ形状が掴めず、コネクタ脱着に難儀します・・・・。
(※両端の爪を押さえながら押せば外れました)
破壊が怖くて慎重に観察しながら作業しました。
(コネクターの構造さえわかれば作業はスムーズです)
5
両端の爪を押さえてピンを抜き。
6
ロド姉をパシリに熱収縮チューブを買いに行きます。
こんな日が来るとは・・・。
そして、ロド姉よりも早く配線が劣化するとはおぬし・・・。
どーでも良いことはおいて置き、
抜いたピンごと熱収縮チューブを被せて行きます。
ピンを通り抜けるためにφ4の熱収縮チューブを使用。全配線を被覆するために5mほど使用しました。
(補修の全体イメージが掴めてくる頃には作業がスムーズになってきました)
7
完成です。
・写真はコネクタ部のみですが全体を熱収縮チューブで被覆しています。
・分岐箇所(片側1ヶ所)は切断後ギボシで再接続してあります。
総作業時間:7時間
バンパー、ヘッドライト脱着と浮かれ清掃:1時間
配線補修時間 助手席側(1個目):4時間
配線補修時間 運転席側(2個目):1時間
ヘッドライト、バンパー装着と点灯確認、浮かれ試走、コーヒーを飲みながらニヤニヤする:1時間
1個目着手の時点では2度とやりたくない作業だと思いましたが、2個目に取り掛かる頃には「2000年代のドイツ車との浮気もなんだかイケちゃう気」がしてきました(笑)
イケないスキルを身に着けてしまいました・・・。
ロド姉にも応用できそうなのでヨシとします。
8
修理としてはコネクタに適合するピンを入手し、配線ごと引き直すがのが一番良いと思います。
今回は暫定対応として「熱収縮チューブでの補修」を行いました。
暫定対応とはいえ、熱収縮チューブでの補修を『修理』として請け負っている整備工場もあるようなのでしばらくはコレで行きます。
(熱収縮チューブは経年劣化して折れるイメージがあるので経過診察したいと思います)
作業の達成感でデュアちゃんが2馬力アップしました(完全なプラシーボ効果ですが、もしかすると電気が迷走していたのかもしれません・・・多分そんなことはないと思いますが)
9
コネクタ押し出しに使用した「治具」です(笑)
・100均カーボンスクレーパーをカットしたもの
・Jim Dunlop TORTEX(0.88mm)
※お気に入りのピックをカットしたもの
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