ライトが半分死んだ（原因調査編）

1ヶ月程前に運転席側のヘッドライトが点かなくなり、すぐに自然復帰してしまった現象がありました。その時は「HIDが故障しかかっているのか？」程度に思っていました。(〃ω〃)

夜の会社帰りに右折のウインカーを出したとたんに『電球切れ』の英文表示と警告灯が点きアラームが何回か鳴ったのです。「ん？」と思いましたが夜間の運転中でもあり、ウィンカーランプが切れたのかな？程度に考えて運転を続けて帰宅しました。

翌日になって「どの電球が切れたのだろう？」と確認してみると『右のヘッドライト、フロントウィンカー、リヤウィンカー、両側のスモールランプ、左のテールランプ』と多くのランプ類が点灯しない状態でした。(*≧∀≦*)

これは単純な球切れではないと考えて、まずはボンネット内のヒューズをひとつづつ外してテスターで切れていないか確認してみました。
そうすると左奥に何やら怪しげなヒューズが….(*´-`)

左奥にある緑色３０Aのヒューズが何やら溶けている様子。その下にある１５Aの青いヒューズも片側の端子が固着しています。(//∇//)

ヒューズをペンチで掴んで抜いてみると、こんな感じで端子も溶けてしまっています。異常な電流が流れたのであればヒューズ内が切れることで回路を保護するのがヒューズのはずです。それがこのように金属の端子から溶けてしまったというのは過電流ではなく、端子に接触不良などが生じて抵抗を持ち、抵抗があるところに電流が流れ続けたことにより抵抗がある端子が発熱して周囲の樹脂や金属すら溶けてしまったという可能性が考えられます。(*´ω`*)

これはヒューズボックスを取り外した裏側です。こちらに端子が多く出ていますが、裏側の端子までには影響が及んでいない様子です。

一応、障害は限定的だったようですが、もう少し程度が酷かった場合はヒューズボックスから発火していたかもしれません。(￣∀￣;)

Audiに出向いて事情を説明してみたところあっけらかんとして「こういうことは偶にあり珍しいことではありません….」という説明を受けてショックでした。

まあ製造しているのは海外のメーカーで自社は販売だけしているわけで最後に点検をしたのも同じ会社なのですが特に責任のようなものは感じていない様子です。

5年の保証が切れていたので見積りをしてもらうと、部品代約47,000円、工賃7,000円余り。ここはDIYでチャレンジしてみましょうか。という次第。

次回はDIY修理の結果になりそうです。(・∀・;)