一応、心配しないでいい段階になったので…。
長いですよ?(笑)
※微妙にグロい写真もあるので、そういうのが苦手な方は写真を直視しないでくださいね(^^;)
2017年の年明け早々、左膝の改造…じゃなくて、前十字靭帯再建後に残っていたパーツ(スクリュー)の抜去手術をするため、以前お世話になった整形外科に入院してきました。
一応、前十字靭帯断裂時の経緯を…
忘れもしない、2013年11月23日。嫁さんの妹の子供(姪っ子)と、サッカー教室へ。まぁ、僕は代理での参加です。
ほぼ滞りなくスケジュールは過ぎて、最後のミニゲーム残り10分頃に事件が…ジャンプしてボールをトラップ、左足から着地した瞬間!
「ポキッ!」
という音と共に、フィールドで転倒。「ポキッ!」って、何だ~!?と思いながら立ち上がろうにも立ち上がれん…(;゚Д゚)
スタッフの方に支えられてなんとか立ち上がったものの、今度は左足に加重がかかる度に膝が「カクン」と。
※ちなみに、靭帯は伸びずに切れる…って認識がなかったので…この時点では膝の外の靭帯やっちゃった(伸ばしちゃった)かな?程度の認識でした。
姪っ子もいるし、取りあえず頑張ってインテRを転がし(笑)、嫁さんの実家まで戻ったら…片足引き摺ってインテRから降りてきた自分を見た嫁さん、驚愕(そりゃそうだ、朝はピンピンしてたんだから…)。
旗日という事もあり、この日は湿布とサポーターで固めといて、翌日に午前中診療している整形外科に(受傷以来お世話になっている病院です)。
結果…
「前十字靭帯損傷・半月板損傷の疑いあり」
なんてこった…想定してたより重傷ジャン(ノ∀`)アチャー
2回目の受診でMRI検査を受けて、靭帯断裂の確定診断でした(;´Д`)
とはいえ、たまたま休日診療してる…って事だけで受診した整形外科が、スポーツ関係のケガの治療実績が多数(特に膝の靭帯再建)だったのは、不幸中の幸いだったのかも。
…って事で、最初の改造(靭帯再建)手術をし、
半年間のリハビリを終えてひとまず終了。あとは術後1年(2015年1月)でスクリューを抜去して完了…というところまで来て、諸事情(以下に書かれてますが…)で中断してました。
【参考】
前(後)十字靭帯が断裂した場合、自然癒合する事はなく、再建手術が必要になります。
靭帯再建→(約6ヵ月間リハビリ)→約1年後に抜釘
という流れ。流れとしては、どの病院でもほぼ同じの様です。
再建方法で主流なのは、太ももの裏側の腱(ハムストリングスと言うらしい)を取って移植するもので、僕の場合はこちらでした。他にも、膝蓋腱(膝のお皿のところの腱)を使うやり方があったり。このあたりは「前十字靭帯再建」で検索すると、いろいろ出てきますね。
ちなみに「抜釘」と言いつつ、これも病院によって再建方法がいろいろあるので…文字通り釘(というか、ホッチキスの針みたいの)で固定だったり、僕の様にスクリューで固定だったり。
スクリュー固定の方式は僕がお世話になった整形外科(スポーツ関係のケガの治療で実績多数)で考案されたとの事で、他ではあまり見かけないようですね。
さて…本来なら一昨年の今頃に再手術だったんですが、当時の業務の状態ではとてもじゃないけど再入院できる状況(と、雰囲気)ではなく、また嫁さんが息子を妊娠・出産と、プライベートでもバタバタ。
ところが、去年の4月から出向になったんですが…今度は逆に、海外出張がない時は比較的時間の余裕ができた事や、休暇のコントロールがしやすくなりました(笑)
ならば…出向中にやるしか!(`・ω´)9,,
とはいっても、周りに迷惑をかける訳にもいかないので、年末年始休暇ならなるべく業務に穴を開けずにできるだろう…って思ったので、12月に入ってから速攻で受診(以下のブログ参照)。
「改造手術…再び!(笑)」
https://minkara.carview.co.jp/smart/userid/2278661/blog/39033170/
「日程決まりました!」
https://minkara.carview.co.jp/smart/userid/2278661/blog/39044202/
…で、入院当日。
出かける前に息子がアツアツうどんをイタズラして自分で被り、あわや大惨事!というハプニングもありましたが(大事には至らず)、無事に到着。
受付を済ませて、あとは説明…って、看護師さんも僕が以前入院してるのを知って、「さふぃあさん、以前も入院してるから大丈夫だね~」って感じで省かれまくりました(笑)
病室も、以前と同じフロア(さすがに部屋は違いますが)だったし、確かに覚えているので問題ないんですが(^^;)
看護師さん…なんか懐かしい顔触れの方が多かったですね。以前も思ってましたが…自分が入院したフロアの看護師さん、綺麗&かわいい方が結構(*´Д`)ハァハァ
ちなみに、業務の邪魔になるので写真は撮っていませんので…適当にご想像ください(笑)
手術前にシャワーに入る事になってるんですが、ここでも説明省かれました(笑)
あ、入院前検査時の血液検査の結果ですが…結局問題ありませんでした(;´∀`)ゝ
そんなこんなで、あっという間に入院初日は過ぎ、
…翌日。手術は午後からという事で、朝から点滴です。
で、実際に呼ばれたのは午後…というか、夕方(15時位かな?)になりました(笑)
腰椎麻酔をして、なにやらゴリゴリやってる…で、膝の中を見させて頂きました(「関節鏡」の映像です)。先生いわく、「パーフェクト!」だそうで(笑)、健常な靭帯よりも綺麗かつしっかり癒合してるとか…半月板も問題なしとの事。
あとはスクリュー取るだけ…なので、ちょっと眠かった事もあって、寝させてもらいました(^^ゞ
気付いたら…日付が変わる直前。寝過ぎでしょ、自分(爆)
お腹も空いたし(スケジュール的に病院食はキャンセルしてました)、トイレにも行きたかったので、とりあえず看護師さんを呼びましたが…開口一番「歩けますか?」だったので、「肩貸して頂けますか?♥」という言葉が喉まで出掛かってたのを飲み込み(笑)、自力歩行で(靭帯再建時は翌日午前中まで身動き取れず(;´Д`))。
部屋に戻ってから、買い置きしてもらってたオニギリ・サンドイッチをモシャモシャと頬張ってから、また就寝(まだ寝るか!)。
3日目ともなると、リハビリもないのでだいぶ時間を持て余してきましたが…ここでポチポチするとあとで面倒なのでガマン。
で、取りあえず着替えて…前回もそうでしたが、真冬なのにこんな格好です(笑)
ハーフパンツなのは、膝なので回診時に裾を捲ったりしないように、バンダナは…ちょっと髪の毛が長かったので(髪の毛洗えないから大変な事に…)。病棟内を徘徊する分には問題ないんですが、一服するのに外の喫煙所に行くのが…脚が寒過ぎ(^^;)
午後には嫁さんと息子・嫁さんの妹ともう一人の姪っ子がお見舞いに来て…息子は看護師さんに愛嬌振りまいてました(笑)我が息子ながら…やるな!(^^;)
それと、記念パーツ…
ひっそりと、膝のレントゲン写真と共に部屋のテーブルに置いてありました(笑)どうせなら手渡ししてくれればよかったのに(´・ω・`)
ちなみに記念パーツは滅菌済みで、
きちんと袋詰めされてました。愛を感じますね(´∀`)
しかし、意外とデカい…
ワッシャーが15×18mmの楕円形、スクリュー(ボルト)がM5×18mmってところですかね。頭を見たら、まさかのヘキサゴンボルト…コレを脱着するのにアーレンキー(ヘキサゴンレンチ)を使っている様を想像すると、胸アツです。あとはスクリュー脱落防止の、回り留めのピン(抜いた時に曲がった様です)。
スネの骨から少しだけどスクリューの頭とワッシャーが飛び出てるわけだし、肉も皮も薄い部分だから…そりゃ入れっぱなしじゃ痛いわけだ(^^;)
最後の夕食が、おろしカツだったんですが(前回は2週間入院したけど、ご飯が増えただけ)、やっぱり病院食は量が足りない…お腹が空いて消灯前にポテチ食べてたら、当直の看護師さんに見られて「フフ♥」って笑われてしもた…不覚っ!(;´Д`)
そして最終日も何事もなく、退院。
実はこの後が面倒でした。「抜糸するまでは傷口が濡れないように」という条件付で入浴(と言ってもシャワー)許可が出たんですが…
このザマです(笑)ちなみにコレ、テープが剥がす時に痛そうに見えますが、弱粘着の幅広セロテープみたいなヤツなので問題ないです。逆に半端な巻き方をすると隙間から水が侵入するのでギッチギチに(;´Д`)
退院後、約10日で抜糸。
●●毛と見分けがつかない位の糸でしたが(笑)、さすが執刀してくれた先生。間違う事なく完了。
で、今はこんな感じ。
青丸が靭帯再建時に関節鏡を入れた傷痕、赤丸が今回関節鏡を入れた傷痕、黄丸が前回&今回の傷痕。やはり動けている分、回復は速いですね。
来週にあと一回、傷口&膝の様子を見て、長きに渡った治療もやっと終了です(≧▽≦)