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x5の"x6スープラ" [トヨタ スープラ]

6.『JZA80 SUPRA BodyWork!』 補強個所編 その2

投稿日 : 2014年11月30日
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再び室内。シフトレバーを出す開口部は大きい。
黒い金属のパーツを溶接してしまうことで更に強度を高める。

■車体をたて掛けるということ
フロアの補強はコストの問題で車内、すなわち上側からのみ行う予定でした。しかし、結果的に車内側からと車体下側から補強することになりました。 フロアという大きい面積の鉄板が一体化するので、車体の補強の中でも最も効果的な部位です。 フロア裏側の補強を行うためには、車体をたて掛けたり、器具で回転させて行います。この体勢での補強作業には落とし穴があります。車体の下になったほうに荷重がかかり、さらに溶接を入れれば高温で鉄板が柔らかくなるため、 プロペラトンネルを中心に変形するという問題点があります。 しかし、ここでもグローバルジグ上の修正を前提とすれば、 フロア下側の補強もリスク無く実現可能となります。
2
■開口部、ストラットタワー、バルクヘッド、等
TOYOTA車はスポット点数が多いことで有名ですが、それでもポルシェよりは少ないそうです。
入力が大きすぎると、鉄板の合わせ目が剥がれて開いてしまいます。 ストラットタワー周り、バルクヘッド周りなどに大きい入力があります。
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そこで開口部にはスポット溶接増し、その他の箇所は溶接で補強を行います。
スポット溶接機は挟み込むことができる箇所だけに使えます。
スポット溶接をするだけでなく、さらに鉄板の合わせ目をカットしてから溶接していくということも行われたようです。
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【x5追加コメント】
Bピラー周辺の開口部スポット溶接増し。
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【x5追加コメント】
サイドシル周辺の溶接増し。
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【x5追加コメント】
フロントガラスの枠周辺の溶接増しとバルクヘッド周辺。
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【x5追加コメント】
フロントガラスの枠周辺の開口部スポット溶接増し。
他の部位も同様だが、いきなりスポット溶接をすることは避け、金属板と金属板の間の防錆剤や塗料、接着剤を除去して、当て板をして叩いて平面を出してから溶接したと聞いた。
(その他の工夫も過去のブログで公開。)
8
リアサスアッパーサポートは96年4月からは補強板付きになった。

これまでの前期型から補強版付きに変更し、更にそれを溶接留めする。
塗装段階でここもシルバーに塗られる。


※続く・・・

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