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2020年02月19日 イイね!

減速G一定ができることによる視界の広がり



私がG-Bowlアプリを購入して4年がたちました。

ただ、ここ2年程は家を抜け出して夜中に碁盤の目の練習をする、ということはしなくなりました。
(夜中にこそこそ家を抜け出すのは、妻にあらぬ疑いをかけられるため^^;;;)

しかし、練習をしなくなっても、普段車を運転する時は常に上限Gを決めた上で、減速G・横Gは一定であることを心掛けて運転しています。

G-Bowlアプリを使われている方は、恐らく皆さん感じていらっしゃると思いますが、碁盤の目の練習をすると、

「何Gで曲がるためには、何Gの減速G一定をこの位置から始めればよい」

という、ブレーキを踏み始める位置が分かってきます。

逆に言うば、「この速度では、○○m手前の位置から○○Gのブレーキで減速G一定に踏めば、コーナーのこの位置までに減速できる」という感じで、制動距離をほぼ正確に把握できます。


ちなみに減速Gを一定にする理由は、

1つは、上限に決めたGの中で制動距離を最も短くできるため。

2つめは、制動距離をほぼ一定の距離にすることができるため。

(ただし、減速Gの立ち上げ方が急な場合や緩い場合、そしてシフトダウンによるエンジンブレーキをかける位置によっては、制動距離が若干伸び縮みします)

と考えています。


私が普段運転している中で、減速G一定の恩恵を最も感じるのは、上の理由の中の2つめ、「制動距離をほぼ一定の距離にできる」ことにあると感じています。



<制動距離を一定の距離にできる=減速の尺を読むことができる>



ことで、どのような恩恵があるのか。


街中の運転を例に見てみたいと思います。



まず、こちらの画像があります。





この画像は、今から左折するのにブレーキを踏もうとしている場面です。


さて、このような左折をしようとする場合。


ドライバーはどこに意識して視線を向けていくでしょうか。




次の画像を見てみます。





この視線はブレーキを踏みながら、減速を終える位置を見続けています。

この視線に陥りやすい人は、運転に慣れていなくて、ちゃんと思った位置で減速が終わっているか自信の無い方。どこで車が止まるのか自信がないため、車を止める位置を凝視して、速度が出過ぎていたならブレーキを踏み足す、という方に多い視線ではないでしょうか。



この画像の時間をもう少し進めます。





左折地点に近づいても、まだブレーキを終える所を凝視しています。
心理的には、

「ちゃんと減速できるの?できるの?」

という心境でしょうか。


減速に頭がいっぱいなため、左折地点の歩行者や車の飛び出しについては、視界が狭い状態です。





この画像では、
減速し終えて、車の速度がしっかり落とせたと感じて初めて、


左折方向の歩道や車道を確認しています。


この状況では、ハンドルを切り込んで曲がる体勢に入っているため、安全確認はかなり急ぎ足になってしまいます。


場合によっては、歩行者や左からの車の飛び出しに気付くのが遅れてしまう可能性もあります。


ここで取り上げた視界は極端な例ですが、運転操作に意識が奪われた状態(速い速度からのブレーキングや、G一定でボールを回そうと意識し過ぎた場合(笑))でも、同じように減速し終える位置を凝視しがちになります。




次に、減速G一定での制動距離の尺が読める場合の、視線を見てみたいと思います。





ブレーキを踏む前から、ブレーキを踏み終える位置を見ています。

そして、何Gの横Gで曲がりたいかを決めた上で、その横Gに抑えるにはどこからブレーキを踏み始めるとよいか。ブレーキの尺を読みます。

そして、この位置からの減速だとしっかりと横Gを抑えられる、という位置でブレーキングを開始します。




この画像から、少し進んだ位置の画像を見てみます。







減速G一定で、ブレーキを踏んでいる状態です。


減速G一定により、この位置で減速し終えることができる、という制動距離がわかっているため、ブレーキをし終える位置は見ていません。


減速Gを体で感じながら、視線は①②③の安全確認に向かっています。

①は、左折する歩道と車道を見て、歩行者と左から車が飛び出してこないかを確認しています。

②は、対向車が自分の車と同じ方向に曲がらないか、確認しています。

③は、原付バイクや自転車が後ろから飛び出してこないか。巻き込みの確認をしています。


減速し終える位置に正確に減速できる、という確信が減速G一定により持てるため。

視線が、自分の車を止める位置はどこか、ということから解放されます。

その結果、視線や意識を安全確認に向けることが可能になります。



画像の時間をもう少し進めてみます。





この位置でも、減速し終える位置に視線は向いていません。
相変わらず、上で説明した①②③の安全確認に視線が向いています。

ちなみにこの位置だと、減速終了位置での減速Gが、体で感じ取って予測できます。


早く減速し終えて、ブレーキが余る状態ですと問題はありません。ブレーキを緩めればよいだけですので。しかし、減速が足りずに横Gが増えそう、という場合が問題です。


減速が足りないため、ハンドルを回し始める位置をずらす。つまりは、減速する距離を増やすのか。

あるいは、ブレーキを踏み増して、減速G一定を崩してでも速度を落としていくのか。判断する必要がでてきます。

碁盤の目の練習をしていると、よく陥るパターンですね(^^;

この他にも、安全確認中に人や車の飛び出しを察知した場合。
同じようにブレーキで減速か、又はハンドル操作による回避など。

ハンドルを回す前に予測できる事が多いため、選択肢が多い状態と言えます。



画像の時間を進めます。






この場面は速度が落ちきって、減速Gから横Gに移る瞬間です。

この時になると安全確認を終えて、曲がった先に視線は移っています。

前述のブレーキに意識が集中している場合は、ここから安全確認を行っています。

一方は今から安全確認、もう一方は既に安全確認を終えている。この心理的な余裕の差が、安全運転に活かせる。

そう思いながら、どんな速度からでも減速の尺読みと減速G一定、という事を心掛けて運転しています(^-^)


(減速G一定は、運転操作のほんの入り口。本当の運転の醍醐味というのは、その先の減速円・加速円を使った走行ライン、というのは頭では分かっているのですが・・・。走行ラインを練習して習得する時間がありません(^^; 今も入り口でとどまっています(笑))

Posted at 2020/02/19 18:01:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | G-Bowlネタ | 日記
2019年06月13日 イイね!

躍度が発生する時・しない時



先日書きました、車酔いしにくい運転と躍度のブログの続きです。



車酔いに深い関係がありそうな、躍度が発生する回数と躍度の高さ。

ではどういった時に躍度が発生するのか。まずは加速・減速・旋回に分けて躍度が生じる回数を、G-Bowlアプリのグラフから見ていきたいと思います。

(私は、躍度=Gの動くスピード、という認識でいます)

――――――――――――――――

…なお、今回見ていくG-Bowlアプリは、車にかかるGや躍度を計測する機械にすぎません。また計測結果の良し悪しについて説明した説明書きは、アプリ公式ページでも掲載されていません。そのため、このブログで書いたことは、私がお皿ボールから経験したものを説明したものであり、その信ぴょう性はかなりあやしいですw

ブログの中で間違っている事がありましたら、ぜひ教えてくださいm(_ _)m

なお書き終わり
――――――――――――――――




基本的に躍度は、車が停止している時、又は車に一定GがかかってGがお皿のふちにとどまっている時はボールが止まっているので、ボールが止まる=躍度0 の状態です。


まずは加速している時のG-Bowlアプリ上のグラフを見てみます。




(加速は青色、躍度は水色のグラフです)

画像下段に2つのグラフがありますが、2つとも同じグラフです。上段のグラフの躍度表示に番号を振りました。その番号がボールのどの動きになるのか。ボールの動きに躍度表示に付けた番号を割り当ててみました。

マニュアル車の加速になりますので、1速ごとにクラッチを切っている間はGと躍度は0になります。また加速Gが一定の間は、ボールがお皿のふちにとどまっている状態でボールの動きが0のため、躍度も生じていない状態になります。


ここで、グラフに振った番号の動きを順に見ていくと。

①は1速の最初の発進の時の躍度です。ペダルを踏み込んだ状態の時に躍度が発生しています。

②はシフトアップするため、アクセルを抜いてクラッチを切っている時の躍度です。アクセルを離す時に躍度が発生しています。

③は2速に入れてクラッチをつないで再び加速した時の躍度です。この時もペダルを踏み込んでいますので、躍度が発生しています。

④はシフトアップのため、②と同じくアクセルを抜いてクラッチを切っている時の躍度です。アクセルを離す時に躍度が発生しています。


このグラフで見て欲しいポイントは、ペダルを踏み込んでGを発生させている時、そしてペダルを離してGを弱めている時、これらの操作の時に躍度が発生する、という所です。

1速ぶんの加速Gで、最低でも2回の躍度が発生していると言えます。



次に、減速の時のG-Bowlアプリの躍度を見てみたいと思います。




減速Gは赤い色で表示されています。

躍度の表示をみていただくと、赤い減速Gが立ち上がるブレーキペダルを踏み込んだ時、そして赤い減速Gが弱まっていくブレーキペダルを抜いている時。この2か所で躍度が発生しています。

減速Gが一定の間は、ボールがお皿のふちにとどまっている状態でボールの動きが0のため、躍度も生じていない状態です。
(路面のギャップや凸凹によっても躍度が発生するため、減速G一定でも躍度が生じる時があります)

減速の時も、ペダルを踏みこんでいる時、そしてペダルを弱めている時にボールが動くため、躍度が生じています。

減速Gでも、Gの立ち上がりとGが弱まる時の、最低でも2回の躍度が生じていることが分かります。



次に、旋回の時のG-Bowlアプリの躍度を見てみたいと思います。



横Gは、緑色で表示されています。

旋回の時は、加速・減速の直線的な動きとは違って横の動きとなるため、Gも躍度も安定させる事が難しいです(^^;

ただ、ハンドルを切り始めた(横Gが上に上昇した)時に、ボールが動くためはっきりとした躍度が発生しています。そしてハンドルの切り角が一定になった時には、ボールの動きがほぼ止まるため、躍度の量が一気に減ります。その後、ハンドルを戻し始めた(横Gが下に下降する)時、再びボールが動くため躍度が再び発生します。

横Gの時も、ハンドルの切り始めと戻す時の、最低2回は躍度が発生しています。


さて、加速・減速・旋回に分けて、躍度が生じる回数をそれぞれ見てきました。
見てきた結果、下記のことが言えると思います。

①車の動きを変化させる時は、必ず躍度が生じる。
②ペダルを踏み込む時、又はペダルを弱める時に躍度が生じる。
③ハンドルを切り込む時、又はハンドルを戻す時に躍度が生じる。
④加速・減速・旋回では、それぞれに最低2回づつ躍度が生じる。
⑤Gが一定にかかっている時は、ボールが止まるので躍度が生じない。
⑥(グラフの例には出てきませんでしたが)、Gが一定でなく途中で大きく動く時は、ボールも動くので躍度が生じる。

これらを踏まえて、次は市街地での躍度の動きと山道での躍度の動きを見ていきたいと思います。



こちらが市街地の大きな国道を走っている時のG-Bowlアプリのグラフです。




目の前に車が走っていたので、車間をしっかりとって減速G・加速Gの一定を心掛けています。直線的な動きの多い市街地では、少ない躍度変化で走行する事が可能です。


車酔いについても、市街地では直線的な動きのため車に酔う人も少ないのではないかと想像します。


どこを走っていると車に酔いやすいかと聞くと、ほとんどの方がくねくねした山道、と答えるのではないかと思います。


減速・加速の直線的な動きに加え、カーブのために横の動きが加わった山道。
では、山道ではどのような躍度の数になっているのでしょうか。


山道を走っている時のG-Bowlアプリのグラフを見てみたいと思います。






白枠に囲った躍度を見ても、躍度の山の数が市街地と比べても劇的に増えたことが分かるかと思います。横の動きが加わるだけで、これだけ躍度が増える山道。気を付けて運転操作をしないと、車酔いしやすくなる理由が分かりますね(^^;



この躍度の山の数について、交差点を90度に曲がった時のグラフを使って、詳しく見てみたいと思います。




(私的に大切かなと思ったので、大きな画像にしました(笑))

コーナー1個ぶんを、減速・旋回・加速ごとのGに分けたグラフに、躍度が生じている箇所に番号を振りました。その躍度の番号が実際のボールの動きのどこに当てはまるのか。ボールの動きに番号を記入しました。


先ほどまとめた、減速・旋回・加速を別々に行って分けた躍度の発生数では、

減速が2回、旋回が2回、加速が1回(加速し終えた時の躍度は、今回数えません)、合計5回が最低でも躍度が発生する回数となるはずです。

しかし、上の画像の番号を見ると、4つしか躍度が発生していません。1つ躍度が消えました。

では減速・旋回・加速のどの躍度が消えたのか。画像の番号の動きを一つ一つ見ていきたいと思います。



①の躍度

ボールの画像に付けた番号にもあるように、この躍度は減速して前に荷重が移動する時に生じた躍度です。ブレーキ踏み始めの躍度と言えます。



②の躍度

ここの躍度は、減速を終えて徐々にブレーキを離している時の躍度です。そして、グラフ下段の緑色の横Gのグラフを見ますと、ハンドルを切り始めて横Gが徐々に立ち上がっていく様子が分かります。つまり②の躍度は、横Gの立ち上がりの躍度でもあります。

本来は減速の終わりで躍度が1回、横Gのかけ始めで躍度が1回。合計2回の躍度の山が、この②の位置で起きるはずでした。しかし、今回のグラフでは、ブレーキペダルを抜きつつハンドルを切って合計したGが0.2Gでそろう、というGを重ねた運転をした結果。

躍度も、減速の躍度と横Gの躍度が横に並んでボールが止まらずにななめ左に動くことによって、本来2つあるはずの躍度の山が1つになったと言えるのではないかと思っています。



③の躍度

本来③の位置は、グラフを見ると横Gが一定になっており、躍度が発生しないはずです。しかし、横G一定でも減速Gを終えて加速Gを加えることにより、加速Gのかけ始めの躍度が生じています。ブレーキペダルからアクセルペダルに踏み変えて踏むことにより、ボール図の③のように、ボールが後ろに動き始めます。




④の躍度

④の躍度は、ハンドルを戻すときに生じた躍度です。



①~④までを見ると、減速・旋回は本来は2回づつ躍度が生じている所を、重なることによって躍度の山が1回分減ったことが分かります。

躍度の山が1つ減るとその分、Gが移動する速度の差が減り、同乗者の揺れが減少するのではないかなぁと思っています。


ここで、同じような90度コーナーのグラフで、別の画像を見てみます。





このグラフでは、コーナーを曲がる時の躍度が、白枠の3つの山しかありません。

(…③の次に生じている躍度は、コーナー脱出後の道路停止線に停止するために生じたものです。そのため、コーナーを曲がる時の躍度にはカウントしていません)


1つ前のグラフで説明した①~④の躍度のうち、どの躍度の山がなくなったかというと…。


④のハンドルを戻す時に生じた躍度の山が、今回のグラフでは消えています。

今回のグラフと1つ前のグラフで、どういった操作の違いがあったのかと言いますと。今回のグラフでは、ハンドルをゆっくりと戻しています。そのため横Gを示す緑の線も、緩やかに0Gに向かっています。ひとつの操作をゆっくりと行えば、そのぶん躍度の上昇が抑えらると言えます。


ただし、ゆっくりとハンドルを戻すといっても、走行車線上に車をとどめておくためには、車の走る軌跡、走行ラインを意識する必要がでてきます。


今回のブログは、『躍度の発生する時とは』という話ですので走行ラインの話は割愛しますが、私も普段の碁盤の目の練習では、

コーナーを脱出した時に車に加速Gがかかっている様子をイメージし、そこから走行ラインをイメージしながら、走行ライン上の一番速度が落ちて一番深くハンドルを切るポイントを見定めて、ブレーキを踏み始める位置を決める。そしてブレーキを踏み始めながら、Gの動く速度である躍度に気遣いながら、上限のGに揃えつつ全ての操作を丁寧にする。

という事を心掛けています。


上のグラフからも、走行ラインと荷重変動、走行ラインと躍度、は密接に関係してくるのではないかと思っています。


さて、躍度が発生する時・発生しない時は、何となくですがイメージできたかと思います。

次は、躍度の量と言いますか躍度の高さについて見ていきたいと思うのですが、ブログが長くなりましたので、次の機会にしたいと思います(^-^)


最後までお読みいただき、ありがとうございました。


Posted at 2019/06/13 17:27:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | G-Bowlネタ | 日記
2019年06月10日 イイね!

娘を使って運転の実験



先日書きました、お皿ボールとG-Bowlアプリの躍度表示のブログの続きです。




躍度を意識した運転で、助手席に座る小学生の娘を使って、ある実験をしてみました。

(私は躍度の意味を、躍度=お皿にのせたボールの動く速さ、という理解でいます)


その実験とは。



車酔いする娘に、車にかかるGの上限を定めて運転し(速度は常識の範囲ということで上限を定めず(^^;)、娘に車酔いさせない運転ができるかどうか。


を、3年かけてやってみたものです。

(過去2年はG-Bowlアプリのみを使用。今年はG-Bowlアプリ+お皿ボールを使用しました)


この実験の舞台となる、走行場所はこちら。





娘は、岐阜県にある牧歌の里が大好きで1年に1回は必ず行きます。

その牧歌の里に行く道中、福井県から岐阜県の飛騨地方にいくためには、九頭竜湖沿いを走る国道158号線を使います。この国道158線は道幅も広く、くねくねした道の割には速度も出やすい道路です。

娘は牧歌の里にいる動物に会えるのが楽しみ。

一方、車を運転する私は、道中のくねくね道を如何に車酔いさせずに速く走れるか。日々の運転の成果を出す場所として、自分の運転を試す機会が楽しみ(笑)


この道を走る時は、0.3Gを上限として運転しました。この道は、一般のドライバーでもかなり速度を出しますので、0.3G制限をすると後続車にあおられます(^^;

0.3G制限でも煽られることなく走るには、カーブの脱出からその後の直線の終わりまで、しっかりと速度を出す必要があります。また、減速からカーブに進入するにも、一番速度を落とすポイントめがけて減速G一定の無駄のない減速が必要になってきます。

こんなシビアな操作をドライバーが行っている間、隣に座る娘といえば…。

ナビの画面に映したDVDのアニメを、食い入るように見ています。そんな酔いやすい環境の中で。パパは一人、自分で作った制限の中で勝負に挑んでいます(笑)



こういったハードなコンデションの中で、2年前に0.3G制限で走った結果はというと…



娘は、見事に車酔い(^^;


運転操作の内容も、0.3Gをオーバーした時も結構あったように記憶しています。




そして昨年、同じ道路で運転した時はどうなったかというと。





0.3Gをオーバーした時が1回しかなく、ほぼパーフェクトにG制限内に運転できたのですが…。


肝心の娘の様子はというと。


娘は車酔いしました(笑)




…頭では分かっていました。


Gの上限を定めたとしても、車酔いを防止できる訳ではない。車の揺れで酔うのだという事を。



この車の揺れを抑えるにはどうすればいいのか。


手っ取り早い方法は、速度を落として車にかかるGを下げて、ゆっくりした操作で揺れにくくすれば、車酔いは軽減されるかと思います。


しかし…


私の性格上、速度を落として後続車にあおられるのはイヤです(笑)


漠然とした言葉である、「車の揺れ」





この「車の揺れ」を目で見えるようにするため、私は普段からこちらを使っています。





ただ、このお皿ボールは市街地では使えるものの、峠道といったくねくねした道では、すぐにゴルフボールがお皿から落ちてしまいます。そのため、私は峠道ではゴルフボールは使いませんでした。

そもそも、なぜ市街地ではボールが落ちずに、峠道になったとたんボールが落ちるのか。同じGを制限して運転しているにもかかわらず。


私は、長いこと峠道ではお皿にゴルフボールは使わず、毛玉の転がりにくいボールを使っていました。ゴルフボールではすぐに落ちるし、落ちる理由も分からなかったためです。


ところがある時、ボールが落ちる理由は、

「Gを制限しても、ボールが動く速度が速いと、ボールがお皿のふちでは止まらずに外に落ちるのではないか。躍度とは、ボールの動く速さのことではないだろうか」

といった考えになり、峠道でも躍度を意識してボールが動く速度を落とす運転に変えていきました。


…このような経緯の中で、今年も牧歌の里に行く機会に恵まれました。



今年の娘の車酔いはどうなったかというと。




お皿にゴルフボールをのせて運転したおかげもあってか、今年は娘は車酔いせずに牧歌の里に行くことができました(^-^)


前年と何が変わったのかと言いますと。


前年のG-Bowlアプリの走行結果と比較してみると、赤枠で囲ってありますように平均速度は今年は5km/hほど遅くなっています。しかし、他車の流れもありますから、全体的には前年とほぼ変わっていない速度だったと思います。

次にGリミットオーバーの回数についてですが、前年は0.3G、今年は0.25Gに設定しています。今年はG制限を設けているものの、ゴルフボールがお皿から落ちない走りを優先していましたので、制限Gのオーバーはあまり気にかけていませんでした。そのため、制限Gオーバーの数が前年に比べて多いです。


一番変わったのは、お皿ボールのボールの動く速度を落としたことです。




このグラフは前年と今年の同じ場所での、G-Bowlの動きを並べたグラフです。

このグラフの白い枠で囲ったグラフ。水色の山になった表示が躍度の強さと躍度が生じた時間を表しています。

グラフ上段の水色の山が大きいグラフが、前年の運転の時のものです。グラフ下段の山が小さいグラフが、今年運転した時のものです。


この場所に限って見れば前年に比べて、速度も車にかかるGも今年の方が小さいです。速度もGも小さいので、今年の方が躍度が小さくなるのは当然と言えば当然なのですが…w


ただ、他の場所でもお皿ボールが落ちないように、速度を出していても躍度の山が高くなり過ぎないように、意識しながら運転していました。

では、どういう運転操作をすれば躍度の山が高くなり過ぎないようにできるのか。


ブログが長くなりましたので、次の機会にでも書いていきたいと思います(^-^)

Posted at 2019/06/10 20:24:46 | コメント(5) | G-Bowlネタ | 日記
2019年06月05日 イイね!

インプレッサの撮影とGの躍度

久しぶりのブログ更新です。


今の愛車に満足していて特に手を加える訳でもなく、現在にいたっています(^^;





購入当時から、外観も中身もまったく変わっていないMyインプ。

暑い日差しの中、木陰で休んでいます。








後ろ姿も新車時から変化なし(笑)


スバル純正のエアロパーツのため、街中でも目立たずに他の車に溶け込みます。






アイサイト付きの車と思いきや。


我が車は、ナイサイト(^^;



・・・車は何も変わっていませんが、運転が変わりました。


G-Bowlアプリの躍度表示と







お皿の上にゴルフボールを置いた、なんちゃってリアルG-Bowlのおかげで。






このお皿にボールを置いたお皿ボールのおかげで、躍度を意識した運転ができるようになり、G-Bowlの躍度表示のおかげで、お皿ボールのボールが落ちる理由が分かってきました。


躍度とは。


一般的に躍度とは、「加速度の変化率」というものらしいです。加速度の変化が大きければ躍度が高くなり、加速度の変化が小さければ躍度が低くなる。こういった感じなのでしょうか?
(すみません、数式的な理解はできていません^^;)


お皿ボールをしていると、例えば0.2Gのブレーキングをしている時、ボールがお皿のふちでピタッと止まっている時もあれば、同じ0.2Gのブレーキでもボールがお皿から飛び出す時もあります。

ある時、お皿ボールとG-Bowlアプリを見ながら、ふと思いました。

「躍度って、ボールの動く速さのことなのでは?」と。

同じ減速Gでも、ボールの動く速さをゆっくりした場合(躍度の量を小さくした場合)、ボールはお皿から飛び出さずにふちでピタッと止まる。一方、ボールの動く速さを速くした場合(躍度の量を大きくした場合)、ボールの動く速度が速いので、お皿のふちでボールが止まることができずに外に飛び出す。

(リアルにボールがお皿から飛び出すと、ボールを拾う作業が結構悲しくなりますので、ボールが落ちる理由・落ちない理由を一生懸命考えました^^;)


私の理解が合っているのかどうかは分かりませんが、躍度=ボールの動く速さ と理解すると、今までのお皿ボールとG-Bowlアプリとの関係性がスッキリしました。


…このブログを書くため躍度の意味を調べていくうちに、躍度=ボールの動く速さの変化率なのでは?とも思えてきましたが…。速さの変化率と思ってもなかなかイメージしづらいので、手っ取り早く「ボールの動く速さ」と理解してます(^^;


ただ、この理解は私のお皿ボールをやり続けた、という貧弱な経験から導き出されたものですので、間違っているかもしれません。

話半分でお読みいただけたら嬉しいです。


(今回のブログの内容が、最初はMyインプの撮影の話だったのに、いつの間にかGの躍度という話に変わっていました(笑))


躍度を意識した運転で何が変わったか。
助手席にいつも座る、小学生の娘を使った人体実験をしてみました(笑)

その結果を後日、ブログに書けるといいなと思っています(^-^)

Posted at 2019/06/05 12:40:39 | コメント(1) | G-Bowlネタ | 日記
2018年05月04日 イイね!

家族サービスをしながらG-Bowlの練習♪

家族サービスをしながらG-Bowlの練習♪













昨日は、妻と娘と私の家族3人で石川県の小松イオンモールと、石川県野々市にあるコストコに行ってきました。

イオンモールもコストコも、福井からは国道8号線を真っ直ぐ北上していけば行くことができます。


ただ、幹線道路である国道8号を走行していると・・・。信号で止まって、青になって加速してまた信号で止まる、の単調な運転の繰り返しになります(^^;


そのため私は、家族を車に乗せていても単調な運転でも、G-Bowlアプリを使ったある練習をしています。

それはどういった練習かと言いますと。

こんなGのグラフになる練習です。


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青いグラフの、エンジンブレーキに近い弱い減速G一定の練習と、赤いグラフの加速Gを一定にする練習です。



G一定の中で、なぜ加速Gを一定にする練習をするのかと言いますと。

コーナーを曲がる際に行う、減速・旋回・加速の一連の操作のうち、コーナー後半の旋回・加速中の、加速円のコントロールができるようになりたいと思っているためです。


alt


このグラフにあるように、コーナー後半の加速円のコントロールには、アクセルを踏み込むことによる加速Gの加減が、走行ラインのコントロールには大切になると思っています。

加速Gをコントロールするには、加速Gを一定にする練習をしてアクセルの強弱の付け方を学んだ方がいいかなと、私なりに考えました。
(加速Gに重きをおくため、グラフの色も加速Gを赤色に変更しました)


ただ、練習時間を設けて加速Gの練習をする、時間が作れません(^^;

そのため、家族を乗せて運転している時間も、貴重な練習の時間です♪


幹線道路を走っている中での信号のストップ&ゴーは、減速G一定・加速G一定の練習には、うってつけです(^-^)



alt alt



左のグラフは、周りの車の加速の迷惑をかけない範囲でシフトアップして、加速Gを一定に走行した時のものです。私の車はMT車なので、シフトアップのためにクラッチを切っている間は、加速Gが途切れ途切れになっています。

右のグラフは、加速G一定は全く考えていなかった時の、2000回転~3000回転でシフトアップしていた時のものです。


加速Gの一定は、減速G一定の時のブレーキペダル踏力一定のように、アクセルペダルの踏力一定では加速Gが一定になりません。そのため、加速Gを一定にするために、アクセルペダルを徐々に踏み込んでいく必要があります。

加速G一定は、減速G一定のように体にGを感じながら操作していく、というのは難しいです(^^; 加速G一定を体で感じる事が難しいので、私の場合はフロントガラスの外の景色の、流れる早さの一定を目指してアクセルを踏み増していきます。

最初は景色の流れる早さで加速G一定を覚えて。そして加速感でも加速G一定を覚えられるといいなと思っています。


ちなみに、左の加速G一定のグラフで1速と2速を使っている間は、右のグラフと比べると、加速感が良くて車体が軽くなった感じでグングン加速していきます。

加速感に合わせてシフトアップする左のグラフは、回転数に合わせてシフトアップする右のグラフと比べると、エンジン回転数が高くてトルクが出ている、というのも理由のひとつなのかもしれません。

弱い加速Gの一定の練習をしていって。ある程度慣れたら、今度は弱いGから徐々に強いGに上げていく、右肩上がりの加速Gの練習をしてみたいと思います。







こちらのグラフは、エンジンブレーキの減速Gに近い、0.1Gの減速G一定で減速している時のものです。幹線道路の運転は退屈極まりないので、同乗者に減速感を感じさせないブレーキの練習をするには、もってこいのシュチエーションです♪

このようにG-Bowlアプリは、単調な運転の退屈しのぎと同乗者の乗り心地upに、大きく貢献してくれています(^-^)
Posted at 2018/05/04 00:42:38 | コメント(1) | トラックバック(0) | G-Bowlネタ | 日記

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「@こんなん さんのところも大変そうですね。お昼ご飯の準備や親の早退は、我が家も同じ問題に直面してます(^^; 家の中で缶詰にしても、子供は何日我慢できるかといったところです。うちの娘は2年前の大雪の時は、1週間で根をあげました。」
何シテル?   02/28 19:22
はじめまして、「そう」と申します。 スバルインプレッサスポーツ1.6i-Lに乗っています。 エコドライブを楽しんでいます。 親子一緒にドライブする事が...

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