昨今の国のキャッシュレス推進にもあるように、現金を持ち歩かない社会が徐々にですが浸透してきています。
私も3年前から普段使いでは、ほぼほぼ完全なキャッシュレスを実現しています。
私の場合、キャッシュレス決済の方法としてクレジットカードの使用を選びました。
(人によっては、銀行口座から紐づいているデビットカードを使う方法や、コンビニ等でお金を電子マネーにチャージして使う方法をとっている方もいらっしゃるかもしれません)
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(ここからは、昔からあるプラスチックのカードでのお話しです。)
クレジットカードは昔からですが、クレジット番号やカード情報を不正に取得されて不正利用される事が一番の問題になっていました。
そこで3年前に完全キャッシュレス化にするにあたって、不正利用の防止策をネットであれこれ調べた結果、
「クレジットカードでお金を入金(チャージ)したプリペイドカードを街中で使えば、クレジットカード本体を相手に渡す必要もないため安全」
という結論に達しました。
そして、数千円単位の金額を逐一チャージして使う方法で、プリペイドカードを利用することにしました。
(仮にプリペイドカードを不正利用されても、チャージした数千円分の損害で済むため)
* 上記の方法で3年間クレジットカードとプリペイドカードを使ってきましたが、運よく両カードとも不正利用はゼロ件でした。
(最近のニュースではクレジットカード番号よりも、銀行口座の口座番号と暗証番号が漏れて、オンライン上で不正送金される事件が多発しているみたいですね。恐ろしい時代になりました)
私はメインのクレジットカードに、楽天のゴールドカードを使っています。
(楽天のゴールドカードは、楽天市場でのポイント還元率が高いため)
(見本)
しかし楽天のクレジットカードは、カードの問い合わせの電話がつながりにくい事や、問い合わせセンターの対応が悪いといった風評を、ネット等でよく見かけました。
そのため、完全キャッシュレス化するためには、使用頻度が増えるであろう楽天カードを不正利用されない方法を考える必要が出てきました。
そこで、ネットで検索していると、プリペイドカードというものがクレジットカードのように使えることが分かりました。そしてそのプリペイドカードにお金を入金するのに、クレジットカードが使える事も分かりました。
このクレジットカード→プリペイドカード→街中で使用、の流れは「ポイントの二重取り」という見出しで紹介されていました。
* 私的にはポイントの二重取りよりも、大もとのクレジットカードを街中で出さずに済めば、クレジットカード番号が不正取得されない事の方に、メリットを感じました。
そこで、次に街中で使うためのプリペイドカードを探すことにしました。
私がプリペイドカードに求めた条件は、次のとおりです。
①クレジットカードでお金をチャージできること。
②クレジットカードからのチャージに、手数料を取られない事。
③プラスチックのカード形式であること。
④プリペイドカードを使うと、ポイントが付くこと。
⑤クレジットカードと同じように街中で使えること。
⑥プリペイドカードを発行する会社が、大手会社で倒産しないこと。
⑦プリペイドカードを利用すると、携帯電話にすぐに通知されること。
⑧スマホで、カード利用を停止できること。
⑨スマホで、プリペイドカードに入金できること。
⑩スマホで、プリペイドカードの残高が確認できること。
⑪カードを紛失等で再発行する時は、紛失カード内にあるチャージされた金額も、新カードにそのまま引き継がれること。
これら条件を満たしたプリペイドカードを探したところ、身近に使っていた会社が、上記条件を全て満たすカードを発行していた事がわかりました。
それは私がガラケーで使っている、携帯会社auの発行するau PAYプリペイドカードです。
(見本)
au PAY プリペイドカードの特徴や取得方法については、
こちらのブログを参照願います。
(au携帯を持っていない人でも、au PAY プリペイドカードを持つことは可能なようです)
このau PAY プリペイドカードと出会ってからは、メインの楽天クレジットカードは外に持ち歩かなくなりました(^-^)
プリペイドカードの使い方のイメージとしては、下の図のような感じです。
ただ、このau PAY プリペイドカードには幾つかの注意点があります。
①不正利用の補償は、有料のauスマートパスを申し込まないと受けられない。
(私は、auスマートパス未加入です(^^;)
②クレジットカードでau PAY プリペイドカードにお金をチャージする場合、クレジットカードの国際ブランドがマスターカードであればチャージ可能。
(VISA・JCBは、一部カードのみチャージ可能。
au公式ページを参照)
③クレジットカードのチャージによるポイント付与は、各クレジットカード会社の規約によって付与されない場合がある。
④ひと月にクレジットカードからチャージで入金できる金額は、10万円まで。
(ただし、プリペイドカードとして使用できる金額は100万円までです)
⑤月払いの定期購読の支払い、ガソリンスタンドでの支払い、高速道路での支払いには、au PAY プリペイドカードは使えない。
特に、チャージできるクレジットカードの条件が付いていますが、条件が満たされたクレジットカードを持っていれば、使いやすいプリペイドカードと言えそうです。
私は、Amazonでのクレジット支払いやGoogleストアでのアプリ購入の時も、au PAY プリペイドカードを使っています。
(ネットでの支払いの方が、クレジットカード番号の漏えいリスクが高いため)
このプリペイドカードをチャージする方法でクレジットカードを使っていると、クレジットカード側にも思わぬ恩恵がありました。
それは、クレジットカードの不正利用の発見がしやすくなった、というものです。
こちらの画像は、クレジットカードの利用履歴の画面です。
この画像の中で、「マスター国内利用 MCS ウェブマネー」という項目は、au PAYプリペイドカードへの入金(チャージ)を表しています。
プリペイドカードへの入金は千円単位なので、端数のある支払いはかなり目立つようになります。また利用履歴の項目数も、少額の支払いがないために項目数が少なくなり、プリペイドカード以外の支払いが分かりやすくなります。そのため、「利用していないのに支払われた」不正利用の履歴を、見つけやすくなりました。
また、プリペイドカードを使った支払いでは、プリペイドカードで支払うと5秒以内にメールで利用を知らせてくれます。そのため、プリペイドカードを使った不正利用も気付きやすく、気付いたら即スマホでカード利用をストップすることができます。
これら機能のおかげで、カードの不正利用を発見するための労力が、少なく済むようになりました(^-^)
au PAY プリペイドカードと同じような使い方ができるカードとしては、kyashというカードがあります。
このカードもポイントの二重取りでは、よく紹介されるカードです。
しかしkyashは、
公式ページにありますように、2020年9月からクレジットカードでチャージした金額は、他のkyashカードに送金できなくなりました。また、送金機能を使うためには、書類などで本人確認することが必要になりました。
このkyashは作るのに年齢制限がありません。
そのため昨年から、10歳になるうちの娘の氏名・生年月日でkyashカードを申し込みカードを使っていました。そして娘のお小遣いは、私のクレジットカードでチャージしたkyashから、娘のkyashカードに送金してました。
また実際にカードを使う時も、娘だけで使わせて、金額確認の署名も娘が書いていました。
クレジットカードの練習用としてもkyashを使っていたのに、2020年9月の改変で送金の制限と本人確認書類が必要になったため、娘用に使うことは止めました。
なお、私一人ではkyashを使う必要がないため、今はお蔵入りしています(^^;
このように、プリペイドカードは色んな会社から発行されていますが、それぞれ利用可能の条件が違いますので、使いたいカードを探すのが一苦労ですね。