2009年08月01日
電流計と電圧計
車のメンテをしたり、車の電源状態を監視するのに、電流計と電圧計が欲しいですね。
発電量は足りているのかとか、暗電流(キーオフしているときに消費している電流)はどのくらい流れているのかとか解ると便利ですよねー。
電圧計は、後付けメーターでも良いし、普通のテスターでも良いし、安く常設するのなら、秋月電子通商で売っているアナログメーター
http://akizukidenshi.com/catalog/c/cvolt/
こんなんでもいいですね。
デジタルのオートレンジだと微少が変動がわかって面白そう。
オートレンジのテスターが安いのだけど、車にテスターを常設するのもなぁー(笑)
電圧計にくらべて、電流計は選択が難しい。
最大電流で50A~100Aは計りたい、けど、最小電流では100mA以下まで計りたい。
オートレンジの電流計って無いのよね。
(正確には、価格次第ではありそうだけど、べらぼうに高そう)
クランプメーターだと配線を切る必要がないので便利なんだけど、直流は時々ゼロ補正しないと駄目なのが残念。1A~100Aくらいを計れる安物のクランプメーターを以前買ったら、便利は便利なんだけど、1A以下の値が当てにならなかった(汗) それでもかなり便利。ただし、購入したクランプメーターには、自動電源オフに機能がないので、スイッチを切らないと一晩で乾電池がカラ。それも009P。電池が高い。
mAの直流が計れるクランプメーターが欲しいけど、高いのよねー。
シャント抵抗を入れて電圧を測れば、大電流から小電流まで測れるのだけど、シャント抵抗も結構高い(汗) 100V家電等なら、0.1Ω程度を直列に入れれば、5A(500W)程度までなら楽勝なのに。(抵抗での電圧低下は0.5V、発熱2.5W)。 自動車の場合は、12V駆動と電圧が低くなるので、流れる電流が多くなり大変。
12Vだと、500W ≒ 42A。 100W≒8.3A。シャント抵抗を直列に入れて測定するのなら、抵抗での発熱と電圧ドロップを考えると、0.01~0.001Ωの抵抗にしないと駄目。
0.01Ωを使った場合、0.1A = 1mVで測定可能。
500W→42A 抵抗での電圧低下=0.42V, 抵抗での発熱17W
100W→8.3A 抵抗での電圧低下=0.083V, 抵抗での発熱0.7W
0.001Ωを使った場合、0.1A = 0.1mVで測定可能。
500W→42A 抵抗での電圧低下=0.042V, 抵抗での発熱1.7W
100W→8.3A 抵抗での電圧低下=0.008V, 抵抗での発熱0.07W
自分では試したことないけど、今使っている配線の抵抗値を利用して電流を測定する方法もあります。
今調べたら、8sqの電線の抵抗値は、2.4Ω/km程度→0.0024Ω=2.4mΩ/m
33cmの長さなら、0.8mΩ
100A→80mV
10A→8mV
1A→0.8mV
0.1A→0.08mV=80uV
80mV~80uVなら、ちょっと良いテスターで計れる範囲ですね。
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Posted at
2009/08/01 02:02:41
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