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sin@栃木のブログ一覧

2009年08月02日 イイね!

パワーLEDの発熱と放熱

LEDがブームですね。
ハイパワーのLEDは、電源さえ繋げば点灯はしてしまうけど、放熱が大変です。
温度が上がると発光効率が下がるし、あまり温度が上昇すると壊れます。
ローパワーのLEDを沢山並べる分には発熱点が分散するから結構らくだけど、ハイパワーLEDが1点で大量の熱を発生するので放熱は重要。

最近のICやLSIも発熱が多いので放熱が大変。IC/LSIの表面を触って、5秒触れる温度ならOKとか結構いい加減伝統的な手法も有効です(汗)

なんか資料ないかなとネットサーフィンしていたら発見!
 ↓
「オーディオQ」さん。URLは、http://www.audio-q.com/

以前から時々見に行ってはいたんだけど、以前に比べて情報が増えてました。
http://www.audio-q.com/led-6.htm
の下の方に放熱設計の資料がリンクされてました。
中身は、Luxeon社のアプリケーションノートみたいです。なかなか良くまとまってます。
しかし、半導体の「ジャンクション温度」を「接合温度」って訳してある(汗) 間違っては居ないけど。

資料を斜め読みしてみると、LEDで電気→光に変換されるのは10%程度なので、消費した電力は全て熱に変換されるとして計算してしまっていいようなことが書いてありました。まだまだ変換効率はこの程度なのね。


また、社長のBLOGに点灯テストがアップされいて、ヒートシンクの熱抵抗・サイズが書いてあります。
10W点灯テスト
http://boss.led-parts.com/test1.htm#CL-L230
だいぶ大きなヒートシンクが必要ですね。

1Wx6個点灯
http://boss.led-parts.com/test1.htm#AQCB-083W6
途中の計算まできちんと載せています。

・ヒートシンクの熱抵抗
http://www.audio-q.com/power-p.htm
の下の方で販売しているヒートシンクが書いてあり、熱抵抗値も書いてあるので選びやすいです。

ヒートシンクの熱抵抗を形状から計算するのは、かなり大変(というか私には無理)
ヒートシンクに溝を掘って、対象物の間に熱電対温度計を差し込んで測るってのが楽・・・(をい)


●余談&自分メモ
・発光効率
LED 100ルーメン/W (最近の効率の良いもの)
電球 10~15ルーメン/W
ハロゲン電球 20ルーメン/W

電球と同じ明るさを得るには、消費電力1/10~1/5のLEDを使用すればOK
ただし、抵抗で電流制限をする場合は、抵抗での電力損失がある。

ヘッドライトみたく一方向を照射する場合、電球の場合は、器具効率が80~50%くらい。
LEDは、もともとの発光方向がある程度一方向なので、器具効率が高くできる。
90~80%はいけるかも。(←推測です)
手元に3W LEDの懐中電灯があるのだが、レンズを使ってプロジェクター形(スポット配光)になっています。かなり明るいです。レンズを外すと、拡散し過ぎて、いまいちでした(汗)

・ハロゲン50WバルブをLEDの置き換える場合の計算例)
ハロゲンバルブ50W
  20[ルーメン/W] x 50[W] x 器具効率50% = 500ルーメンの照射。
LED ZZ W
 100[ルーメン/W] x ZZ[W] x 器具効率80% = 500ルーメンの照射。
→ZZ = 500 / ( 100 x 0.8 ) = 6.25W ≒ 5W  (大盤振る舞い)←(をい)
 約1/10の消費電力でOKかな。

35Wフォグなら、4Wあれば良いでしょう。
Posted at 2009/08/02 12:57:29 | コメント(1) | トラックバック(1) | 日記
2009年08月01日 イイね!

電流計と電圧計

車のメンテをしたり、車の電源状態を監視するのに、電流計と電圧計が欲しいですね。
発電量は足りているのかとか、暗電流(キーオフしているときに消費している電流)はどのくらい流れているのかとか解ると便利ですよねー。

電圧計は、後付けメーターでも良いし、普通のテスターでも良いし、安く常設するのなら、秋月電子通商で売っているアナログメーター
http://akizukidenshi.com/catalog/c/cvolt/
こんなんでもいいですね。
デジタルのオートレンジだと微少が変動がわかって面白そう。
オートレンジのテスターが安いのだけど、車にテスターを常設するのもなぁー(笑)

電圧計にくらべて、電流計は選択が難しい。
最大電流で50A~100Aは計りたい、けど、最小電流では100mA以下まで計りたい。
オートレンジの電流計って無いのよね。
(正確には、価格次第ではありそうだけど、べらぼうに高そう)

クランプメーターだと配線を切る必要がないので便利なんだけど、直流は時々ゼロ補正しないと駄目なのが残念。1A~100Aくらいを計れる安物のクランプメーターを以前買ったら、便利は便利なんだけど、1A以下の値が当てにならなかった(汗) それでもかなり便利。ただし、購入したクランプメーターには、自動電源オフに機能がないので、スイッチを切らないと一晩で乾電池がカラ。それも009P。電池が高い。

mAの直流が計れるクランプメーターが欲しいけど、高いのよねー。
シャント抵抗を入れて電圧を測れば、大電流から小電流まで測れるのだけど、シャント抵抗も結構高い(汗) 100V家電等なら、0.1Ω程度を直列に入れれば、5A(500W)程度までなら楽勝なのに。(抵抗での電圧低下は0.5V、発熱2.5W)。 自動車の場合は、12V駆動と電圧が低くなるので、流れる電流が多くなり大変。

12Vだと、500W ≒ 42A。 100W≒8.3A。シャント抵抗を直列に入れて測定するのなら、抵抗での発熱と電圧ドロップを考えると、0.01~0.001Ωの抵抗にしないと駄目。

0.01Ωを使った場合、0.1A = 1mVで測定可能。
500W→42A 抵抗での電圧低下=0.42V, 抵抗での発熱17W
100W→8.3A 抵抗での電圧低下=0.083V, 抵抗での発熱0.7W

0.001Ωを使った場合、0.1A = 0.1mVで測定可能。
500W→42A 抵抗での電圧低下=0.042V, 抵抗での発熱1.7W
100W→8.3A 抵抗での電圧低下=0.008V, 抵抗での発熱0.07W

自分では試したことないけど、今使っている配線の抵抗値を利用して電流を測定する方法もあります。
今調べたら、8sqの電線の抵抗値は、2.4Ω/km程度→0.0024Ω=2.4mΩ/m
33cmの長さなら、0.8mΩ
100A→80mV
10A→8mV
1A→0.8mV
0.1A→0.08mV=80uV
80mV~80uVなら、ちょっと良いテスターで計れる範囲ですね。



Posted at 2009/08/01 02:02:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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車は、いじるのも運転するのも好き。マイカー歴は、短いです(^^; 始めの頃は乗って楽しい車を選んでいたけど、最近は実用性で選んでます。車は生活必需品。
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