
ダッシュボード中心の上部には、タブレットを横にしたような画面があります。
208ではラジオ・音楽データ再生、カーナビ(オプション装着時)、ハンズフリー電話機能、車両情報や警告表示をしてくれます。
ハンドルやシフトレバーと共に使用頻度が多いカーオーディオでも、もはや物理的な形でダッシュボードに鎮座する時代は過ぎ去ってしまいました。
ラジオを聴くのが好きな自分は、納車からの帰り道で早速放送局のプリセットをしました。FM局の受信は90MHzまでなので、首都圏で展開しているワイドFM(FM補完放送)の周波数帯は入りません。これが聴ければAM放送もキレイな音で楽しめるのですが、輸入車だし多くは望めませんよね。

操作していて驚いたのは、プリセットする際、AMとFMの周波数帯を区別する概念が無いということ。
従来のラジオは電子チューナーであっても、選局用の物理的なボタンが6つあって、AMで6局分、FMで6局分と振り分けるようにプリセットさせる方式でした。だから選局する時、今流れているのはAMなのかFMなのか、認識した上で選局ボタンを押さないといけません(聞いていれば音質で分かりますが)。自分のセッティングでは、3番目のボタンを押すとAMならTBS、FMならTOKYO FMなんて具合に覚えちゃいますけどね。
下の画像はシトロエンC5のオーディオとエアコン。プリセットはAMで6局、FMで18局出来て、周波数等の表示は上部にあるマルチファンクションディスプレイでした。
それが208ではAM/FMお構いなしで、プリセット可能局数も多い。タッチパネル内の周波数表示アイコンに触れれば即選局という単純明快さ!
日本車だったらアイコンに放送局名が出るようですが、そこまでは無理か。ともあれ現代のクルマでは当たり前の装備、今更ながら初めての操作感でした。
音楽再生はUSB端子からのデータ読み込みか、Bluetooth通信。音楽再生機構に駆動部分が無いから、常に振動にさらされる車内には最適なデバイス。
初めてCDチェンジャーを使った時にも感動しましたが、それよりも以前はCDからダビングして、オリジナルカセットを作ったものです。録音はDOLBY BとかC のノイズリダクションをかけてみたり、クロームテープを使ったりしたなぁ(メタルは高いしもったいない(笑))。
でもそうやって音質向上に一生懸命になっても、エンジン音やロードノイズが盛大に入ってくるクルマ(シトロエンBX)の走行中は、ほとんど効果が無かったりして・・・。
そんな苦労(=楽しみ)も今は昔。便利な機能はありがたく享受し、カーオーディオを愉しみたいと思います。
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2018/03/21 22:50:38