
今から40年前くらいのことを昨日、スーパーマーケットの魚売場でしじみ貝を見ていて思い出した。
売っていたしじみ貝は、宍道湖産となっていたが、しじみ貝は茨城県の涸沼産も良く見かける。
それで昔話とは
当時、ワシは妻が出勤する土曜日に職場の上司と東京都の山奥、秋川溪谷の渓流釣りに何回も出掛けていた。ある日、ワシの子どもたちが釣りに飽きて川遊びをしていてしじみ貝のような小さな二枚貝を数個拾い集めていた。
それが画像のようなのにそっくりだった。
夕方まで溪谷遊びで疲れ果てて、ビール飲む上司と子どもたちが爆睡する車内で眠気と戦いながらひとり千葉の自宅まで3時間以上掛かって運転し、到着と同時に子どもたちは体力回復、ワシと上司はリビングのソファーで爆睡。
移動のクルマは、当時の上司のマークⅡグランデ26002ドアハードトップ、またはワシのクラウン4ドアハードトップロイヤルサルーンG2.8のいずれか。
部下のワシのクルマがクラウンだったのは、当時のワシの保有車両は独身時代からのフェアレディZ2シーター280、妻の通勤のために購入したオートマチックのプレリュードAB型。そして子どもがふたりになった時に必要に迫まれて4ドアのクラウンMS123型を追加購入していた。
上司は独身貴族のため、ワシのと同じフェアレディ280Z2シーターとマークⅡ2ドアハードトップ。チェイサーがデビューした時の丸型2灯ヘッドランブのモデルである。
クルマネタはこのくらいにして、話を戻すと。
帰宅して爆睡し、夜の23時くらいに目を覚まして上司とふたりでワシの妻の用意した夕食を温め直して食べ。上司はビール、ワシは紅茶でくつろいでいると
妻が起きて来て茶菓子などを用意してくれたりするのだが、その日は
「洗濯していたらこんなのが出て来たわよ」と、持って来たのが、昼間見た貝である。
たぶん子どもたちがポケットに入れて持ち帰って来たのだろう。
ワシの家の庭には湧き水があり、その水量も多く、ずっと渇れないので池を作ってあるのだが、その水を汲んで来て貝を入れてみた。
貝は全部で5個。洗濯乾燥機にかける直前に発見されたので、熱はかけていないが、洗濯洗剤、漂白剤、柔軟剤で死んでいるかも知れん。
ところが真水に入れるとすぐに呼吸を始めて、全て生きていた。
上司は、あんなところで拾った貝は喰えんだろう。しじみじゃない。色が違う。と、言っていた。
その後、上司はそろそろ寝るので送ってくれ。と、かなり深夜にワシは酔った上司を送り、そのまま上司のクルマで自宅に戻った。家はわりと近く、電車の駅で3つ。上司が起きてクルマを使うならすぐに届けられる。毎度のことである。
で、翌朝に事件が。
当時は独身だった妹がワシの家に同居していて。
朝、起きたら妹が、その貝を味噌汁にして食べていたのだった。(いも~と~~!!)
そして起きて来たワシにこう言った。
「あっおにいちゃん、ここにあったしじみ貝ね、コレ拾って来たの?本物だよ。5個も有れば家族分で十分な出汁が出るのよ。とても美味しいのよ。」
そして、味噌汁を茶碗に入れてくれて。貝は一粒。確かに美味であった。
それでワシ夫婦とワシの妹、そして当時はまだふたりだった子どもたちで一粒づつその貝の味噌汁を味わった。
あれから40年。ワシの息子たちも44歳と42歳になった。さらに33歳と31歳の娘も。
だが、あのときのしじみ貝の味を上回るしじみ貝をスーパーマーケットや市場、道の駅などで出会ったことはない。あとから産まれたふたりの子どもたちにもそのうちに体験させてやりたい。上司は子孫も残さずとっくにあの世に行ってしまったが。
Posted at 2026/06/21 07:37:59 | |
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