ネタ切れで少々更新が滞っていました…
巷で急に配備が進んできた「
JPNタクシー」をお台場の
MEGAWEBで試乗しましたので、感想を綴りたいと思います。
いつものことながら、タクシー専用車両もライドワンで扱ってくれるあたり、トヨタの自信の表れというか、出血大サービスですね(^^)
GZG50センチュリーも長年試乗できましたが、トヨタ自動車直営ということで、ラインナップから外れると同時に試乗できなくなるのが、玉に瑕です。
1,000万円超のセンチュリーには試乗できたのに、レクサス車は一切試乗できない(+展示も・・・以前はレクサスも展示がありましたが…)、という謎な線引きがいつも疑問です(^^ゞ
いざ本題です。
まずは、乗りこんでエンジンスタート…ですが、ハイブリッド(1,500㏄LPG+HV)なのに、プッシュボタンが見当たりません(^^ゞ
戸惑っていると、ステアリングコラムにメカニカルキーが(笑)
ここは、業務用車両前提という事で敢えてこのようにしているのでしょうか。
キーは、OFF→ACC→ON→STARTなのですが、【START位置に回しても】エンジンがかかるわけでなく、【ハイブリッドシステムがONになっただけ】なので、違和感があります。
プロなら戸惑わないでしょうか、一般人だと戸惑いそうな仕様です。
Dレンジにセレクトして発進。
バッテリー残量が十分にあったため、軽い踏み込みだとモーターだけで走る、THEトヨタのハイブリッドの乗り味です(^^)
とても滑らかで、エンジン音がしないので、高級感があります。
これは気に入りました。
ちょっと深めに踏み込むと、エンジンがかかって、ブーーン!という感じで4気筒のうなり音がしますが、十分静かです(^^)
ノーマルモードだと、スロットル特性がかなり穏やかなので、踏み込んで機敏な運転をする、本職タクシー運転手さんだと、発進・加速時にエンジンが必ずかかってしまい、あまりハイブリッドのメリットを生かせないのでは・・・とも感じました。
客待ち・仮眠で、タクシーはエンジン停止がなくアイドリング待機が長いので、その時に【エンジンをかけずにエアコン(電動コンプレッサー)を効かせられる】のが一番のメリットですし、メーカーもこちらが狙いなのかもしれません。
乗り心地も、コンフォート系のフワフワ系でボディーが緩い乗り心地ではなく、最新の車らしく、しっかりした乗り味でした。
ベースはシエンタなのですが、凹凸のいなしがソフトで、かといって不安定でもなく、足回りを強化しているのが感じられました。
ステアリングも軽く、油圧パワステ並みに滑らかで、癖もなく非常に良かったです。
この辺りは、FR+油圧パワステのコンフォートに比べても遜色なくて素晴らしいと感じました。
あと、ステアリングにハザードスイッチがついており、これは流石な設計だと感じると同時に、一般車にも付けてほしいと思いました(^^)
また、“頑なに”固辞したというフェンダーミラーも、鏡面が大きく、見やすいです。
視界もよく、乗り心地・ハンドル・加減速すべてに癖がなくて滑らかなので、非常に乗りやすいです(^^)
さすが、プロを相手にする車なので、基本性能が高いです。
センチュリー、ハイエース、このJPNタクシーと、トヨタのビジネスカーは作りこみが凄いというか、流石だなーと感じる部分です。
タクシー/福祉向け車両ですが、十分一般向けとして乗るのもありなんではないかと感じた次第です。
これを個人ユースで乗る方…出現するのをお待ちしています(笑)
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2018/02/19 21:08:17