待ちに待った新型センチュリーが6月22日に報道発表となり、正式に発売となりました。
すでに300台ほどのバックオーダーが入っているとは、驚きです。
LS500シリーズが予想以上にドライバーズカーとなっており、公用車・役員車・ハイヤー需要は、センチュリー巻き返しとなりそうな予感です。
さて、6月25日に東京トヨペット主催の「新型センチュリー特別内覧会」に招待をしていただき、参加をしました。
会場は東京・六本木の「グランドハイアット東京 グランドボールルーム」にて、盛大に執り行われました。
内覧会というよりも、祝賀会という雰囲気でした。
顧客一人に営業担当が一人付き添いの形式で、かなり恐縮でした(^^ゞ
トヨタ自動車より、センチュリーの開発主査によるプレゼンテーションもありました。
東京モーターショーでも遠巻きに見ましたが、実車は旧型GZG50より、全高が5cmほど高くなっており、予想以上に大柄で威風堂々としたスタイルです。
フェンダーミラーが消滅し、全車ドアミラー仕様のみとなったのが大きな変化ですね。
(メーカーオプション・ディーラオプションでも設定なし)
ドアが分厚くて重く(GZG50比2倍程)、重厚な作りでした。
エンジンは、旧型LS600h/Lからキャリーオーバーの V8/5,000ccハイブリッドです。
LSはAWDでしたが、センチュリーは騒音振動の低減から、後輪駆動仕様へと変更されています。
V12が消えて残念ですが、ハイブリッドは独特の滑らかさが長所なので、きっとV12以上の仕上がりとなっていることでしょう!
フロントグリルは今回のG60センチュリーのワンポイントである「七宝文様」が随所にデザインされています。
運転席。
シートはウールファブリックで、今や国産車では唯一となる、バネ構造のシートはふわっとしており、センチュリーらしい安心感のあるものでした(^^)
個人的には、革シートよりファブリックシート派です。センチュリーのウールモケットは革シートより上質な非常に素晴らしい仕立てです。
メーターがデジタルからアナログになり、見やすくなっています。
ナビ関係も最新仕様に近代化されています。
運転席から後席シートを定位置にリターンできるようになったのは◎です。
悲願の運転席メモリーシート&オートアウェイ・リターン機能もようやく装備されました(笑)
ドア内張りも、フルモケットが継承され、非常に質感が良いです。
伝統のドアノブも変わっておらず、安心しました(笑)
センチュリーだけには、ドア灰皿が付くかと思ってましたが、ついに廃止されました。
時代の流れですね(笑)
この車の特等席である、後席です(笑)
先代より、全高が高く、ホイールベースが伸びており、広くなっています。
シートに腰掛けると、VG・GZGから変わらない「センチュリーの世界」です。
神社仏閣を訪れたとき…高級料亭の和室に通された時の安心感…と表現したらよいでしょうか。
非所に落ち着き、癒される空間です。
センチュリーといえばの「3面カーテン」はディーラーオプションからメーカーオプション化されました。
サイドカーテンは電動になったかと思いまいたが、先代と同じく手動式でした。
以上、新型センチュリーに触れることができ、あっという間に時間が過ぎました。
日本を代表する車であり、流石と思える出来栄えです。
最近、スピンドルグリルやキーンルックでややガンダムチックなデザインが流行っているなか、昔ながらの日本車(昔のトヨタ車)の、デザインテイストをしっかり継承してるところは、非常にうれしいです。
加えて、旧関東自動車工業の職人さんが手作りで行う工程など、匠の技・職人芸が今なお残っている素晴らしい車です。
最近は、クラウンですら、欧州車に対抗してスポーティーとなり、「乗り心地・静粛性・安楽志向」のセダンはセンチュリーのみになってしまったといっても過言ではありません。
私は車好きですが、飛ばすことはなく、ゆったりのんびり流す派です。
そのような運転スタイルには、ふかふかのシートにサスペンション、無音ともいえる静粛性がマッチします。
トヨタ車(レクサス車)はやっぱりこのような路線を歩んでほしいなぁ…というのが個人的意見です。
30系セルシオのキャッチコピー「セルシオを超えるのはセルシオだけ…」
「センチュリーを超えるのはセンチュリーだけ…」そんな言葉がしっくりきました。
Posted at 2018/06/26 23:59:17 | |
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