大陸製毒電波対策

　先日京都へ旅行した際に、琵琶湖大橋のETCゲートが通過できませんでした。
　息子からこの車を引き継いだ時に"ETCゲートで止まったことが３回ほどある”と聞いていました。
　この間、沼津に行った帰り、東名あしたかスマートから入りましたが、清水ICでやはりゲートが開かず。

　これは大問題ですし、何より他人に迷惑がかかります。追突事故の危険性もあるので早急に対策せねばと思い立ち、ネットを検索し始めました。

　私の車は電磁波オンパレード。
ドラレコと、ナビ、空気清浄機、FMトランスミッターが大陸製。それにレーダー探知機やらスマホが重なります。

　GPSもドラレコ、ナビ、レーダー探知機の３台が搭載しています。

　ドラレコとナビは前車のR55と全く同じものをつけていました。
　ネットを徘徊していますと、どうやらドラレコ(特に安価なもの)が毒電波を発生させるということで、そこに焦点を当てました。

　つけているドライブレコーダーはYAZACO M2という、大陸製のもの。唯一無二のセンターカメラ搭載で、評判もそこそこよかったものです。
　現在は後継機種が出ていて販売終了なのですが、フロントカメラ位置が純正ミラーの防眩レバーと重なるため、苦労して取り付けたことを覚えています(ミニクーパーには装着できませんと但し書きもありました)。

本体からの毒電波を封じ込めるため、背面にアルミテープを貼りました。
　ETCアンテナの近くは２重に貼り付けています。

　既存ミラーからはみ出す部分はカッティングシートを貼りました。

　フェライトコアをAmazonで購入。翌日には届きましたので電源、バックカメラ、GPSの各配線に２つずつ、電源のシガーライター接続ソケット部にも１つ付けました。
　また、ナビその他にもお守りとしてつけておきました。
　全く気付かなかったのですが、写真を撮ると青丸のところにばってんキズを発見。後で対策します。

　ここまでやって、E1A 新東名高速で試験します。藤枝岡部から入りますが、やはりゲートが開きません。仕方なく通行券をとって新静岡まで行くことに。新静岡の一般レーンにて、ETCカードで支払い。
　カードチップをきれいにして再度新静岡インターへ。今度は読み取ってくれてはいることができたので、静岡SAスマートで降りようとしたらまたSTOP表示、ゲートは開きません。係員の方が再通信をしてくれて何とか降りれました。
　今度は静岡SAスマートより流入しますがここも再通信にて。
　岡部藤枝では降りることができました。ETCアンテナを多少動かして、藤枝岡部、島田金谷間は問題なく通過できました。

　今一つ釈然としません。何よりゲートが開く開かないの博打走行では身の危険と他人への迷惑が払しょくされませんから。
　よく、地デジとの干渉やGPSとの干渉は耳にします。ナビのテレビはどうせクソですので問題外。GPSは少し心配になったのでルームミラー後方の天井裏へ移動しました。
　ない頭でいろいろ考えて、配線取り回しに問題があるのではと気づきました。ETCアンテナは助手席側のAピラーより配線。ドラレコの電源配線も同じ。さらにバックカメラ配線が助手席フロント天井よりETCアンテナ配線と被っています。

これが原因と確信し、配線の取り回し変更です。
　ドラレコ電源線は運転席Aピラーから。
バックカメラ配線は助手席Bピラーからルームランプ方向へまわし、そこからミラー部へ。
　こうすることで、ETCアンテナ線は単独配線になりました。
　試験走行の結果はすべてOKでした。

　交通量の少ない平日昼間の時間帯にて試験走行を繰り返しましたが、ドラレコに貼ったアルミテープ（通風孔やらリセットボタンも埋めてしまった)をすべて剥がし、最後の仕上げ走行。
　休日割引ですので、E1A 藤枝岡部⇆静岡SA スマート、E1 焼津→大井川藤枝スマート、吉田→大井川藤枝スマートを走行し、問題ありませんでした。
　今日はこれだけ走って980円。
今回の問題での試験走行料金は5120円でした。修理代だと思って納得します。

　とにもかくにも、問題解決でほっとしています。
　オーバーヘッドコンソールのカバー部の傷ですが、カーボン調シートがあったので貼っておきました。

　問題解決するたびに車への愛着は沸きますが、今回のような問題は本当に気を付けなければと思います。