
クラッチ周りのリフレッシュをしました。
マスターシリンダー、レリーズシリンダー、クラッチホースです。
ホースはAPPのメッシュタイプにしました。
OHでもいいのですが、新品ASSYがあったので手っ取り早くそちらにしました。
ちなみに、ホンダでは「レリーズシリンダー」ではなく「スレーブシリンダー」というみたいです。
レリーズシリンダーの方が馴染みがあるのでレリーズシリンダーと表記しますw
下準備として、エアクリーナーBOX、インテークパイプを外します。
エアクリーナーBOXはホース交換のために。
インテークパイプは必須ではありませんが、外した方がマスターシリンダー交換の際作業しやすいです。

サクサクと取り外し、交換しました。
地味に大変なのが、マスターシリンダーをペダルに留めている割ピンの取り外しです。
狭さと暑さで地味に疲れますw
あと、マスターシリンダーを留めているナットは、ロングソケットの12mmが必要になります。
あとはレリーズシリンダー周りはエキマニの遮熱板とクーリングファンが地味に邪魔でした。
下から作業すれば楽かもしれません。
当然ですが、エキマニが熱いとヤケドのリスクがあるので冷えた状態で作業します。
大事な点として、シリンダーを組み込む際は、シリンダーの先端をレリーズフォークのくぼみにハマるように組み込みます。
フォーク側のブーツをめくると見えるので確認してからボルトを本締めします。

交換したらあとはエア抜きです。
ブリーダープラグはレリーズシリンダーに付いているのでそこから抜きます。
1人でもできますが、暑さでしんどそうだったので仲間を呼んでペダル踏みをしてもらいました。

取り外した旧部品です。

マスターシリンダーのパッキンからフルードが滲んでおりました。
部屋の中を汚さないために洗いましたが、取り外し直後はもっとフルードがベッタリでした。
遅かれ早かれトラブルの元になるところでした。
作業完了後は基本ですが、各部からのフルード漏れが無いか、クラッチがしっかりと切れるかを確認して作業終了です。
交換後感じたのは、ペダルのキレや反発力が若干良くなりました。
あとは、クラッチの繋がりもスムーズになりました。普段のシフトチェンジもですが、ヒールトゥでの繋がりが特にわかりやすかったです。
おそらく、滲みのあったマスターシリンダーを新品にして油圧がしっかりかかるようになったのと、ホースをメッシュにしてダイレクト感が出たのが理由だと思います。
各部をリフレッシュしたことで、車にもメンタル的にも気分が良いです。
品番
マスターシリンダー
46920-RT0-013
レリーズシリンダー
46930-SR3-013
Posted at 2024/08/03 15:34:55 | |
トラックバック(0)