エアコン吹き出し口の後期化③（右側）

エアコン吹き出し口の後期化。最後は、右側の吹き出し口の交換作業です。
この右側部分については、いろいろな経緯があり、また、少し作業に手間取りました💦

右側のエアコン吹き出し口です。
吹き出し口を後期化しようと思ったのは、今から２年前。それからずっと、右側の吹き出し口（前面パネル）も、左側と同様に、前期後期で形状が違っていて、交換するには下部のメーター照度とトリップメーターのスイッチがあるパネルも交換する必要があると思い込んでいました。
形状が合っていないメッキパーツを無理に装着しようとして出来たキズもあり、この機会に下部のパネルも交換しようと、ディーラーで発注を依頼しました。

ところが、しばらくして、ディーラーから「前期も後期も、パーツの型番が変わっていない。型番が変わってないので、同じ形状のパーツとしか考えられない。」と知らせる連絡がありました。
試しに後期の吹き出し口を前期の吹き出し口に重ねてみると、まったく同じ形状。さっそくディーラーに連絡し、下部のパネルの発注を取り消してもらいました。

そんな経緯があり、吹き出し口の取り外しです。
あらゆる方向から内張り剥がしを挿しこみ、なんとか前に引き出そうとしましたが、なぜか微動だにしません。

かなり強引に前に引っ張っているうちに、バキッという音がして、前面パネルのみが外れました。
破損はなかったのですが、ツメが外れたようです。

吹き出し口はこの状態に。前面のパネルは、４か所のツメで奥の筒状になった部分と固定され、下部のパネルとは１か所のツメ（赤丸部分）で固定されていました。
その後、残された筒状になった部分を引き出そうとしたのですが、奥の方で固定されているようで、どんなに引っ張っても出てきません。これ以上続けると破損しそうでした。

ここで一息をついて方針を転換。
そのまま後期仕様の前面パネルを前から押し込んで、筒状になった部分と結合しました。
結果的には、これでOKでした。

これで、エアコン吹き出し口の後期化が完了しました。
統一感のある落ち着いた雰囲気の室内となり、たいへん満足しています！