2018年10月18日
ワゴンRを購入し、約一年。
ずっと言い続けたことですが、このクルマは本当に燃費が伸びなかったので、不満だったのです。
ところが今回の燃料補給をしてみて、購入して初めて”軽自動車らしい”燃費を記録しました。
燃費の報告にも書きましたが、燃費の伸びる高速道路は一切走っていないので、燃費が伸びる要素はないはずなんですが、13km/l台を記録したのは驚きでした。
そこでふと、昔ある自動車メーカーの人から言われた言葉を思い出したのです。
「日本の軽自動車の規格で行くと、本来の効率を追求すれば、車体サイズ、要求される衝突安全性から言って、エンジンの容積が小さすぎるんですよ。効率の観点からすれば、800cc位が理想的なんですよ。」
と言われたのを思い出しました。
確かにその当時、その自動車メーカーの南米向けの車両は、外観は、日本の軽トラそのままなのにエンジンは、800ccを搭載していました。
この時点では、まだ軽自動車が、衝突安全のため、規格が変更されるという話が出てきた当初頃の話ですから、現在の軽自動車の寸法とは違っていますが、既に軽自動車のエンジンのスケールアップについて製造メーカーの中で議論されていたことを考えると660ccというのは、一体どういういきさつで決定されたものなのか気になるところです。
実際、自動車製造メーカーの業界の要望として、国交省に提案を行ったそうですが、ボディーサイズの変更と同時に軽自動車のパワーアップの要望は、却下されてしまったそうです。
今の軽自動車は、私のワゴンRと違い、新規格となっているため、サイズ、重量が変更になっているので、アンダーパワー感はさらにひどいのではないかと、想像するのは難くありません。
実用の燃費も軽自動車には、大切な要素だと思うのですが、なんでこの排気量なんだろうかと疑問に思ってしまった今回の燃費記録でした。
Posted at 2018/10/18 23:41:07 | |
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2018年10月05日
ドライブベルトが鳴いている原因が分かり、
「一体軽のドライブプーリーって幾らくらいなんだろう?」
結構プーリーのトラブルの経験はあるのですが、今まで軽自動車のプーリーを買った経験がないので、安いんだか、高いんだか、想像がつかないので、店舗に行って調べなくてはと考えていました。
しかし、当方のクルマは、毎度毎度書いていますが、メーカ製造でも車検証に「改」がつくと、型式指定と類別が空欄になるので、この番号を元に部品検索が行われるディーラーのシステムでは、手間の掛かるクルマなので、調べてもらう、もっとあからさまに言えば、冷やかしの可能性が大なので、エチケットのつもりで、必ず手持ちのパーツリストから部品番号を拾っていかなくてはならないので、自分の一手間が必要なので、ついつい気軽にいけないのです。
今回も部品番号のメモを持って行き、部品屋さんに渡すと
「これがあると助かるんですよ。」
と、私のクルマを知っている部品屋さんは、有り難がってくれます。
「ああ、分かりましたよ。部品変更になってます。」
部品屋さんがさらに続けて、
「これ今の取り付けボルトじゃ、取り付け不可なので、ボルトも交換が必要です。」
とのこと。
最初ディーラーに言われた
「プーリーがダメかもしれないですね。」
と言われた時から、部品変更されてるんじゃないかとは思っていましたが、予想通りとなってしまいました。
しかもボルトを交換するところから見て、プーリーの中心部分の肉厚が足りてないのがミエミエです。
そしてなんといっても驚くのは、価格で、たかが軽自動車のクランクプーリーで1万円を超えるとは
コロナくらいのプーリー、しかもディーゼル用でも数千円だった事を考えるとえらく割高な感じがします。
冷静に考えると、ベルトが2000円しないことを考えると、マメにベルト交換で、酷くなったらベルト交換で逃げ切る方が徳かなって考えています。
しかし、酷くなるのがどれくらいの距離のインターバルになるかを見極めなければならないので、あまりに短ければ、交換を真剣に検討しなければならないでしょう。
Posted at 2018/10/05 01:14:41 | |
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2018年09月30日
ドライブすると食べたくなるグルメというのは、普通の人には、のほほんとする題材かもしれませんが、私の場合には、切実な問題があったのです。
以前から申し上げているとおり、以前の仕事はドサ回りのセールスエンジニアなので年間10万キロ前後の走行距離をこなす仕事でした。
ただ職業ドライバーと違うのは、運転が仕事ではなく、それ以外の部分にあるわけです。
ざっくり、月20日で計算すると、一日400キロ程の移動があるわけです。
しかも圏央道も北関東自動車道もない頃だったので、北関東の辺はまさに”死のロード”でした。
それまで、内勤というか関東でも南の地域担当だった私は、日頃の食事なんて真剣に考えていませんでした。
なぜなら、
「飯屋なんて、どこか空いてるもんだ。」
という考えだからなのです。
また、職種の関係から、技術打ち合わせというのは、結構長引くもので、しょっちゅう昼休みに食い込んでいました。
打ち合わせの相手は、当然昼飯は、日々のことなので、用意があり、特に社食のあるところは、その関係から時間が厳格なのでいいのですが、そうじゃないところは、宅配の弁当なので、来客分などありません。
社食がある場合で、で気の利いている担当者の人の場合は食券をくれたりして、助かることもあるのですが、世の中そんな人ばかりではありません。
こちらとしては、住んでるところとは、違うところに来ているので、その地域の名産が食べたいものなので、打ち合わせ相手に
「この辺の名産で、美味しいお店ありませんか?」
と聞くと、不思議そうな顔をして
「ありますけど・・・・」
と切り出され、大抵その手の店は、営業は、昼1時で終わりですという絶望的な言葉をもらうのです。
まさか!とは思いながら、自分の今までの体験では考えられなかったので、
「まあ、時間おきにせずにその店を教えてください。」
というと知りませんからねという顔をしながら教えてくれるのです。
果たして、その名物店に行くと教えてくれたとおりという結果になるわけです。
そういえば、こんな経験もあります。
埼玉の東北地域で、打ち合わせの時、昼前で、客先の専務が、打ち合わせに立ち会っていたのですが、突然
「打ち合わせは中断して、食事に行きましょう。」
私は、
「ええっまだお昼まで時間があるので、もう少し話を詰めましょう。」
というと専務が、
「いやっ今日は折角〇〇さん来てくださったから、ぜひ食べてもらいたいものがあるんです。ですから早めに行きましょう。」
と言ってくれたのです。
「わかりましたまだ随分お昼には早いですけど参りましょう。ところでどんなお店なのですか?」
「いやあ、それは秘密です。〇〇さんにはドイツでお世話になりましたから。」
この専務とはミュンヘンのホフブロイハウスへ飲みに行ったので、その返礼ということで連れて行ってくれたのです。
店に到着して、専務はヒソヒソ店の人に耳打ちすると、食事が始まりました。
出てきたのは、まぁよく見かける天ぷらなのですが、なんか様子が違う。
「まずは食べてみてください。」
一口食べると、白身の魚なのに全然臭くなく、淡白なのにこってりした味わい。
一口食べて文字通りその天ぷらの虜になりました。
「いやぁ美味いですね。こんなの食べたことありません。これはなんという魚ですか?」
すると専務がニヤッと笑って、
「いや絶対気に入ってくれると思いましたよ。それね鯰ですよ。ナ・マ・ヅ」
「えっ、鯰?うなぎよりはるかに美味しいですね。」
「そうでしょう!私も埼玉出身ですが、工場をここに建ててから、ナマズって初めて食べたんですが、
見た目に惑わされて、お客さんを連れて来るにしても、ナマズというだけで、来てくれないんですよ。
だから先入観なしで食べてもらいたいので、こうしてここへお連れしたんです。」
とても洒落っ気のある専務でした。
しかし、こんなことは滅多にないことなのです。
じゃあ通常の業務中はどうしていたかというと、当然空いていると思われるところで食べざるを得ません。
今でもそのくせが抜けないのですが、お昼にカレーは絶対に避けるようにしているのがクセになっているのが、苦笑ものです。
北関東あたりは、肉系のファミレスが多く、埼玉から、茨城、栃木には南関東では見慣れないファミレスがいくつかあるのです。
それも肉ばかり。
私が、お世話になったのは、「リベロ」 「宮」 などの栃木県中心の宮グループ、「ステーキのどん」
「安楽亭」 「セナラ」 「朝鮮飯店」などなど
最近秘密のケンミンショウでやっていたので知ったのですが、宮グループの「ステーキソース」は、ケンミンのソウルフードだそうで、確認のため栃木県民に聞いたところ事実確認できたのでここに書いておきますが、栃木県民のマストフードらしいです。
まあ肉類でやっているのですが、どの店も肉は・・・・・その代わり値段は、お財布に優しかったのを今でも覚えています。
普通の人とは違った意味でのドライブ飯になってしまいすいませんでした。
Posted at 2018/09/30 01:18:14 | |
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2018年09月29日
先日異音発生の修理で、エンジンのドライブベルト2本を交換しました。
交換当初は、音が消えていたのですが、取り付け後2~3日は音が発生していなかったので、
「しめしめ、どうやら安く済んだわい。」
と自己満足に浸っていたのですが、ある雨の日にエンジンのかけ始めに
「キュッ」
と、ほんの一瞬聞こえたのです。
たまたまかなっ?と思ったのですが、それ以後同じ条件で鳴り続けているのです。
実験してみると、エアコンのオン・オフで出たり出なかったりすることが、判明したので、ポリアミドリブベルトの方ではなく、旧態依然なVベルトの方から音が出ているようなので、出先でついでに張りを再調整をしました。
しかし残念なことに症状は悪化してきてしまいました。
今までは、エアコン・オンのエンジン始動直後に一瞬だった発生頻度が、次第に長くなり、今では、始動してから数分連続して鳴っている状況となってしまいました。
もともと、ディーラーの兄ちゃんから、
「プーリーダメかもしれませんねぇ」
と宣言されていたので、驚く程のことではないのですが、そこまで直す必要があるのかな?と疑問を持っているのです。
どうせ音が出るのは、エンジン始動から数分間という状況で、一旦エンジンが掛かってその時間を過ぎると全く音は出ないのです。
これが、一般の駐車場なら異音が出てもしらばっくれられるのですが、親戚知人宅だと日頃から”自動車好き”で知られている私は、
「こんな音がしてるのによく平気だね。」
のような旨の言葉をぶつけられるのです。
特に親戚のうちでは、露骨に言われるので”自動車好き”の私のプライドに
「ズン」
と響くのです。
自動車の購入コスト、手間、部品コスト、クルマの余命と合わせるとバカらしい気がしているので、
プライドか?金かというきわめてナマナマしいことが、頭に浮かぶのです。
果たしてどうするか?
プーリーの値段を調べてからまた考えるとするかな・・・・・
Posted at 2018/09/30 00:06:10 | |
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2018年09月16日
自動車のメインになる映画で、一番私に影響を与えたのは、スティーブン・スピルバーグの映画、「激突」です。
あのケンワースの大型トラックで、クライスラーバリアントを追い掛け回す映画です。
あれを始めてみた頃は、テレビもまだ今のような大画面のものもなく、多分ソニーのトリニトロン20インチだったはずで、それまでビクターの14インチから買い換えたばかりだと思うのですが、ものすごく迫力があった気がします。
この映画は、自動車の映画としてはもちろんですが、映画としても自分から興味を持つようになった最初の作品です。
うちの親世代は、映画世代なので当然ではありますが、よく子供の頃から映画は見せられていたのですが、自分から興味を持った初めての映画であります。
しかし、この映画は厳密に言うと元々が低額な予算のテレビ映画だったのです。
これを撮ったのが、まだ学生だったスティーブン・スピルバーグというのだから驚きます。
低額予算で、撮る映画なので、かなりの工夫をしていて、映像のワンテイクで車両の左右を同時にアングルをつけて複数のカメラを使うという手法で短期間で仕立ててあるということですが、それを感じさせない迫力ある映像は、反響の大きかったことから劇場映画になったというのもうなずけます。
でも子供心に一番記憶に残っているのは、クライスラー・バリアントが踏切でジリジリとケンワースに押されるシーンでフロントタイヤのドアップのところが出るんですが、そのタイヤにブリヂストンのロゴが見て取れて、子供心に
「日本の製品ってこんなアメリカのど田舎にも輸出されているんだぁ。」
という驚きが一番なのです。
もちろん好きだというくらいなので、我が家にあった映像媒体のライブラリーに絶対あるアイテムで、今でもDVDが手元にあります。
そのほかにもいろいろありますが、確か「シェルブールの雨傘」だったと思うのですが、当時のオペルのコモドールのツードアでカーチェイスをするシーンがあって、うちの親父がポツリとつぶやいた
「オペルはこんなによく走らねぇよ」
といったことがありました。
その当時我が家のプライベートカーは、東邦モータース輸入の正規のレコルトの4ドアのオートマだったので、どんくさいオペルにオヤジが一言ポツリと行っていたのを思い出します。
まだはしりの頃のオートマですから今のよりはるかにトロイ車だったのは間違いないようです。
また我が家は、フォーマル的には日産車があったので西部警察を見ていると、うちの親父が
「もうこの方が潰される時期なのか・・・」
力なくつぶやいていることもありました。
そう考えると昔みたいに家族みんな揃ってテレビを見ることもなくなったなと今昔を痛感しました。
Posted at 2018/09/16 07:03:28 | |
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