2018年03月01日
関東地方は今日久しぶりに暖かな日を迎えました。
たまたま今日は、自分の車で移動することになったのでした。
ここのところ自分のミスとは言え、ワゴンRに乗るのをはばかられていたので、気候も良いし、冷却系も直ったからと思い、乗って出かけました。
走り出してから、しばらくして何気なく水温計を眺めると、少し上気味なのに気がつきました。
「????」
完全に冷却系は治った筈だし、昨日は、横浜市内をウロウロしていてなんでもなかったのになぁ。
半分から上になると水温計は急に上がるのは、長年の経験から言っても当然の結果なので、直ぐにH近辺に上昇、急いで引き返すにもかなり上昇しているので、外気温が高いのにも関わらずヒーター全開にしてみると噴き出してくる温風にムラがあるので、明らかに冷却水が減っている兆候が見られたので、内心
「冷却水漏れだ。」
と確信。
ここのところ冷却系の修理を実施したので、毎日駐車場の下を眺めていたのですが、冷却水が染みを作っているわけでもなく、一体どこから漏れているのか?
急いで戻って眺めていると交換したATクーラーより下が湿っているようなので、ダダ漏れということではなく、染み出ている感じです。
今度は、眺める前にエンジンを回しながら眺めていると、ジワーっとウォーターポンプから来たパイプとATクーラーの継ぎ目のあたりのホースクリップに沿って水が流れています。
パイプは、解体車から外したものですが、それに続く、Uj字型のホースも解体者からのものなのです。
なぜなら、ゴム製品の取り外しは、切れ目が入りやすくなるので、わざと解体車のものを使用したのですが、これが裏目に出た模様。
欧州系の車の場合、問題がない場合には、もともとついているものを使うのが原則ですが、国産車の場合年式が近ければ、劣化の心配はいらないかと思っていたのにこれは裏切られたも同然です。
本当にふてくされた気分で、また冷却系の修理をするのかと思うと嫌になります。
Posted at 2018/03/02 00:30:39 | |
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2018年02月28日
ワゴンRに乗り始めて3ヶ月が経ちました。
軽自動車を所有するのは、十数年ぶりだったので、物珍しさもあり、結構新鮮な思いを持っていました。
しかし、その興奮も冷めてくると、車の判断も冷静になってくるものです。
その最たるものが、燃費なのです。
私のブログをV70の頃からお読みいただいてる方は、
「以前は、結構燃費報告もマメにしていたのにな。」
と思われる方もいらっしゃるかと思います。
冷静になってきて一番頭にくるのが、燃費なのです。
普通の人なら、故障について頭にくる人が多いかとは思うのですが、私の場合は、故障するのは計算のうちなのです。
ところが、燃費というのは、排気量、ターボの有無、走行パターンなど経験からくる理想値みたいなものがあるのですが、ワゴンRは、今までで一番ベーシックな仕様の軽なのです。
ですから、燃費についてもカローラ以上走ることを期待してしまうのです。
ところが、実際は、10kmちょぼちょぼという体たらく。
これでは自動車税が安くても、保険料が安くても、全然意味がない。
これには、友人の部品商も同じ意見で、根本的に機械効率の悪さを呪います。
あるとき某自動車メーカーの人と話をした時に
「今の日本の軽自動車の規格のボディーサイズで、一番効率がいいのは、エンジンの燃焼室容積が0,8~1,0リッター」
というのを思い出します。
「じゃあ何故そうしないの?」
というと
「オトナの事情ですよ。」
もうちょっと補足をすれば、大きく二つの理由があって、一つは法規規制の部分、もう一つは、メーカーの社内基準だそうです。
とはいうものの、燃費もそれほど変わらないなら、ボルボの方が全てにおいて好ましくなってきてしまうのです。
ああ、またボルボに乗りたいな・・・・・
Posted at 2018/02/28 00:58:49 | |
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2018年02月27日
毎度毎度感じることなのですが、日本のクルマをいじっていると感じることがあります。
それは、全ての金属の端部が、加工上仕上がっていないことです。
ことに車が小さくなれば小さくなるほど、製造コストが厳しくなってくるためか、軽自動車に至っては、ほぼ切りっぱなしなのです。
これでエンジンルームに余裕があればまだしも、現代の機能を詰め込まれているわけですから、エアコンのホース、オートマの冷却系、エンジンの冷却系、ヒーターが所狭しとひしめいている。
ですから、手の甲は傷だらけとなってしまうのは毎度のことなのです。
手袋をすればよいと思われるかもしれませんが、水を通してしまう作業手袋では、今回のように冷却系の整備をやる場合、冷却液がかかり、やけどを負うことになる可能性が高いのです。
今回は、ほぼ冷却系のオーバーホールに近い作業を実施しています。
部品を頼んでるディーラーのメカとも話をしたのですが、メーカー推奨のやり方だと、手にケガを負うことはないと断言できるのですが、現場でやる場合少々無理があるといいます。
それは、メーカーが修理マニュアルなどを作るときには、新品の運転もしてないようなエンジンをばらして組み立てるので、個々の部品の劣化がない状態であるという現実にはありえない状況でマニュアルの制作をするからです。
今回、自分のやった作業のうちで絶対にマニュアル通りにやったら大変なことになるのが、ウォーターポンプの交換、ヒーターホースの配管です。
この二つの作業は、大前提として、エキゾーストマニホールドを取り外すということが明記されていますが、そんなことをしたらディーラーでも大損間違いなし。
なぜなら、こんなに熱の被害を受けやすい箇所なのに使ってるボルト類が、みんな普通の鉄製。
実際自分のクルマは、製造から14年、14万キロ経過、鉄の部品は熱外を受けて、エキゾーストマニホールドを止めてる10mm頭のボルトなど熱で痩せていて、10mmの各種レンチでは空回りしてしまうくらいになっているのです。
そこで仕方なく、エキゾーストを外さずにやると、ヒートシールドに手が当たり手が傷だらけに。
これをやっていて頭に頭をよぎるのは、大昔のカーグラの自動車望見に書かれていた白井順二氏の文章に書かれていた
「娘の雛人形の飾り棚を作るたびに気が重くなる」
という一節です。
それによれば、白井氏は、当時カリフォルニア在住で、日本のご両親が、産まれた孫のために雛壇飾りを日本から送られたそうなのですが、そのひな壇の作りが、金属製で端が切りっぱなしで、組み立ての時にいつも痛い思いをするというものでした。
これを読んだ当時まだ中学生だった私は、
「丁寧な作りで有名な日本製がそんなはずはない!」
と、かたくなに信じていたので、逆にその文章が強烈に胸に刻まれたのでした。
それから幾星霜、今や自分でもその言葉が理解できるようになってしまいました。
不思議なことに欧州系のクルマは、かなりしょぼい作りなのですが、こういう金属の端部でを手を切ったという覚えがあまりないのは、不思議です。
自動車メーカーの友人に言わせると
「世界の労働人口の底辺のために高度な精度にせず、昔ながらの手作業も必要な部分は残している」
というのですが
「じゃあ何故その人たちの安全を考えないの」
かとつっこんだら、黙ってしまった。
この手の傷は、しばらくの間は、イヤでも風呂に入るときに思い出させてくれるので、本当に忌々しいと主いうのです。
Posted at 2018/02/28 00:36:41 | |
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2018年02月19日
昔から、欧州のクルマは壊れるけど、国産車はそれがないと信じています。
しかし、自動車メーカーのヤツに言わせれば、
「そんなの幻想だよ!」
と軽く一笑されてしまうのです。
その話を聞いた頃は、乗用車の耐久力に関する設計指針では、5年または、10万キロというのが一般的でした。
自動車の部品は、JIS規格で耐久力を定義付けられていますが、それとは別に各自動車会社には、独自の耐久力に関する指針が設けられています。
私自身がまだ駆け出しの頃、メーカーの部品購買担当者から、品質保証に関する基準一覧の表を渡されたものです。
それを見ると必ずJISD○○○○に準拠していて以下に示す条件を満たすことと事細かに書かれているのです。
欧州の会社に部品納入をしたことはないのですが、JISというのは、欧州規格を参考にして作られた規格なのでそれよりも少し厳しめの基準になっているのです。
そんな背景から考えるとどうしても国産車の肩を持ってしまうため、私は、日本のクルマがこわれるなどゆめゆめ考えていないのです。
しかし、今回はスズキのワゴンRを購入してみると、これが結構故障が多いのに驚かされています。
ウォーターポンプの異音から始まり、サーモスタットの固着、冷却水の漏れ、リアドアのハーネスの故障、リアワイパーのモーター故障等。
このところ故障原因の追究で毎週の休みが潰されているのには辟易です。
そのため、3ヶ月経過しても走行距離が伸び悩みといったところ。
これが欧州車なら、
「まぁ、アイツラが作っているんだから、そんなもんだろう。」
と諦めがつくのですが、どうにも国産車が壊れるのは、なんとも間尺に合わない気がするのです。
保険として、人様が購入する様な価格では購入していませんが、そうは言っても故障は、決して気分のいい問題ではありません。
そんなわけで、明日もワゴンRと格闘です。
Posted at 2018/02/20 00:22:51 | |
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2018年02月10日
コンビニとは、コンビニエンスストアの略称で文字通り”便利な店”ですね。
作業の途中、お腹がすいたり、お茶が飲みたくなったりしたら、作業着のまま行っても嫌な顔されずに店頭で用事を足して帰って来れる。
ウチのそばには、3店舗もあり、選り取りみどり、特にこの季節のホットスナック類は、セブンイレブンがお気に入りで、作業中じゃなくてもおでんを購入したり、いい年をしていながら、スイーツを購入するときは、ファミマに行ったりと使い分けをしています。
しかし、先日ひょんな事から、コンビニの有り難さをまざまざ見せ付けられることになるとは・・・
私は、もう何年もサンワのテスターを使用しているのですが、液晶型の薄型で、サイズ共々お気に入りのものです。この型は、現在も売っているのですが、一番安いにも関わらずコンデンサーの静電容量まで測れるスグレモノ。
最も最近はそんな用途は使いもせず、直流の電圧測定、導通検査、抵抗くらいしか使用していませんが、導通試験がブザーによるものなので見えてなくても簡単に分かるのです。
ただ、このテスターの欠点は、薄さゆえに測定ファンクションのダイアルの測定位置がコロコロ変わるのとやはりマルチファンクションスイッチによる不本意な測定レンジの移動が起こることなのです。
特に困るのが、測定ファンクションのダイアルが動くのは、まずい結果を招くのです。
安物故か、ファンクションの放置時のスイッチオフは、抵抗測定時のマルチファンクションの位置で、しかも一回のスイッチオンしている時に一回起こるだけで、一回復帰させると電源が流れっぱなしになるのです。
また、測定ファンクションの直流や交流の位置では、放置時に自動スイッチオフ機能が働かないのです。
さらに悪いことにこのファンクションスイッチの測定位置の一番最初が電圧測定のファンクションのため、スイッチの軽さゆえ、気がつかないで放置してしまうことも再三で、常に予備の電池をキープしておかなければならないのです。
電池自身は、単純なボタン電池ですが、見た目は同じようなボタン電池でもボルテージがまちまちで非常に困るので、常にホームセンターで購入してストックしていました。
先日リアワイパーの修理のため、久しぶりにテスターを出してカバーを開けたら、メインのスイッチが動いていて、オン状態で電池切れという全く役に立たない状態であることに気がつきました。
また、ストックも尽きていたので、あの混んでるホームセンターに行くのも気が引けていたのです。
そこで、
「待てよ。そういえばコンビニに確かボタン電池が何種類か在庫していたような・・・・」
と思い、ほんの数分のところにあるセブンイレブンに飛び込みました。
すると望む電池があるではありませんか!
しかもホームセンターの約半額。
今まで、食べ物くらいでしかありがたみを感じなかったコンビニが俄然精彩を帯びることになったのは、言うまでもありません。
いやぁ、コンビニっていいもんですね。
と思わず水野晴郎調になる自分でした。
Posted at 2018/02/11 00:25:17 | |
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