2014年10月30日
ついにまともなCXを手にれましたが、シトロエンといえば、一般の人は、故障について気になるかと思いますが、みなさんは、どのくらいのあたりが故障と思われるのでしょうか?
一台目のCXは、一番壊れて困ったのは、キースイッチが壊れたことでした。
ともかく原因が分からず、サーキットテスターとハインズのマニュアルを片手に一本づつ当って漸くわかったトラブルでした。
またモールの止めのプラがことごとく折れてブラブラしたりしたりしてました。
この頃のCXのモールはステンレス製だというのに、止めが弱ければ、もたないだろうという、ちぐはぐしていた作り。
でも、大きいトラブルは、これだけで、エアコンも壊れず、車検満了日までもちました。
この車のシートは、オプションの革シートがついていて、これがフランス車の革シートかぁと感激しました。
未だにこのシートを超える快適なシートには、巡り合っていません。
二台目のCXは、86年式でその1でも書きましたけど初期型の内装と比べると、大分安手になってしまい、特徴のボビン型メーターが、普通のメーターに変わっていたり、サイドブレーキ、ラジオ、ハイトコントロールなどの位置が変更されていてちょっとがっかりしました。
一番の落胆は、全般的に硬くなってしまったことです。
GTIということもありますがフランス車といえども固くなるのかなぁ・・・・・
この車は、程度がよく、リモートコントロールドアロックすら完調でした。
フランス車を所有している人なら、わかると思いますが、昔のバレオのリモートキーは、古くなると
役に立たなくなるのが定石なのです。
故障は、自分にしてみれば”クセ”の範疇ですが、普通の人には、どうかなーということがありまして・・・・・
この車は、その名前が示すとおりCX空気抵抗係数が低いことが、ウリですが、恐らくエンジンが2,5リッターまで拡大することを考えてなかったのではないかと、思われてならないのです。
付け加えて、エアコンも付ける予定がなかったと思われる節があります。
ですのでエアコンを付け、渋滞を走ると、左のライトの後ろのバッテリーの液温が上昇してしまうのです。
そうなるとバッテリーが起電しなくなり、バッテリー上がりと同じ状態になるのです。
これは、トラブルのうちに入るでしょうか?
あとは、相変わらずモール類の脱落ですが、これは丁寧にはがして、両面テープで付け直し、体裁を整えてました。
なんといっても、硬くなったとは言え、ほかの車から見れば、充分柔らかいですから、快適でした。
前の車は、常に”ゴッゴッゴッ”と音を出してそれなりの振動をハンドルに伝えてましたが、それがなくて、おまけにハイドロが完調だったので高速道路を走るのは、異次元の世界を味あわせてくれました。
前に書いた航空機関士の友達を飛行場に送るときに
「史上最強のクルーコミューター」
大喜びされたものです。
Posted at 2014/10/30 22:24:00 | |
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2014年10月30日
基本に戻って、オートマチックトランスミッションとイージードライブの明確な差とは、なんだとお考えになりますか?
通常の考えでいくと同じ気がしますが、イージードライブとは、クラッチ操作の軽減化をすることをイージードライブと定義するのです。
オートマチックトランスミッションは、自動変速の意味で、変速の手間をオートマチックにに変速する
ことです。
じゃあ何故変速する必要があるのかといえば、エンジンのトルクの出方の特性によるものです。
内燃機関は、トルクがある一定の回転数まで、伸びますが、ピークを過ぎれば下がります。
レッドゾーンまで回しても意味がないと言われるのは、トルクのピークを過ぎているからです。
ですから、常に最大トルクがかかる回転をキープしたいと考えて、走行の速度に対して適当なギアを選択する必要があるのです。
ところが、最大トルクを発生している地点では、燃料の消費率が増大、つまり燃費が悪くなるわけです。
実際に100km/h位で平坦路を走ってる場合小型車だと、7から9馬力くらいが消費馬力です。
そういう前提から、エンジン、タイヤの外径によって回転数を割り出し、最適なエンジン回転数を導き出すのです。
だから大排気量の車が低回転でいいのは、回り始めた時からかなりの出力を持っているから低い回転数で高速を維持できるのです。
かなり横道に逸れてしましましたが、また50年ほど前に話を戻しますと、ボルグワーナーは、日産との提携を解消すると、ミッションメーカーであるアイシン精機と提携を結び、アイシンワーナーを設立しました。
アイシンワーナーで作られていた名作A40シリーズは、後にボルボにも採用されるようになりました。
当時は、日本の自動車メーカーは、ガチガチの”系列”シフトを敷いていたため、日産のオートマチックミッションを供給するメーカーがなくなってしまったのです。
日産ですらこの状況ですから、いすゞや、マツダは途方にくれたのです。これからのアメリカ市場では、ますますイージードライブの必要性が高まるからです。
そこでこれらの会社は、欧州向けのオートマチックトランスミッションを探していたフォード共に日本自動変速機株式会社を設立しました。
このことにより、いすゞやマツダは、小型ピックアップトラックに搭載が可能となり、後に日米自動車摩擦の原因となってしまうのです。
今は、系列の神話は崩れていますが、50年ほど前は、ひどかったのです。
余談ですが、シルビアのS14のマニュアルミッションは、アイシンのミッションだそうです。
Posted at 2014/10/30 20:54:50 | |
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2014年10月30日

先日片側だけ交換したガイドが、もう片側の分も到着しました。
今週末は、交換かと思ったら天気が悪そうなので、明日外出先で交換の予定です。
Posted at 2014/10/30 19:52:34 | |
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2014年10月30日

私が毎週燃料を入れてる理由は、これをもらえるからですが、残念ながらキティーちゃんティッシュは、今日でおしまいだそうです。
Posted at 2014/10/30 19:26:00 | |
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2014年10月30日
ハンドルが、文字通り指一本で動き、それが速度を問わず軽く、雲の上のようなふわふな乗り心地
表現するなら、地上20cm位を浮いていて、ときどき地に足が着いたかのような振動が来る。
こんな嘘みたいな車あると思いますか?
よくダイレクトな感覚が大事と言いますが、全然対極にある車、個性が強いというか、アクが強いというか、きっとドイツ車に乗っている人は、気持ち悪くなる車。船酔いするかも?
そんな車がシトロエンです。
まぁシトロエンといっても、XM以前のハイドロニューマチックですけどね。
シトロエンと実際に出会ったのは、大学入学の年。
その頃興味本位で、中古車の専業店に手伝いに言ってました。
そこの店は、代車が豊富で、国産の車がたくさんあって面白かったです。
そんな店で、各外車ディーラーの代理店もしていていろいろな試乗車を持ってくるのです。
そんな中、西武自動車から、ディーラープレートをつけた真新しいGS1220がやってきました。
それまでドイツ車思考の私は、全くフランス車を馬鹿にしていました。外車といえば、ベンツ、ワーゲン、アウディーまぁ最もその店は、ヤナセと関係が深かったですがね・・・
それで最初は、営業担当のS氏の運転でリアシートに乗ったのですが、これが走行する自動車の乗り心地か?という衝撃が走りました。それまでの自動車の乗り心地という考えを完全に打ち崩されてしまいました。
これから見たらドイツ車なんてガキの乗り物じゃねーかっ!!
という衝動が走りました。
ハンドルを握るとのりごこちとは、裏腹で、ゴルフとハンドリングは、似たり寄ったり、特にパーキングで重たいステアリングは、乗り心地と格段のギャップがあって、乗り心地は変わらないけど、なんかものすごく騙された感が強く、落胆しました。
それから数ヵ月後、同業者の店に76年式のCXの2,1パラスがあるけど?って言われて貰いに行きました。
この車は、タダってくらいですから、当然問題があってハブベアリングがダメで修理代で70万くらいの見積が出てました。
でも”夢のシトロエン”に乗れるのですから、少なくとも車検が切れるまで乗ろうと決意し、引き取りに行きました。
しかしこの車は、もう一つ大問題があったのです。
これは、なんとCマチックの車なのです。
この前、オートマチックトランスミッションとイージードライブその1で書きましたが、50年代からシトロエンは、綿々とこのシステムが使われていて、運転しづらいのです。
DSの場合は、コラム上にギアのセレクターがあって、ギアポジションがひと目でわかるのですが、
CXの場合は、フロアーシフトでおまけにグニャグニャ、三速しかないギアを軽快に走らせるのには
初めての人は難しいのです。
ちなみに”ベテランセールスマン”のブログで書いた時に、「何に乗ってたの」って聞かれたあとに答えたのが、「CXのCマチック」と答えたら、「そう・・・・・そりゃ真のシトロエン乗りだよ」といわれてしまったくらいの難物です。
話には聞いていましたが、シフトレバーを握るとクラッチが切れる構造なので、シフトに手をかけてると、発進しないのです。
で、シフトがぐにゃぐにゃな上、シフトパターンが手前側が、1速と3速が並んでいるので、初めて乗る人は、スムーズに走らせるには、難しいのです。
しかし、このコツを飲み込むと、街中では、ほとんど2速で用が足りることがわかりました。
セルフセンターリングの車は、初めてでしかも緊張しているから、ハンドルをきつく握っているので、
まっすぐ走らないなぁと思ってたら、後日ステアリングの癖を教えられ、ステアリングは、自分のせいだということが判明しましたが、そのステアリングときたら、文字通り指一本で回せるのです。
感覚としては、洗面器におもちゃの船を浮かべて、舳先に指を置き、そこを中心にに手のひらを回してるという感触が適当かなって思います。
さすがハイドロ水の上にある感覚をイメージしてたんでしょうかね?
さてこの車も所定の時期が来たので、オサラバとなり、それから何年か経過したある日のこと、
自分の行きつけのプジョーの店に405を預けに行くと、ブルーのCXセリエ2GTIが、置いてあり、発電機がダメだというのです。
距離は、10万キロですが、このオーナーは2台持っていて手放してもいいという話で、ずーと西武でメンテをしているという折り紙つきの程度です。
ただこの車、日本仕様のため欧州仕様とは違い、エアコン対応のため、容量の多いACジェネレーターを装備していて、整流器が外付けになっていてその整流器がダメらしいのです。
驚いたことに、これは三菱製の整流器で本国には、在庫がないという状態だったのです。
すでにかなりの部品エキスパートだった私は、入手するすべがあったので、容易いと思い格安でCXを手にれました。
かくして私は二代目の(2台目?)のオーナーとなりました。
Posted at 2014/10/30 11:59:53 | |
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