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自動車好きヲヂさんのブログ一覧

2014年10月30日 イイね!

シトロエンとの付き合い 入門編

 ハンドルが、文字通り指一本で動き、それが速度を問わず軽く、雲の上のようなふわふな乗り心地
 表現するなら、地上20cm位を浮いていて、ときどき地に足が着いたかのような振動が来る。
 こんな嘘みたいな車あると思いますか?
 よくダイレクトな感覚が大事と言いますが、全然対極にある車、個性が強いというか、アクが強いというか、きっとドイツ車に乗っている人は、気持ち悪くなる車。船酔いするかも?
 
 そんな車がシトロエンです。
 まぁシトロエンといっても、XM以前のハイドロニューマチックですけどね。
 
 シトロエンと実際に出会ったのは、大学入学の年。

 その頃興味本位で、中古車の専業店に手伝いに言ってました。
 
 そこの店は、代車が豊富で、国産の車がたくさんあって面白かったです。
 そんな店で、各外車ディーラーの代理店もしていていろいろな試乗車を持ってくるのです。

 そんな中、西武自動車から、ディーラープレートをつけた真新しいGS1220がやってきました。
 それまでドイツ車思考の私は、全くフランス車を馬鹿にしていました。外車といえば、ベンツ、ワーゲン、アウディーまぁ最もその店は、ヤナセと関係が深かったですがね・・・
 それで最初は、営業担当のS氏の運転でリアシートに乗ったのですが、これが走行する自動車の乗り心地か?という衝撃が走りました。それまでの自動車の乗り心地という考えを完全に打ち崩されてしまいました。
 これから見たらドイツ車なんてガキの乗り物じゃねーかっ!!
 という衝動が走りました。
 ハンドルを握るとのりごこちとは、裏腹で、ゴルフとハンドリングは、似たり寄ったり、特にパーキングで重たいステアリングは、乗り心地と格段のギャップがあって、乗り心地は変わらないけど、なんかものすごく騙された感が強く、落胆しました。
 それから数ヵ月後、同業者の店に76年式のCXの2,1パラスがあるけど?って言われて貰いに行きました。
 この車は、タダってくらいですから、当然問題があってハブベアリングがダメで修理代で70万くらいの見積が出てました。
 でも”夢のシトロエン”に乗れるのですから、少なくとも車検が切れるまで乗ろうと決意し、引き取りに行きました。
 しかしこの車は、もう一つ大問題があったのです。
 これは、なんとCマチックの車なのです。
 この前、オートマチックトランスミッションとイージードライブその1で書きましたが、50年代からシトロエンは、綿々とこのシステムが使われていて、運転しづらいのです。
 DSの場合は、コラム上にギアのセレクターがあって、ギアポジションがひと目でわかるのですが、
CXの場合は、フロアーシフトでおまけにグニャグニャ、三速しかないギアを軽快に走らせるのには
初めての人は難しいのです。
 ちなみに”ベテランセールスマン”のブログで書いた時に、「何に乗ってたの」って聞かれたあとに答えたのが、「CXのCマチック」と答えたら、「そう・・・・・そりゃ真のシトロエン乗りだよ」といわれてしまったくらいの難物です。
 話には聞いていましたが、シフトレバーを握るとクラッチが切れる構造なので、シフトに手をかけてると、発進しないのです。
 で、シフトがぐにゃぐにゃな上、シフトパターンが手前側が、1速と3速が並んでいるので、初めて乗る人は、スムーズに走らせるには、難しいのです。
 しかし、このコツを飲み込むと、街中では、ほとんど2速で用が足りることがわかりました。
 セルフセンターリングの車は、初めてでしかも緊張しているから、ハンドルをきつく握っているので、
まっすぐ走らないなぁと思ってたら、後日ステアリングの癖を教えられ、ステアリングは、自分のせいだということが判明しましたが、そのステアリングときたら、文字通り指一本で回せるのです。
 感覚としては、洗面器におもちゃの船を浮かべて、舳先に指を置き、そこを中心にに手のひらを回してるという感触が適当かなって思います。
 さすがハイドロ水の上にある感覚をイメージしてたんでしょうかね?
 さてこの車も所定の時期が来たので、オサラバとなり、それから何年か経過したある日のこと、
自分の行きつけのプジョーの店に405を預けに行くと、ブルーのCXセリエ2GTIが、置いてあり、発電機がダメだというのです。
 距離は、10万キロですが、このオーナーは2台持っていて手放してもいいという話で、ずーと西武でメンテをしているという折り紙つきの程度です。
 ただこの車、日本仕様のため欧州仕様とは違い、エアコン対応のため、容量の多いACジェネレーターを装備していて、整流器が外付けになっていてその整流器がダメらしいのです。
 驚いたことに、これは三菱製の整流器で本国には、在庫がないという状態だったのです。
 すでにかなりの部品エキスパートだった私は、入手するすべがあったので、容易いと思い格安でCXを手にれました。
 
かくして私は二代目の(2台目?)のオーナーとなりました。

 


 
Posted at 2014/10/30 11:59:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2014年10月29日 イイね!

なんか技術系の話も疲れたので・・・・

 オートマチックトランスミッションとイージードライブ(その2)を書いていたら、フリーズしてしまい、なんかやる気が削がれたので、別の話題にします。

 楽しみにしてた人ごめんなさい。

 最近多いハイブリット車ですが、マナーの悪い人が多いです。
 
 この間も信号を通り越したと思ったら、いきなり車を止めて人がわらわら降りてきました。

 そんな交差点の直近で急停車して人の乗り降りをさせるな!!  TのP現行型

 信号は変わり、その車の進行方向は、赤。対抗の車が動き出していて各方向急ブレーキ!!

  見てたらスマホ片手に運転。バカ野郎重大交通違反二つ!! TのA

  駐車中に横へ突撃寸前 TのP前の型

 などなど低公害車乗ってるからってマナー守らなくていいのか!!
  
 憤慨していたら、老人介護の送迎をやっている友人の息子が、
 「大体毎日乗ってますけど、ほーんと態度が悪い運転手が多いですよ!!」
 
 最近は、よけられるものならT製ハイブリットは、避けています。
 
 もっと周りに気を割け!!

 
Posted at 2014/10/29 22:48:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2014年10月29日 イイね!

オートマチックトランスミッションとイージードライブ その1

 今でこそオートマチックトランスミッションは、当たり前ですが、50年くらい遡るとどうでしょう?

 ドイツの雄メルセデス・ベンツは、遊星ギアとフルードカップリングを組み合わせた自動変速機を作っていました。
 イージードライブの元祖アメリカは、トルクコンバーターとサンギアを組み合わせたGMは、ターボハイドラマチックシリーズが、クライスラーは、なんとかグライド、フォードは、なんとかフローっていていました。
 (流石に名称を忘れてしまったので覚えている方教えてください。)
 イギリスは、ボルグワーナー製のトルクコンバーターのついてる機構的には、ターボハイドラマチックと同じミッションでした。
 大衆車のちょっと上級だと、AP社のミッション
 その頃は、BMWも50年代みたいな丸い500シリーズ、700シリーズ、イセッタ系位
 イタ車には、イージードライブの思想は、ありませんでした。
 フランスでは、2CV系に遠心クラッチ+3段ミッション、 DSに電磁クラッチ付半自動といった感じであまりありませんでした。
 
 そんな時代の日本はどうでしょうか?トヨタは、二段自動変速なしのトヨグライド、日産は、まだ自動変速付きはなく、プリンスにスペースフロー、富士重工業には、電磁クラッチというイージードライブの車がありました。

 今でこそ日本は、自動車大国ですが、当時は外国メーカーの技術を参考にしてイージードライブの研究に入っていました。
 
 日本が技術をパクっていないと言われるのは、この当時正規に技術導入料を海外に支払っていたので、正当なルートで許可を得ていたので、良かったのです。
 
 元々、日本の戦後の自動車技術は、イギリス、フランスの技術導入から始まっていると言えるので
 独自の技術で、最初に小型自動車を作っていたのは、トヨタだけでした。
 しかし、まだ十年そこそこで独自の技術を作り出すには、時間が少なすぎますし、自動変速機の車がない、日産は、ボルグワーナーと提携しました。
 日産の初期の車のオートマチックトランスミッション車のエンブレムには、B-W automaticと書かれていました。
 しかし、こんな時代でも、それに逆らう会社(人?)がいて、ホンダは、ホンダマチック、スバルは電磁クラッチというイージードライブの方式を発表しました。

 この技術の提携により、日本国内でのオートマチックトランスミッションの技術のパテント化により、トルクコンバーターと自動変速の特許が、日本国内で承認され、ホンダは、パテント料を支払うのを拒否したため、パテントの拘束がかからない海外向けの車は、普通のオートマチック、国内は、ホンダマチックという時代がありました。
 富士重工業は、意外なところでこの技術が開花して、その後の日本の自動車業界に影響を与えることになるのです。
 日本で一番最初にECVTを搭載したのは、富士重工業でしたが、CVT技術は、オランダ・バンドルネン社との提携によって生まれたのですが、動力の断切する技術がなかったのです。
 どうしても、前進後進の時や、エンジン始動の時には、動力の切断が不可避なのです。
 その頃トルクコンバーターは、製造コストと重量がかさむため採用するわけには行かず、バンドルネンも困っていたのです。
 だから、ミッションは出来ても、それを動かすためにはクラッチの機能をどうするかが課題でした。
 そこで白羽の矢が立ったのが、富士重工業の電磁クラッチでした。
 このことにより、ミッションの問題が解決されたのでした。
 もともとCVTは、バンドルネンがFIAT向けに開発していた技術なので、そのクラッチが採用され、
141と呼ばれるパンダの電磁クラッチが、マーチの物と共通品というのは、パンダセレクタに詳しい人には、よく知られた技術です。
 表題からすれば、ちょっと脱線した結論ですが、日本が世界から”パクった”と言われないのは、最初に技術に対する対価を支払い、それを独自に開花させる知恵があることです。
 だから、世界の自動車番組で、面白い車もつまんない車も同じ日本製というのは、おもしろいことではないでしょうか?
 面白いのが、エボやインプレッサ、つまらない車がプリウスとよく彼らが言ってます。
 そんな国で、外車に乗ってる私は、異邦人でしかないんですかねぇー(邦人ですけど)
 
Posted at 2014/10/29 15:12:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2014年10月28日 イイね!

ベテランセールスマンの凄さ

 
 むかしからエキセントリックな車を売っているセールスマンの能力って感心させられます。

 その1
 もう今は違いますが、三和自動車がポルシェを売っている頃のこと、その頃ハイパーな車も持っていましたけど、後でうるさいことになると嫌なので、そしらぬふりをして、ドイツ製セダンに乗って試乗に目黒の三和へ出かけました。
 そしらぬふりをし、記帳して、
 「何に乗ります?」とセールスマン
 「クーペのマニュアル」と私
 「初めてポルシェ乗るもんで・・・・」引き続き私
 「わかりました」とセールスマン
  車に乗り込み、目黒通りに出た瞬間、
 「お客さん、昔オルガンペダルの車、乗っていたでしょう?」とセールスマン
 私は、見込み客と判断されると面倒だと思い。とっさに
 「ワーゲン」
 と言ったら、即座に
 「違うなぁ・・そんな車じゃないなぁ・・・何乗ってたの?」
 と、まるで相手を悟ったかのように言うのです。
 ばれたかと思い、素直に
 「アルファの2000GTVの75年」と白状したら

 「やっぱりな・・初めてポルシェ乗った人がスムーズに発進できないもの」と言われました。
 
 今は、どうか知りませんが、当時のポルシェは、クラッチディスクのダンパーがゴム製でスムーズに繋ぐのはこつがいるクラッチでした。

 なんでもその頃は、お金持ちのおじ様がお妾さんにポルシェを買いに来るケースが多くて、ティプトロを勧めるかどうか判断していたとの事。
 ひとしきり車談義をしていたら
「お客さん、相当な飛ばし屋でしょう?」
「えっ?どうして?」
「だってこのへんの道で、適切に変速させながら、かなり流れより早く走ってるじゃない」

 試乗してると、スポーツカーに慣れてない客は、どんどんシフトアップしていくらしいのです。

 最後に車から降りて、セールスマン氏が
「あなたならポルシェのマニュアル乗っても後悔しないから、いいんじゃない?」
といわれました。
「なんでそんな事を言うのかというと、ウチの車で事故を起こして車のせいにされては、名前に傷がつくじゃないですか?
 だからセールスは、お客の運転を見るのも仕事のうちですよ」
 と言われました。
 最後に名刺差し出してきて、名前を見たらY氏でした。
 Y氏というのは、昔のカーグラファンならお馴染みの、三和自動車の名物メカニックのY氏だったのです。
その2
 西武自動車の営業所へXMを試乗に行った時のこと。

 記帳して試乗すると、国道に出た瞬間に
「お客さん!今そんなことしなくてもシトロエンは真っ直ぐ走りますよ」
と言われました。
 XM以前のハイドロニューマチックの車のセルフセンターリングは、ハンドルのセンターがどっちかに寄る癖があり、しっかりハンドルを握っていると、直進するのに骨が折れるのです。
 ですから、コーナーを曲がって、車自身に直進させる時に一回手を離し、まっすぐになったら、握り直さなくてはならないのです。
シトロエンなんていうのは、日本では、超マイナーですから、
「何乗ってたの?」
で、もうお友達です。
ベテランのセールスマンて、ほんの何分かで客の車歴を見抜くんですから流石です。

 
Posted at 2014/10/28 22:08:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2014年10月28日 イイね!

なぜボルボじゃいけないの?


 私が、そもそもこのブログを書きたくなった理由の一つにディーラーの方々が、かなりナーバス気味なのが気になったからです。

 大袈裟かもしれませんが、どうもノーマルな日本人は、ブランド崇拝が強いような気がします。

 時計はロレックス。

 車はベンツ。
 まあベンツというよりは、ドイツ車と言ったほうがいいかもしれません。
 
 特に顕著なのは、腕時計のユーズド市場で、いくら限定モノだろうと、レアものだろうと、ロレックス以外は、ほとんど値段が安いらしいです。
 だから、台湾などのアジアのコレクターは、日本へわざわざ購入に来日するそうです。
 日本人の購入者は、とても大事に使い、程度も良いとのことでお目当てのものが見つかると必ず購入して帰国するそうです。
 本題である車のことですが、どうも営業、フロントもいじけているような気がします。

 話をしてると「ドイツの車を乗ってる人は、ボルボのことを下に見て話をする」といいます。
 私は、「何故ボルボじゃいけないの?」と言いたいです。
 突っ込んで話を聞くと必ずと言ってドイツの車しか乗ってないからというらしいです。
 
 正直短時間の試乗で判断をつけるならば、メリハリの強いドイツ車は、強い印象になり、日本人のドイツ崇拝の先入観も手伝って「いい車」と思われがちです。
 自分もそうでした。
 しかし、何事も客観視する女性たちと一緒に行って乗ると「そんなにイイ?」といわれてしまうのです。
 白状すれば、今度のCクラスは、前評判が非常に良いので、次の車の候補にと思い、母を連れてヤナセに見に行ったのですが、まさに
 「そんなにイイ?」
 即座に言われてしまいました。
 母は、助手席のベテラン。
 全然先入観がないのであっさりベンツを否定しました。
 ボルボは、850時代からよく乗せていましたが、シートのサイズが絶妙だと言ってました。
 ちなみにこの前S60を代車にしてたら、「これ同じボルボの車?」って言われました。
 ブランドに対するイメージがないから、率直に意見を言います。
 ボルボは、試乗で判断するのではなく、長い時間付き合って初めてわかる車だと思います。
 今の車を買ってすぐ9日間で5000kmほど走る旅行に母を連れて出たのですが、車に対する苦情は、一言も出ませんでした。(ちなみにエアコンのエバポレーターのセンサーが壊れているのは、事前に言っておきました)
 これに近い旅行は、以前MBでも行ったことがあります。

 ドイツ系の車は、
「A点からB点までまっしぐらに行く車」
ですが、
 ボルボは、
「A点からB点まで、寄り道しながら楽しく行ける車」
という印象です。

 どちらがいいかは好みですけど、好みの違いを下げずむのは、お門違いだと思います。
 ボルボが増えて欲しいのは、やまやまですけど、いいものをほかに知られたくないという気持ちもあるのは、私の人間性が小さいからですかねぇ。
Posted at 2014/10/28 20:35:53 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

自動車好きヲヂさんです。よろしくお願いします。 車歴は、直近で行くとボルボ850セダン、K11マーチ2台、E36BMW、プジョー405、MB201などです。一...
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