悲劇の車 ３選

個人的に「運が悪かったなー」と思う可哀想な車の話を。


1.ダイハツ アプローズ



モーターショー当日にリコール届け出し、ショーへの出品自粛要請。
リコール内容が原因と思われる出火事故でGS店員が怪我。
新聞でメタクソにバッシングされる。

この一連の騒動で、アプローズ = 危険な車 と言う認識が蔓延してたのを覚えています。

勿論リコールが発端なので自業自得と言えばそうなんですが、車に罪はない。

セダン体型なのにハッチバックというよく分からない車でした。
でも本で徳大寺さんはこの車誉めてた気がする。


2.日産 ラングレー



当時、パルサー三兄弟と呼ばれていた。
(パルサー、ラングレー、リベルタビラ…でしたよね？(^^;)

これはもう強烈に覚えています。
とある凶悪連続殺人事件の犯人が所有していたのがラングレーでした。

デリカシーの無かった当時の私達はこの車を見かけると、「おっ❗つとみーやんけ！」と言っては笑っていました。
オーナーの方々に改めて謝罪しますm(__)m。
車に罪はない……。


3.マツダ クロノス


私を含むマツダ党にとって「クロノスの悲劇」は一生胸に刻み込んで生きてゆかねばならぬもの…(笑)。

当時、てめーの企業体力も考えず
調子こいて系列店舗を５つに増やすと言う暴挙に出たマツダ。

当然5系列それぞれに異なる車種をあてがわねばならず、その屋台骨となったのがクロノスでした。

クロノスをベースに色んな派生車種を生み出すも、名前がMXなんたらだのMSなんとかだの500だのとバラバラな英数字のオンパレード。
その覚えづらさに買い手に名前が浸透せず、肝心のクロノスすら知名度いまいち。

ほぼどの車種も総すかんを喰ってしまいます。

オートザム系列のクレフなんて
発売開始初月に二桁しか売れないという前代未聞の記録を樹立。


(クレフの勇姿)

マツダどん底時代を迎えます。

だから今のCXなんたらと言うたくさんの名前を聞くたび、古傷が痛むような気持ちになるのです…。
またヤバくないか？マツダ…。


まあ今は車種も各メーカー絞り混んで販売してますから、こういう「ついてない車」もめっきりなくなりましたね。

最後にもう一度言います。

車に罪はない。(´・ω・`)