ＬＳＤ効き落とし

ドリフト時、右コーナーで内輪が空転し横向きません。
今年の夏にオーバーホールした１．５ＷＡＹ化＋ロック率ダウンしてしまった単純な効き不足が原因なのか・・・？

ということで又　元の１．８ＷＡＹカムリングに入れ替えガチガチに戻すことにしました。
ただ元に戻すなら芸がないので　ＮＥＴ情報を元にロック率を変えずに効きを弱めることにしました。

片側８枚のフリクションプレートで構成されていますが　この順番を入れ替えることでイニシャルトルクを下げられるようです。
分解図を見ると通常はフランジ側から　外爪→内爪→外爪→と交互に組まれています。

写真左が外爪で右が内爪です。

これを　外→外→内→内→外→外→内→内に組み換えることで効きが落ちるようです。

両サイドの皿バネにより圧着させていますが写真はプリロードをかけていない状態です。
プレートを抜くなり薄くする方法でもここの隙間が減りイニシャルは弱められそうです。
ここから均等に六角レンチで締め付けていきます。

組み上がり　片輪ジャッキアップでタイヤを手で回してみるとあきらかに軽くなりました。
あくまでも感覚ですがトルク１ｋｇ以上は落ちたような感じです。
早速テストランしましたが　癖はあるものの1.8ＷＡＹの方が攻撃的な曲がりで自分好みです。
アクセルオフでもそこそこ効いてくれた方が姿勢を決めやすいです。
オンでも効き始めのマイルドさが出た為かプッシングアンダーも軽減されました。
問題の右コーナーでの内輪空転もやっと解消されました。