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先日、鹿児島へ出かけました。



行き先は、『知覧特攻平和会館』と『鹿屋航空基地』の２ヶ所。




知覧、鹿屋の双方とも戦時中に特別攻撃隊の発進基地として使われた飛行場です。


当時、１７歳から２０代の若者が多数特別攻撃隊として飛び立って行った場所。


資料館を、見学していると・・・・興味深い文面の、家族にあてた遺書を見つけました。


写真撮影はできないので、私のしょぼい記憶からすると下記のような内容がしたためられた文面でした・・・・


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明日、出撃します
今は、晴れ晴れとした気持ちで一杯です
死への実感は有りません
重大な任務の為でしょうか
皆、小学校の遠足前夜のような気持ちで意気揚々としています
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文面は、この後も続きます・・・・


この文面を読んで、色々な考えが頭をめぐりました・・・・


もしも、自分が同じ立場だったら・・・・





私の今は亡き祖父は戦時中は海軍大尉で、人間魚雷で出撃する予定の一週間前に終戦を迎えています。


生前祖父の話では、敗戦の一報を受けた後に魚雷に乗って出撃していった人達が多数居たそうです・・・・


終戦後引き上げてきた祖父は、家の縁側で・・・短刀を自分の目の前に置きじっと目をつぶって正座・・・・その姿を、私の母親はしばしば目にしていたそうです。


私の母親は、今思い出してもその姿が見ていて恐ろしかったと話します。


事実、祖父のお腹には切腹の傷跡が深々と残っていました・・・・・




また、１０数年前に茨城にてウルトラライトプレーンで飛んでたときには、同じ飛行場に４名の予科練出身の方々が所属されてて、当時の訓練内容やエピソードなどを聞かせていただいてました。


その方々も、あと終戦が半年伸びていたら・・・・



戦争・・・・



大勢の方々の中に、今でもそれぞれ色々な形で傷跡が残っていると思います・・・・



私としては、辛い時代を繰り返す事が無いように祈るだけです・・・・