
えっ、もう12月(汗)って感じで、月日はどんどん加速して進んでいきます(≧▽≦)
今年も残すところ一ヶ月、センセも走る師走ですよ~!
さてさて、先週末になりますが、カミさんと娘が二泊三日の関東遠征と言うことで、久々の独身生活を謳歌出来るチャンス到来です(笑)
と言うことで、色々案はあったけれども、まず最初の夜は普段あまり出来ないことをしようと言うことで、カミさんがいると遠慮気味に出掛けなければならない夜の独り撮影会に出掛けました。
朝二人を新大阪駅まで車で送ってから会社に戻って普通に仕事を片付け、夜、家に帰ってネコに餌をやったついでに自分も簡単に晩飯をかき込んで(^_^)いそいそと出掛けました。
この時期、京都市内は紅葉のライトアップをしているところも沢山あるのは知っていましたが、何年か前に東山方面に紅葉のライトアップを観に行って、あまりに凄い人の列に驚いたのと、その前に祇園の天麩羅屋で飲んだビールが効いてきて、列の途中でトイレに行きたくなるのが目に見えていたので、あきらめた苦い思い出がありました(苦笑)ので、敢えてライトアップしていない「夜の穴場」を探しました。
そしてこの日、目的地に選んだところが伏見稲荷大社です。
我が家からは近年高速道路が開通したので、京都市内まで車で飛ばせば15分か20分程で行けるようになりました。
そして伏見稲荷は阪神高速京都線の鴨川西出口を出るとすぐの場所にあるので、あっと言うまに到着。

関西での初詣客No.1、外国人観光客の人気No.1の超有名どころですので、当然参拝客、観光客が非常に多く、昼間は来たくない場所でもあります(苦笑)
そんな沢山の人が訪れる伏見稲荷ですが、流石に夜9時をまわってから参拝する人は少なく、ゆっくりと撮影することが出来ました。
しんと静まりかえった境内でしたが、私が撮影している横にやって来て、スマホで自撮りしながら大声の中国語のカップルが、、、(>_<)
神様の前では大声は出さないの!
ちょうど前日が満月と言うことと、絶妙な位置に月が昇ってきたので、月をアクセントに何枚か撮影しました。
まずは入り口にある一の大鳥居。
そして、月の右下に明るく輝くオリオン座が見えますでしょうか?

たぶん紅葉もあるのでしょうが、暗くてよく見えませんでした。
明日紅葉撮影に再び出るので、この日はモミジはパスすることにしました。
そして二の鳥居と楼門。
楼門から本殿へ。

シンメトリーの完璧な様式美。
楼門の床にX型の灯が投影されています。
「伏見稲荷大社」は1300年の歴史があり、全国3万社のお稲荷さんの総本宮、本家本元、稲荷信仰の原点と言うことです。

伏見稲荷の御祭神である稲荷大神様が伏見の山に鎮座されたのが奈良時代711年2月初午の日だそうです。神様が何年何月に鎮座されたと言う話しも凄い話しですね。1300年に渡り「衣食住ノ太祖ニシテ萬民豊楽ノ神霊ナリ」と崇められ続けた由緒正しいお稲荷さんと言うわけです。

こう言う暗いシーンの撮影はファインダーではピントの山が見えないので、液晶モニターで拡大しながらピントを合わせます。広角で絞り込む時はそれほどピントはシビアでなくても良いのですが、どこにピントを合わせるか考えながら撮ってしまうのはいつもの習性ですね。
そして伏見稲荷と言えばこの「千本鳥居」が有名ですね。

以下、伏見稲荷のHPより抜粋
「元来、稲荷の鳥居は社殿と同じく「稲荷塗」といわれ、朱をもって彩色するのが慣習となっています。
この「あけ」という言葉は、赤・明・茜など、すべてに明るい希望の気持ちをその語感にもち、その色はまた生命・大地・生産の力をもって稲荷大神の“みたま”の働きとする強烈な信仰が宿っています。
崇敬者が祈りと感謝の念を奥社参道に鳥居の奉納をもって表そうとする信仰は、すでに江戸時代に興り今日の名所「千本鳥居」を形作っています。」
千本鳥居はこの稲荷山を巡るように建てられていますが、たぶん千本以上あるのではないかと思います。
月がかなり昇っている頃でしたが、千本鳥居は森の中を抜けているので鳥居の上は木々が覆い被さり、月の明かりも届かず、ほぼ真っ暗な静寂の中、タイマーレリーズの小さな発信音だけが響きます。

そんな時、若い男性の方が私の背後で立ち止まりました。
撮影中と言うことで立ち止まったのだと思いますが、どうぞと言うと「これは何の作業中なんですか?」と聞いてきました。
長時間レリーズ5枚連続撮影中だったので、私はレリーズのスイッチを押し込んで、息を殺してじっと待つしか無かったのですが、傍目には何をしているんだろうって感じですよね。
詳しく説明してもたぶんわからないと思って、「長時間露光中なんです」とだけ言いましたが、納得されたのかそのまま登って行かれました(苦笑)
今回は夜も深まってきたのと、明朝はまた撮影に出掛けるつもりだったので、千本鳥居のさわり部分だけ撮影して引き返すことにしました。
そして最後に楼門から二の鳥居、一の鳥居を望みます。
当然ですが、こちらから見ても完璧なシンメトリー。
日本的様式美の極みですね。
今日も最後までありがとうございました。
引き続き、二泊三日の独身生活アップの予定です(笑)
ではでは、まったね~(≧▽≦)/
EOS 5D MarkIII
EF24-70mm F2.8LII
絞りf11~f16、オート(AEBで5枚撮影のうちのいずれか)
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Posted at
2015/12/01 11:23:17