ヤフオクの汎用エアコンをついに導入②　電気配線

続いて電気配線を繋いでいきます。

イメージ図はこの通り。

配線類はリレー以外は入っていない為自分で作る必要があります。

室内機から繋いでいきます。

中央のA部分がグランドアースになります。
Bの緑線はバッテリーの＋へ繋ぎます。
Cの赤線はリレーへ繋ぎ、コンプレッサーのスイッチとして機能します。

ではまずグランドから。
車体側のグランドポイントは、金属むき出しの部分につながるボルトなどに繋げればOKです。
旧車はあらゆる場所に金属が使用され、またそれぞれがボルトなどで結合されているので、どこのボルトに繋げてもグランドアースになります。

次に、緑線。
こちらはバッテリー＋につなぐのですが、
直接バッテリーにつなぐと常時駆動になってしまうので、ACC(アクセサリ)端子へ繋げます。

分岐パーツを使って、ラジオのACC配線へ割り込みをさせました。

こうすることで、　キーオンもしくはキーACC位置でのみ駆動するようになります。

次に、赤線です。

こちらはリレーへ繋ぎますが、
直接リレーへ繋ぐのではなく、
間にレシーバーを経由させます。

レシーバーのそれぞれの端子はプラスマイナスなどないのでどちらにつないでも問題ありません。
ちなみに、写真上側が室内機の赤線につながっています。

もう方側。下の端子がリレーへ向かいます。


レシーバーを経由することで、異常な高圧や低圧時にコンプレッサーの駆動を強制カットするようです。

レシーバーの下側の端子からの配線がリレーの青線(スイッチ)に繋げます。

あとは、リレーからの配線です。

リレーの赤線(バッテリー)は　バッテリー＋へ。こちらは直接バッテリーへ繋ぎます。

黒線(アース)はボディアースへ落とします。バッテリーマイナスへ繋いでも良いですが、ボディへ落とすほうがいいのかな？

最後に黄線(電装品)をコンプレッサーへ繋ぎます。

少しわかりにくいですが、
コンプレッサーからでた黒い配線と
リレーの黄線を繋ぎます。

もし、電動ファンも付ける場合は、
この黄線に電動ファンの＋端子を割り込ませ、電動ファンのマイナス線はボディアースへと落とします。

室内機をONにすると、
リレーの黄線と赤線を繋がり、
コンプレッサーのクラッチが入るようになります。

ここまでくると、クーラーのシステムは作動するようになります。


あとは、ガスを入れるだけ。